洋上鮮度管理実習

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2019年4月23日火曜日 6日目
 

レポート作成中(


機関長による講義


講義の後は大掃除


一週間の汚れを落とします


キレイになりました


実習最後の夕ご飯は鮭のバター焼き


毎日美味しいご飯でした

実習6日目はレポートの作成と講義の日程となっています。
午前中は洋上鮮度管理実習のレポートを作成します。
前日夜からレポート作成を頑張ったことと、実習の疲れと酔い止め薬の副作用のため、強い睡魔と戦いながらのレポート作成となったようです。
昼食の後は、機関長による講義でした。ワッチ中に学んだ耕洋丸の設備について改めて教えて頂きました。

講義の後は、船内の大掃除です。1週間お世話になった耕洋丸を全員で感謝を込めて清掃しました。
大掃除の後は、乗船実習最後の夕飯の時間です。船内の食事はとても美味しく、学生の皆さんにとって毎日の楽しみの一つのようです。これまでの実習を無事に終えた達成感と安心感からなのか、いつにも増して賑やかで明るく感じました。

今回の実習はトロールの日程が当初は悪天候の予報でしたが、実際は晴れ間が見れるほど晴れており、波も穏やかな毎日でした。今日は天候が悪化する前に下関までたどり着いたお陰で、時化にもあいませんでした。現在は綾羅木沖に停泊中です。船の揺れもほとんど感じられません。

今回の実習中に学生の皆さんは様々なことを体験しました。漁はただ網を海に投げる訳ではなく、事前にトロールに適した海底であるのか下調べを行い、網の準備、投網の際の安全確認と正確な作業、これら全てがチームによる連携プレーがあって初めて成り立っていることを学んだようです。このチームワークの大切さは、今回の船内共同生活と実習作業でも痛感したようです。

また、これまで当たり前に感じていたことへの感謝と、他者への思いやりと責任ある行動の大切さに気が付いたようです。携帯電話の電波が届かない海の上での友人達との1週間の共同生活によって、会話が多くなり、友情が深まったようです。社会人になるために大切な規律、礼儀、責任感を学び、僅か1週間の実習でしたが大きく成長したように感じられました。

明日はいよいよ最終日、入港です。事故のないように最後まで頑張りましょう。
(報告:河邉信也教員)

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