平成28年度 食品科学科 洋上鮮度管理実習 紹介
  写真・文:3年生クラス担当谷口

2016年11月18日 掲載


11月18日(金) 晴れ
 洋上で一晩過ごすのは本実習中で2日目となりましたが、前回より船の揺れは大きく、夜のうちに酔い止め薬を服用していなかった学生は、船酔いに苦しむ夜明けとなりました。
ちょうど夜明けのタイミングで朝の運動や掃除、そして朝食となりますが、それも本日までということで、学生たちは手慣れた様子でこなしていました。

 
朝食が済んだらすぐに下関港への入港です。

 
 
入港準備のお手伝いも少しずつ、さまになってきました。

 
昨日、グレース処理をしたブリを丁寧に新聞紙で包んで、ビニール袋に入れてコンテナや発泡スチロール製の箱に収めていきます。これらは、大学に持ち帰り冷凍庫で保管後、煮つけにするなどして学生が食します。

 学生・引率教員と船長以下天鷹丸の職員がそろって下船式が行われ、短いようで長かった乗船実習(洋上鮮度管理実習)が終わります。


写真は下船式直後の学生の様子(少しリラックスできるようになりました)。

 今回の実習について様々な調整をしていただいた林田一等機関士から、最後のお言葉を賜り
 

最後に自分たちが寝泊まりした部屋を掃除して
 
ごみを片付けたら
 
すべての実習作業が終了となり、晴れて下船・解散となりました。

 先ほども短いようで長かったと申しましたが、学生たちにとっては日ごろ経験することのない環境下での共同生活により、同級生の新たな面を発見できたものと思います。学生として得られた同級生が今後、大切な仲間となってくれればよいと思います。
最後に、長崎港で撮影した集合写真を載せて、平成28年度 食品科学科 洋上鮮度管理実習の報告を終えたいと思います。お付き合いありがとうございました。


<2016年11月16日 長崎港 出島岸壁 天鷹丸前にて>

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