4日目。朝は6:30から船尾甲板でラジオ体操です。嵐を避けるため昨夜の内に東シナ海から北上し、朝には壱岐の島に着いていました。晴れ間も見え、波も穏やかな朝でした。5分前行動はしっかりと守れており、遅刻する人はいませんでした。
4日目は、1・3・5班の加工実習日です。9時から甲板で、昨日から冷蔵保存していた魚を自分たちで捌き、みりん干し、干物、酢漬けを作ります。腹開き、背開き、三枚おろしと次々に魚を捌いていきます。中には慣れた手つきであっという間にキレイに下ろす学生もいます。
午後からは天気は下り坂になり、徐々に波も荒くなり、船の揺れも少しだけ大きくなってきました。船酔いで体調が優れない学生は、それでも懸命に他の班員と作業を続け最後までやり切りました。3種類の加工品を作り、干物は網に入れて一晩乾燥させます。全て終わると、グレーズの実演のため、ワッチ班も全員甲板に集合し、全員で一人一尾ずつマアジを用いてグレーズ処理を行いました。
実習は後半折り返しに入り、ワッチ班は当直の待ち時間に、非当直班は夕食までの合間も利用して班ごとに実習レポートをまとめる姿が見られました。皆、真面目に取り組んでいます。ワッチ班は夜間は機関部、日中は操舵室に入り、陸上では体験できない貴重な経験を積み、とても楽しい時間を過ごせたようです。
夕食のあとも少し強い波に揺られながら、頑張ってレポートをする姿が見れました。今晩20:00からは右舷1・3・5班がワッチに入ります。実習も折り返し点で作業疲れが残るつらい状態ですが、頑張ってください。
文責 クラス担当 河邉真也
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