「平成21年度食品科学科卒業論文研究発表会」について前田俊道准教授に聞く

2010年3月10日 掲載

今日は、「平成21年度食品科学科卒業論文研究発表会」について、食品科学科4年生クラス担任の前田准教授にインタビューしました。

---------食品科学科の卒業論文研究発表会が開催されたと聞きましたが?
2月26日に、今年度卒業する4年生の卒業論文研究発表会が開催されました。59名の4年生が1年間一生懸命取り組んできた研究成果の発表会です。

  

---------学生さんは各人発表するのですか?
各4年生が一題の発表で、ポスター形式で行いました。発表内容に興味のある教員や学生がそれぞれの発表者から説明を受けます。ポスター発表なのでお互いに納得がいくまで活発な討論が繰り広げられていました。学生さんは実験写真や概略図を掲示するなど色々な工夫を凝らして研究成果を説明しました。

  

---------卒業研究も大変でしょうが、発表の準備も大変では?
そうですね、納得がいくまで実験を繰り返したり、図書館で勉強をしたり、大変だったと思います。そうした苦労を乗り越えての発表会ですので、学生の皆さんは、発表の準備にも相当な力が入っていて、発表前の数日間は夜遅くまで発表練習をしていました。

---------どのような内容がありましたか?
59演題の全てをご紹介することはできませんが、マグロの魚体処理、ヒスタミンを作る微生物のDNA解析、DHAなどの水産食品の機能性成分、通電加熱による水産食品の殺菌など水産食品に関する様々な分野における最新の研究内容でした。

---------卒業研究は今回の発表だけですか?
学生さんの研究成果は卒業研究論文として、発表会の前に提出されています。すばらしい出来でした。この卒業研究論文は製本して水産大学校に蔵書されています。

---------発表会の後に卒業謝恩会があったと聞きましたが。
学生さんが、下関の式場で卒業謝恩会を開催してくれました。


---------学生の皆さんとても良い笑顔ですね。
自信に満ち溢れた笑顔です。一生懸命頑張ってきたからこそ味わえる充実感と達成感です。この日は学生にとって貴重な一日となったと思います。これからもこの気持ちを忘れずに、社会や大学院で頑張って貰いたいと思います。

---------これで皆さん卒業ですね。
卒業式は3月21日(日)に行われます。その模様はまた皆さんにお知らせしたいと思います。

---------前田先生ありがとうございました。

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