2021年度洋上鮮度管理実習レポート 1日目


































乗船初日
2021年5月13日昼過ぎ、食品科学科3年生の洋上鮮度管理実習がいよいよ始まりました。昨年度はコロナ禍で実習は断念することとなり、二年ぶりの実習再開となります。鮮度の高い漁獲物を得るために必要な船上での処理を学び、漁獲の現場を自分達の目で見て学び、携帯電話の電波が届かない洋上で一週間もの間、練習船で仲間と共に共同生活を送ります。

 朝からあいにくの雨天でしたが、集合時間の昼までには雨もあがり、乗船には影響はありませんでした。今年はコロナ禍での実習のため、感染症対策を十分に施しながらの実習となります。乗船二週間前からの不要不急な外出を制限し、乗船前にPCR検査を実施して全員の陰性を確認した上で参加します。班ごとに船内看護師の問診を受けた後、乗船が許可されます。乗船が許可された班から順番に船内を案内され、全員が集まるまで船内教室で待機しました。
 
 その後、乗船式での学科長挨拶(担任代読)、船長挨拶の後、船内での生活についての説明を受けました。当直、副直、舷門当直、巡検、航海当直など、初めての経験が数多く待ち構えていることを説明会から皆感じたようです。説明会の後は、当直班は仕事の割振り相談、食事当番は夕食の準備を始めます。夕食をとり、明日の出港に備えます。
文責 クラス担当 河邉真也

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