水大歳時記(平成十一年度)

 冬 の 部

冬、三冬(とう)、九冬、冬将軍

  寒太郎 日に日に駆け足早くなる

  冬だけどまだまだいける半ズボン

  冬になりやっと役立つ肉の服

  冬になり なべの季節がやってきた

  寒鯖をひとりさみしく食べながら      故郷の冬思い出す

  冬になりおなかこわして今つらい

  あたためたほしイモかじり冬をこす

  冬の道 路面凍結七曲がり      サイドをひいてドリフトターン

  温泉に早く行きたい寒い冬

  冬景色気持和らぐ露天風呂

  山奥の温泉郷と冬景色

  冬の人 口から出てる水蒸気

  さむい冬君にあいたいな いつかまた

  冬がきて寒い寒いと彼が言う

  冬になり足の異臭がなくなった

  冬が来て私の心は冬将軍

  冬は冬家にいるから俳句作れぬ

  テスト前吉見の冬は”ぶち”寒い

  酷冬や餓鬼と同じく吐き戻し (餓鬼)

  眠りの冬次発(た)つときは待望の春

初冬(はつふゆ、しょとう)、冬初め

  ここ最近朝は寒く昼暑い

  冬はじめもうそんな季節になったのね

  木枯らしが紅葉落として冬初め

  初冬が見える札幌なつかしい

  初冬の夜風に吹かれて刀振る (吉見の辻斬り)        とある武道でつかうやつ

  冬はじめホットミルクをごあいよう

  初冬の関門橋の海風の      ほほに冷たし鉄馬は走る

   立冬、冬立つ、今朝の冬

  冬来たるエリ立て歩く通学路

  冬立ちて厚めのコートを着てみると      季節はずれに思えてしまう

  冬きたり朝おきるのがつらすぎる

  目覚めてもふとんから出れない今朝の冬

  今朝の冬目覚まし止めてあと五分        あと五分、もうあと五分、遅刻だやべえ

  部屋の中 畳の温度で立冬知る        部屋がとっても(×3)寒い冬ですね。

  立冬にコタツに潜る子猫かな

       十一月

  11月11日冬休みまで後一月

       十二月

  十二月 フクの身もしまる寒さかな

  気がつけばもう十二月ああ早い

  気がつけば十二月風さむし

  十二月どうしてこんなに寒いのね

  十二月きがつけばまわりが暗くなる      僕の心も暗くなる

  十二月 隣は何を観る人ぞ      観あきたビデオまた観ている

  十二月 あと十七日で二十歳(はたち)かな        (十二月二日現在)

  12月 悪夢を見るよジングルグル

  十二月今年も残りあとわずか

  十二月一年の早さを感じるとき

  十二月二千年まであとちょっと

師走、極月(ごくげつ)、春待月

  枯草に冬を感じる師走かな

  日の光風がさえぎる師走の空

  師走だと?ねてまつだけのミレニアム

年の暮、歳晩、歳末、年の瀬

  年末は何をするにもミレニアム

  寒(かん)の入(いり)

  寒の入りつぶつぶオレンジかんに入り

  寒の入り不幸続きだ観音入り

       大寒

  大寒にこたつの暖さありがたし

  丸一年彼女と過ごした幸福が      今は心も大寒だ

  大寒も走りの熱き鉄馬駆る

       

  寒感じいやいやいつも起きる朝   寒なると腰痛なるのは年のせい?

 冬の朝、冬曙(ふゆあけぼの)

  冬になりつらい朝がやってきた

  冬の朝冷たい風に目がさめる

  最近は朝が寒くてちぢこまる

  朝の寒さ     ふとんの中の暖かさ       眠りの深さ

  朝早くさむさのなかで起床

  冬の朝部屋の中まで白い息

  寒すぎて朝起きれないまたねぼう

  寒い朝なかなか起きれずまた遅刻

  冬の朝こたつでいねむり ちこくする

  冬の朝 だけにかぎらず寝坊する

  朝起きてパンツじゃいやいや窓しめて

  朝起きて洗濯物がとんでった

  冬の朝カッターないから楽勝だ

  朝起きて窓から見える黒きねこ      はく息白く気分は憂鬱

  冬の朝チャリで登校つらいです

  寒い朝学校行くのも一苦労

  冬の朝コートをはおって さあ出発だ

  冬の暮、寒暮(かんぼ)

  冬日暮 影の穂先にぶうのおなか

冬の夜(よ)、夜半(よは)の冬、寒夜

  冬の夜寒さがないとひきしまらない

  夜長く暗くて寒くしみじみと

  夜の道 煙か息かわからない

  冬の夜俺の恋人いなくなる

  さむい夜オレには必要だハラマキが

  冬の夜コンビニいくのにひと苦労

  寒い夜風呂をわかしやけどした

  冬の夜愛車で暴走吉見の町

  冬の夜おこたに入ってアイス食べ      幸せ感じるホッと一息

  冬の夜温ためねむる長い夜

  冬の夜の ああまぼろしかまぼろしか      山陰線にD51(デゴイチ)かける        ふと夜目をさますと、外を汽車が走るのを見た気が         しました。

  寒い夜冬がおとずれ春をまつ

   寒し、寒さ、寒気、寒冷

  寒し…

  海鳥もそろそろ寒い季節です

  寒くなる風が冷たい冬の外

  寒くなり周りの景色も変わりつつ

  部屋寒くふとんはずせず ずっと寝る

  寒すぎて朝が起きれず落としまく

  寒すぎて小走りで来る冬の授業

  ふとんから出られぬくらいの寒さでも      一コマ目には出ないといけない

  冬のさむさに秋のなごりを探してる

  最近は朝が寒くて立ちづらか

  「くっそー!!」      寒さで思わず出た言葉        寒さで途中で目覚めることもしばしばです。

  寒くなり人恋しさにまた寒くなる

  今朝寒い明日も寒いが心は暑い

  寒すぎる水大の風俺の胸

  さかむけが寒さに負けてまたできた

  寒い冬車がほしい今日この頃

  寒くても車に乗ればホッカホカ

  寒い時期どんな魚が旬ですか

  寒いけどなぜか食べたい冷たいアイス

  寒い日にホットなコーヒー飲みたいな

  寒くなり食いたいセブンのカレーマン

  寒さ増しそれに比例する皮下脂肪

  寒さ増し財布の中も寒さ増す

  金欠で身も心もこおりつく

  体も寒い心も寒い最も寒いはふところだ

  友達のギャグを聞いてもっと寒い

  寒くなる温泉巡りしたくなる

  ああ寒しカッターオフで大正解

  冬寒いカッターなくてうれしいな

  ここ最近夜中さむくてバイクは駄目

  寒すぎて原チャのエンジンかからない      今日も昨日もチャリンコリンリン

  寒くなりそろそろアナゴもサイズダウン

  寒いから電気代シビア熱帯魚

  寒くなり山の木々もさみしそう      春よ春よ今日もたえぬく

     寒波、寒波来る

  昨日からつづいています大寒波

  春待つ、待春(たいしゅん)

  早く来い山も色づく春よ来い

冬の日、冬日、冬日向(ひなた)

  青空の照らす日光(ひざし)もまた寒く

  冬の日はこんなに寒いがいい感じ

  畜生も餓鬼も生きる冬日か (餓鬼)

冬晴(ふゆばれ)、冬麗(とうれい)

  冬晴れや一月一日もそう願う

  冬麗の山の紅葉に霜が降る

  冬晴れの日ざしを散らす寒さという風

  冬晴れや天気は良くても外は寒し

  冬晴れは虫がつかない洗たく物

  冬晴れや体にしみる暖かさ

  冬日和ごはんを食べて日にあたる

  すさまじいねむけがおそう冬晴かな

冬の空、冬天(とうてん)、寒天

  冬の空目がいたいほど青く澄む

  冬の空 夏の日ざしがなつかしい

  青空なのになぜか切ない冬空よ

  冬空より舞い落ちてくる銀の雫

  冬空にさびしく光るオリオン座

  冬の空グランドにひびくボールの音             (サッカー部副主将)

  さむぞらにゴミをだすのも いやになる

  冬の空どうしてこんなに気まぐれか

  寒空(かんぞら)も彼女がいるので寒くない

  冬の空オレの彼女はどこへいく

  冬の空玉砕覚悟でぶつかると      見事轟沈(ごうちん)酒のさかなに        (なりました)

  我心(わがこころ)寒空の湖面 雲が流る

  青き空俺には少し青すぎる

冬の雲、凍(いて)雲、寒(かん)雲

  又、空の灰色雲のかなしかな

  くもり空ゆっくり動く冬の雲

冬の星、寒星(かんせい)、冬銀河

  寒い空星の光も張りつめる

   獅子座流星群

  空見上げ今日は見れるか流れ星

  くもってて今年も見えない流星群

  流星群曇りで見えず涙雨

  雨が降るしし座がみえない ああざんねん

  空眺め願いをこめて流れ星

  北風、北風(きた)、冬の風

  北風の鋭さ増して朝辛し

  冬風にあおられゆるる風(髪)の毛かな

  寒いのね西高東低風強い

  サンダルは無理かと思う吉見の風

  冬風で涙でてくるコンタクト

  冬風はウィルスいっぱい気をつけな

  冬風に服がかさばる雪だるま

  風強くスカートの丈に悩まされ……        もうそろそろズボンにすべきかなぁ!

  かわいいな冬風ささる女の子

  冬の風こらえて来てみりゃ停電じゃん

  向かい風チャリをこぐのがいやになる

  バイト後冬の夜風(よかぜ)が身にしみる

      冬の雨、寒の雨

  雨振ればどんどん気温低くなる

  雨が降りバイクでこけてけがをした

       初霜

  霜下りて前が見えずに車の運転

      初雪、新雪

  初雪のゆらりちらつく山頭火

  2000年吉見の初雪さぶいだけ

   雪、六花(むつのはな)

  白い雪ローカル列車と旅に出る

  積雪に喜び勇み林道へ      白銀の山 兎の足跡

  雪がふりびしょぬれになりはしゃぎあう        今年は雪が降るのかなあ?。

  白い道ザクザクすすむ繰り返す

  今日は雪が降っててうれしい

  雪がふりうれしがるのは子供だけ

  雪舞いし心にしみる北風か

  浜風が雪を真横に吹きつける

  雪が降り背中がいっそう丸くなる

  雪降ってオレの心も真っ白だ

  雪が降るバイクで運転こわくなる

  雪が降る考えてみると隣は九州

  雪降った今度は雪が積もるのを待つ

  朝おきて白い雪達にごあいさつ

  目覚めたら雪がいっぱいつもってた

  目が覚めて外を見れば雪化粧

  朝おきて辺り一面銀世界

  朝起きて外でてみたら銀世界

  朝起きて雪が降ってたうれしいな

  豪雪で前が見えない深夜5時

  朝六時みわたすかぎり雪化粧      おどる心が寒さも忘れ

  朝8時白銀世界に我ボンヤリ

  一面に広がる白の雪化粧

  雪がふり外は一面雪景色

  積雪に残る足跡いつまでも

  雪の中ひたすら寒く手が痛い

  雪の朝早めの学校道ひとつ

  雪つもりやっぱり学校遅刻した

  サッカーをする日にかぎって雪つもる

  雪つもり外かけまわるうちのねこ

  雪の道昼の晴れ間で泥の道

  雪とけて水とまざって超ムカツク

  雪降るが積もりそうでも積もらない

  積もらない雪にさよならまた来年

  雪降ってオレの食物どこへ行く

  窓の外白い化粧の自転車だ

  雪が降りオレの原チャが雪まみれ

  雪つもりオレの車も真っ白だ

  雪を見てああ思い出すばかなおれ (大ばかもの)

  雪が降り今日も一日寒空だ

冬の靄、冬靄、寒靄(かんもや)

  朝もやにかすむ景色は俺の未来

 冬の夕焼、冬茜(ふゆあかね)

  冬空に夕焼け見ればせつなかれ

    冬の山、冬山、雪山

  山の色緑の中に紅映えて     そろそろ白にも色付く頃かな

  雪山に行きたいスキー滑りたい

冬の川、冬川(ふゆかわ)、冬川原

  山村の赤橋写(うつ)る寒流

   冬の海、冬海、冬の浜

  変わりゆく海の色にて冬をみる

  日本海そろそろ波も高くなる        船釣りするのがつらい時期になる嫌な気持ちと、型         のよい魚が釣れだすうれしい気持ちをまぜた歌

  冬の海 白波おそう漁船かな

  灰色の空と海とにはさまれて

  やきいもを焼いて楽しい冬の海

冬の波、冬浪(なみ)、冬濤(なみ)

  北風に大荒れに舞う白波か

  冬の海寒くて恐くて真っ暗で

  七曲がりしぶきかかって車汚れた

  蓋井(ふたおい)のフェリーが消える波の間に

  海を見る荒れる白波オレの心

  荒れる波ただひたすらに厳しい冬

     寒潮、冬の潮

  風が強いと潮をかぶるぜ七曲り

       霜柱

  サクサクとふむ足の下しもばしら

    氷、氷点下、結氷

  氷点下冷蔵庫も意味ないじゃん

       冬休み

  学校にあと2日行ったら冬休み

  冬休み家でゴロゴログータラ生活

年忘(としわすれ)、忘年会

  忘年会みんな楽しく飲みましょう

  年わすれたくさん飲むぞ忘年会

  忘年会飲みすぎ俺は記憶なし

   蒲団(ふとん)、干蒲団

  冬の朝 中は天国 外寒地獄

  ふとんからでるのがつらい冬の朝

  朝起きてふとんを出るのがむずかしい

  寒朝はフトンの中から出たくない

  朝起きてふとんの中のさみしさが

  起きれない布団が恋しい冬の朝

  冬の朝ふとんが恋しいあと五分

  冬の朝布団恋しく遅刻する

外套(がいとう)、オーバー、コート

  寒くなりコートが重くて肩がこる

  襟巻(えりまき)、マフラー

  もう戻れないマフラーをきつく巻く

       

  寒空に口にほうばるモチ美味し (餓鬼)

  腹減った もちがふくれた さあ食うぞ

河豚汁、ふぐと汁、ふぐ鍋、ちり鍋

  フグ鍋をほうばる夢を見るゆうべ

  鍋焼、鍋焼饂飩(うどん)

  冬が来て鍋焼きうどんでアッチッチ

       寄鍋

  鍋物がおいしい季節になってきた

  冬の夜みんなで楽しく鍋しよう

  鍋つくりみんなで食べた冬の夜

  寒いけど熱い鍋には冷たいビール

  冬の夜なべをかこんでのみあかす

  キムチ鍋のんでたべたらはいちゃった

おでん、関東煮(くあんとうだき)

  鍋おでん舌も喜ぶ冬支度

  おでん種(だね)ビールが美味(うま)い冬日和

   ストーブ、暖炉、ペチカ

  寒さ増し暖房器具の温度増す

  寒くなりエアコン代がたいへんだ

  暖房の使いすぎはむだづかい

  寒くなりストーブつけっぱなし声ガーガー

  暖房が効きすぎ暑い眠くなる

  冬の部屋熱気がこもってムシアツイ

  焼き芋をストーブ上でこんがりと

  ストーブも灯油がなければただの箱

  旧校舎ストーブなしの冷蔵庫

       炬燵

  さむくてもこたつをださなきゃ まだ秋だ

  さむさにもコタツがあれば大丈夫

  冬が来たこたつでゴロゴロ グータラ生活

  寒くなりこたつがすみか いそうろう

  冬の夜こたつで寝るのはきもちいい

  寒すぎてこたつにはいり おやすみよ

  冬になりみかんが彩るコタツかな

  みかん持ち こたつでゴロゴロまるでネコ

  クソ寒いコタツつけたらクソ暑い

  この季節今日もこたつでまず一杯

  こたつだす ぽかぽかきぶん ねむりつく

  今日もまたコタツの中で目が覚めた

  メシくってこたつに入ってまたねよう

  寒いのでこたつで寝ると風邪をひく

  朝おきてこたつに足を入れたとき      やっちまったぜ つけっぱなし

懐炉(かいろ)、温石(おんじゃく)

  冬が来た俺の心はホッカイロ

  丸まったうさぎ抱えてカイロがわり

     焚火(たきび)

  いも焼いてたき火をかこむ冬の朝

雪遊び、雪投げ、雪礫(つぶて)

  雪積もるワイワイワイと雪遊び

  ぜったい はしゃぎまくるぞ ゆきがっせん

  雪合戦できればしない方がいい

  凍てついた心を溶かす雪合戦

   雪達磨(だるま)、雪兎、雪釣

  冬になり雪ダルマをつくるゾ

  雪だるま一人は造る水大生

       スキー

  冬がきてスノボーをしたい雪ふれよ

  スキー好き 滑べるの大好き受験受験

  冬休み今年はスキーだスノボーだ

  寒くなりスノボに行きたいが雪がない

風邪、感冒、風邪心地、風邪の神

  鼻づまりその原因はこたつむり        こたつでねていて、かぜをひきました。

  かぜひいて のどがいたいし はなたれる

  かぜひいて学校にティッシュはなをかむ

  カゼぎみだ試験までにはなおさなきゃ

  ローソンバイト朝まで仕事でかぜひいた

  さむらいも風邪をひいたらただの人           (吉見の辻斬り Revolution)

 豆撒(まき)、鬼は外、福は内

  鬼は外 福は内        今日は節分じゃー

  節分だ家で豆まき楽しそう

  節分だ まめまめまめま まが多い

  節分でうちのうさぎも豆たべる        まだ0才だけど。多分

  豆まいて テスト勉強やるまいて

  節分で考えてみたらもう二月

   クリスマス、聖樹、聖夜

  今年も冬がやってきた     サンタさん今年は何をくれるかな

  クリスマス イルミネーションきれいだな

  きれいだな もう町はすでにクリスマス

  数日でやってくるぞジングルベル

  クリスマスお正月に成人式        楽しいことばかりだ。

  クリスマス年末年始予定なし

  もうすぐクリスマス彼女いなくてさびしいな

     恋やぶれひとりさみしいミレニアム(クリスマス)

  クリスマス今年もひとりアルバイト

  クリスマス今年はバイトでくるしみます

  クリスマス風の冷たさ心に染みる

     鼬(いたち)

  かさかさと台所から音がする      それをするのはイタチだろうか

  家の中どこかにイタチかくれてる

  足あともとちゅうでとぎれ主どこか

    鯨、勇魚(いさな)

  鯨なら一度は釣りたい夢の魚

    河豚、ふぐと、ふく

  友二人ふく皮食べつつ吉四六食らふ

  一度でも食べてみたいなふぐさしを

  ふぐくって だんだん舌がしびれてる

  かわやいき くさくなりつつ ふくさばく

     海鼠(なまこ)

「海鼠舟ふくるる潮にさからはず」(鈴鹿野風呂)に思う   海鼠舟 とはどんな物か気にかかる

牡蠣(かき)、牡蠣筏(いかだ)

  牡蠣食えば はらがなくなりトイレ行き

  寒椿(かんつばき)、冬椿

  冬道にひらりと落ちる花椿

   蜜柑(みかん)、蜜柑狩

  冬になりみかんが恋しい季節かな

落葉、落葉焚(たき)、落葉掻(かき)

  海潮に誘われおちる木の葉かな

  枯れ落ち葉はいてもはいても終わりなし

       授業

  百花繚乱

  腹へったおなががグゥグゥ4コマ目

  体育の授業バレーをやって筋肉痛

  停電で一時限目は五分間

  ドイツ語でいいかぁ〜うるさいぞぉ〜      はじめるぞぉ〜

「かくれけり師走の海の鳰」(芭蕉)に思う   かくれけりの使い方が気に入った

  かくことになやんで困るこの俳句

  名だけだと紙が大きく感じます        お手本の俳句がないので

  ねむたさといつも格闘この授業

  教室が暖かいので帰りたくない

      学生生活

  グルいわく死体放置で生き返る        定説より

  後期試験とても憂鬱今日このごろ

  まだ先だ、と思っていたらもうテスト

  大変だもうすぐテストどうしよう

  明日からはテスト勉強はじめよう

  テスト前勉強だけはしたくない

  テスト前脳よりコピー機フル回転

  テスト前深夜のバイト休みたい

  甘い汁すする奴はおしおきだ

  温泉はあたたかいな楽しいな

  温泉にはやく入りに行きたいなー

  由布院の朝はうつくし湯けむりで

  気合入れ今年はやるぞ大そうじ

  髪切ったさっぱりしていい気分

  居酒屋で酒飲みすぎて二日酔い

  びしゃの鼻走っていったらゲロはいた

  眠いのに隣は毎日宴会だ        朝起きれない

  電話料まだ9日で7時間

  買ってきた とよのかイチゴで朝ごはん

  コンビニで冬ちょこみつけて うれしいな      やせたいけれど とまらない

  ハンバーガー昼めしには やすすぎる

  冬になりエサがなくなり死にそうだ

  食べ放題いっぱいあるけー食べんさい

  食べ放題いっぱい食ったらはいちゃった

  食欲に負けて食した期限切れ      ゲリゲリピーピー3キロやせた

 (すたみな)太郎行き肉食いすぎて腹こわす

  うらめしや ああうらめしやうらめしや

  大笑い乾燥肌で唇切れた

 接骨院肩が痛くて行ったけど超音波治療痛かった

  大変だ起きたら遅刻だもうやばい

  夜酒のんで朝起きれず遅刻した

  夜遅く朝眠いと毎日毎日

  JR扉開くたび目が覚める        JRの中でのうたた寝は気持ちいいが、戸が開くた         びに冷たい風に起こされてしまう。

  レポートがおわらずバイト ズル休み

  バイト中もらったビール飲みほして      なぜか美味しいいつもより…

  あと少し4年振りにマル3つ

  釣り行ってバイトにいって今日も寝るだけ

  あと五分眠気に負けて社長出勤

  給料日お金をおろして喜ぶも      私のお金はひとにぎり (吉見の辻斬り)

  ガソリンの値段が高いめし食えず

  原付がこわれてイタイ8千円

  将来はカリスマタクシー運転手

  やっちゃた みぞにはまってパンクした      原ちゃの代車は三輪車

  もうすぐだインカレに向け練習だ

  カッター部今日はサッカー楽しいな

  筋トレでモリモリなってチョコボール

  居合い刀大金はたいて買ったけど      気合いは十分金一厘 (吉見の辻斬り)

  柄に手をかけて心を静めれば      刀にうつる我が分身 (吉見の辻斬り)

  空を斬る間合いの中に生きている      抜刀の中二尺三寸  (吉見の辻斬り)

  熱帯魚いつも動かず寝てばかり

  なんでなの こうびしたのに子をうまない      白ザリガニのかあちゃんよ

  ザリガニが白い卵をうんでいる      外を見上げ白い雪

  どうしてよ白ザリガニが だっぴして      やらかいときにおそわれ死んだ

  グッピーが産んだ子供一匹だけ   ついてないそんな気持ちをまぎらわす      千円ひろって だがしやおでん   かけごとがぜんぜんついてないくせに      パンクしゅうりのお金がたりない

  風呂場にて何者かが侵入し      足あとのこし きえたのだれだ        廊下でいたちを見た

  さあねよう ろうかにいったそのときに      なんかがいたよ さかやのねこが

  携帯電話トイレに落とし こわれちゃった

  カーペンター聞きながら電話をとる      ごきげんモシモシ

  新台が入れば心 パチンコ屋

  パチンコで勉強せずに負けまくり

  スロットをまわしまわして5万円

    野村来て今年こそはとタイガース        我らがタイガースは相変わらず勝てません。来年こ          そは

  二千年猛虎爆発優勝だ

  タイガーズ毎年恒例安芸キャンプ        今年こそは野村阪神の猛虎伝説を!

  当たったと思って馬券をみたけれど      やっちまったぜマークミス   今週も勝負をかける競馬場   日本馬か外国馬かなジャパンカップ

  週末の最後の勝負最終レース      1万円がけ首差で負け

  当たらないギャンブル運が最低で      一週間で十万消えた

    ロビンマスク むねのあたりは なんなのか

  郷ひろみゲリラライブでアッチッチ

  会いたいなテレビの中のプッチモニ

  エリザベス初めてかけてやっぱする

  ヒゲをそり鼻毛を抜いてもデートなし

  ふと思う関門橋どうやって作った

  もうすぐで2000年問題どうなるの

  がんばろう新たな気持ちで2000年

  てんこもり毎日の日がてんこもり

はなればなれになった彼女をおもふ   行きたいなあの子にあいにロンドンへ

  君の顔億千万の胸騒ぎ   言えないよ燃えたなんて家ないよ   秋が過ぎエキゾチックな季節です(郷より)

  今年も来て欲しい海からの賜(おく)りもの

       

  我が住みし思い出深き滄溟寮      大事気付かず亡びいくかな

       ブー

  冬眠前すっきりワンワン ブー毛のカット      すっきりさっぱりサラサラブー毛

  ブー車(しゃ)の上包丁持ってた雪だるま

       釣り、漁

  網打ちて一風呼べば川面の精

  サバフグにしかけを切られ くやしか〜   ボラだっておれのうでなら      うまいりょうりにへんしんするぞ へいおまち   アジひらき今日のおかずはアジフライ   ボラだって りょうりによってはうまいんじょ   はねてたり およぐの見えるさいせきじょう      どうしてつれんシイラのやつめ

  川尻でボウズに負けたハマチ釣り   たくさんのサワラがはねる吉母にて      どうしてつれん くやしかね〜   川尻のシイラのダブルすごかった   負けたけど買ったアナゴにおごられて      たべすぎきつい たべほうだい

  寒いのにのこのこ釣りに行くアホ2人

  イカイワシ サワラスズキにエソヒラメ

    四足(よつあし)

  四つ足を殺して得ん冬の糧 (餓鬼)        私はそれを買って食べて生きている。

      ひまつぶし

  血管を赤でなぞるよひまつぶし (餓鬼)

       雪泥

  陸へ降る波の音無し泥を見る        其角の「海へ降る霰や雲に波の音」をアレンジして

       眠気

  冬の日ダンロの火とは気が合うよ (餓鬼)

      エッセイ

吉見では今年で2度目の冬ですが、昨年は、こんなに 寒かったかなと思う日が続いています。   潮風も強くて冷たい冬が来た

来週までのレポートがどんどんたまってきて、遊びた いのは山々だが、頑張るしかない。あっ、そうだ!睡 眠時間をけずってレポートをして、JRの中で眠れば 日曜日は遊べるぞぉーい!   レポートがたくさんあってこまっちゃう

寒くなったため、ついつい体をちぢこめようとするば かり、気がつくと肩が凝ってしまう今日この頃である。   寒くなり力入って肩が凝る

朝は寒くてジャケットを着て学校にきたのに、昼過ぎ にはそれが暑くて暑くて嫌になり、脱いだら脱いだで 重くていらない!   冬晴れで重いジャケットが不要物

昨日、獅子座流星ぐんをみにいきました。とってもさ むくて雨だったけど、少しの間だけくもがなくなり流 れ星をみることができた。   午前4時雲のあいまに流れぼし

友達から”リング”のビデオを借りてみていると、電 話が鳴りびっくりしました。でも友達からのイタズラ でした。   リング見て寒気覚える貞子かな

自分が子供の頃に流行したゾイドというゼンマイのお もちゃが再販されて、思わず買ってしまった。   サムゾラニ ゼンマイノネノ アタタカサ

昔、地元の九州、大分で海上自衛隊の南極観測船、砕 氷船「しらせ」を見学した。氷海などとは無縁の大分 の海で見たあの船は、今どこにいるのだろうか。想像 を絶する南極の氷海にいるのだろうか。   砕氷船「しらせ」はどこの海を征(い)く

ほどよい冬のさむさでひきしまったイカを、ストーブ の上でやいてたべると、とてもおいしいです。   干(ほ)しイカも冬のさむさにひきしまる

  日本海寒さの沁みし蟹甘し (宮津昭彦) 冬といえば蟹。毛ガニにズワイにタラバ… 足も、ミ ソもうまい。こんなうまい物があっていいのか。寒く なり、甘さがました蟹を日本酒片手にほおばる。日本 人でよかった。

一度カニ食い放題のツアーに参加したが、美味しかっ たのは一皿目で、二皿目、三皿目はミソがなければ身 もない、とんでもない物だった。      怒   食い放題出てくる蟹は粗悪品  (餓鬼)

     外道   ふぐ料理毒の美食食わせるか (餓鬼) そう言えば貝をおいしいからと半生にして食って、虫 に寄生されて死んだ高名な先生がいたな。自業自得で かわいそうとも思わないよ。

お客さんはとっても楽しそうなのに、こっちはめっちゃ 忙しくてたまんないよぉ   年末でバイトがとっても辛いこのごろ

バイトから帰って、すごく眠気におそわれて、いつも はリビングでごろっと寝ていたが最近ではそんなこと もできず、しぶしぶ2階のベッドへもぐりこんでいく   リビングでうたた寝できずベッド行く

テストまであとすこし、なんとか4年で卒業できます ように…

好きな言葉  人生はかけ算だ 自分が0(ゼロ)なら意味はない。

先日七曲がりの所を天気の良い日通ると、冬なのにも う夏の色に近くなってきた。12月のはれた日とまった くちがう色に、季節のかわりを感じた。   海の色 灰色からブルーへかわってきた

ある日、やまにいたうさぎをつかまえた。そして散歩 で海へとつれていったら、いかにもうみになじんてい たので、うみうさぎとなった。   やまうさぎ海にいったら うみうさぎ

今日は雪なので歩いて学校に来ました。途中、たくさ ん雪を踏み、学校に着く頃には靴の中まで水がしみ込 み、授業中、足の指先がとても冷たかった。   雪踏んで気付いてみたら水の中

インフルエンザで体がだるく、うれしいことに食欲が なかった。そのかいあって、ちょっぴり痩せたあ。   かぜひいて得したことは痩せたこと

  人々が寝ている間に雪つもる 今日、朝起きたときの白銀の世界に感動してしまいま した。もう一回あればいいのに。

文学1、2とつづけて俳句をしてきたが、その中で私は ”漢字”というモノが気になった。おもしろいよみ方 や、みたこともない様な文字〜こんどこういう文学系 を学ぶことがあれば漢字もしてみたい。   海鼠かむショリショリザブザブ海広がる

  雪解けに命のはかなさふと感ず 積もっていた雪がお昼には溶けてしまって、なんとな くさみしさを感じてしまうのはどうしてでしょう?不 思議だな−。

知らぬ国の知らない誰かを殺すために、僕はきっとた めらったりはしない。ねらいをつけてじゅうをうちま くる、くるひもくるひも、ぼくはただころしつづける、 涙が出るまで、太陽をうち続けたらもう何を見ても涙 なんか流れない。 神様、あなたは純粋な心を持っていますか、 こんなことを聞いたこの俺にあなたは罪を与えますか。     −−−−−−−−−−−− 綺麗な目をした女の人が僕の目の前で風に吹かれてる、 そでなしのシャツに細くて白いうで、真黒な髪を風に なびかせてその白い顔にふれてみたいけど、僕の手は とても汚れているから、綺麗な目をしたあなたでさえ も、はかないきせつの太陽にみえる。