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第011次航海 期間:平成30年11月29日〜12月25日 専攻科 船舶運航課程・舶用機関課程
その3
下関 〜パラオ共和国マラカル〜下関

その1   その2    その3

パラオポートコントロールやパイロットと無線で交信。
英語で到着時間の報告等を行います。
パイロットが乗船し、着岸までの操船を行います。

パラオ入港中はペリリュー島へのツアーを実施。 第二次世界大戦において
最も激しい戦闘が繰り広げられたペリリュー等には
たくさんの戦跡が残っています。

慰霊のため建立されたペリリュー神社に参拝。 平和への祈りを込めて千羽鶴を御供えしました。

2日目にはソフトボール大会を実施。 甲板部・機関部・乗組員に分かれ試合をしました。
皆さん本気です。

天気にも恵まれ、いい汗を流しました。 パラオを出港してからはしばらく荒天が続きました。

造水器のモジュールに薬液を封入しました。 航海中は天測により位置の決定する実習を行いました。
GPSに頼らず航海するための大事な練習です。

六分儀で太陽の正中高度を測っています。
天測では太陽の方位高度によるもののほか、
日出没時などには星を利用し自船の位置を決定しました。
天測も回数を重ね、六分儀の取り扱いも上達しました。

天体の観測を行った後は計算により自船の位置を算出。
天測位置が正確かどうか答え合わせを行っています。
発電機のクランクデフレクションを計測しました。

下関に帰港。
約1年間にわたる乗船実習をすべて終了しました。
専攻科のみなさんお疲れ様でした。



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