「食品科学科卒業論文発表会」

2009年3月3日

今回は大学生活最後の集大成である食品科学科卒業論文発表会について紹介します。

 2009年2月28日(土)に平成20年度食品科学科卒業論文発表会が行われました。本年度は、皆様のスケジュールの都合上、土曜日開催となりましたが、後輩達の研究指導を行った研究科生、来年度より各研究室での活動を行う3年生も多数参加し、盛大に行われました。

熱気あふれる発表会場 趣向を凝らした様々なポスター

 本学科の卒業論文発表会は、ポスター形式で行い、同時に評価も行っています。ポスター形式は、お互いが納得するまで議論することができますので、評価される学生も、評価する教員も、真剣そのものです。学生の皆様にとっては、4年間の大学生活の集大成として約1年間かけて行った卒業研究の成果を発表することになりますが、「発表する」すなわち「人に伝える」ことの難しさについて改めて感じることになります。いくら素晴らしい研究を行ったとしても、人に伝え、理解してもらってこそ、初めて評価されることになります。「人に伝える」ことは、実社会では不可欠なことですので、卒業論文発表会は、これらを習得するための良い機会になります。

お互い納得するまでの白熱した討論 学生も教員も真剣そのもの

 食品科学科では卒業式に各成績優秀者に対して表彰を行いますが、その一つとして卒業論文発表会での評価に基づく「卒業論文優秀者」を1名選考します。優秀者は卒業式に表彰され、学科の学生控室の「成績優秀者表彰記念」プレートに掲載されることになります。

学生控室に掲示している
「成績優秀者表彰記念」プレート
恒例の謝恩会

 卒業論文発表会終了後は、恒例の謝恩会を行いました。4年間そして最後の一年間の研究室生活を振り返り、話が尽きることはありませんでした。

(文責 4年生担任 田中竜介)

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