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公開講座
第18回水産大学校公開講座
日時:
平成25年10月12日(土)13時〜14時30分
テーマ:
「漁村へ行こう!」
−6次産業化の新たな方向性−
プログラム
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都市と農山漁村のこれからの関係
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都市住民の漁村移住の展望
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水産業を中心とした漁村地域の活性化
※所属・職位・学位は、当時のものを掲載しております。
都市と農山漁村のこれからの関係
水産大学校
水産流通経営学科
講師 岸上光克
農山漁村の活性化を目的として、6次産業化が推進されています。
6次産業化の具体的手法は様々ですが、商品開発といった「モノ」に着目した取り組みが目立つ一方で、都市との交流等の「ヒト」に着目した取り組みも展開されており、地域活性化につながっている例もみられます。
近年では、交流は共生・対流という言葉で置き換えられ、一過性・一方通行ではなく双方向で交流し、相互に補完する関係が強調され、注目が高まっています。
この都市との交流事業は、これまでの都市と農山漁村の関係性を「対立」から「交流・連携・協働」に向かわせつつあります。
また、近年の特徴としては、地域資源(自然・食・文化・伝統・慣習)に価値を見出し、農山漁村での暮らしに関心を寄せる都市住民が、団塊世代のみならず若年世代にまで拡がっていることがあげられます。
今回は、戦後の都市と農山漁村との関係性の変化とこれからの関係性について考えてみたいと思います。
都市住民の漁村移住の展望
水産大学校
水産流通経営学科
准教授 大谷誠
現在、多くの漁村では過疎高齢化が進行し住民数が減少しています。
その一方、都市住民の中には自然豊かな漁村で暮らしたいと考える人がいます。
このため、自治体が中心となって都市住民の漁村移住を推進する動きが生まれています。
そこで、どのような都市住民がいかなる目的で漁村へ移住しているのか。
そして移住後は、漁村の生活環境や漁業の労働環境に対してどのような意識を抱いているのかを明らかにした研究成果をご紹介します。
そして、都市住民の漁村移住の可能性について考えてみたいと思います。
水産業を中心とした漁村地域の活性化
水産大学校
水産流通経営学科
助教 西村絵美
今日の漁村は、水産資源の減少に加えて、漁業所得の低下、漁業従事者の高齢化と過疎化が進行しています。
水産業を持続的な産業とするために、漁村固有の資源を活用した漁村地域の再生・活性化が求められているところです。
そのような中で、現在、漁業者によって、消費者のニーズを掴みつつ新たな付加価値を創出することで漁業・漁村を盛り立てていこうとする試みが各地で行われています。
本講演でご紹介いたします三重県の和具という漁業地区もその一つです。
和具の漁業者は、イセエビという地域資源を活かして消費者との交流を図り、漁業・漁村の価値を高めています。
本講演では、このような水産業を核とした生産者らによる取り組みの一端をご紹介し、漁村地域の活性化について考えます。