学生の学会発表〜原田和樹教授に聞く
2010年1月8日 掲載
原田先生! お久しぶりです〜。 本当に、久しぶりですね。君は、元気にしていましたか? 最近、君をあまり見掛けなかったけど…。 はい、僕も、本業の勉強が忙しくて。実は、高校の後輩から、学生も学会発表するのかと聞かれたのですが。 判りました。最近のことを言えば、去年の11月28、29日に広島市で開催された「平成21年度日本水産学会中国・四国支部大会」で学生が発表しています。 へー、どんな大学が参加したのですか? 具体的には、広島大学、福山大学、水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所、中には、京都大学からの飛び入り発表もあったのですが、水産大学校は、19演題中、6演題も占めていたのですよ。その中で、食品科学科の発表は4演題でした。 |
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平成21年度日本水産学会中国・四国支部大会でのポスター発表会場風景 |
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学生が発表したのですか? よくぞ聞いてくれました。水産大学校の研究発表を、殆ど全部、学生さんが行ったのです。食品科学科の発表演題は、「水晒しと貯蔵温度によるエソすり身品質の変化」、「沿岸漁獲サバの短期蓄養による肉質改善効果について」、「次世代食品機能性評価法を用いた水産食品の機能性の解析の試み」などでしたが、水産大学校の大学院の学生の諸君が発表を行いました。 |
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水産大学校の院生によるポスター発表風景 |
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やはり、学会発表ともなると、ハードルが高くて、院生くらいの学生さんでないと、学会発表できないんですよね〜。 いえいえ、当初、4年生の学生さんに発表して貰うつもりでしたが、たまたま、インフルエンザに罹患して、急遽、指導の先生が代理で発表したのですが、水産大学校では、諸君達にやる気さえあれば、4年生でもどんどん学会で発表させているんですよ。 そうなんですか。 来年の平成22年度日本水産学会中国・四国支部大会は、下関で開催されると聞いています。来年は、4年生の諸君にも、たくさん発表して貰おうと思っているんですよ。君も頑張って、来年、発表にチャレンジしてみたらどうですか? 何だか、発表したくなってきました。ワクワクしますね。今日は、インタビューを有難うございました。 |