吉見庵にて その36(シーフードショー大阪)
  
芝恒男 食品科学科特命教授に聞く


2014年2月24日 掲載


Q: シーフードショー大阪、どうでした?
A: 盛況だったね。「水産大学校のブースは途切れなし」だったよ。

Q: 先生は,鏡割りのお酒を気にされていたようですね。
A: 開会式のだろ。今年も鷲尾理事長が参加して、ヨイショとやったんだが、お酒はブースにまわってこなかったね。


鷲尾理事長(前列左から2人目)も参加した開会セレモニー

Q: 今年のシーフードショーの特徴は何ですか?
A: 固いこと言うね。ま、目標が魚食普及、Fast Fish、輸出だね。魚食普及では、小学生を招待していたし、新井・水産庁企画課長が3,500億円の輸出目標の檄を飛ばしていたね。


水産大学校のブース(今年も大阪樟蔭女子大学の学生さんがお手伝い)

Q: Fast Fishの展示はどうでした?
A: あれはね、ハンバーグとか丼とか、飲食店で出すメニューなんだよね。今回はお店で売るような食品なんだ。ちょっと主旨が違うね。それより真空包装だね。

Q: 真空包装が,何か?
A: 水産物の販売は、見栄えが大事で、真空包装は消費者に受けないんだ。それが増えたんだね。でまた、きれいなんだよ。


見事な真空包装

Q: 主催したセミナーはどうでした?
A: 五分の入りかな?6階まであがらなければいけないんで、例年に比べ参加者が少なかった。


セミナーでの福田翼助教の熱弁

Q: 反響はどうでした?
A: 皆さん、会場では質問しないのに、後で個人的に質問攻めにするんだよね。福田さんなんか、結構忙しかったんじゃないかな。

Q: 成果があったと言うことなんでしょうか?
A: そうだね。あらためて、水産大学校に来るって約束しているんだから、まあまあじゃないかしら。


水産大学校の幟がたつ会場風景

Q: お付き合いする企業が増えますね。
A: それも成果のひとつだけど、水産大学校の特徴なんかも随分と宣伝してきた。

Q: お疲れさまでした。

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