小野臨湖実験実習場 |
〒754-1311 山口県宇部市大字小野8319-2
電話 (0836)64-2027 FAX (0836)64-2027
|
|
図1.
水産大学校小野臨湖実験実習場の施設と実習.
宿舎兼研究棟(上左), 養魚池(上右),
河川生物調査(中左),
湖沼水質観測(中右), 水生昆虫調査(下左),
多自然川づくり調査(下右).
|
施 設 |
■ 敷地 8,624m2、建物 延
1,065m2
|
宿舎兼研究棟 :
|
二階建てコンクリート製延950m2(和室3、学生室6、セミナー室、実験室、実習室、培養室、研究室、食堂、炊事室、浴室、管理室、宿泊定員50名)。
|
魚類飼育施設 :
|
側壁底共にコンクリート製の池(16面、177m2)、側壁のみコンクリート製の池(9面、1,221m2)、
側壁土波盛土の池(2面、1,900m2)、亀甲型流水池(4面、60m2)、注水路延長270m、排水路延長120m。
|
|
設備・備品 |
生物顕微鏡、実体顕微鏡、電子微量天秤、北原式採水器、エクマンバージ型採泥器、ストッカー、クリーンベンチ、乾熱滅菌器、オートクレーブ、純水製造装置、分光光度計、低速遠心機、インキュベーター、加温冷却装置、実験実習に必要な図書一式など。
|
|
舟 艇 |
おの号 :
|
長さ8.20m、FRP製、定員11名。
|
わかさぎ丸 :
|
長さ7.65m、FRP製、定員9名。
|
かわせみ丸 :
|
長さ5.45m、FRP製、定員5名。
|
|
地域の環境 |
■ 自然環境
|
|
本実験実習場は工業用水、上水道用水ならびに灌漑用水などの確保のため、昭和26年(1951年)に築造された多目的ダム湖(小野湖)に臨んで設置されている。
小野湖へは石灰岩台地である秋吉台の東側を流れる大田川と西側を流れる厚東川とが流入している。
|
■ 採集可能な生物
|
魚類 :
|
コイ、フナ、ギギ、カマツカ、ワタカ、オイカワ、カワムツなど。
|
軟体動物 :
|
マシジミ、ドブガイ、タニシなど。
|
節足動物 :
|
スジエビ、テナガエビなど。
|
飼育中の魚類 :
|
コイ(マゴイ、ニシキゴイ)、ウナギ、テラピアなど。
|
■ 付近の主な漁業等
|
|
アユ、モクズガニなどを対象とした内水面漁業が行われているが、専業者はいない。
|
|
教育・研究活動 |
■ 教育活動
|
|
水産大学校生物生産学科の学生を対象に陸水生態系保全実習、増養殖先端技術実習の2実習(いずれも必修)が行われている。また、増養殖基礎実習と沿岸生態系保全実習の2つの海の実習の拠点にもなっている。
また、研究科の実験実習場水産資源管理学特別実習(選択)も実施している。JICA研修や放送大学面接授業の実績もある。
|
■ 地域貢献
|
|
養魚指導。小野湖に毎年コイ稚魚を放流。隣接の市町村等の要請に応じてコイ稚魚などを配布。
|
|
交通・アクセス・地図 |
|
JR山陽線嘉川駅下車(新山口-嘉川間6分)、幸の橋バス停(嘉川駅より徒歩7分)から宇部市営バス下小野行に乗車、下小野下車(所用時間15分)、徒歩3分。また、タクシー利用の場合は、嘉川駅前から12分、新幹線新山口駅前から約25分。
|
|
職 員 |
場長(併)
|
教 授
|
村瀬 昇
|
教員(併)
|
助 教
|
南條 楠土
|
教員(併)
|
助 教
|
石丸 真美
|
管理係
|
係 長
|
三木 浩一
|
|
利用手続き |
水産大学校実習教育センター(〒759-6595下関市永田本町2丁目7番1号 TEL
083-286-4671)へ「使用許可申請書」を請求し、記入・押印して、同センターへ申請する(原則として利用の1週間前までに必着のこと)。
宿舎での食事の準備は当方ではできないが、自炊は可能である。
|
|
|