水大歳時記(令和三年度)夏 の 部
夏
窓を開け 耳をすませば 夏の声
夜の川辺 緑の光 夏が来る
夏が来て お花たちが 咲きますよ
夏の虫 ひなたと日陰を 飛んでいる
段々と 気温が上がり 夏が来る
夏になり 恋人できずに ひとりぼっち 人に好かれず 虫に好かれる
夏が来て 海に飛び込む 学生たち
俳句 夏 コンビニの 光に集まる 夏の虫
塩をかけ西瓜を食べて夏感じ
太陽がギラギラかがやく夏だから。
夏が来た台風たちが暴れ出す
ギラギラと日射しさす夏が来る
夏が来たああ夏が来た夏が来た
梅雨が過ぎムシムシ夏がやって来る
露知らず正しい夏に焦がれてる
夏が来て昆虫たちが騒ぎ出す
金閣寺金箔夏の陽を映す
夏はなあカエルうるさく ねられません
夏がくる地元のあの子は元気かな。
梅雨過ぎて晴天の空夏来たる
夏はサマー私はあなたとランデブー
夏っていいよねあったかいし 君の瞳にカンパイ
空高く声をあげれば届く夏
海底で流れを感じて想う夏
夏模様私の心も夏の様
暑い夏 いつになったら 終わるねん
初夏(しよか、はつなつ)
いつもより 汗ばむ初夏 嫌いかな
雨多き 夏の始まり 身に染みる
晴天や 初夏の涼風 車窓にて 聞こえてくるは 菊次郎の夏
初夏入り 夏の暑さを 感じてる
青い空、心地よい風、初夏の海
初夏の日に 懐かしい日が もう一度
・6月の風(葛籠貫大智) 初夏の風 熱風涼風 わからない
夏始めじめじめじめじめ雨続く
五月
あのときの やる気は何処 五月病
糸切られ 今日は嫌いだ 5月フグ
立夏、夏来(きた)る
春が過ぎ半袖が増え夏が来る
立夏の夜 暑かとばかり 早とちり 外出てみれば 鼻水垂らし
窓を開け ぬるい風吹き 夏来る
朝の雨 いつもと違って 夏に入る
夏浅し
夏浅し 生あたたかな 風が吹く
【曇天】 ぼんやりと 晴天を待つ 夏浅し
薄暑(はくしよ)
故郷の 懐かしき空の 薄暑かな
六月
下関 入居して もう6月
日差し増す 6月頭に 初夏の晴れ(深澤晴太)
六月で 遅ればせながら 五月病
・六月の暑さ(葛籠貫大智) 六月はエアコン付けずに扇風機
入梅(にふばい)、梅雨入(ついり)
梅雨入りし 雨に打たれて 痛む服
入梅の窓辺光差す鳥の声
梅雨が来て じめじめした気に しかめつら
梅雨突入 あっという間に 月日たつ
梅雨入り予報が外れ今日も晴れ
夏至(げし)
茜雲 哀愁残す夏至の空
夏至の夜外の窓に大量の虫
水平線日が沈み入る夏至の暮れ
半夏生(はんげしやう)
山口の海の音色も半夏かな
蝉の声モルタル響く半夏生
七月
登校日七月入り五月病。
七月は破産寸前水着ガチャ
水無月(みなづき)
水無月の明るさ消えない戌の正刻
梅雨明(つゆあけ)
梅雨明けの 海に広がる 空の青
梅雨明けの体を起こし風呂入る
梅雨が過ぎ公園で響く子の笑い
梅雨すぎる生気が戻る人の声
梅雨明けて夏に近づく海青し
梅雨明けの生ぬるい風肌あたる
梅雨明けて洗濯物がよくかわく
梅雨明けだもうエギングは終わりだな.
梅雨明けでエンジンの叫ぶ我が単車
梅雨明けだ ああ梅雨明けだ 梅雨明けだ
梅雨あけて空が青いな超青い
夏の朝
汗かいて 目が覚め気づく 夏の朝 もう一眠りと 毛布をどける
子供らの海辺ではしゃぐ笑い声 子らを呼ぶ声 夏を知る朝
竿持って釣りに出かける夏の朝
夏の朝体べたつき水浴びる
セミが鳴き目をさましていく夏の朝
セミの声遠くにきこえる夏の朝
夏の朝蝉の音色で起床する
早朝に目がさめてしまう夏の朝
・夏の朝(葛籠貫大智) 蝉鳴いてそれで目覚める夏の朝
炎昼(えんちう)
夏の昼あつさで思うふるさとを
夏の夜
コオロギの 鳴き声響く 夏の夜
汗をかき ふるさと思う 夏の夜
暑い夜なかなか寝れずしんどいな
夏の夜にコーヒー香るmy desk
夏の夜 虫の鳴き声 合唱祭
夏の夜を虫の宴で日を跨ぐ
夏の夜虫の鳴き声なりひびく。
色違い治った天井夏の夜
夏の夜エアコン切れて寝苦しい。
熱帯夜
熱帯夜ビールかたてに盛りあがる
暑し
夏が来る暑い日続きしんどいな
朝が来る明るくなって暑くなる
夏が来る だんだん暑く なってきた
外暑く 運動するが すぐバテる
暑すぎて 頭クラクラ 回ってる
暑くなり 長袖きつくて 半袖だ
暑いけど 寒い冬より まだましか
蒸暑し耐えに耐えるもボタン押す
<鳩> 暑き日の 頭に響く 鳩の声
暑つすぎて死んでしまう授業中
窓あけてあつくるしさを感じてる
暑すぎる冷房無くてくたびれる
暑い日が続く続くよいつまでも
暑い日に体動かし健康に
そとあつい家でたくないひきこもる
暑すぎてねられなくて ねぶそくです
あつすぎてあつさ体にひびいてる
夏が来て半そでだけど暑すぎる
夏になって外出たくねぇなぁあついから
熱すぎるとても熱いよアスファルト
夏になり暑さが脳に響いてく
最近ねあつすぎるよね夏だから
極暑(ごくしょ)
梅雨忘れ 日が照り続く 猛暑日か
涼し
雨が止み、カラっと空気すずしいな
暑い夏雨降った後すずしいな。
涼し日の海風なぜか佗しかな
秋近し
うなされてうなされて秋を待つ日々
夏の空
夏の空 雲と鳥の 運動会
霧色に 染まることなき 夏の空
夏の雲
空見れば高く伸びたる夏の雲
雲の峰
夕暮れに大きくそびえる積乱雲
梅雨の月
雨上がり夜空にきらめく梅雨の月
梅雨の月天気予報で一喜一憂
夏の風
服整理 夏の風が 急き立てる
夏風に 光が雲に 埋もれても 地面に残る 暖かさかな
夏風と 洗濯物の 香り抜ける
夏の風 机の紙を 飛び散らす
夏風に揺れる髪の毛はれるそら
南風(みなみ)、大南風(おほみなみ)
水無月の空と感じる大南風
梅雨(つゆ、ばいう)
梅雨の日の、山頂見れば、雲の中
外に出て雨の香りで梅雨と知り
空暗く 頭も重く 梅雨の朝
朝起きて 気持ちどんより 梅雨の時期
雨多いジメジメしてる梅雨は嫌
梅雨時の 汗が滴る 体育館
じめじめと 今年の梅雨は 蒸し暑い
春を消し 冷たく沁みる 梅雨の雨
気がつけば梅雨の中を走ってる
吹く風に 梅雨のにおいを 感じてる
梅雨の空 しかめる母と 喜ぶ子
部屋干しが 多い今年の 梅雨になる
リモートと 梅雨空が消す やる気の「や」
梅雨が来て カエルたちが 騒ぎ出す
梅雨なのか分からないほど腫れている (編者)「腫れている」は「晴れている」?
梅雨が来て 洗濯物が 乾かない
梅雨が来て 小鳥たちが 騒ぎ出す
梅雨の日のてるてる坊主効き目なし
梅雨の月 蛙照らして いと淡し
梅雨空に 応えて騒ぐ 蛙かな
梅雨効果 家での勉学 進まない
ハエがわき湿気に満ちた梅雨の日々
梅雨の日の、天気予報は、当たらない。
梅雨になり洗濯物が乾かない
ああ梅雨だ
梅雨の昼湧き出る汗が止まらない
五月雨(さみだれ、さつきあめ)
五月雨の 音で起きる 2万の家
五月雨や 部屋に残る 雨の匂い
濡れている 外のタオルが 五月雨め
五月雨 集めすぎてる夏の川
夕立、白雨
肌荒れと孤独と向き合う夕立の日
虹(にじ)
海の中魚と波の虹の橋
雷
雷鳴やへそを隠して世を過ごす 砲撃の嵐梅雨明ける
雷の唸りを聴きてヒカリ落つ
梅雨曇(つゆぐもり)
梅雨曇り間をのぞくお月様
夕焼
オレンジに 夕焼け重なる 小さき船
炎天
炎天下ゆらゆらゆれるアスファルト
晴天ややる気出しすぎ炎天下
夏の川
夏の川 いつもよりも 青いかも
〜夏の川〜 石投げる笑顔の子供夏の川
出水(でみづ)、水害
人の汚濁溢れて流れる出水川
夏の海
夏の海 雲のような 海月たち
夏の海魚と波の盆踊り
夏の海澄んだ心でダイビング
空映し碧に染まれり夏の海
夏の海目を閉じてもそこにある
夕やけを遠くに見つめる夏の海
さざ波が夕日にきらめく夏の海
夏の海友と飛びこむ青い空
夏の海あついときには入りたい
夏の浜
夏色を 迎える浜辺の 水しぶき
卯波(うなみ)
恋敵思う気持ちは卯波のよう
皐月(さつき)波
皐月波砂まきあげて岩くだくる
夏休み
友達に会うため帰れる夏休み
もーーーーいーくつねーるとなつやすみ
夏休みおわればすぐに秋がくる
夏休み汗水垂らすあと少し
なつやすみ彼女にあえる はやくこい
夏休み命を削る時期が来た
海技実習いつもと違う夏休み
夏休み色々バイトしてみたい
夏休み何故か被ってる海技実習
夏休みいがいと予定がスカスカだ
更衣(ころもがへ)
衣更苦い思い出ふと蘇る
やった日に寒くなるかな衣替え
更衣春から夏への移り変わり
夏服
きがつけば 夏の服装に なっている
柏餅(かしはもち)
かしわもち いつもとちがってほっかほか
冷索麺(ひやさうめん)
来たる夏 待たずに作った 素麺を 溶け込む日差しを 薬味に使う
冷し中華
ラーメン屋冷やし中華を求めては 入ってみるも頼むのラーメン
ビール、麦酒
日焼した体に染みる生ビール
アイスコーヒー
さざ波と爽涼に奏でるアイスコーヒー
氷水
かきごおり僕の頭をいたくする
氷菓(ひようくわ)
風呂あがりアイスを食べてスッキリだ
染みわたる真夏のアイス スイカバー
心太(ところてん)
ところてんはじめてしった心太
店入りすすりすするは心太
簾(すだれ)
夜になり簾の下で君思ふ
冷蔵庫
冷蔵庫 しもとり機能 あるのなら うれしいけどまあ なくてもいいや
冷房
仲夏になり そろそろクーラー 使いだす
電気代 気にしてつけない エアコン
クーラーを つけてもやっと 過ごす夏
冷房をつけるか迷う暑い夜
エアコンで 喉をやられる つらい朝
エアコンをためらいがちな一人ぐらし
そとあつい クーラーつけたら でたくない
電気代クーラーつけて ばくあがり
冷房を付けて就寝朝寒い
夕凪を閉め出すair conditoner (編者)「conditioner」です。
飛びおきてエアコンつけてさあ二度寝
冷房で頭が痛いクラクーラー
冷房へ本能のように連られてく
帰宅してまず1番にエアコンを
扇風機
暑くなり扇風機などが欲しくなる
夏の朝 起きてすぐさま 扇風機
暑い夜 風呂上がりには 扇風機
部屋干しの 湿気の中に 扇風機
扇風機 送るは湿気と 初夏の風
扇風機 僕の体温 下げていく
押入れの 奥からほこりと 扇風機
朝起きて アイス食べつつ せんぷうき
せんぷうき毎年君をもとめてる
夏必須クーラーそして せんぷうき
夏の夜せんぷうきじゃものたりん
風鈴
夏の日に 風鈴の音 趣深い
風鈴音 なつかしきあの音は 涼しげなり
風鈴があるとないじゃ大ちがい
田植(たうゑ)
水入り 緑に色づく 棚田かな
烏賊釣(いかつり)
イカつりたいエギをなげてもイカつれない
堤防の 墨跡語る イカ釣果
群青の海に浮かぶはアオリイカ
ボート
ばしばしと、ボートこぐ音 陸の魚
泳ぎ
すいすいとあいつが泳ぐうらやましい
海を見て手足バタバタ泳ぎたい。
海水浴
少し早い 海水浴で ひんやりと
梅雨があけみなが家を出て海水浴
西瓜割(すいくわわり)
スイカ割 何気に一度も やってない
スイカ割り実は一度もやってない
花火
夜空打ち上がる火の元片思い
髪洗ふ
夕暮れや潮の香残る髪洗う
汗
だらだらと ふいても出てくる たれこぞう
たらりとね汗もしたたる良い男
朝起きて寝汗ビチャビチャああ夏だ
水しぶき海で弾ける笑みと汗
日焼(ひやけ)
夏が来る ビーチ行くため 体焼く
バイトして マスク日焼けが 恥ずかしい
日焼け止め汗で流され意味もなし
夏の風邪
新生活 慣れてきたのか 風邪をひく
父の日
父の日に乾杯父とその父と
鯉幟(こいのぼり)
子が願う すくすく育て 鯉のぼり
海開(うみびらき)
春過ぎて 待ちどうしい 海開き
水掛け合い 砂浜走る 海開き
雨蛙(がへる)
青蛙三段跳びは十八番かな
梅雨の時期 響き渡るわ 雨カエル
黄鶲(きびたき)
キビタキを一目見ようと山登る
目白(めじろ)
なぜなんだ メジロの季語は 夏なんだ 夏にはすでに 飛び去ってるのに
鮎(あゆ)
鮎求め 奔走するも 手届かず 思い馳せつつ 若鮎かじる
熱帯魚
熱帯魚にはヒーターいらぬこの季節
鮴(ごり)
道端の汚い水路に鮴泳ぐ
黒鯛(くろだひ)、ちぬ
黒鯛が釣れ 喜ぶ姿に ため息し
いさき
イサキ釣り ふと思うだす 親の顔
鱚(きす)
<天丼> 梅雨前に鱚を釣って天丼に (編者)鱚を思い描きながら、でも多分ウニを釣り上げ ている、ニコニコマークのあるベストを着た、目がぐ るぐる回っているように見える男の子のイラスト略。
漁港にて キス竿を振る 夕暮れ
海の風 初夏の匂いと キス天と
狗母魚(えそ)、鱠
鯵狙い疑似餌投げるもえそそそそ
虎魚(おこぜ)
友達が オコゼに刺され 保健室
初夏の日に海にとびこみオニオコゼ
笠子(かさご)
三角岩笠子を釣りし夜明けかな
まんぼう
マンボウは泳いでません流れてます
鰻(うなぎ)
梅雨時季の鰻ざわめく雨後の夜
章魚(たこ)、蛸
蛸入り壺の重みに喜びて
蟹(かに)
帰り道 海を覗くと モクズガニ
海沿いの 街頭元に 蟹現る
岩上をスケートしながら滑る蟹 (編者)「俳句」です。
水母、海月(くらげ)
夕暮れに 海月が揺れる 波打ち際
海面にゆらりとただようミズクラゲ
遠泳の波に揉まれる海月たち (編者)斜めに泳ぐ一匹の海月の簡単なイラスト略。
蛍(ほたる)
蛍みに やまの匂いと かわの音
夜の川、蛍が飛んでて、綺麗だね
川辺にて 夏を祝う ほたるたち
揺れ光る 虫を愛でつつ 川渡る
水草に恋い焦がれている蛍たち
夏間近川に蛍を見に行きたい. (編者)お尻の点灯した一匹の蛍のイラスト略。
漆黒の川辺に光るホタルかな
兜虫、甲虫(かぶとむし)
少年の 時を呼び覚ます かぶと虫
兜虫を飼い部屋中広がる土の香り
鍬形虫(くはがたむし)
気づいたら 家の網戸に コクワガタ
天道虫、瓢虫(てんたうむし)
草むらで 赤くアピール 天道虫
蝉(せみ)
待ち遠しい 早く来ないか 蝉の声
夏くれば 蝉がないてる うるさいな
春の日の 終わりを告げる 蝉の声
夏がきてセミたちがさわぎだす
暑くなる風鈴でなくセミの声
勉強中蝉の声きき帰りたい
朝起きてセミの鳴き声もう昼だ
帰路に着き、不意に気づいたセミの声
暑き日に耳をすませば蝉の声 夏を感じる人や虫たち
朝早く時計の音のようなセミの声
蛙の後の蝉 五月蝿とはまた違うのか (高橋光星)
山蝉のめさむるような心地すれ
蝉時雨南柯の夢を洗浄す
こつこつと返事をのせる蝉の声
暑い夏ミンミンゼミの大合唱
・道端(葛籠貫大智) 腹を向け鳴く蝉の命(めい)わずかかな
みんみんと夏のあつさを上げてくる
蝿(はえ)
まじやばい生ゴミ見たらコバエたち
蚊(か)
暑くなり 夜に寝室 蚊が来てる
蒸し暑く 蚊が寄ってくる 苦しいな
タイトル:蚊 生きるため 赤い血液 輸血する
蚊の季節 夜中の羽音に 目を凝らし
蚊の音で目覚める夜は最悪だ
ベランダのまどをあけるとかが入る
蜘蛛(くも)
ベランダで星空のよう蜘蛛の子や
水面揺れクモの子散らすコイの群れ
蝸牛(かたつむり)
紫陽花が 艶めく朝に カタツムリ
蝸牛紫陽花の影そこここに
この授業聞かず眺めるかたつむり (編者)ちょっとは聴いてください!!
蚯蚓(みみず)
子守唄首痛めつつミミズのあと
紫陽花(あぢさゐ)
あ じ さ い に
あ め の し ず く
お ち る か な紫陽花のように今こそ団欒を
紫陽花と 水がたわむる 良い季節
大粒の 雨を飲み干す 本紫陽花
紫陽花を 重ね描いた 混ぜご飯
厚さ耐え 下を向ければ 紫陽花へ (編者)「厚さ」は「暑さ」?
うら路字の.あじさい道を.塞ぎ出す. (編者)「路地」です。
雨降りて美しき増す紫陽花や (編者)「美しき」は「美しさ」?
鈍色の季節に映えるアジサイか
この天気紫陽花だけが輝いて
青林檎(あをりんご)
涼しげな浜辺で齧る青林檎
青林檎 夏とともに やってきた
枇杷(びわ)
照らされて月より光る枇杷の色
新緑
きりたてば みどりがもゆる 竜王山
向日葵(ひまわり)
背高く一輪佇む向日葵あり
月下美人
月下美人それは俺の元カノや
茄子(なす)の花
朝の露 雫滴る 茄子の花
胡瓜(きうり)
きゅうり切って嫌な気持ちも切ってしまおう
茄子(なす)
なす高い食べたいけれど手が出せない
トマト
赤トマト何で食べてもおいしいな
夏草
夏草に潜む虫たちの楽園
蛇苺(へびいちご)
葉の隙間 顔覗かすは ヘビイチゴ
ラベンダー
美容師さん注文したのはラベンダー 今の私は明るめの茶髪
授業
家の中 一人で寂しい 遠隔授業
遠隔授業 課題をやって また明日
じめじめが 僕の集中力を 蝕んで 講義中に 眠らせる
感染症 さらに悪化し リモートだ
異国の語 習うたびに 面白い
オンライン授業って大変だなあ だって人間だもの (みつwow)
オンライン パソコンばかりで 目が痛い
オンライン 課題の提出 把握無理
頑張ると 言いつつ勉強 雨休み
対面で 授業が始まる もうすぐに はやく皆と 話がしたい
オンライン、崩れてしまう、私生活
遠隔の 授業の課題が わからない
出そうとはなぁ 思ってるんだけどなぁ かだい みつwow
オンライン いつまで続く 根比べ
終わるまで 頭にのこる 課題たち
フランス語 難解故に かたつむり
眠れない 毎年あいつと 戦争だ
いつも提出が遅くなるんだなぁ だって忙しい人間だもの みつwow
家の中 今日も一人で 授業課題
遠隔も そろそろ慣れて 次、対面
対面だ ああ対面だ 対面だ
来週から対面で海洋文化論 受けられるんだなぁ みつwow
自粛明け対面授業が始まった
ひさびさの対面授業いとつらし
・対面授業(葛籠貫大智) 対面で感じる皆(みな)のペン使い ・オンライン授業(葛籠貫大智) パソコンを先生代わりに受ける授業
朝起きて待ってた対面わくわくす
久しぶりみんなに会えた対面授業
提出物遅れすぎるとやる気出ぬ
身体きつい対面授業リモートが好き
汗をかき眠る海洋文化論 (編者)できれば起きて聴いていてください…
昼過ぎの講義はたいてい皆ねる
レポートがめんどくさくてやりたくない
オンライン課題とともに一徹目
対面だああ対面だ対面だ (編者)そんなに嫌がらないでください。
ひさびさに皆に会えた対面授業
ヨーロッパ船の技術は進んでた。
文化論みんな片手にスマートフォン (編者)少しは講義も聞いてください…
水泳のほこうはいつもゆううつだ
夏休み明けのテストに恐怖心 テストが心配です。
群青の空を見上げる再履修
学生生活
想い人 移り変わるは 日と季節
朝起きる いつの間にか 夜になる
雨宿り 君の横顔 もう少し
自粛期間 目に浮かぶのは 友の顔
サッカー俳句です ロスタイム3分もある日脚伸ぶ
リモートで色んなアプリを(メイシス、Moodle、 オフィス360など)活用だ
もう少し 寝てもいいかな オンライン
オンライン やること多く むずかしい
オンライン 友達会えず オンLINE
オンライン 学校行くより よく寝れる
部屋ひとり 波の音で 眠りつく
ぽかぽかと 久しく味わう 家の味
分け入って分け入ると青い海
波の音 遠くに聞こえる 無人駅
笑わずに 涙袋を 作りたい
小串行き 水面の望月 顔覗く
同意書に ペンを走らせ いざバイト
未だにワクチン 見つからん コロナに劣らず 脅威かな
子のために 滝すら昇る 鮭と鱒
夜道にて 突然虫が 降ってきた
雨の日の 冷たい棘に 酒涙雨
雨音や 季節の流れ 刻んでく
アイライン 左右非対称 なりがちね?
オンライン 伸びてしまって ガッカリだ 友に会えない 悲しみ湧き出る
買われても 開けず積まれる 漫画本
長雨で 煎餅湿気て 海時化る
大海に 夢を浮かべる 航海士
雨降って乾かぬままの洗濯物 溜まりたまって困るこの頃
雨続き 洗濯物は 生乾き
なまがわき ぜんぜん服が 乾かない
夏風 海風が 鳩の声乗せ 吹きすさぶ
サーブルに きょうも浦風 戸を叩く
朝7時 私を起こす 朝日かな
パソコンを 朝開く手が 重すぎる
朝方に 波の音聞き 散歩する
キャッシュレス 我の財布も キャッシュレス
時雨寒の上着取り出し珈琲の香
練習はいつも自分が得点王
分け目はね 月日が経つと はげてくる
釣りに行く 周りは釣れても 僕釣れない
真夜中や いろんな色が 身に染みる
目が覚めて いつも確認 祖母の息
日が昇り 鳥が鳴き出す 下関
おめでとう やっと花が 咲きました
人見知り コロナ前から ディスタンス
会えずとも 繋がっている 友の仲
必需品 秘密の共有 コンシーラー
食堂で たまに出会える 友達と 話し弾んで 楽しいお昼
窓の音 虫か雨かな 叩いてる
君がため 稼いだお金 何処にか
ダイエット 健康のためには 仕方がない
リモートで 仲間に会えない 我慢だな
題名 梅雨 皐月より 海風匂う 灰の空
雨上がり 雲一つない 蒼い空
眠れない 毎年あいつと 戦争だ
風と雨 慣れない地に困る 新生活
野菜たち 使えず腐る 我が心と
毎日の 努力で得る 健康を
服の丈 徐々に短く なってくる
人により 猛威を振るう 病あり
たくさんの 伝票並び うなされる
下関 海の向こうは 北九州
ステイホーム 空き時間に 何をしよう
雨音が 晴れ時いえば 風情なし
カーテンを 猫に遊ばれ 風そよぐ
空見れば 空一面の 青い色
あぁ無情 蹴ったボールは 何処かへ
一人暮らしは、寂しさと、賞味期限との戦い それに気づけただけでも楽になります。
コーヒーを 1リットル飲むと 吐き気する
ゲームして、友の家行き、またゲーム
また明日 そう呟いて 帰る道 見えない明日に 光を見いだす
ダイエット 目標立てて 過程なし
懐かしき 川にて泳ぐ 魚かな
生活の リズム戻らず 苦戦中
雨の中 遠くに聞こえる カエルの声
朝起きて 太陽の位置 確認し ただ時過ぎて 1日終わる
愛とは信じること、信じることなくして 信頼は得られない。
アルバイト 客が来なくて いつも暇
響灘 魚が元気に泳いでる
夜の海泳ぐ魚は星のよう
通り声かすかに聞こう眠り声
烈海王好きだったのに死んじゃた
羽衣の如くゆらめくカーテンよ 天女をここへ呼んでおくれよ
夕方に海をながめてたそがれる
運転は免許取れても事故りそう
自転車のどこに置いても陽の光 (編者)ハンドルをこちらに向けて立っている自転車 のリアルなイラスト略。
大学生思っていたより忙しい
雨が降りカエル達が騒ぎ出す
雨雲に応えて歌う蛙達
「思い出の色はいつでもモノクロム」 (編者)テレビのコマーシャルで歌ってるやつです ね。
ぶくぶくと誰も気づかぬ海の下
彩りと、元気を添える 夏野菜
紫外線海とのコラボで乱反射
川虫が水面集まり水舞踏
間違えて火災報知器待つ女
夜更かしに慣れすぎいつも寝坊する
学校で せんたくものが 入れたいと こうかいしている 雨の空
さあ行こう思い立ったら雨が降る
夏季五輪安全に開くこと望む
空を飛びたい
降りしきる君の雨に君と濡れよう(良い言葉) 親御さんプレーするのは子供だよ
腹が痛い首が曲がって惨めだな (編者)大丈夫ですか?体を大事にして下さい。
カブトムシ 雨明けの真っ赤な夕方仕掛けどき 真夜中に餌に群がる昆虫たち
ハローサマー グッドスマイル ストローハット
アルバイト忙しすぎで時間ない
曇天の天候続き気も沈む
波の音静かに響く夜の浜
友達が家に泊めてとせがみ出す
ねむくても深夜になると起きていく
海を見て飛び出す友が空走る
何書こう俳句が全くでてこない
新しい靴を履く日は何故か雨
海遊び 海上がり肌から放つ潮の香り
風吹いて、四方見わたす、風見鶏
暁の不安とともに会いたいと
平等院どっちつかずの不平等
始まりに気付かないのが恋と青
旅立ちと朝を知らせる汽笛かな
夜空 夏の夜に白球高く宙を舞う (葛籠貫大智)
ゆうゆうときこえてくるのはこもりうた
青が増し互いに競う空と海
美味すぎる我恵の雨だボルビック
むんむんむん隣の人はワキガです
冷やき床フロリーングにもすがりたい (編者)「フローリング」では?
日を越して関係変わるスピード婚
天気の子受験でみれず No天気の子 そういう君も能天気
ある朝に雲かきわける太陽が
熱中症お水を飲んで対策だ
貝食べて滅びの予見下痢滴 (編者)食中毒、気を付けてください!
詩
変わるもの
人の心なんて 100通りもある信号みたいなもの 変わらないものを得ることはとても難しい でも案外、そんなに気にしなくてもいいのかもし れない空蝉
なにもしたくない 息すらうっとうしい 体たらくな一日をくりかえし、日がめぐり 朝起きて夜眠る。 そんな日々を繰り返してきた。 そして今日も又、同じように繰り返す。 嗚呼、なんて空虚 さながら空蝉のごとき、空虚な我が現身。 なにもないなにもいらない。 なにも感じることのない。 我が空虚な空蝉よ猫と梅雨
梅雨入りした。 雨が降りしきる窓の外で、傘をさす人ささぬ人が、 黒いアスファルトの上を行き来している。 僕はそんな人々を見おろしながら、あくびをひとつ ついた。 飼い主はまだ眠っている。 太陽が厚い雲に覆われているから、最近は眠って ばかりだ。 あぁ、うっとうしい。 早く梅雨が明ければいいのに。 さみしいなぁ。2人の悪い人
「愛してる」 そんな嘘をついた。本当は、 「最初から好きじゃない」 真実の気持ちを偽って、 君の純情を利用するんだ。 でも僕は悪い人だから、 まだ別れたくはないんだ。
(本当は1人の悪い人にしたかった)令和三年
長雨 日照不足 今日も今日とて曇天に覆われ太陽は朧気 どこか湿っぽさが積り
馬鹿騒ぎはもう終わり そんな騒ぎとは遠く離れていたい 日常に右往左往している 静寂に寄り添う
今日は暑いからマスクはしなくてもいいさ そう笑いあえる日はいつだろう
今日は曇りか 降らないだけで十分だ やるせない令和の時代 晴れを願う令和三年雨
海から始まった短い人生 海で温められるとすごい元気になる その勢いで雲へ全員集合 数えきれない雨たちが地上へ降りかかる 世界中のあらゆるところに 木の葉の上 アスファルトの上 砂漠がある場所 人の頭 降りる場所も役割もみんなそれぞれ 有り難がられることもあれば 迷惑がられることもある 役割を終えるともう雨ではなくなる けれども姿を変えてまたどこかで生きている悪い人の2人
まだ別れたくはないんだ。 でも僕は悪い人だから、 君の純情を利用するんだ。 本当の気持ちを偽って、 「最初から好きじゃない」 そんな嘘をついた。本当は、 「愛してる」僕は盗む
僕は盗む 初夏の涼風を盗む 遂げられなかった願いを盗む たらればを盗む あの子の思考を盗む 夕陽に照らされた水平線を盗む あの日の後悔を盗む あの子との約束を盗む 先生との会話を盗む ガラクタを盗む 思い出を盗む 幸せな気持ちを盗む 夢を盗む 不完全に燃え尽きたあの日を盗む 黒板に書かれた文字を盗む 完璧な嘘を盗む
僕らは常に後悔と戦っている あの日の出来事 昨日の後悔 こうしていたら ああしていれば 僕らは常にたらればに追いかけられているサボテン
ふたりでのんびり日を過ごす 毎日のんびり一緒にいる 楽しいときもあって 喧嘩するときもある それでもいっしょにいると おちつける ありがとう 涙をぬぐってくれて 時には痛みを与えてくれて 一人にしないでくれて ありがとう19歳
今日、僕は十九歳になった いつもと変わらない朝 いつもと変わらない日常 いつもと変わらない夜 何も変わらない 何も違わない でもそれが 幸せだと 僕は思う読点
長引くオンライン 自堕落な生活 あれをやろう これをしよう 思うだけで過ぎていくカレンダー 無駄な一日なんてないと思いながらも 無駄な一日だったと抱える矛盾 このまま時が過ぎるのはもったいない 時間は戻せないのだから 後悔ない人生 新しい時代 ここは決して句点じゃない 読点だ 僕らの物語はまだまだ続くよ もうひと踏ん張りこちょぱい
深夜、君と話していた 返信の少し遅い君は いつも一文しか返信をくれない それでも、話せてるだけで 一つの生命体になれた気がする おなかがすいた こちょぱいないから アポロ食べる あ 間違えた チョコパイ理不尽
この世界は 平等に不平等 そんなこと 誰かが言っていた だが僕はこう思う 世界は汚濁に優しい 世界は不純に等しく 世界は醜悪に憐憫する 世界は綺麗に厳しい 世界は純真に唾を吐き 世界は秀麗を蔑視する そんな世界。 壊れてしまえばいいのに。 世界になじめない 僕なんて。(あの頃)
あの頃 僕らはどこまでも行けた 青い空にそびえる雲 明日も 明後日も 毎日奇跡があった いま僕らが歩みだすとき 君は再び魔法をくれるだろうか 夏が始まる そのときに (編者)題は仮につけました。(痛い)
もう痛い 何が痛い どうしてそんなに何が痛い もう痛い 胸が痛い どうしてそんなに痛がりたい きっかけは自分だったのです 僕が痛がりたかったのです。 (編者)題は編者が仮に付けました。ゴキブリの状況
フナムシは可愛いのに ゴキブリはどうして 嫌われるの? 一緒じゃん。 (編者)「おかあさああん!!しんぶんし!」と叫ん でいる人の前で、「ぴえん」と呟きながら(?)「カ サカサ」と動いているゴキブリのイラスト略。夏フェス
コロナの満えんで 楽しみは大きく変わった 夏フェスなんて夢のまた夢 だけど、今年。 とうとう再開する。 夏、燃えるフェス。 心(タマシイ)を枯らし声(エール)を絞り出す。 夏フェス、行けますように。 (編者)難しい漢字ですが「蔓延」です。
小説
(合唱コンクール)
今日は合唱コンクール当日だ。 私は、今日好きな人に告白する。 合唱委員の私はこの日に向けてみんなが上手に歌 えるよう全力で努力してきた。 ソプラノパートの女子たちがガールズトークに夢 中になって練習してくれなかったり、男子たちが朝 練に来てくれなかったりといろんな困難はあった。 だけど湊は、いつも失敗して落ち込んでいる私を慰 めてくれて、みんなが練習してくれるように手伝っ てくれた。 そんな湊に私はいつの間にか恋心を抱くようになっ ていた。 だから、支えてくれた湊のために絶対に最優秀賞 を取って、、、告白するんだ。
私たちの番が来た。左隣には凪がいる。大丈夫、 頑張れる。 「あとは全力で楽しもう、渚。」 「そうね、湊。」 流れるような指揮の元、私たちのクラスは一丸と なって詩を紡ぐ。 パートの違う凪の歌声が聞こえてくる。
わかーいつばさわー、あー、おーおぞらあおぐ、 あーおぐー私たちのクラスは、最優秀賞を取った。
「渚、話って何。」 湊を呼び出した私は、想いを素直にぶつける。 「私、湊のことが好き。付き合って。」 少しびっくりした湊は、それでもうれしそうな顔 で私に答える。
「私、女だけど、良いの?」
私は頷く 「恋に性別なんて関係ないわ。」 (編者)題名が編者が仮につけました。
エッセイ
捨てられぬ 夏のレシート 二年前 好きな人と食べた食事のレシートをもう繋がりが ないのに未だ捨てられず財布に残っていることに趣 を見い出したくなったので。
札幌の 同じ太陽 同じ空 でもどこか違う 味がするかな 札幌に帰省したとき、真っ先に同じ太陽のはずな のに山口の太陽より少し優しいような光を感じたの で、それを元に書きました。
(編者)浜田省吾の歌「A New Style War」の歌詞の引用略。 自作のものではないですが、浜田省吾さんの僕が 思う素晴らしい曲のひとつです。 小さい頃から親の影響で聴いていたのですが、意 味は全く理解していませんでした。しかし、高校生 になり世の中や多くの言葉を学んでいくうちにこの 曲の素晴らしさに気付きました。もしかしたら先生 が知らないのではないかと思い、さらに自作の俳句 や詩などを作らないのでこういう形で提出させて頂 きます。 (編者)年取っていながら、歌手は知っていてもこの 歌のことは全く知りませんでした。へえ、こんな歌も 歌うのかと感心しました、というより、詩としてもす ばらしく、現代の社会的・政治的問題を訴える思想も 深いと思います。
6月に 不意に届いた 招待状 澄んだ青空 目に沁みて泣く 招待状は結婚式のものです。 親目線での嬉し泣きでも失恋での悔し泣きでもど ちらにでも取れるように読みました。
目覚め早い 暑さで起きる 6月の朝 暑さが増し、睡眠に影響を及ぼす季節となりまし た。 クーラーはまだ早い気がして扇風機で耐える6月 です。
今日発表 対面再開 落ち込む頃 対面がなんやかんや楽で、自由時間が多く最高で す。 再開の発表に落ち込む今です。 (編者)2行目の「対面」は「遠隔」?
初夏迎え汗だらだらと滝流れ 立ってるだけで汗が流れる季節がやってきました。
『青春』では様々な事故が起こりつつも、船乗り たちが決して辛そうではなく、また舟への強い愛情 が感じ取れた。 (編者)紹介したコンラッドの短編への感想、ありが とう。
夏休み楽しみいっぱい散財の月 学校はやはり疲れます。 夏休みが待ち遠しい、早く夏休みになってほしい と強く思う今日この頃です。
雨は過ぎ梅雨明け間近夏はそこ 夏はすぐそこ、暑い日が続きます。きついです。
俳句 勘違い年はそんなにすごくない サッカー選手の名言 「人間は困難に直面するまで、自分の持つ強さに気 づかないものなんだ」
【第3回目俳句感想文】
しまうまがシャツ着て跳ねて夏来(きた)る (富安風生) 感想文 ・しまうまがシャツを着るという表現は面白いと思 いました。人間以外の動物に何か服を着せるという のはどこから始まったのかと思いました。動物が服 を着て本当にうれしいのか、何か感じるのか気にな りました。しまうまがシャツを着て跳ねて夏来る 私は、この詩を見てしまうまの縞模様をシャツと 表現しているのがすごいなと思いました。
しまうまがシャツ着て跳ねて夏来る(富安風生) どういうことか意味がわかりません。
しまうまがシャツ着て跳ねて夏来る という作品 について。 シャツが一体何を表しているのか気になった。
しまうまがシャツ着て跳ねて夏来る 冨安風生 夏がくることへの気持ちの高ぶりが目に浮かぶよう でした。
しまうまがシャツ着て跳ねて夏来る 跳ねてのところから清々しい夏が来ることを感じ させる素敵な句だと思いました。
しまうまがシャツ着て跳ねて夏来る(富安風生) この俳句を読んで、ある人がシマシマのシャツを 着ていて夏がきたことで飛び跳ねて喜んでいる情景 が見えてきた。
しまうまがシャツ着て跳ねて夏来る 自分の勝手な妄想かもしれないがしまうまがシャ ツを着ているのではなく、しまうまのようなしまし まのシャツをきて夏が来たことに喜んでいる姿を思 い浮かべました。夏の到来を感じさせるいい俳句だ と思いました。
しまうまがシャツ着て跳ねて夏来る (富安風生) 感想 これが全部を読んで、一番印象に残っていたので この俳句を選びました。しまうまがシャツを着ると いうなんともインパクトのある、さらっと読むと目 に留まるような違和感すら感じさせるフレーズが読 者の注意をひく、全体としても夏が来たんだなと頭 のなかで夏の風を想像できるような素晴らしい俳句 だと思いました。
シマウマがシャツ着て跳ねて夏来(きた)る (富安風生) 感想 シマウマの縞模様をシャツをきていると考えてい る発想が面白かった。
好きな句 夏来たる 白き乳房は 神のもの (三橋鷹女) 自作の句 夏来たる 青い海パン オレのもの
白い乳房で、真っ白なTシャツを押し上げる双丘 は確かに神の如く美しいが、健康的な足もいいなっ て思いました
プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ 感想 自分にはよく意味が分かりませんでした。
プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ 感想 この句を読んで思ったことは夏になって夜が緑色 ぽくなり、プラタナスの葉と重ねたのだと思いまし た。
プ ラ タ ナ ス 夜 も み ど り な る 夏 は 来 ぬ (石 田 波 郷) よく分からなかったです。
プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ 「プラタナス」が季語かと思ったが、「夏は来ぬ」 が季語で驚いた。そして「夏は来ぬ」が初夏を意味 しているのを初めて知った
夏に入る太平洋上のプリン揺れ (竹下流彩) という句を読んですぐ思いついたのは太陽が水平線 へ沈んだ時水平線の色がプリンのカラメルに見えた のかなということです。確かにそう言われると夏の 方が水平線の色がカラメルの色のように見えると思 います。自分はこれまで何度も水平線へ沈む夕日を 見てきましたがそんなふうに思ったことがなかった のでこの解釈が作者と同じなのか分かりませんがと ても面白いと感じました。
夏に入る太平洋上プリン揺れ 太平洋とプリンという全く違う言葉なのにう まいこと合わさって情景を思い浮かべること が出来て、今回の俳句の中でもインパクトが あったのでこの俳句を選びました。
教科書を 窓際におき 麦の秋 感想 とてもこの光景が頭に連想された おきと秋とリズ ムも良かったと思いました。
私は「教 科 書 を 窓 際 に お き 麦 の 秋 」 桂 信 子という俳句が気に入った。なぜかというと この俳句を詠んだ時、アパートの自室で一人教科書 を窓際に置き窓を眺めている情景が浮かび、またそ こから秋を感じる気候になったというのが素敵だと 感じたからだ。
教科書を窓際におき麦の秋 感想:授業中に窓の外が一面麦畑ならすごく綺麗な 風景だろうと思い、原風景が広がる田舎でゆっく り過ごす夏にはあこがれる気持ちがあるなとしみ じみと感じた。
教科書を窓際におき麦の秋(桂信子) 私はこの詩から勉強に飽きてしまってふと目を教 科書から窓に移すと、そこには麦が実って、麦畑が 一面黄金色に染まっている景色が広がっていて思わ ず見とれてしまっている人の情景が思い浮かんだ。
教科書を窓際におき麦の秋 この詩を見て何となくではあるが教科書を窓際に おいて、授業を受けながらも外の秋の景色を眺める 学生の姿が目に浮かぶようだ。 学生たるもの勉強も必要だがそれとは別にたまに は外の景観などに目を向けるほうが良い、とこの詩 は心に訴えてくるようなそんな感じがした。
教科書を窓際におき麦の秋 (桂信子) 授業中でも教科書を置いて窓から見える麦畑をみ て黄昏ているように感じました。
教科書を窓際におき麦の秋 高校の時、電車通学でこの時期よく窓から麦畑を 見ながら通学していてとても懐かしいなと思いまし た。この時期の景色やにおいがとても好きで麦畑も よく見ていたので地元にいるときのことを思いだし ました。
教科書を窓際におき麦の秋 麦が一面に実っている光景がすぐ想像できるとて も共感しやすい句だなと思いました。また、麦を借 りとったあとは田植えがありますが、そろそろそん な時期かと今の状況と重ねてより深く情景を思い浮 かべることができました。
麦の秋、麦秋 教科書を窓際におき麦の秋 高校生の時に授業中に窓の外を眺めていて先生に 怒られたことを思い出しました。
教科書を窓際におき麦の秋 (桂信子) 春から新しい事を学んできたが畑一面に麦が実を つけたときは一度勉強することをやめて麦畑で一面 が黄金に染まっている景色を見て身も心も休ませた いと感じました。
麦の秋、麦秋の感想 今まで「秋」という言葉は季節を表すものとしか 知らなかったが、実りを意味するということを知り、 新たな言葉の表現法として新鮮さがあるとともに季 節に例えて表現するきれいな言葉だなと感じた。
句 すずかけもそらもすがしき更衣 (石田波郷) 感想 入学式の時は寒かったのに今では半袖じゃな いと過ごせないくらい暑くなったので日数が経つの がとても早いと感じた
選んだ俳句 すずかけもそらもすがしき更衣 理由 夏が近づくと気温も上がりどのような服を着たら いいのかわからなくなることがあるのでとても共感 しました。 夏が近づいているのがよく分かる俳句でした。
すずかけもそらもすがしき更衣 自然界の変化を人間の生活に例えて表現している ところが面白いと思いました。
すずかけもそらもすがしき更衣 木も空も夏に向けて移り変わりゆくある中、高校 時代、制服の衣替えの時期が決まっていたがこの時 期になると自らで衣服の更衣のタイミングをはかな ければならない虚空感がある。
翡 翠 の 掠 め し 水 の み だ れ の み (中 村 汀 女) 今回の俳句の中ではこれが一番好きでした。 翡翠 と書いて かわせみ と読むのを初めて知 れてまた一つ知識を吸収できてよかったです。 ずっと ひすい という読み方しかないものだと 思っていました… 言葉が涼しげですごく浮きです。
翡翠の涼めし水のみだれのみ 綺麗に流れる川で、翡翠が涼みに来てピチャピチャ 飛沫を上げてる様子が思い浮かび、穏やかな気持ち になりました。
翡翠の掠めし水のみだれのみ 感想:川の近くに翡翠がいる写真を最初に想像する ことができた。俳句の感じだと翡翠が飛び立って いなくなり、川の水が揺れている場面だと思った。 とても風景の一部がきれいに切り抜かれている作 品だと思った。
翡翠の涼めし水のみだれのみ 感想 カワセミが獲物を捕らえるために水中に潜る様子 が夏の猛暑に耐えかねて飛び込んだように見えたの を表したのかと思いました。また、その様子が水深 の深い場所に飛び込む子供のようにも見えると思い ました。
感想文 翡翠の 掠めし水の みだれのみ (中村汀女) 陽光が射し込む森の池で翡翠が池に飛び込み、そ してまた勢いよく水を纏って口には小魚を持って飛 び上がる。そんな風景を描いたと思われる。とても 涼し気な詩で夏の射すような暑さとは違う。自分は たまに山に入るが、こういった景色を見ることも間々 ある。
黒鯛(ちぬ)つりに虹たつ濤なみのしづまれる (西島麦南) 感想:今でこそ漁協が厳しくなったものの、5月に入 り、気温が上がっていくと、やすを持って素潜りす るシーズンの始まりでした。古宿を潜った時に見つ けた、体長30cmはあろうチヌを逃した悔しさを、 この俳句を通して思い出しました。
黒 鯛 ( ち ぬ ) つ り に 虹 た つ 濤 ( な み ) のし づ ま れ る 私はこの俳句を詠んでクロダイという単語を見て 夏を頭に思い浮かべることができました
黒鯛(チヌ)つりに虹たつ濤(なみ)のしづまれる 釣りが趣味なので情景が想像しやすく、自分も夏 にちぬを釣りに行ったことがあるので、夏を感じる ことができました。
俳句感想 黒鯛(ちぬ)つりに虹たつ濤(なみ)のしづまれる (西島麦南) 私は、チヌを釣ったことがなく、食べたこともな いですが、釣りをしていて静かなときにいきなりく る水の音は大好きでこの俳句にとても共感しました。 また、この俳句を読んでまた釣りに行きたいなと思 いました。
黒鯛つりに虹たつ濤のしづまれる 感想:魚釣りに行く途中で見た景色を美しく描い ていると感じました。
選んだ俳句 黒鯛(チヌ)つりに 虹立つなみの しづまれる 感想 この俳句はチヌ釣りに夢中になっていた人が ふと、海を見渡した時の情景を描いていると思い ます。内湾の静かな海で、チヌ釣りをしていて今 日こそはと思い、仕掛けの浮きが沈むのをじっと 見ていると、ぐっと浮きの沈むのが見え、急に緊 張が走った。心臓をバクバクさせながら、必ず揚 げてやるの思いで釣り上げるとそこには念願のチ ヌがあり、喜びの感情と同時に緊張感から放たれ た安心感が一気に生まれた。そこでふと海を見る と、穏やかな静かな波が太陽に照らされて、わず かに虹色に輝いていた。作者はおそらく、釣りに 夢中になって気付かなかったけれども、海が作る 景色がこんなにも素晴らしかったことに気づいた のではないでしょうか。
黒 鯛 (ち ぬ) つ り に 虹 た つ 濤 (な み ) の し づ ま れ る 西 島 麦 南 黒鯛釣りをしていると虹が少し荒れた波にかかっ ている情景が浮かびました。 黒鯛は多少海が荒れているときくらいが釣れやす いイメージがあります。 そんな中黒鯛を狙い釣りをしている背景がとても 心に残るものがありました。
波音は眠りの翼青葉風 (荒木博子) 青葉という季語は私の中で最も夏っぽいイメージ がある。また私の好きな漫画の主人公の名前が青葉 で、その漫画が数ヶ月で終わるので少し悲しい気持 ちになった。
波音は眠りの翼青葉風 この句は波音を聞いてよく眠れる様子を表してお り、この人は家で窓を開けている、または砂浜で寝 ているはずです。波音が心地よいだけでなく、窓を 開けていられる、砂浜で寝ていられる過ごしやすい 季節になってきてきていることも表しているのでは ないかと思いました。
更衣 暖かくなり新しい季節になったことを感じられる 作品だと思う。すぐに青々とした情景が浮かんでき ました。
【第4回目俳句感想文】
ふところに川風あふれ夏浅し (村山古郷) 夏が始まったころに感じる冷たくて気持ち良い風 を連想させ、あたかも今現在その風を感じているか のように思えました。夏浅し ふところに川風あふれ夏浅し 感想 夏の暑い日に川風にあたって涼みたくなるような 俳句だと思いました。
ふところに川風あふれ夏浅し (村山古郷) 最近、近所の川沿いを散歩すると、気温が高いけ れど涼しい風が吹いていることがあり、うっすらと 夏を感じるようになりました。そのためこの俳句を 選びました。
ふところに川風あふれ夏浅し もうすぐ本格的に夏がやってくるというのを感じ ます。
夏浅し ふところに 川風あふれ夏残し 感想 夏の風が少し感じられる様な俳句で、季節の訪れ を体感出来る。 だんだん夏に向かっていっている感じがする。
ふところに川風あふれ夏浅し 季節が夏に差し掛かり、気温が高くなっている。 初夏の暑さの中で涼しげな川の風に吹かれて心地が いい。
句 夏 浅し 感想 今は梅雨の時期だけど梅雨が過ぎたら来ると 思うと楽しみになった
夏浅し ふところに川風あふれ夏浅し 感想文:ふところ、つまり自分の周りを川風がそよ いでいるという情景から、暑苦しい夏と異なり涼 し気な雰囲気を感じることが出来ます。夏浅しと いう言葉からは、今の季節がまだ春で、そろそろ 夏に季節が移行する段階を表しているのではない かと思います。最近は雨が続き梅雨の時期だと言 われていますが、この期間が過ぎればいよいよ本 格的に夏の到来を感じることになると思うので、 夏浅しという言葉は今の状態でもいえるのではな いでしょうか。
珊瑚礁卯波ちりちりばらばらに(阿波野青畝) サンゴ礁は暖かくてきれいな海にしかいないので 海がとても綺麗なことがわかりました。
珊瑚礁卯波ちりちりばらばらに 感想 普段綺麗な珊瑚礁が5月になって荒れた波に飲 まれ白波が立っている感じがギャップになり印象 的だった。
珊瑚礁 卯波ちりちり ばらばらに ( 阿 波 野 青 畝 ) 情景を想像して、綺麗だなと思いました。 珊瑚礁とかテレビでしか見たことないので、いつ か実際に見に行きたいなと思いました。
珊瑚礁卯波ちりちりばらばらに 白い波の中に時折離れ離れに珊瑚が顔を見せる情 景が思い浮かんだ
灯 台 も 卯 波 も 白 き 岬 か な ( 山 形 定 子 ) 感想:情景をパッと想像できる良い詩だと思った。
灯台も卯波も白き岬かな 感想:私は灯台のあるとこに住んでたわけではないで すが、灯台の光は暗闇だと白く見えるというイメー ジがあるので合っているかは分かりませんが夜の 岬の光景を想像しました。
灯台も卯波も白き岬かな(山形定子) この句は、そのまま意をとれば卯月の頃に、岬か ら海を眺めれば白い灯台やその光それから、灯台の 灯や月光を受けて白く輝く波が見えるといった具合 だろうか。さて、この時期は、涼しい位の気温から 暑いと騒がれ、そして波に揺られる人も出てくるよ うな頃である。今年はどうなるものか。
白玉 白玉や愛す人にも嘘ついて 鈴木真砂女 感想 私は、この詩を読んで最初よくわかりませんで した。そして自分が考えるにつるつるして真っ白な 白玉には無縁な嘘と対比されているのかなと考えま した。しかしこの詩の状況がわからなかったのでま た考えてみようと思います。
白 玉 や 愛 す 人 に も 嘘 つ い て 愛す人という言葉がアイスと掛かっているんじゃ ないかと思った。
白玉や愛す人にも嘘ついて (鈴木真砂女) 初めは、よくわからなっかったが調べてみると白 玉が夏の季語だと知って驚いた。
白玉や愛す人にも嘘ついて (鈴木真砂女) 「や」が問いかけなのかANDなのかで意味がかわ る。問いかけだったならば、白玉に対して、ほかの 人だけでなく愛する人にも嘘をついてしまったこと を悲しみ嘆いているようにも感じられる。ANDだっ たならば、白玉が愛する人と同等なくらい好きだと いうことが伝わってくる。
「白玉や愛す人にも嘘ついて」(鈴木真砂子)に ついての感想 白玉は冷たくツルツルしているので人に冷たく、 サバサバした性格の人のように感じられた。
白玉や愛す人にも嘘ついて (鈴木真砂女) 白玉のような可愛らしい肌の女の人に何か嘘つい ているのかなと思いました。
白玉や愛す人にも嘘ついて 私はこの句を見て何だか悲しくなる句だなと思い ました。しかし、何故白玉が愛す人にうそをつくの か、何を表しているのかがとても面白いなと思いま した。
ふるさとはよし夕月と鮎の香と (桂信子) とい う作品について 僕の地元は鮎が多く生息していたこともあって親 しみやすいと感じた。
ふるさとは よし夕月と 鮎の香と 夕月と鮎の香という二つの言葉だけでふるさと の情景がすぐに思いつきました。
ふ る さ と は よ し 夕 月 と 鮎 の 香 と ふるさと、アユの香、などの単語を詠み地元の吉 野川で友達とアユを釣りみんなで塩焼きにして食べ た事を思い出しました。
ふるさとはよし夕月と鮎の香と この俳句を詠んで私はふるさとを懐かしんだとき に思い出す情景を俳句にしてとても良い作品だと思 いました。
ふるさとはよし夕月と鮎の香と 筆者の故郷は、あゆが生息する綺麗な川があった り、綺麗な夕日を見ることができるところなのかな と思いました。
ふるさとはよし夕月と鮎の香と この俳句を読んでふるさとで一番自分の記憶に刻 まれていることが書かれていてとてもふるさとを感 じた。
ふるさとはよし夕月と鮎の香と 桂信子 田舎のきれいな景色が浮かぶ句でした。
ふるさとはよし夕月と鮎の香と 私は、この句が久しぶりに帰ってきた故郷を楽し んでいることを表していると思いました。時間がたっ ても故郷の景色は変わっておらず、目と舌でふるさ とを存分に楽しんでいるのだと思いました。また、 ふるさとの情景を自然豊かとして書かれているので、 読み手ににその情景を伝えやすく、良い句だと思い ました。
鮎焼く火瀬音涼しくなりしかな(古賀まり子) 感想 鮎を焼くパチパチという音で夏の暑さが涼しく感 じられている状況かなと思いました。
鮎焼く火瀬音涼しくなりしかな 鮎を焼くと、火の影響でもちろん暑くなるが、瀬 音がするおかげで涼しく感じるという情景が伝わっ た。川のせせらぎの音などは自分も好きなのでとて もいい句だと感じました。
俳句:鮎焼く火瀬音涼しくなりしかな 感想:自分の中ではアユを焼く季節は7月くらいだっ たイメージだけど五月に鮎を焼くのは驚いた。昔 だと5月あたりにもう鮎を食べているのが分かっ た。夏に鮎を食べるのは今と昔でも変わらないと 思った。まだ5月だから川の水とか気温は涼しい と思った。 川にいて鮎を焼いて食べているような風景を感 じることができた。
鮎焼く火瀬音涼しくなりしかな 鮎を焼きながら川のせせらぎを聞く夏の中の涼し げな風景が浮かびました。
小座敷に鱚の天麩羅揚がりけり(星野麥丘人) どういう状況か自分は鱚の天麩羅を作っていて、 油と一緒にはねたときに小座敷までとんでいった様 子が鱚は天麩羅になってまでも生きている様子を表 しているようで趣があると思いました。
小座敷に鱚の天ぷら揚がりけり 自分もこの時期鱚を釣って天ぷらにして食べたり するのでとても共感できました
小座敷に鱚の天麩羅(てんぷら) 揚(あが)りけり (感想) 鱚はお高級に感じるからご褒美で食べてい るのかもしれない。鱚の天ぷらはフワフワとして とても美味しい。四月末に行った丸亀製麺で運よ く鱚の天ぷらを食べることができ、とても幸せだっ た。
小 座 敷 に 鱚 の 天 麩 羅 ( て ん ぷ ら ) 揚 ( あ が ) り け り 季節の移り変わりが感じられる。
小 座 敷 に 鱚 の 天 麩 羅 ( て ん ぷ ら ) 揚 ( あ が ) り け り ( 星 野 麥 丘 人 ) 夏が近づくと、キスが釣れはじめ、キスの天ぷら は絶品です。 小座敷に上がると揚げたてのキスがあったのいう 情景が想像できます。 キスの天ぷらが食べたくなりました。
小座敷に鱚の天麩羅揚りけり キス釣りのシーズンを迎え、おいしい鱚の天麩羅 が食べられるわくわく感が感じられる俳句だった。
小座敷に鱚の天麩羅揚がりけり 鱚の天麩羅は天麩羅の中で3番目くらいに好きで す。ちなみに一番は海老です。
小座敷に 鱚の天麩羅 揚がりけり この句を詠んでそろそろ鱚が釣れる時期になった と感じ海に行きたくなった
白牡丹ある夜の月に崩れけり (正岡子規) 感想文 牡丹はとても美しい花です。 この俳句では、夜の暗闇と月の光の対比に、白牡 丹が目立たなくなっていることを示して位と思いま した。 崩れけりという表現で、白牡丹が月に負けてしまっ たと感じさせられました。
白牡丹ある夜の月に崩れけり 花が散る様子からその夜に誰かが儚く亡くなった のだろうと感じた。
【白牡丹ある夜の月に 崩れけり】 白牡丹を儚い夢や願いにみたて、そういうものは 知らぬところで簡単に崩れてしまっているという感 じを受けました。
白牡丹 ある夜の月に 崩れけり(正岡子規) この詩はおそらくではあるが夜に白牡丹という本 来ならとても風情があるもの、だと思うのだがおそ らく月が満月であったのだろう。 白牡丹がかすむほど見事な満月が夜空に浮かんで たのでは、そんな情景が目に浮かんでくる。技巧を 凝らした詩、というわけではないのかもしれないが シンプルでとてもいい詩だと思った。
【感想】 春と比べて夏の変わり目であるこの頃は 海や川などの自然をメインとした爽やかさにとんだ 俳句が目立っている。春はのどかな感じが見受けら れるが今回の俳句は夏の力強い陽気がほんのり感じ られ、対象に夜の静寂さも見られた。
【第5回目俳句感想文】
入梅、梅雨入 梅雨に入る 気持ち両棲 類になる 平千枝子 感想:このまえの出かけ先の帰りに雨に当たりずぶ 濡れになったのを思い出した。服や荷物はびしょ びしょで確かに両生類になった気がした。 これからの季節天気予報に気をつけなければな らない。梅雨に入る気持ち両棲類になる 感想 この句の作者は梅雨が好きな人で、梅雨になって 気持ちが昂っているのだと感じました。
梅雨に入る気持ち両棲類になる 平千枝子 梅雨のじめじめとした感じが少し嫌だけど雨の雰 囲気が良いとゆう意味だと思った。
【梅雨に入る気持ち両棲類になる】 梅雨とは関係なく、コロナのせいで家にいる時間 が長いせいで、梅雨を感じることが出来づらいので、 この俳句で梅雨を感じることが出来ました。
梅雨に入る気持ち両棲類になる (平千枝子) 毎年梅雨になると庭の池に住むカエルのなく声が よく聞こえていました。ずっと鳴き声をきいている とまるで自分がカエルになったかのように感じます。
梅雨に入る気持ち両棲類になる (平千枝子) 梅雨に入って気持ちは両棲類のようになる句で自 分もやはり、梅雨に入ると雨が降って周りがじめじ めとしていて海や川とは違いますが、水の中にいる ような気分になります。
梅雨に入る気持ち両棲類になる 雨が降り、暑さを感じる夜、朝がたに蛙の鳴き声 が聞こえできている。こんな自然に囲まられたとこ ろに住んでとても新鮮に感じている。
梅雨に入る気持ち両棲類になる 梅雨になり、雨がよく降り出すから、自分たちも 陸と水中で生活する両棲類と同じような気持ちにな るということがとても伝わってきた。
梅雨に入る気持ち両棲類になる (平千枝子) 今梅雨まっただ中で湿度が高いため、水の中にい るように感じていた自分とマッチした。
梅雨に入る気持ち両棲類になる (平千枝子) 梅雨に入って雨がふることで両生類は喜んでいる が僕は雨が降ることはとても嫌なことだと思いまし た。
梅雨に入る気持ち両棲類になる (平千枝子) 少しだけ気持ちがわからない気がします。
梅雨に入る気持ち両棲類になる 梅雨の季節の空気感を、とても分かりやすく表し ていると思いました。両生類という少し扱いにくい 単語を使うのには驚きましたがそれもうまく俳句に なじんでいていいと思った。
海からの風山からの風薫る (鷹羽狩行) 海からも近くまた山も近いところに住む私からす ると一番共感できる句でした。そして風が気持ちい い季節になっていたので、より一層共感を高め、ま た非常にさわやかな句だとも思いました。
海からの風山からの風薫る 海から山から周り全体から色んな風を感じられる ように感じる。
海からの風山からの風薫る 吉見の土地柄と同じで共感でき、想像しやすかっ た。
鷹羽狩行の作品に海からの風、山からの風とあり 吉見の町と似ているなと感じた。
俳句 海からの風山からの風薫る 理由 吉見に初めて行ったときに海からの風潮風が吹い ているのを思い出しました。
海からの 風山からの 風薫る(鷹羽狩行) この詩はこの作者の住んでいる場所で詠んだ詩だ ろうか。 とても景観の良い場所のように思える。 磯の香りがする潮風と山からの青々とした緑のほ のかな香り。 その2つを一つ所で感じることができた作者はさ ぞかし心地よかったに違いないだろう。
海からの風山からの風薫る (鷹羽狩行) この俳句を見て すぐに吉見を連想しました。 すぐ近くに山も海もあるので両方見れてなんだか お得ですね。 気温も上がってきて虫も増えると思うので虫よけ の何かを買いに行こうかな、と思いました。
海からの風山からの風薫る 海や山からの爽やかな風が漂ってくるのを感じる ことができるような良い句だと思いました。
海からの風山からの風薫る (鷹羽狩行) (感想) まさに水産大学校だなと思った。海も好き だが山も好きなのでど田舎の吉見はなんだかんだ 好きだ。
海からの風山からの風薫る 感想:海からの風は潮の薫りだと思いますが、山か らの風の薫りは何なのだろうと思いました。私の 出身地は山に囲まれているので、他の人と比較す ると山に触れる機会が多かったと思いますが、そ れでも山の薫りと言われても思い当たるものがな いので、この作者は独特な感性を持っているのだ なと感じました。
盲導犬薫風に目をかがやかす(堀口星眠)という 作品について。 盲導犬は仕事上感情をあまり出さないが、薫風に 気づいて目をかがやかせる姿を想像して穏やかな気 持ちになれた。
盲導犬薫風に目をかがやかす 犬が臭いをかぐ仕草が想像できました。実家の愛 犬に会いたくなりました。
句 盲導犬薫風に目をかがやかす 感想 この句を読んで飼っていた犬と散歩した時を 思い出して懐かしい気持ちになった
盲導犬は吠えたりすることができないから風にた いしてほかの犬よりも敏感なのかなと思いました。
盲導犬薫風に目をかがやかす 私はこの句を読んで、人と犬との強い繋がりを感 じました。盲導犬を連れているということは、人の 方は目が不自由なはずです。目が不自由な代わりに 他の感覚器官で見ているというだけでなく、ここで はパートナーが居ます。目が不自由なはずなのに盲 導犬の目が輝いていると理解している関係性がすご く感慨深いと思いました。
鮓桶に来てとまりけり山の蝶 (野村泊月) この詩は多分酢飯を作る途中、山のほうから下り てきた蝶が桶に留まり、その様子を詠まれたものだ と思います。夏がまだ来てはいないがこれからやっ てきて山もまた強い緑に覆われるのでしょう。一方 で街の春花たちはそろそろ散り、実付けへと移るこ とが想像されます。
鮨、鮓桶に来てとまりけり山の蝶 鮓桶に入っているシャリは山の蝶のように美しい ことを表しているじゃないかと思いました。
母の鮨鯛のそぼろをちらしけり 津森延世 感想 家で食べる鮨は、握り鮨ではなく、ちらし鮨だっ たのを思い出しました。
母の鮨鯛のそぼろをちらしけり 鮨が季語というのは初めて知って驚いた。鯛のそ ぼろは桜でんぶのことだろうか。母の鮨ともあるの でちらし寿司のようなイメージが浮かんだ。
冷蔵庫中にも死角ありしかな 柴田慧美子 死角がどこにあるのか興味が湧いた。
冷蔵庫中にも死角ありしかな 感想:梅雨に入っていっそう生ごみ等に気を付けな ければならなくなりました。冷蔵庫の中の野菜を 忘れて腐らせそうなのが今年の心配です。死角を 作らないようにします。
冷蔵庫の中にも死角ありしかな 死角なんてあるんだなと思いました
柴田慧美子さんの作品ですが、冷蔵庫の中には死 角ありと書かれており色々なストーリーを想像して しまう面白い作品だと思いました。個人的には冷蔵 庫の中に何か甘いものを隠していたのかな、と思い ました。
冷蔵庫中にも死角ありしかな 私は、この句を見てとても共感しました。私も家 の冷蔵庫の中を何かないかなーと探しますが結局い いものが見つからず何もないかーと諦めたら、その 後他の家族がおいしそうなものを冷蔵庫から出して いるのを見てそれはどこにあったん!っとなります。 そのため強く共感しました。
冷蔵庫中にも死角ありしかな (柴田慧美子) 死角がないように思う冷蔵庫でも食品をいれるこ とで死角がうまれ、どこにしまったのかがわからな くなることがあるので共感できる俳句でした。
冷蔵庫にも死角あひしかな 感想 気づいたらくさっていたりいたんでいた食材が見 つかったときのことを思い出します。
冷蔵庫にも死角あひしかな 感想 自分はこの句を読んで過去に冷蔵庫の中に 消味期限の切れたものを見つけたことがあり、 そのことを思い出しました。このくはなかに 「も」とあり、いろいろと思考がおよびます。
冷蔵庫中にも死角ありしかな 冷蔵庫の俳句というのを初めて知りましたし、と ても興味深く感じたので この俳句を選びました。
冷蔵庫 中にも死角 ありしかな 私はこの俳句を夏は冷蔵庫に入れていても腐らせ てしまうことがあるととらえました。 今年も夏が始まるので腐らせないようにしたいと 思いました。
冷蔵庫中にも死角ありしかな 感想 私はこの句を読んで昔、夏に兄弟で冷蔵庫の中に アイスがないか探していた情景を思い出し懐かしさ を感じました。
選んだ俳句:冷蔵庫 冷蔵庫中にも死角ありしかな(柴田慧美子) 感想:「死角」という言葉がおもしろいです。おそ らく、冷蔵庫の中は食料でいっぱいで、目的のも のがなかなか取り出せない様子が浮かびました。 自分の推測ではこれはあそこだろうなあと思って いても、意外にそんなとこにあるのかと驚くこと があったりします。なにか落としたりして、自分 の記憶からここだと確信しても、考えもしなかっ た場所で見つかることもありました。すごく共感 できる俳句だなあと思いました。
冷蔵庫中にも死角ありしかな 冷蔵庫の中で食べ物を腐らせてしまった思い出が 蘇りました。
水母(くらげ)海月 美少女を包み攫(さら)ひし 大海月 中山玲子 私はこの句を読んでまず水母と海月と分けたこと について興味を持ちました。 また、包んで攫う大海月という言葉から子供を暖 かく見守る親を連想して、気持ちが和みました。
俳句 美少女を包み攫ひし大海月 感想 海の中に一匹の海月ではなく大量の海月がい ることを最初に想像した。その集団が生物にまと わりついて、見えなくなっていっているところを この句を詠んで思った。その様子は気持ち悪いの ではなく、なんとなくだけど、美しいと感じた。 水族館にいる海月のようなきれいさをこの俳句で 感じることができた。
美少女を包み攫(さら)ひし大海月 この句に描かれている様子が想像できとてもミス テリアスな感じがした。
裏返るさびしさ海月くり返す (能村登四郎) 感想文 プランクトンであるクラゲは水の流れに逆らえな いので、海中では上も下もわからないと思います。 クラゲ一匹を見ると感傷的になるかもしれないが、 大量にいると怖いです。
裏返るさびしさ海月くり返す 私がこの句を選んだ理由は海月が裏返りを何度も する動きを観察している句であるが、海月はぷかぷ かと気ままに泳いでいるので一層その無常にひっく り返される寂しさというものに引き付けられたから だ。
【第6回目俳句感想文】 六月の 太平洋と 早起きす (矢島渚男) この詩を見て、私はこの詩の作者が皐月波の音で 目覚めたのではないかと思う。 波の音で目覚めたということはきっと雨も降って おらず晴天であったことだろう。 このような気持ちのいい目覚めを私も経験してみ たいものだ。
六月の太平洋と早起きす 朝に太平洋の水平線から、太陽が昇ってくる様子 を思い浮かべることができる良い句だと思いました。
六 月 の 太 平 洋 と 早 起 き す 矢 島 渚 男 の感想 本来は人ではない太平洋を生き物のようにたとえ、 一緒におきるという表現がとても印象的でした。
六月の太平洋と早起きす(矢島渚男) この句は夏に入りかける六月の朝が早くて起きれ ないけど太平洋側からのぼってくる朝日がとても気 持ちいいことを思い出せてくれてもう夏なのか?と 勘違いさせるような気分になりとてもほっこりする、 かつむしあつい気持ちにもなります
六月の 太平洋と 早起きす 六月の太平洋を的確に表した俳句であり、 情景がすぐに思い浮かんだのでこの俳句 を選びました。
六月の太平洋と早起きす 自分は明るくなってから寝ることが多いので、長 い間早起きしていません。早起きの生活に憧れます。
六月の太平洋と早起きす 朝目覚めて、海をみることで一日が始まるという 情景が浮かんできました。
六月の太平洋と早起きす 段々湿気も高まって、だいぶん寝つきの悪くなる 日が増えてきました。 そんな少し寝起きの悪い気分で迎えた朝、カーテ ンを開けたらそこにはひろがる太平洋。そんな情景 が浮かびました。
詩:六月の太平洋と早起きす 感想:夏の六月は暑いので、太平洋の海で海水浴を 行い、少しでも暑さを忘れたかったのではないで しょうか。その為朝早く起き、海に期待を寄せて いるのだと思います。私も吉見の海水浴場の海開 きを楽しみに待っています。
六月の太平洋と早起きす 感想 六月になり日の出が早くなってきたことを表して いるのかなと思いました。
矢島渚男さんの作品について 太平洋に昇る朝焼けと同じぐらい早く起きて新し い一日が始まっていく新鮮さをこの作品から想像で き、この作者の心の余裕と広さを感じました。また、 船上か海沿いかは分かりませんが、太平洋とともに 起きるという言葉の選び方にセンスとロマンティッ クな気持ちを抱きました。
6月の太平洋と早起きす 私はこの句を読み、早起きすというのは船の上で 朝日がはいってきて思わず目が覚めてしまったこと だとかんじた。
六月の太平洋と早起きす 感想:六月の梅雨時期の太平洋の海を見ると霧がが かかているような気がして雰囲気があるなと思い ました。
6月の太平洋と早起きす 感想 太平洋と早起きすという所が太平洋を擬人化して いて作者は海の近くに住んでいて海が生活の一部に なっているのだろうなと思った。
六月の太平洋の早起きす。 6月になると日の出がとても早く感じると表現し ていると感じた。夏至が近づくにつれ夏の始まりを 感じつつある。
ジューンブライド小さきチャペルの扉が開いて 長嶋和子 575の原型にとらわれずに大幅に文字数がオー バーしてしまっているが、かといって無駄な言葉が なく綺麗にまとめられた句だなと感じた。
ジューンブライド小さきチャペルの扉が開いて という作品について 大胆に575のリズムを壊してまでジューンブラ イドをいれることから、その単語のこだわりを感じ た。
ジューンブライド小さきチャペルの扉が開いて (長島和子) 将来、結婚するとしたら海岸のそばの教会で式を 挙げたいなぁと思いました。
ジェーンブライト小さきチャペルの扉が開いて (長島和子) 小さなチャペルで結婚式がいいなと思った。
俳句 川が匂ひて六月の日暮れかな (小川匠太郎) 理由 季節の変わり目は気温や匂いで体感するので川のに おいなどがとても共感しました。
川が匂ひて六月の日暮れかな 自分は、梅雨の雨によって川の推量がましていつ もいじょうにかわのにおいがするんだとおもいまし た。
川が匂ひて6月の日暮れかな 小川匠太郎 川から夏の匂いがして、夏が近づいてきているん だと感じられる俳句です。
句 川が匂ひて六月の日暮れかな 感想 前に地元にいるとき友達と川に入ったときの 匂いを思い出した。
川が匂ひて六月の日暮かな (小川匠太郎) 六月の川の爽やかな匂いが六月の日暮れを感じさ せられるのではないかと感じた。
川が匂ひて六月の日暮れかな 小川匠太郎 梅雨の時期、湿った日の独特の匂いが感じられた。 水辺の周りでは特に匂いが強いイメージがある。 どうやら雨の匂いというものが科学的に証明され ているらしいです。
俳句:川が匂いて六月の日暮れかな 感想:この俳句を詠んで思ったことは、日暮れの川 は何か匂いがするということが分かった。この匂 いは何かよくわからないけど落ち着くようなにお いだと感じた。田舎の川に行くとこの俳句のよう な感じになると思った。田舎に住んでいると感じ やすい俳句だった。
川が匂ひて六月の日暮れかな 小川匠太郎 梅雨の少し湿度が高く、山の匂いを感じる川辺の様 子が目に浮かびました。
麦 星 や 灯 を 消 し て あ る 余 呉 の 駅 ( 茨 木 和 生 ) 麦星という言葉を初めて知りました。一等星って ことは一番明るいやつですよね。きっと綺麗なんだ ろうな、と思いました。余呉は滋賀県にあるんです ね。滋賀県いつか行ってみたいです。
麦星や灯を消してある余呉の歌 これは言葉について調べたうえでの感想になるが 余呉というのは滋賀県の穏やかな湖の近くの地域で あり田舎の風景を思い浮かべた詩であると考えてい る。さぞかし明かりのない所では鏡のように映る月 と麦星など明るい星が輝いている枕草子の夏の部分 のような趣のある風景であろう。
麦星や灯を消してある余呉の駅 余呉が何かわからなくて調べた。余呉は滋賀県最 北の町で駅は北陸本線の駅のことだろうか。周りが 農地ばかりなので星はよく見えそうだと思った。
麦 星 や 灯 を 消 し て あ る 余 呉 の 駅 感想:余呉の駅の人は、星を見るために駅の電気を 消しているのかなと思った。
「引いていく長きひびきや五月波」 穏やかな5月は終わって暑い6月がもう来るのかと いう感じがしました。
皐月波(さつきなみ) 引いてゆく長きひゞきや 五月波 鈴木花蓑 感想 この詩を見て、私は先月に水産大学校の近くでイ カ釣りをしに行き、その日の天候は絶好の釣り日和 だったのでもうすぐ梅雨入りする6月の釣りはお預 けになるのかなと思いました。またそれとど同時に 友達とも釣りに行けたらいいなと思いました。
引いてゆく長きひゞきや五月波 この句は6月の海の天候の厳しさを表していると 思います。引いていく波が長く響いているというこ とは、波が大きい証拠です。皐月波の季語とも合わ さって、天候の状況を鮮明に思い浮かべることが出 来ました。
引いてゆく長きひゞきや五月波 (鈴木花蓑) 私のアパートが窓のすぐ外が海となっていて、梅 雨入りが発表された頃か雨音はもちろんのこと、こ とさら聞こえるようになったのが波の音である。ど うもここ最近は風が強い日が多く、波音が静まると ころを知らないようである。
皐月波 引いてゆく長きひゞきや五月波 荒れていた海がだんだんと落ち着いて来たのかな と思いました。
皐月波 今の時期がまさに風が強く、とても共感を得た。 情景が浮かびやすい作品だなと感じた。
「長崎の旧街道の葛饅頭」(有馬朗人) 感想 私も長崎の親戚の家に行ったときに葛饅頭を 食べた記憶があります。
長崎の旧街道の葛饅頭 感想:長崎に行ったことはないのですが六月に古い街 並みを歩きながら葛饅頭食べるのはすごく楽しいだ ろうと思います。コロナが収まれば長崎に行ってみ たいです。
岩魚 鰭焦げて岩魚しづめり岩魚酒いさき (感想) イワナのひれ酒を飲む情景がとても思い浮かぶもの でした。
鰭焦げて岩魚しづめり岩魚酒 こういう楽しみ方があるのを初めて知りました
あ ん ず あ ま さ う な ひ と は ね む さ う な 室 生 犀 星 どういう意味なのか興味が湧いた。
時計草 どの国の時計に似たる時計草 (後藤 比奈夫) 世界のどこにある時計も形は変わらないものなん だと当たり前のことを改めて文字に起こして見てみ ると世界は広そうで以外と狭いものなんじゃないか と考えさせられました。
<時計草> どの国の 時計に似たる 時計草 感想:自分の小学生時代の記憶を思い出させるよう な俳句だった。私の実家の近くに公園があるのだ が、夏になると公園のフェンスにつるを巻き付け た時計草が咲き、その目立つ見た目は普段の生活 の中では見ることのできない別世界のようで、学 校帰りによく友達とその花を見て帰ったものだっ た。
どの国の時計に似たる時計草 僕もどうなんだろうと気になりました。
どの国の時計に似たる時計草(後藤比奈夫) 時計草をインターネットで調べてみると、とても 奇妙な花でした。色の種類も様々なものがあり、こ の俳句で言うように世界の国々にはこの花と同じく らいの種類の時計があるのかと思いました。
ど の 国 の 時 計 に 似 た る 時 計 草 この俳句の時計草は何のことかと思い調べてみる と、そういう花、植物があるそうです。 私はこれは欧風な時計っぽいなと思いました。
どの国の時計に似たる時計草 私は、この句を見て時計草は時計草という名前だ けど世界中のどこにも時計草のような時計はないの でなぜ時計草は時計草という名前なのかが気になり ました。
どの国の時計に似たる時計草 自分の家にも時計草が昔生えていたので昔似たこ とがあって、本当に名前の通りで時計に似ていると 思った記憶が蘇りました。
どの国の時計に似たる時計草 後藤比奈夫 トケイソウというものを実際に見たことがありそ の際に自分も似たようなことを考えたためとても興 味深かった
どの国の時計に似たる時計草 時計草という花を知らなかったので気になりまし た。調べてみると独特な様子をした花でした。花言 葉は、「信仰」、「聖なる愛」、「宗教的熱情」だ そうです。
六月 という俳句の感想 今日から六月に入り気温が上がってきたり、雨が 降るようになったり夏の始まりを感じることが多く なってきたが、朝釣りに行くと日が昇る早さが早く なりこの俳句に共感するような部分が多くあった。
(編者)前の句会での感想を追加します。 波音は眠りの翼青葉風(荒木博子) 私の父は海辺にある家に住んでおり、いつも波の 音が聞こえてきます。そこに行き、波音を聞いてい るうちにいつの間にか寝てしまうことがよくあるた め、この俳句がいいなぁと思いました。
【第7回目俳句感想文】
芒種けふ半月にして瑞々し 古賀まり子 私の出身は、田舎ではないにも関わらず学校に限っ ては少し人家から離れた場所に位置しています。具 体的には田んぼと畑で囲まれているのです。そのた め田植えの時期になれば農家はもちろん大学の農学 部の学生や小学校の校外学習の生徒など様々な方が 通学路周辺で田植えを行います。脚や顔を黒くしな がら元気に声を挙げて行うのです。そして帰宅する ころには辺りは暗くなりかけていて、まさに詩のよ うな情景が描かれています。芒種けふ半月にして瑞々し (古賀まり子) 田植えをして稲が育っている様子が伝わってきま した。「瑞々し」というところが田植えをした田ん ぼを表していると思いました。
芒種けふ半月にして瑞々(みずみず)し 感想:田植えされたばかりの田の緑色のみずみずし さを想える歌だと思った。
山の湯のぬるきに浸り芒種かな 長谷川綾子 この句は田植えの時期である5、6月あたりの話で その時期はちょうど春から夏に向けての中途半端な 暑い時期であり、ぬるま湯に入るのが丁度いいとい う共感と想像がとてもできるわかりやすい句だと思 いました。
山の湯のぬるきに浸り芒種かな 山から水を引いて水田にしたところを見て田植え の時期が近づいてきたことを表しているのだと思っ た
山の湯のぬるきに浸り芒種かな 山中の温泉に浸かっていると、棚田で田植えをし ているのが目に入り、季節を感じているのだと思い ました。
山の湯のぬるきに浸り芒種かな (長谷川綾子) 感想 太陽の日差しで温かくなった田んぼの水に田植え された稲が、夏の近づきを感じさせてくれるような 気がしました。
瀬戸走る潮が強し田植時 茨木和生 美しい情景をダイレクトに伝える作者の技術が素 晴らしいと感じました。
瀬戸走る潮が強し田植時 田植えの時期に海の波の流れが速い情景が 浮かびました。
瀬戸走る潮(うしお)がつよし田植時 感想 この俳句を読んで夏を連想したと同時に瀬戸の潮 はとても早くそこに生息する魚には鳴門骨という骨 があるということも思い出しました。しかし海と田 植えという関連性があまりよくわかりませんでした。 調べてみようと思います。
鶏鳴に木菟なきわたり明易き <感想> 木菟(ミミズク)が気づかぬ間に夜が明けてきて 鶏の鳴き声が聴こえ急いで住処に戻る夏特有の情景 が思い浮かばれる。
鶏鳴に木菟なきわたり明易き 夜を表すような木菟と朝を表すような鶏の対比表 現がいいなと思いました。
鶏鳴(けいめい)に木菟(ずく)なきわたり 明易き (原石鼎) 今回の俳句は聞いたことない単語がたくさんあっ てとても勉強になりました。 その中でも木菟って単語がなんか好きだっだので この俳句を選びました。寮の近くに鶏を飼ってらっ しゃる方がいるのか、たまに鶏らしき鳴き声が聞こ えてくるのを思い出しました。木菟、いつか実際に 見てみたいなと思いました。
鶏鳴に木菟なきわたり明易き (原石鼎鼎)_ 近頃は日が沈む時間が遅くなり、19時ごろでもま だ明るいことが多いですが、その分いろいろな生物 が昼夜ともに存在しているのを感じ、夏が近づいて いるなとひしひしと感じ、とてもこの俳句から今の 季節の情景がよく感じられました。
飼い猫に噛(か)まれし夢の明やすし (石田栄子) 飼い犬にかまれるとよく聞くが、ここでは飼い猫 と書いている。そんな所に作者の思い入れやこだわ りがあるのかと思う。
飼い猫に噛まれし夢の明やすし (石田栄子) 夢を見るといつも飼い猫に噛まれて起きるという ほのぼのとした情景が感じられる。
明易 私の家にも猫がいて、同じ様な経験をした事があ るので共感できた。明けやすしという表現は面白い と思った。
飼い猫に噛まれし夢の明やすし(石田栄子) 飼い猫に朝、起こされてみたいと思った。
飼い猫に噛まれし夢の明やすし 感想:私は猫を飼ったことは今までありませんが、友 達がよく夜に起こされると話していたのを思い出 します。この季節はただでさえ寝付きにくいので 大変そうです。
飼い猫に噛まれし夢の明やすし 感想 普段可愛いがってる猫でも夢に浸ってる時に噛ま れると少し鬱陶しいといった感情が伝わって来た。
飼い猫に噛まれし夢の明やすし(石田栄子) 猫を飼ったことはまだないけれど猫と遊ぶ夢はよ く見ます。とても猫が好きなのでいつか猫を飼って みたいなあと思いました。
飼い猫に噛まれし夢の明やすし 石田 栄子 猫を実家で飼っているので気に入りました。
飼い猫に 噛(か)まれし夢の 明やすし 感想 本当に飼い猫に噛まれて、夜が明ける前に起こさ れたも捉えられるし、夢で飼い猫に噛まれた夢を見 て驚き、夜明け前に起きてしまった両方の解釈が僕 はできたので面白いと思いました。また、明やすし は季語で夏の短い夜という意味なので、飼い主は暑 くて布団に入らず縁側まで寝がえりをして、そこで 寝ていた飼い猫が噛んだと情景が僕には浮かびまし た。
俳句 飼い猫に噛まれし夢の明けやすし(石田栄子) 理由 私も将棋が好きで小さい頃はよくやっていました が王手をかけられて、長い時間考えているのが感じ 取れます。
短夜や 王手のままの 将棋盤 佐々木有風 試合の終盤、相手が詰めろで攻めてきて次第に王 手にされた人が、なんとか打開策がないか考えてい る様子が伺える。同じくらいの強さの人や格下の人 と将棋を指すと簡単に負けをたくないと思う。
短夜や王手のままの将棋盤 決着がつきそうであった将棋が、あっさり夜が明 けてしまい結局つかないまま終わってしまった夏の 夜のあっけなさを感じるような句だと思いました。
短夜や 王手のままの 将棋盤(しょうぎばん) (佐々木有風) 〜感想〜 最近は日が落ちるのが早いなと感じていたのでこ ちらを選ばせていただきました。
菱の中に日向ありけり目高浮く(村上鬼城) 一昔前の夏にはこのような情景がいたるところで 見ることができたのであろう。 が、しかし私は都会生まれでこのような光景を一 度たりとも見たことがない。 興味本位ではあるもののこのような風景を目にし たいものだ。
菱の中に日向ありけり目高浮く 菱の葉の間の影からメダカが顔を出している情景 が浮かんだ。
菱の中に日向ありけり目高浮く という作品につ いて 目高浮くと聞いて一瞬目高が死んで浮いているこ とを言っているのかと考えたが、菱が茂った日の良 く当たる小川を目高が泳いでいるんだと読み取った。
句 鮴さわぐアルミの鍋に移されて(阿波野青畝) 感想 この句を読んで鮴は夏の季語なのでもうすぐ そこまで夏が来ているの早く来て欲しい気持ちと 来て欲しくない気持ちになりました。
鮴さわぐ アルミの鍋に 移されて 感想 川でとれたハゼを、調理するために鍋に移す 際、いきがいいのでピチピチと跳ねる様子がうか がえる。情景の読み取りやすい一句でほほえまし くなる
青林檎(あをりんご) さびしくて青林檎噛(か)む 芯(しん)まで噛む (中村苑子) 普段食べないリンゴの芯を食べるほど一人寂しい 様子が遠回しに違う角度から書かれていてとてもよ く出来ている詩だなと思いました。
さびしくて青林檎噛(か)む芯(しん)まで噛む (中村苑子) 意味は掴むことができたと思う。
寂しくて青林檎噛む芯まで噛む 芯まで噛むほど寂しいことはまだ自分は経験した ことないです。
さびしくて青林檎噛む芯まで噛む そのままの解釈だが、寂しさを紛らわすために噛 んでいるのか、気づいたら芯まで噛んでいたのか両 方の解釈ができた。 自分は気づいたら芯まで噛んでいたのだと思いま した。
さびしくて青林檎噛(か)む芯(しん)まで噛む 「噛む」という表現を二回用いているところに惹 かれ興味を持った。人に興味を持たせるのにこのよ うな手法があるということを学べた。
さびしくて青林檎噛む芯まで噛む 感想 寂しさを青林檎を噛むことで紛らわそうとしたが あまり紛らわすことができず、林檎の芯まで噛みだ した様子を表しているのだと思いました。
「さびしくて青林檎噛む芯まで噛む」(中村苑子) 感想 青林檎は爽やかな味が魅力ですが芯まで噛むこと で少し苦味を感じられ、さびしさという人生の苦味 を感じられた。
さびしくて青林檎噛む芯まで噛む コロナの影響で何事においても自粛することになっ ているので、さびしいです。この俳句からも寂しさ が伝わってきました。
さびしくて青林檎噛む芯まで噛む(中村苑子) 感想文 さびしいと何かしていたい気持ちになると思いま す。それを林檎に込めているのかと思いました。芯 まで噛む様子から、自分の気持ちを紛らわせている と感じました。
さびしくて青林檎噛む芯まで噛む この俳句を読んで何か寂しいことがあり青林檎を 食べていたら寂しいことを考えていたら芯を食べて いたことを表していると思った。またこの俳句の特 徴として噛むを2回使っているところがいい味を出 していると思いました。
俳句:さびしくて青林檎噛む芯まで噛む 感想:寂しさを忘れるために林檎を食べている状況 を想像した。芯まで噛むとあり、種のある芯まで 食べる様子が想像でき、寂しさの大きさが大きい ことが分かった。芯まで噛むという部分がとても 感情が表れていると感じました。
さびしくて青林檎噛む芯まで噛む ここにおいての青林檎とは、品種のことではなく、 まだ未熟な林檎のことを言っているのだと思います。 酸っぱい青林檎をしかも芯までかじらなければ寂し さを紛らわせないという哀愁が伝わってきました。
さびしくて青林檎噛む芯まで噛む 中村苑子 青林檎を噛むことに関して、芯まで噛むと強調さ れていることから、筆者自身のとても寂しい気持ち が伝わってくる。また、噛むという言葉を2度用い ることで読み手がこの俳句を深く印象付けられるよ うになっている。
殺人の手が撫でてゐる青い林檎(富沢赤黄男) 殺人→血に染まっている その人の手も血に染まっているけど赤い林檎では なく青い林檎を撫でているのは皮肉らしきことがう かがえる
殺人の手が 撫でてゐぬ 青い林檎 青い林檎という夏らしい季語がありとても暖かい イメージのある句ですが、殺人という言葉でそのイ メージも一瞬にしてひんやりしてしまいます。そう いうイメージが急にガラッと変わってしまうところ がとても面白いと思いました。
殺人の手が撫でてゐる青い林檎 自分は一番最初にグリム童話の『白雪姫』を頭の 中で想像しました。様々な角度で捉えることのでき る面白い詩だと思った。
殺人の手が撫でてゐる青い林檎 私はこの句をみて、青い林檎なのは殺人を犯した 人の手は相手の赤い血がついているから青い林檎だ と色がよく見えるからなのかなと思いました。
詩:殺人の手が撫でてゐる青い林檎 感想:林檎と聞くと有名なあるストーリーが思い浮 かびます。しかも、「殺人」という物騒な言葉が 出てくるあたりも、魔女の悪意のようなものと似 ています。これはやはり、某物語を意識したので はないかと考えてしまいます。しかし、その中で も、「手を撫でて」という言葉があることから、 これは魔女の視点からみたものではなのかと思え ます。なかなか刺激のある詩だと私は思いました。
殺人の手が撫でている青い林檎 俳句に殺人という単語が使われることが新鮮です。 青い林檎が赤い林檎になりそうです。
殺人の手が撫でてゐる青い林檎 ダークな雰囲気がいいと思った。青林檎を使った もう一つの句も少し暗い感じがするので青林檎のイ メージはあまり良くないのでは無いかと思ってしま う。
(編者)以下、遅れて提出された感想文 川が匂ひて六月の日暮れかな (小川匠太郎) 初夏の雰囲気を五感に訴えてくるような句で美し いと思いました。
ふところに川風あふれ夏浅し(村山古郷) 川辺に涼やかな夏の風が吹くような初夏の描写が 美しく描かれていると思いました。
【第8回目俳句感想文】
氷河 夏雲の奥なほ青し氷河立つ (澤田 緑生) 感想:この句を読んで夏の雲が浮かんでいる空が氷河 があるみたいだという情景がうかんできた。夏雲の奥なほ青し氷河立つ 氷河が夏の季語というっことに驚きました。綺麗 な俳句だと思いました。
夏雲の奥なほ青し氷河立つ 雲も氷河の表面も白く見えるがその間から見える 色はともにきれいな青色なのを表していると思いま した。
夏雲の奥なほ青し氷河立つ 夏のはっきりとした雲の奥に澄み切った青々とし た空が見られる美しい情景が思い浮かんだ。
氷河 夏雲の奥なほ青し氷河立つ 大きな夏雲の中が氷河のように青く雲自体も氷河 のように大きいことを表してるように思った。
句 夏雲の奥なほ青し氷河立つ 感想 夏雲や青や氷河などを見て夏らしい単語だと 思った。
夏雲の奥なほ青し氷河立つ 夏の雲 と 氷河 という季節が真逆にも関わら ず夏の奥には冬がある→夏が終わったらすぐに冬が くるのかなと思った。もしくは地球温暖化によって 氷河が溶ける状態になっている
夏雲の奥なほ青し氷河立つ の雲が見える中でもその奥では氷河(多分だが北極 や南極のこと)が聳え立っている情景が思い浮かべ られる。
夏雲の奥なほ青し氷河立つ(澤田緑生) 「夏雲の奥なお青し」という表現から空が雲で隠れ ていても青く見えるほど、空全体がきれいな青空で あることが伝わってくる。また、満点の青空を「氷 河」という言葉で表現しているところから、どこと なく夏だけれども涼しさが感じられる。
い づ く へ か 月 落 ち 氷 河 星 の 中 (岡 田 日 郎) 何となく意味は掴めたと思う。
いづくへか月落ち氷河星の中(岡田日郎) この時期は日がとても長く、月は早々に沈んでい く。さらに北の方か、はた極めて南へ行ったか大き な氷河が融けていないという。そのような地域では 夏であっても空気はさぞ乾き星もまた目の前にある 氷河を通して輝いているのだろう。
いづくへか月落ち氷河星の中 <感想> この俳句は夏にもかかわらず氷河という対比のよ うな言葉が用いられている。きっと夏でも氷河が溶 けない所なのだろう。きっと氷が透明で月が写って おりまるで星の中にあるような幻想的な風景が思い 浮かばれる。
いづくへか月落ち氷河星の中 夏の中のきれいな情景が伝わってきます。
夏の川 思 ひ 切 り 悪 き 子 も ゐ る 夏 の 川 ( 福 田 甲 子 雄 ) 夏になれば川でたくさんの様々な子どもたちが集 まりにぎやかになる様子が想像できる俳句だと思い ました
思ひ切り悪き子もゐる夏の川 自分も夏に川で遊んだことがあるので風景を思い 浮かべやすかった。自分もどちらかというと思い切 りが悪い方だったので共感した。
思い切り悪き子もゐる夏の川 福田甲子雄 私はこの句を見て夏になったら、川や海に飛び込 みたいなーと思いました。
思ひ切り悪き子もゐる夏の川 私はこの句を読んで、田舎の夏休みを想像しまし た。夏休みに川遊びをする子供たちがいて、その中 には川に飛び込むのをためらう子がいる。そんな様 子を観ながら作者はアイスでも食べているのかなと 思いました。
思 ひ 切 り 悪 き 子 も ゐ る 夏 の 川 幼いころを思い出させる良い歌だと思った。
思い切り悪き子もゐる夏の川 夏の川にはいろいろな人が集まるからそういう人 もいるよなと思いました。
思ひ切り悪き子もゐる夏の川 福田甲子雄 夏のたくさんの子供が遊ぶ川の様子が浮かぶよう でした。
「思ひきり悪き子もいる夏の川」 度胸試しの飛び込みで、どうしても飛び込めない という情景が浮かび、懐かしく感じました。
夏の川 思ひ切り悪い子もゐる夏の川 感想 作者が川辺に座っていて、遠目にはしゃいでいる 子供を眺めている光景が想像できた。
選んだ俳句:夏の川(上崎暮潮) 吊(つり)橋の板の間の夏の川 感想:夏に川遊びに行った子供が、偶然見つけた吊 り橋を見つけて好奇心から、向こうの岸へ渡って みようと行くと、その吊り橋の板には隙間があり 見てみると、そこには上から見る迫力のある夏の 川に、感動と恐怖の二つの感情を抱いたときを表 しているのかなと思いました。高さもあって不安 定な吊り橋を渡るのは怖いですし、なかなか勇気 のいることだと思います。それでも幼少期の強い 好奇心で渡って上から見た夏の川は、とても印象 的でずっと脳裏にその時の記憶が残っているのか なと思いました。夏なので僕は、観光客が渡る描 写よりもわんぱくな子供が渡る描写のほうが思い 浮かびました。
吊橋の板の間の夏の川(上崎暮潮) むかし、家族で滝を見に行ったときに、滝の近く の吊橋を渡ったことを思い出しました。ぐらぐらと 揺れる吊橋の板の間から見える川はとてもきれいで した。
俳句 吊り橋の板の間の夏の川 感想 夏の川についていろいろな魚や生き物がいるイメー ジがあるのでいいと思います。
吊り橋の板の間の夏の川(上崎暮潮) 吊り橋の板の間という表現には夏に直接関わる言 葉は入っていないが、夏が強烈に連想された所に惹 かれた。
吊橋の 板の間の 夏の川 この俳句から情景がすぐに浮かんできました。 そして、このような場所に行ってみたいと思 いました。
吊り橋の板の間の夏の川 この句を読み、川の上に架かる橋がありそれを作 者が渡るときに板と板の間から川が流れていてそれ が美しい様子を表している。
吊橋の板の間の夏の川 (上崎暮潮) 昔友達といった川の上にある吊り橋を揺らしたの を思い出しました
吊橋の板の間の夏の川 上崎墓潮 成長して背も伸びることであまり見なくなった光 景を描写するこの俳句で昔の感覚を少し思い出しま した
吊橋の 板の間の 夏の川 上崎 暮潮 中学生の頃、夏休みに山登りに行った時に渡った 吊り橋を思い出した。 山から流れてくる透明な川の水が綺麗だった。そ んな夏の風景を思い出させてくれた。 海もいいですけど川も涼しくていいですよね。
吊 ( つ り ) 橋 の 板 の 間 の 夏 の 川 ( 上 崎 暮 潮 ) 〜感想〜 最近は暑くなってきて川に行く機会があって夏の 川は冬に行くのと何かが違うなと思ったのでこの俳 句を選びました。
「吊橋の板の間の夏の川」(上崎暮潮) 感想 小学生のころに遠足で吊橋を渡ったことを思い出 される一句でした。
夏服や弟といふ愚か者 (感想) 夏になり皆が夏服に衣替えしている中、弟 は年がら年中半袖半ズボンを着ているのに夏服に 衣替えすると言う。その愚かさとなんともいえぬ 弟の愛らしさが伝わってくる
いさき釣り絶壁なせる岬鼻(さきはな)に (高田明子) イサキは磯によくいるのを知っていたのでシーン が想像しやすかった。
手繰(たぐ)り来ていさきの縞(しま)の 黄が躍(おど)る 感想 釣り上げたいさきが暴れたため、いさきの黄色の 縞模様が躍っているように感じたのだと思いました。
兜 虫 か が や き か が や き た た か ふ よ ( 岡 本 眸 ) 単純に可愛らしいな、と思ったので選びました。 ひらがなが多いからでしょうか… どうでもいい話ですが、個人的には兜虫より カブトガニのほうが好きです
兜虫かがやきかがやきたたかふよ 岡本眸 この詩を読んで、私はカブトムシ同士を戦わせる ゲームであるムシキングをふと思いだした。 ゲームで虫を戦わせるのと現実に戦わせるとでは 昔の自分にはそこまでの差はなかったのだろうなと ふと懐かしく思い返せた。
兜虫 かがやきかがやき たたかふよ かがやきを2回言うことによって、バチバチに戦っ ていることが浮かび上がってき、また兜虫という男 がとても好きであろう虫なので、とても好きです。
兜虫かがやきかがやきたたかふよ 夏休みに昆虫採集に出た子供が木にとまっている カブトムシ同士が闘っているのをふと見つけた風景 が連想されました。夏の暑さやカブトムシの力強さ を感じました。
兜虫かがやきかがやきたたかふよ カッコいいカブトムシがイメージできて良いと思っ た。
兜虫かがやきかがやきたたかふよ 岡本眸 感想 この俳句を読んだときに小さい頃に友達と甲虫を 取りに行き、飼った思い出を連想しました。小さい 頃の甲虫がかっこよく大好きだった頃が懐かしいで す。
俳句:兜虫かがやきかがやきたたかうよ 感想:小さい頃は山などでカブトムシの採集などを したり、虫かごで飼ったりしていたのでとても懐 かしく感じました。テレビなどで木の蜜を食べる のに争っているところなどを見てカブトムシがかっ こよく見えていたの思い出しました。今見てもカ ブトムシはかっこいいと感じると思います。
甲虫 幼い頃夏になると毎日のように甲虫を探しに行っ ていたことを思い出しました。夏が来たことを感じ させる一句でした。かがやきを繰り返していうとこ ろが面白いと思いました
兜虫かがやきかがやきたたかふよ 感想:カブトムシ相撲は小学校低学年くらいの時に 学校中で流行っていた覚えがあります。当時は友 達のアトラスオオカブトの黒光りに憧れました。
兜虫、甲虫 兜虫かがやきかがやきたたかふよ 私は、これを読んで懐かしいなと感じました。小 学生の時まで、毎年夏になると家でカブトムシやク ワガタを飼っていました。触るのは苦手でしたが、 籠のなかにいるカブトムシが角をぶつけあったりし ているのを見てたのを覚えていて、とても懐かしい なと感じました。
詩:兜虫かがやきかがやきたたかふよ 感想:兜虫と聞けばやはりロマンを感じます。艶々 の表面を見れば、兜虫が輝いて見えるというのも 納得出来ます。幼少期の頃の兜虫の思い出や昆虫 にかける思いが伝わる、そんな詩だと感じました。
兜虫かがやきかがやきたたかふよ 自分は昔から田舎に住んでいて、小さい頃友達と カブトムシで虫相撲していたことを思い出しました。 最近ではカブトムシすら見ていないからとても懐か しい気持ちになったのと、またカブトムシを捕まえ たりしたいなと思いました。
アンデルセンの国に目覚めて天道虫 感想 アンデルセンの国もてんとう虫も鮮やかなイメー ジがあるので、とても似合ったものだと思いました。 てんとう虫という小さな生き物だからこそ表現でき ると思います。
アンデルセンの国に目覚めて天道虫 という作品 について アンデルセンと天道虫の関係性がよく分からなかっ た
(編者)以下、前回までの句会についての感想文 鮴(ごり)さわぐアルミの鍋に移されて (阿波野青畝) 鮴が何の魚かと調べたらメバルだった。 自分はこの詩のような日常を描いた詩が気持ちが ほんわりして好きだ。
川が匂ひて六月の日暮れかな (小川匠太郎) シンプルな詩だが、川が匂うというところから情 景だけでなく、匂いまで想像できた。
【第9回目俳句感想文】
夏至ゆうべ地軸の軋(きし)む音すこし(和田悟朗) 夏至の日は一番日が長いことから地軸が少しか たむいたんだなと思った.音はよくわからないけ どセミとかの鳴き声ではかと思いました。夏至ゆうべ地軸の軋む音すこし 感想 夏至のときは、地軸が軋むぐらい地球が傾くとい うスペシャル感が伝わってくる。
「夏至ゆうべ地軸の軋む音すこし」 (感)夏至という言葉をうまく いい変えられててよかった。
夏至ゆうべ地軸の軋む音すこし 夏至を過ぎて夕暮れが短くなっていくのかと思っ た.また「軋む」の言葉から秋にかけて災害がくる のを表しているのかと思った。
夏至ゆうべ地軸の軋む音すこし 日が落ちぬ風景が地軸の軋む音と表したと考える. 今、夏至の真最中であるため、地軸の軋む音を自分 も感じたい。
夏至ゆうべ地軸の軋む音すこし (和田悟朗) 夏至は、夕日が沈むのが遅いという事を表してい ると思うが、それを地軸がずれるという着目点は、 良いと思った。
夏至ゆうべ地軸の軋む音すこし (和田悟朗) 「地軸の軋む音」という表現がおもしろいと思いま した。
夏至ゆうべ地軸の軋む音すこし (和田悟朗) 夏が近づき、日の沈む時間が遅くなってきて、今 では19時でもまだ明るいことが多くなってきまし た。その様子を連想できるすてきな排句だなと感じ ました。 (編者)「俳句」です。
夏至ゆうべ地軸の軋む音すこし 昨日はちょうど夏至で、とても日が沈むのが遅 く感じた。その中で地軸がずれて最も日が長なと 思っていることが共感できた。 (編者)「長な」は「長いな」?
夏至の夜の港に白き船数ふ (岡田日郎) 熱帯夜の港から白い船が集まっている情景をう かべ、なつかしい気持ちになりました。
夏至の夜の港に白き船数ふ (岡田日郎) 夜の海に船がとまっている様子が想像できて良い と思った。
夏至の夜の港に白き船数ふ 感想 夏の終りの夜に、港に数隻の白い船が止まってい る風景が思い浮かびました。
夏至の夜の港に白き船数ふ (岡田日郎) 夏至で夜が一番短い日の夜のはずなのにそれでも、 白い船が暑い中波にゆられている様子が凄く想像で き趣があると思った。
句 夏至の夜の港に白き船数ふ 感想 夏至になったら明るい時間が増えるので夜が 短く感じた。
夏至の夜の港に白き船数ふ (岡田日郎) 見てみたい光景だなと思いました。
「夏至の夜の港に白き船数ふ」 長い日中のなか、夜になるまで港の数を数えてい る情景が思い浮かびました。
夏至の夜の港に白き船数ふ (岡田日郎) 冬だったら日が落ちるのが早くて数えられな いけど夏は日が長いから数えれるのかなと思っ た。
夏至の夜の港に白き船数ふ (岡田日郎) 夜なのにも関わらず、船を数えることができるほ ど夏至というのは日が長いことが伝わってくる。ま た、白の船というのにも意味があるのかもしれない。
夏至の夜の港に白き船数ふ ・私はこの俳句がこの中の俳句で言葉使いや表現の 手法が一番素晴らしいと感じました。
オン・ザ・ロック白夜てふ刻(とき) ゆるやかに (いとうゆふ) という詩を読んで、カタカナを使っている詩を初め てみてカッコイイと思いました。
オン・ザ・ロック白夜てふ刻ゆるやかにという作品 について 「ロック」と「ゆるやか」は全くもって別な気がす るがそんな真逆のことばが一つの作品に含まれてい ることが気になった
オン・ザ・ロック白夜てふ刻(とき)ゆるやかに (いとうゆふ) 詩に英語まぜるなんて思いつきもしなかった。
オン・ザ・ロック白夜てふ刻ゆるやかに (いとうゆふ) 感想 急にでてくる英語がとても新鮮で、とても心に残 る作品だと思いました。
オン・ザ・ロック白夜てふ刻(とき)ゆるやかに (いとうゆふ) カタカナ使っていながらてふが面白いと思っ た。
オン・ザ・ロック白夜てふ刻ゆるやかに カタカナってつかわれるのめずらしいなと思っ た。
オン・ザ・ロック白夜てふ刻ゆるやかに (いとうゆふ) 感想 俳句の中に横文字を入れる新しさに驚きました。
音もなく白夜のライン川流る (塩川雄三) [感想] 白夜のライン川はとても静かで穏やかなのか と思った。
音もなく白夜のライン川流る (塩川雄三) ヨーロッパの川は日本よりもおだやかで幅が広 くて水の流れがゆっくりなのがつたわってくる. 一日、日が落ちない白夜を体験してみたいと思っ た.
音もなく白夜のライン川流る 感想:外国の風景についての日本語の俳句を初めて 聞いた。
音もなく白夜のライン川流る なんとなくひびきがいいなと思いました。
音もなく白夜のライン川流る (塩川雄三) 白夜がどんなものか一日日がしずまないのを体験 してみたいと思いました。
音もなく白夜のライン川流る (塩川雄三) ・白夜のときに北極の方に行き、白夜を体験してみ たいなと思いました。
音もなく 白夜のライン 川流る この詩を読んで感じたことは、まず天の川を白夜 のラインに例えているところがとても風情があって 良いと思いました。 夏の真夜中の天の川を想像できる作品でした。
音もなく白夜のライン川流る 感想: ライン川はすごくゆっくり流れる川だと聞 き実際に自身でも行ってみたいと思わせる作品 だなと思いました。
「音もなく白夜のライン川流る」 この詩の情景がすぐ思い浮かぶ また、ライン川特有のゆっくり流れる感じがよく 表現されている。
梅雨の月金(き)ンのべて海はなやぎぬ (原裕) 美しい俳句であり、現代でも想像し見ること ができ、良い句だと思いました。
梅雨の月 梅雨の月金ンのべて海はなやぎぬ (原裕) 基本的にきらわれる梅雨の美しさを表していてす ばらしいと思いました。
みつ豆や仲がよすぎてする喧嘩(けんか) (稲垣きくの) 感想:仲良すぎるとつい良くないことを言ってしまっ たりして喧嘩することもあります。時期を考え ると、湿度が高いと無性にイライラしますよね。
みつ豆や仲がよすぎてする喧嘩 なんとなく伝えたいことが分かった気がした。
みつ豆や仲がよすぎてする喧嘩 よく姉と、お菓子の取り合いで喧嘩したのを思い 出しました。いまではいい思い出です。
熱帯魚紺碧(こんぺき)の海恋しからむ (福永鳴風) 感想 友達が熱帯魚を飼っているので想象がしやす かったです。 (編者)「想像」です。
俳句 熱帯魚紺碧の海恋しからむ (福永鳴風) 理由 自分は、熱帯魚がきれいで好きなのでいいなと 思いました。
熱帯魚紺碧の海恋しからむ (福永鳴風) 感想 夏が近づき、熱帯魚のように地元を懐しく思うこ とがある。
熱帯魚紺碧の海恋しからむ 紺碧の海に熱帯魚がいるところをおもいうかんだ。
熱帯魚 熱帯魚紺碧の海恋しからむ (福永鳴風) 熱帯魚ですら海が恋しくなるということがよく伝 わってくる詩だと思いました。
熱帯魚紺碧の海恋しからむ (福永鳴風) ”熱帯魚”が季語だということを初めて知った。 私も海で泳ぎたいなぁと思った。
「熱帯魚紺碧の海恋しからむ」(福永鳴風) 熱帯魚って季語になるんですね。 紺碧の海っていうのがきれいでした。 昨日が夏至ってことは一番昼が長かったってこと ですよね。全然気づきませんでした。 まだ6月なのにすごく暑くて7月8月が不安です…。
・熱帯魚紺碧の海恋しからむ 私はこの句を読んで熱帯に住んでいたグッピーや コリドラスなどいわゆる観賞用となる魚が、紺碧の 海には行けず、ペットショップに連れていかれて、 少し悲しんでいるという情景が頭に浮かびました.
選んだ俳句=章魚(たこ)、蛸 新月や蛸壺に目が生えるころ (佐藤鬼房) 感想 新月は月の満ち欠けが始まる時で、地球から月は 見えません。月明かりは海の生き物にとって重要な ものであると考えると、蛸は不思議に感じて、思わ ず蛸壺から空を見上げていた描写が僕には浮かびま した。「生える」という表現から、壺から目が見え るではなく、壺に目が複数に生え、得体の知れない 生き物に見えることもあるのかなと思うととてもお もしろいなと思いました。
枇杷すすりすぐに大きな種と会ふ(小内春邑子) 感想文 枇杷の実の中から出てくる巨大な種には僕 も思い出があります。圧倒的に種の方が大き いのは目をみはるものがあると思います。 この詩は、まさに実食している最中の驚き が表れているのではないかと思います。
枇杷すすりすぐに大きな種と会ふ(小内春邑子) 私は、この句を読んで、久々にびわを食べたいな と思いました。うすい皮を手でむいて食べる、だけ どもすぐに種にたどりつく。こういう過程を含めて びわだなと思いました。
枇杷すすりすぐに大きな種と会ふ(小内春邑子) この作品を読み枇杷には、中に大きな種があり、 自分も枇杷を食べると種があるため、食べるのが少 しいやになりますが、この作者は、種と会うと読ん で、種があることを前向きにとらえているところが、 よかったと思う
枇杷すすりすぐに大きな種と会ふ(小内春邑子) 枇杷の季節は少し過ぎたが、枇杷も食べる機会は それなりにあり、日本の家庭で育てる果樹としても 多いだろう。 枇杷は例えるならアボカドの様に真ん中にある大 きな種と外の皮をはがして食べるが、実が小さいの ですぐに出会う
枇杷すすりすぐに大きな種と会ふ 自分が小さい頃、びわを食べたことがあったのを 思い出した。小さい頃の記憶を思い浮かべながら読 んで共感できるとこもあった。
俳句:枇杷すすりすぐに大きな種と会ふ (小内春邑子) 感想:小さい頃、おじいちゃんたちが食べている枇 杷を少しもらって食べていたら、大きな種があ るのが印象的だったのを覚えていたから、この 俳句はとても懐かしいと思った。 また枇杷を食べてみたいと思った。
枇杷すすりすぐに大きな種と会ふ(小内春邑子) 枇杷、絶対に汁が垂れる。一滴も垂らさず食べ きる人などいるのだろうか。「枇杷」の字面も和 の感じで良い。
枇杷すすりすぐに大きな種と会ふ(小内春邑子) 枇杷を食べたらすぐに大きな種が出てくる事がお もしろい表現でされているのがおもしろかった
枇杷すすりすぐに大きな種と会ふ 食べていると中に大きな種をみつけるとつちにう めたくなる.
枇杷(小内春邑子) 枇杷すすりすぐに大きな種と会ふ 地元で枇杷をよく食べていたので、その頃のこと を思い出した。時期が過ぎていくのにつれて食べる 部分が少なくなってゆくことをおしゃれに表現され ていておもしろいと思った。
枇杷(びわ) 枇杷すすりすぐに大きな種と会ふ 枇杷は、私の地元の名産で春ぐらいによく親せき の家で食べてたことを思い出しました。枇杷は、食 べるときにかわをむくのがめんどうですがとてもお いしいので私は好きです。でも、食べてるとすぐに 中から大きい種があって、最近食べてなかったので 食べたくなりました。
枇杷すすりすぐに大きな種と会ふ (感想) 枇杷を食べて種が出ることに擬人法を用いて、会 ふという表現をしていることから感じたことは、あ らかじめ種があることが分かっていて、まるで、約 束でもしていたのかと思いました。
枇杷すすりすぐに大きな種と会ふ 枇杷をすするという表現がいいと思いました。
枇杷すすりすぐに大きな種と会ふ 小学生の時 通学路にある祖父の畑の枇杷を食べ ながら通学したことを思い出した。枇杷の大きな種 のせいで気持ち良く食べれないのがなければ、もっ と人気が出ると思う。
木下闇(こしたやみ、このしたやみ) 抜け人間の闇の中 (平井照敏) 感想:木下から人間という、自然より人間の闇の方 が深くて暗いというのが伝わってくる。
木下闇抜け人間の闇の中 (平井照敏) 木下闇というと『国盗り物語』に出て来た忍の名 と奇しくも同じなのが面白く思われる。これが季語 になるということを初めて知って驚いた。
木下闇抜け人間の闇の中 (平井照敏) <感想>木の人の闇という物に焦点を当てて考えて みたところ昔、その木に関わりのあった人などの 生物の霊的な物で目には見えない物だと思う。きっ とその中なものが人間のみえない心情、つまり闇 を見ようとしているのだと思う。
木下闇抜け人間の闇の中 (平井照敏) 木の下は影になっていて薄暗くなっています。 また涼しい場所でもあります。 その場所を抜けると暖かで明るい日向があるはず ですが、その先には人間の闇。 木の下と同じく、薄暗く涼しいもしくは冷たい場 所となっています。 影の中を歩きさまよっている人の姿が浮かんでき ます。 どこに行こうとも闇は形を変えて存在しているよ うに感じました。
【第10回目俳句感想文】
梅雨寒の部屋を憂鬱歩き出す (山岡敬典) 梅雨の時期で外に遊びにも行けず家の中でもてあ ましている様子がわかる。梅雨寒の部屋を憂鬱歩き出す (山岡敬典) 梅雨で外に出たくないなという気持ちが伝わりま した。
梅雨寒の部屋を憂鬱歩き出す (山岡敬典) 梅雨のじめじめした感じが分かりました。
梅雨寒の部屋を憂鬱歩き出す (山岡敬典) 梅雨のじめじめした感じがよく表されている詩だ と思いました
梅雨寒の部屋を憂鬱歩き出す (山岡敬典) 今年はとても暑いので少し寒いくらいのほうが良 いと思った。
梅雨寒の部屋を憂鬱歩き出す (山岡敬典) 梅雨に入って暑くなり出し寒い時期が恋しい頃梅 雨の雨で少し涼しくなるのが嬉しいと思うのと同時 に雨が降り、外に出れず暇をしていて部屋の中を歩 き回るという様子がみんなに当てはまることであり、 あまり重要視しない生活の視点で趣があり驚いた。
梅雨寒の部屋を憂鬱歩き出す この詩を読み、梅雨に入って、外に出歩けない日 が続いていたため、気分もおちて、憂鬱な気分にな り、ただ部屋で歩くことしかできないことを表して いると思った
梅雨寒の部屋を憂鬱歩き出す (山岡敬典) 私も雨の日は、外に出たくなくて、なるべく部屋 に居るので共感しました。
梅雨寒の部屋を憂鬱歩き出す 感想 梅雨というだけで気持ちも体も寒くなっていると ころに、気温も下がってきて憂鬱になることが書か れているだと思った。
句 梅雨寒の部屋を憂鬱歩き出す 感想 この句を読んで今年は梅雨寒も感じられなかっ たし、雨の少ない梅雨だった。
梅雨寒 部屋の中がジメジメとし、暗いというイメージ (編者)奥がガラス戸になっている、細長い部屋の壁 に背を持たせて座っている人のイラスト略。
梅雨寒の部屋を憂鬱歩き出す 雨が降ると憂鬱になる気持ちはわかるなと思いま した。
梅雨寒の部屋を憂鬱歩き出す (山岡敬典) 今年はあまり梅雨の時期に寒くはならなかったけ ど梅雨の季節は外に出れないので気分が落ち込みま す。 (編者)カタツムリとカエルが仲よさそうに並んで座 っているイラスト略。
出水して森の奥なる月明り (中川宗淵) 青々と生い茂っている木々の奥から月の明りが照 らしている状景が想象できました。 (編者)「想像」です。
簾 軒簾この世の人の影絵過ぐ (渡辺恭子) 簾を下げている家の中からの様子を表して いると思った
俳句:軒簾この世の人の影絵過ぐ 感想:夏の暑い日の田舎にある家が想象できた。 自分はその木漏れ日などがとてもきれいだと 思っています。 簾から来る風はとても涼しく、この俳句を想 像したら、暑いけれど、風はとても涼しいと感 じました。 (編者)「想像」です。
「軒簾この世の人の影絵過ぐ」(渡辺恭子) 趣があるなと思いました。 木造の家に簾っていいですよね。すずしい気持ち になります。
ナイターの八回までは勝ちゐしを(大島民郎) あと少しで勝てそうだったが逆転勝ちされてしまっ た青春の悔しさを感じました。
ナイター ナイターの八回までは勝ちゐしを(大島民郎) 相手チームの抑えピッチャーが当番する前に点を 取らないと負けそうな感がする。 2016年の横浜とホークスの日本シリーズ抑えの サファテが出てきたときは絶望しました。打てる気 がしなかった。 今年の夏は五輪もあるので野球が楽しみです。
ナイターの八回までは勝ちゐしを(大島民郎) 野球を見ていてたまにこのような逆転が起こって しまうのをなげいた詩であろう。自分が推している チームがこのような目にあってしまうのを考えると なかなか恐いものがある。
ナイターの八回までは勝ちゐしを 弱いときのヤクルトを思い出す。
ナイターの八回までは勝ちゐしを(大島民郎) 野球は本当に最後まで逆点があるので、8回まで 勝ち続けていても9回が終わるまでは、何が起きる かわからないなと思いました。
ナイターの八回までは勝ちゐしを 最近、贔屓のチームが勝てていないのでグッとく る。
ナイター ナイターの八回までは勝ちゐしを(大島民郎) 感想:野球で8回まではどちらが勝つのかわからな いということで、このことは何ごとも最後まで どうなるのかわからないことで、自分も最後ま であきらめないようにしていきたいと思う。
ナイターの光の外に控へ投手 (飯田猛雄) 夏は野球のシーズンで自分もよくテレビで中け いを見ます。小学校の修学旅行で広島に行き、マツ ダスタジアムでナイターを見たのを思い出しました。
ナイターの光の外に控へ投手 注目されることは少ないがいつも万全の準備をし ている控え投手をうまく表現できていると思った。
ナイターの光の外に控へ投手 闇の中で肩を作っているピッチャーの姿が思い 浮かんだ. 独特な緊張感があり、張りつめてる雰囲気のあ る感じが伝わってきた.
ナイターの光の外に控へ投手 (感想) 最近になってやっと、救援(中継ぎ)投手が脚光 を浴びるようになったと感じた。
(選んだ俳句):ナイター <ナイターの光の外に控へ投手 (飯田猛雄)> (感想) 控へ投手と光が対比されていておもしろいなと思 いました。おそらくプロ野球の試合で、球場は観客 と歓声で華やかな光景ですが、球場のブルペンは球 場の光が届かず、常に緊張感があると思います。い つ先発ピッチャーが交代になるのか分からないので、 準備をしている控へ投手。いざ、交代して打者を抑 えた、打たれたいずれにしろ、その裏には僕たちが 計り知れないぐらいの緊張感で、準備していたこと がこの俳句から読み取れたような気がします。
ナイターの光の外に控へ投手 (飯田猛雄) ライトアップされたマウンドへ自分が上がるのを 待っている控え投手の状況が伝わってくる。控え投 手を光の外つまり闇にいると表現していることから、 控え投手の持つ緊張感がどことなく伝わってくる。
ナイターの光の外に控へ投手 (飯田猛雄) スポットの当たっていない場所を映し出している 所に良さを感じました。
ナイター ナイターの光の外に控へ投手 (飯田猛雄) 野球の試合はよく見るので情景がはっきりつか んだ。試合の終盤に控え投手が出てくるころ試合 がどう動くかワクワクする感じが思い浮かんだ。
ナイターの光の外に控へ投手 (飯田猛雄) 試合に出ている投手は、ナイターの光や観客から の注目を浴びているのに対し裏で何も浴びることが 出来ていない控へ投手の少し暗いイメージが想像で きます。
梅雨に入りて細かに笑ふ鯰かな (永田耕衣) 感想 ナマズが笑うという表現はヒゲがはえているから そう見えると思います。平たい口でなので笑ってい るように表現できると思います。梅雨とナマズの関 係は不思義に感じました。 (編者)「不思議」です。
梅雨に入りて細かに笑ふ鯰かな (永田耕衣) ナマズの顔はヒゲのように少々太い位のがある。 それゆえ擬人法であることをふまえずとも意外の笑っ ているようにも見える。 (編者)「意外の」は「意外と」?
「梅雨に入りて細かに笑ふ鯰かな」という作品につ いて なぜ笑うのか分からない。水が増えるからかと考 えたけどしっくりこなかった。
梅雨に入りて細かに笑ふ鯰かな 汚い水の場所を好む鯰にとって梅雨はすごしやす い時期だと思います。鯰の心情をよみとっており梅 雨も捨てたもんじゃない時期と教えてくれる詩でし た。
梅雨に入りて細かに笑ふ鯰かな この句を読んで、私は雨が降った後の用水路を思 い出しました。流れ込む水と一緒に小さな虫が用水 路にたまって、それを鯰が食べる風景を思い浮かべ ました。
鯰と書いてなまずと読むのとを初めて知った。 梅雨に入りて細かに笑ふ鯰かな
梅雨に入りて細かに笑ふ鯰かな 感想 梅雨の時期になって鯰が口をパクパクしているの を作者が見て、それが笑っているように見えたのか なと思いました。
梅雨に入りて細かに笑ふ鯰かな (永田耕衣) 梅雨に入って、雨が多く降り、にごった川の中で、 元気そうに、口を開け閉めしている鯰を想像した。
梅雨に入りて細かに笑ふ鯰かな (永田耕衣) 鯰ってかわいいですよね、僕も小さい鑑賞用のナ マズを飼ってみたいです. 鯰が梅雨シーズンの魚とは知りませんでした。細 かに笑うという表現が人間っぽさを感じた。
鯰 鯰が笑うことは現実的にありえないが、”細かに笑 ふ”と表現されることで、まちにまった梅雨が来てう れしそうに水面を飛びはねる六月の情景がありあり とうかんだ。
かんぱちも乗せて離島の連絡船(西池みどり) 感想:この詩を見て小学生のころふたおい島にキャ ンプをしに行ったことを思い出した。 また行きない (編者)「行きない」は「行きたい」?
かんぱちも乗せて離島の連絡船 かんぱちの季節がやってきたんだなと思った。
間八(西池みどり) かんぱちの句の夏に入ってすぐに離島にかんぱち といくというのがおもしろかった。
茄子の花こぼれて蜘蛛(くも)をおどろかす (飴山實) 茄子の花がおちて本当に蜘蛛がおどろくのか気に なる。
「茄子の花こぼれて蜘蛛(くも)をおどろかす」 という作品を見て、とても美しい夏の状景が目に浮 かびました。どこか涼し気な夏でした。
気になった句 茄子の花こぼれて蜘蛛をおどろかす 理由、茄子の花をあまり見たことがなく気になった から.
茄子の花こぼれて蜘蛛をおどろかす 茄子の花こぼれて蜘蛛(くも)をおどろかす 自然の中での出来事が可愛らしく表現されていて 非常におもしろいと思った.
茄子の花こぼれて蜘蛛をおどろかす <感想> 茄子の紫色で黄色の雌しべをもつ花には蜘蛛には 幽霊のように見えたのだろう
茄子の花こぼれて蜘蛛をおどろかす 伝えたいことはわかった気がする。
茄子の花こぼれて蜘蛛をおどろかす 今週からもう7月に入り、夏野菜が美味しい季節 が近づき、とても今の時期に合ったとても良い排句 だなと感じました。 (編者)「俳句」です。
茄子の花こぼれて蜘蛛をおどろかす (感)茄子の花が落ちることで季節を感じさせ、花 によってくる虫を狙っていたであろうくもを取り入 れることで、浮かぶ景色の視野が広がったように思 える。
【第11回目俳句感想文】
木の揺れが魚に移れり 半夏生(はんげしやう)(大木あまり) 夏になってきたなあと思います. 暑いのはあまり好きじゃありません。木の揺れが魚に移れり半夏生 (大木あまり) 木の影が揺れ、それに反応してあわただしく動き 出す魚のことを「揺れ」が移ったと表現している。
木の揺れが魚に移れり半夏生 とても素敵そうな光景だなと思いました。
木の揺れが魚に移れり半夏生 (大木あまり) 木が揺れている動きが魚に写って反射して輝いて いるイメージが出きておもしろい。
木の揺れが魚に移れり半夏生 半夏生の葉が揺れているのが魚の群れが泳いでい るように見えたのではないかと思った。
木の揺れが魚に移れり半夏生 木や葉の揺れが川に泳いでいる魚の揺れと重なる 風景が思い浮かぶ。
木の揺れが魚に移れり半夏生 (大木あまり) 暑さが本格的になってくる地域の様子をとらえて いて、きれいだと考えました。
笛吹(ふえふき)の川の音色も半夏かな(本宮鼎三) 暑い夏の日に冷たい川の中に飛び込んで、遊び たいと思いました。
笛吹の川の音色も半夏かな 笛吹きが川の音色を吹いている情景が思いうかぶ。 川という言葉をいれることによって、少し涼しいか んじがでている
笛吹の川の音色も半夏かな 風の音や川の音が聴こえてくるような穏やかな雰 囲気がした.
日傘 息つめて怒涛(どとう)へ降りる白日傘(赤木悦子) 日傘に、容赦なく降り注ぎ、光の反射によっ て日傘が白く見えている様子を表わしていると 思った。
港出てヨット淋(さび)しくなりにゆく (後藤比奈夫) 感想 ゆっくりではあるが時間が進んでいるのを感 じれる句だった
港出てヨット淋しくなりにゆく 港を出て陸から離れて行き周りに船や人の気配が 消えていく様が想像できた。
ヨット(後藤比奈夫) 港出てヨット淋(さび)しくなりにゆく 感想 ヨットに乗って一人になりたいのだなと思い ました。 それほど陸での人々との関係が大変なのだと 思いました。
港出てヨット淋(さび)しくなりにゆく 感想 陸上で辛い思いをするよりも海に出て淋しくなっ たほうがいいという思いが伝わってきた。
港出てヨット淋(さび)しくなりにゆく (後藤比奈夫) 港のヨットが全て出て静かになる様子がよく書か れているなと思いました。
ヨットの帆下ろし夕陽を片づける(太秦米良夫) 中高の5年間学校の行事としてヨットに年2回乗っ ていたのでとてもなつかしく思う
ヨットの帆下ろし夕陽を片づける この句を読んで、私はヨット乗りの日常を書いて いるのだと思いました。港に帰ってきて、帆を下ろ そうとすると夕陽がもうしずみかけている、そのよ うな風景を思い浮かべました。
人の声今美しく星祭る (深見けん二) ロマンチックな雰囲気を感じ取ることのできる句 だと思いました。
人の声今美しく星祭る (深見けん二) 感想:夏のきれいな夜の空が思いつくような俳句だ なと思いました。
人の声今美しく星祭る (深見けん二) 祭りという夏の季語は、かなり下品というか、そ んな感じだが、この詩では上品にとらえれた。
人の声今美しく星祭る (深見けん二) 地元の駅前でこの時季七夕まつりが行われます。 といってもたいそうな祭りではありませんが、地域 の店が出店を出したり地元の学校が吹奏楽をしたり して、それなりに人が集まります。自分は吹部員と して演者だったわけですが、そもそも晴れなければ 天ノ川が見れないのはもちろん、音を出すことすら できません。逆に言えば晴れたときまさに星の祭り となります。
人の声今美しく星祭る 昔は七夕などを楽しんでいたが最近は気にしてい なかったのでなつかしくおもった
希(ねが)うこと少なくなれり星祭(品川鈴子) 感想 ・歳を重ねるにつれ、短冊に願い事を書くことが、 なくなっていっていることに気付き、物悲しい気 持ちになった。
希うこと少なくなれり星祭 (品川鈴子) 明日が七夕ということもあり、今の時期に一番ピッ タリな排句で、近頃は夜に空を見上げるようなこと も少なくなってきたので、夏の夜の星を楽しむよう なのんびりとした時間が恋しくなるような素敵な排 句だなと思いました。 (編者)「俳句」です。
希うこと少なくなれり星祭 (品川鈴子) 今日が7月6日なので明日が七夕ですね! 年をとるごとにたしかに願うことが少なくなった 気がします。幼いころ、いかに自分が夢見がちだっ たかをおもいだしました。あのころは両生類になり たくてしかたなかったのがなつかしいです… 星祭って表現がきれいですね。晴れるといいなぁ…
希うこと少なくなれり星祭 (品川鈴子) 小さいころは毎年、七夕飾りをつくったり短冊に 願いごとをしたりしていたけれど、成長するにつれ て七夕を意識することがなくなったなぁと感じまし た。
希うこと少なくなれり星祭 (品川鈴子) 言いたいことが何となく理解できたと思う
「希うこと少なくなれり星祭」 七夕の短冊に書く願いも、コロナのせいかおかげ かほとんどの人がコロナが終わるようというような 願いが多いように思います
希うこと少なくなれり星祭 <感想>昔と比べて経済的に豊かになっている今で は流れ星に願う事が無い.見た事が無い人も表れ 古い慣習が消えていくのを嘆く感じがした。
(選んだ俳句)=七夕、星祭 希うこと少なくなれり星祭 (感想) 昔から星に願い事をすることがありましたが, 最近は行事に消極的で願い事をすることが少なく なってきたことがこの俳句から分かります。なの で,こうしたい,ああなりたいなど自分の願いを 考えて,半信半疑ではなく純粋な気持ちで星に願 い事をしたいと思いました。
「希うこと少なくなれり星祭」という作品について ・年を重ねるごとに、自分の望むものを叶えていっ たのかと考えた
「希うこと少なくなれり星祭」(品川鈴子) 私自身も、年が経るごとに願うことが少なくなっ ているように感じる一句でした。
希うこと少なくなれり星祭 年を重ねるごとに願いごとが少なくなってい る様子を想いうかべました.
希うこと少なくなれり星祭 (品川鈴子) 私はこの句を見て、私はまだまだ願うことがある なと思いました。
希うこと少なくなれり星祭 自分願い事がなく何を書くかずっとまよっていた.
希うこと少なくなれり星祭 (品川鈴子) 幼い頃は純粋無垢な願いでいっぱいだったがたっ たの18年間で欲まみれになっていしまった。
希うこと少なくなれり星祭 感想 七夕の短冊に書く願い事が年々、歳を取るにつれ て現実味を帯び、大きな願いを書くことがなくなっ ていったのかなと思い、哀愁を感じました。
俳句:希うこと少なくなれり星祭 感想:七夕になると短冊などに願い事をいっぱい書 いていたけど、大人になっていくと、どんどん 少なくなっていると感じた俳句だった。子供が 大人になっていくような俳句に感じました。
希うこと少なくなれり星祭 (品川鈴子) 人の成長を感じられる詩でおもしろいと思った。
希うこと少なくなれり星祭 (品川鈴子) 感想 大人になるにつれてたなばたでねがいごとをす ることがなくなったなと思った。
希うこと少なくなれり星祭 夏の風ぶつしとしていいと感じた
希うこと少なくなれり星祭 (品川鈴子) この句を聞き、七夕で、1つ願いを叶うというこ とで子供のときは、たんさくに書いてお願い事を書 いていたけど大人になるにつれて願い事もしなくなっ てきたことがわかる
希うこと少なくなれり星祭 (感)感慨深い一句であった。
希うこと少なくなれり星祭 大人になって短冊に願いを書かなくなり、昔の ことを思い出しているような感じがした。
驚愕(きょうがく)のまま氷漬け鬼虎魚 (福田貴志) 感想:驚愕のまま氷漬けになっていてやはり自分も 氷漬けになってしまったら鬼虎魚みたいに驚愕の 顔になってしまうのかなと思った。
虎魚(おこぜ) 驚愕のまま氷漬け鬼虎魚 (福田貴志) 氷漬けのおにおこぜを見てみたい
驚愕のまま氷漬け鬼虎魚 (福田貴志) 虎魚って口が大きいので、それを驚いた顔のよう だと表現したのでしょうか。 虎魚は唐揚げにするのが好きです、頑なに。
驚愕のまま氷漬け鬼虎魚 虎魚でおこぜと読むことを初めて知った。
紫陽花(あぢさゐ)や甘えて鯉(こい)の 裏返る (古舘曹人) (感想) 紫陽花は梅雨の季節に似合う花で、鯉の池を泳 ぐ様子が思い浮かびました。色とりどりの紫陽花 と様々な模様をした鯉は両方、素敵だと思います。
紫陽花や甘えて鯉の裏返る (古舘曹人) 理由.すべての俳句の中で一番イメージしやすくて、 頭の中で想いうかえられたからです。 (編者)「うかえ」は「うかべ」?
紫陽花 紫陽花や甘えて鯉の裏返る 梅雨の時期、庭に咲くアジサイの下で、鯉が美し く泳いでいる情景が思い浮かんだ。
【第12回目俳句感想文】
白南風や島を左右に高速船 (林康子) この俳句から晴れた青い空と綺麗な海が想像でき ました。美しい景色を感じることができる俳句だと 思います。そして、白南風と高速船という言葉で強 い風を感じられました。刻々と真珠は育つ夏の海 (松尾いはほ) 幼いころよく行っていた水族館で真珠を取り出す 体験をさせてもらったのを思いだしました。真珠に もいろんな色があることを知れたりして楽しかった です。今年も行けるといいなぁ…
刻々と真珠は育つ夏の海 (松尾いはほ) 真珠が夏に育つとはしらなかった。
夏の海(松尾いはほ)の感想 刻々と真珠は育つ夏の海 この俳句を読んで、太陽の光を反射してキラキラ 光っている海を思い浮かべました。
刻々と真珠は育つ夏の海 (松尾いはほ) 夏の海は真珠の様に白く光ってきれいに思えたの で良い句だと思いました。
刻々と真珠は育つ夏の海 (松尾いはほ) 夏になり、生き物がよく育っているのが生き物 でない真珠で例えることにより、連想させているの がおもしろかった。
手に掬(すく)へば色なき水や夏の海 (原石鼎) 手に掬うことが出来るほどの、透明で透き通って いる海を思いうかべることが出来ます.
手に掬へば色なき水や夏の海(原石鼎) 夏らしい俳句だと思いました。 透き通った海水が、夏だけど涼しさを感じさせ ます。
手に掬へば色なき水や夏の海(原石鼎) <感想> 一般的には光の反射で青く見える海が海開きの前 のまだ何色にも染まっていない無色に見え、これか らの期待が込められている風に見える。
(選んだ俳句)=夏の海 手に掬へば色なき水や夏の海(原石鼎) (感想) 色なき透明度が高い、きれいな夏の海が想像でき ました。夏の海開きで、海水浴に行って初めて海に 入って手で掬うと、澄んだ透明な海水に感動した心 の動きも感じました。もしくは子供たちが海に生き 物を取りに入って、手で掬って取ろうとしたがそこ には何もいなくてがっかりしたが、透明なきれいな 海水に感動したとも捉えることができした。
手に掬へば色なき水や夏の海(原石鼎) 空が青いのはオゾン層のせいだと分かるが海が 青いのはなぜだろう。透明の謎。
手に掬(すく)へば色なき水や夏の海(原石鼎) 夏場の青い海で、水を掬ってみるとさっきまで青 かった水が透明になっている様子を表わした句だと 思いました。
俳句:手に掬へば色なき水や夏の海(原石鼎) 感想:浜辺で水を掬っている人の様子を想象するこ とができた。吉見の海も透き通っていてこの俳 句の雰囲気に合っていると思いました。自分も海に 泳ぎに行ったときは、この俳句のような感情を持っ てみたいと思います。 (編者)「想像」です。
手に掬へば色なき水や夏の海(原石鼎) 私は海は大洗か南房総が普通であったので海浜が 白色のイメージはそこまでないが、海と言えば一般 的には白い海浜に青い空の反射した水のはっきりと 2色に分かつ光景であろう。 その中で手に水を掬う光景は夏が始まったと感じ させるものである。
氷店(こほりみせ)爺(じい)と婆(ばあ)ゐて 婆出て来 (小沢實) かき氷がおいしくなったきせつになっているん だなと思った。
氷店爺と婆ゐて婆出て来 (小沢實) 最初に読んだ時に、すぐ想像でき笑えた詩でした。
氷店爺と婆ゐて婆出て来 (小沢實) 昔ながらの、老夫婦が経営している店で、買い物 をするとおまけをしてくれる懐かしい情景が思い浮 かびました。
氷店爺と婆ゐて婆出て来 (小沢實) この詩から、かき氷屋を婦夫2人でやっていて お爺さんの方は、かき氷を作り、お婆さんの方は、 注文を受け取る光景が、頭に浮かんでくる (編者)「婦夫」は「夫婦」?でもこの順序がいいか もしれませんね。
駐車場の線の真白き海開 (津田清子) 夏はなぜ白いいろがはえるのかなぞに思いまし た。
駐車場の線の真白き海開 (津田清子) 去年は海の家などもコロナの影響が大きく、営業 していないところがほとんどでしたが、今年は少し ずつ営業するところがあるらしく、夏の近づきをよ り感じるよい排句だなと思いました。 (編者)「俳句」です。
駐車場の線の真白き海開 (津田清子) 海開きと同時に、多くの人が車で海に訪れてくる ことを見越して、薄くなっていた駐車場の線を新た に引き直したことが伝わってくる。
駐車場の線の真白き海開 (津田清子) 海へ行きたくなりました。
駐車場の線の真白き海開 (津田清子) なんとなく伝えたいことがわかった
「駐車場の線の真白き海開」(津田清子) 感想 海近くの駐車場に石炭で駐車スペースの線が引 かれるといよいよ夏が来るのだと感じる句でした。 (編者)「石炭」は「石灰」?
駐車場の線の真白き海開 (津田清子) 海開というか、プールに行く時は、駐車場の線は、 きれいな白だったなぁと、思い出した。
句 駐車場の線の真白き海開 (津田清子) 感想 昔、海開きの時に海に行った時人の多さにお どろいたことを思い出した。
駐車場の線の真白き海開 (津田清子) 海開きで新しく作られる駐車場の線の白さが夏が 本格的に始まったのだなと感じさせられる表現で非 常におもしろい。
駐車場の線の真白き海開 (津田清子) 駐車場の線の白さとそこから見える浜の白さから わくわく感興奮しているような様子がした. (編者)「わくわく感」の後には「に」か「じ」が入 るのでは?
駐車場の線の真白き海開 (津田清子) 感想 海開きするまで使われていなかったので物理的に きれいという意味で線が白く、海開きという海水浴 などの海の活動の初めという意味で線が白いと表現 しているようだった。
駐車場の線の真白き海開 (津田清子) 真夏の強い日差しが駐車場の線の白色を際立たせ ているようすを表しているのだと思った。
駐車場の線の真白き海開 (津田清子) 海開きをするために車できた人を想定して去年 の白線ではみえないかもしれないので新しくつく りなおしている感じがした。
晩夏光サーフボードはまだ濡れて (津田このみ) 夏に涼しい感じがよくわかる詩だなと思いました。
晩夏光サーフボードはまだ濡れて(津田このみ) 私の父が昔サーフィンをやっていたため、私も夏 に父におしえてもらっていたためなつかしくかんじ た
晩夏光サーフボードはまだ濡れて(津田このみ) 感想:夏は終わりに近いが、サーフボードという語 がまだ夏であってほしいと感じさせる。
月いでて岩のしづまる山女魚釣り(松村蒼石) 感想:月が出る夜に静かな岩の上で山女を釣るという 情景が思う浮かべられてとてもおもむき深く凄く良い 俳句だと思った。 (編者)「思う浮かべ」は「思い浮かべ」?
月いでて岩のしづまる山女魚釣り(松村蒼石) 僕もそんな状況でやってみたいと思った。
「月いでて岩のしづまる山女魚釣り」という作品に ついて 以前、夜に山女魚釣りに行ったことを思い出した. 同じような情景で生まれたのだろうか
月いでて岩のしづまる山女魚釣り(松村蒼石) 風情があると思いました。
月いでて岩のしづまる山女魚釣り(松村蒼石) 私は先週に川釣りに行ってきました。その時は山 女魚を釣ることは叶いませんでしたがこの詩をよん でもう一度行きたいと思いました。
月いでて岩のしづまる山女魚釣り(松村蒼石) やまめを漢字で書くと山女魚になることを知った。
俳句 月いでて岩のしづまる山女魚釣り(松村蒼石) 自分も、川に山女魚釣りに行ったことがありま すが全然釣れなかったです。
飛魚の翔(か)けり翔けるや潮たのし (福永耕二) むかし、トビウオの絵を描くためにとんでいるト ビウオを見たとき、想像よりも高く飛んでいておど ろいたのを思いだしました。
飛魚の翔けり翔けるや潮たのし (福永耕二) 飛魚が海でたくさん泳ぎ、飛んでいる様子が思い うかぶ句だと思いました。
飛魚の翔けり翔けるや潮たのし (福永耕二) 飛魚は本当に海をよく飛ぶのですごいなと思いま す。
飛魚の翔けり翔けるや潮たのし (福永耕二) 私は、この句を読んで夏の暑い日に筆者が船に乗っ ている様子が思い浮かびました。飛魚は船に驚 いて飛ぶ事があるので、筆者は船に乗りながら この句を詠んだのかなと思いました。
くちづけのあとの真つ赤なトマト切る(大高翔) 太陽の光を浴びて、伸び伸びと育ったトマトが連 想できました。
くちづけのあとの真つ赤なトマト切る(大高翔) 感想:よくうれてとてもあまいトマトを想像させら れた.
トマト(大高翔) くちづけのあとの真つ赤なトマト切る 感想 トマトは初めてのくちづけをされたのでしょう か。
【第13回目俳句感想文】
オーボエ奏者海藻のごとゆれて夏(堀口星眠) 感想 オーボエの低くて大きな音は夏の暑さを感じさせ てくれます。また、海藻が揺れているように、ゆっ たりとした音が感じられます。オーボエ奏者がゆれ ているようには思えませんでした。オーボエ奏者海藻のごとゆれて夏(堀口星眠) 水面近くに生える海藻が波の動きに合わせ、緑光 く踊る様子が浮かんだ (編者)一応「緑光く」と読み取りましたが…
オーボエ奏者海藻のごとゆれて夏(堀口星眠) 人の様子を海藻にたとえているところがおもしろ い発想だと思った.
オーボエ奏者海藻のごとゆれて夏(堀口星眠) 前に私はオーボエではありませんが吹奏楽をして いました。夏は商業施設、2校の学校そしてコンクー ルと各地で演奏し毎年とくに忙しいタイミングでし た。ただそれがあって夏を実感していたのかもしれ ません。
オーボエ奏者海藻のごとゆれて夏(堀口星眠) 真夏の海をおもいうかべました。
頭からチューブいろいろ出でし夏(荒井和昭) 感想:夏に頭からチューブが出ているところを想像 すると夏にチューブから水を出して涼んでいるのだ ろうと思うが、そういったことが書かれていないの でとてもへんてこな様子だと思われる。
頭からチューブいろいろ出でし夏(荒井和昭) 感想 多分、チューブというのはシュノーケルのチュー ブだと思うがはっきりとそう表現しないことで読み 手が様々な想像ができるようにしていると思った。
頭からチューブいろいろ出でし夏(荒井和昭) 夏休みを思い出した
頭からチューブいろいろ出でし夏(荒井和昭) 感想: 病院の中での状態を指しているのだと思い ますが、頭からチューブにつながれている状態 というのはかなり重篤であったのだとうかがえ ます。私も、このような詩を描くような事故や 病気には気を付けたいと思います。
紺青(こんじょう)の蟹(かに)のさみしき 泉かな (阿波野星畝) 蟹はいつもせまい岩穴に入っているのでそれを言っ ている作品なのかと思います。蟹は見る分にはとて も好きですが、味はあまり好きではありません。最 近はスベスベマンジュウガニに興味を抱いています.
紺青の蟹のさみしき泉かな (阿波野星畝) 青い蟹というところから、すんだ水が想像でき、 さみしき泉という所からも、美しさが感じられた.
紺青の蟹のさみしき泉かな (阿波野星畝) 泉が季語だと初めて知った。
水中の水のこゑごゑ泉湧く (廣田よしかね) 水の涼しげな雰囲気を感じ取ることができる良い 句だと思いました。
水中の水のこゑごゑ泉湧く (廣田よしかね) 感想:夏だから水がとても美しく見える。というの が伝わってきた。
せつせつと眼まで濡らして髪洗ふ(野澤節子) 暑い日は頭から水をあびたくなる気分になります。 今年の夏は海に行って思いっきり楽しもうと思いま す。
せつせつと眼まで濡らして髪洗ふ(野澤節子) 一見この俳句から、せっせと目まで濡らしてしま うほど急いで髪を洗っているように思えるが、「眼 を濡らす」というところには、「涙している」とい う意味も含まれていると考える。つまり涙してしま うほど悲しいことがあったから急いで髪を洗ってい るという風にも読みとることができる。
せつせつと眼まで濡らして髪洗ふ(野澤節子) 髪を必死に洗ってきれいにしようとする全力さが 伝わり非常におもしろい表現だと思う。
俳句 ・ せつせつと眼まで濡らして髪洗ふ(野澤節子) 理由 俳句の中で生活感があって、良かったです。
せつせつと眼まで濡らして髪洗ふ(野澤節子) 髪を洗ってさっぱりしたいなという気持ちになり ました。
海中の魚と遊びし髪洗ふ (山上カヨ子) 夏のイベントの海で魚と遊んでいるように楽しむ 子供の姿が目に浮かぶ。
海中の魚と遊びし髪洗ふ (山上カヨ子) 海に行ってもぐってさかなをおいかけて泳ぎたい なと思いました。
海中の魚と遊びし髪洗ふ (山上カヨ子) 海の中で魚と遊んでいて、そのついでに汗などで 汚れた髪を洗っている様子が思い浮かびました。
俳句:海中の魚と遊びし髪洗ふ (山上カヨ子) 感想:夏の澄んだ海に潜り、魚と泳いでいる風景が 想像することができた。ここの髪洗ふは、海で髪を 洗っていることではなく、泳いでいる様子が髪を洗っ ているように見えることを意味していると自分は感 じました。
「海中の魚と遊びし髪洗ふ」(山上カヨ子) この詩は、海で、深くまでもぐって魚がたくさん いる中で泳ぎ、その後、海水で、ベタベタになった 髪を洗うことを表しているようです
髪洗ふ 海水が洗てきれいになるのが気になりました。 川ならまだしも。 (編者)一応「洗て」と読み取りましたが…
海中の魚と遊びし髪洗ふ (山上カヨ子) ・ 髪洗ふという言葉が季語だということを知って 驚いた.海に潜って遊ぶのは楽しいけど、海水だ からべとべとになってしっかりと髪や体を洗わな いといけないから少しめんどくさいと思った。
ところてん煙のごとく沈みおり (日野草城) ところてんを煙にたとえるのは、かっこいいと思っ た。
ところてん煙のごとく沈みおり (日野草城) 感想 昨年の夏、実家でところてんを食べたのをなつ かしく感じる一句でした。
ところてん/煙のごとく/沈みおり ところてんは下に下がるのに煙は上へ上がるこ とから対比になっていておもしろいと感じた.
ところてん煙のごとく沈みおり (日野草城) 煙は本来高いところに昇っていくが、沈んでいく ものに対して比ゆするところが面白いと感じました。
帆立貝海の呟(つぶや)きこぼしけり (禰寝雅子) 感想:帆立貝を食べていそくさかった感じを思い出 した。
帆立貝海の呟きこぼしけり (禰寝雅子) 帆立貝が貝の隙間から気泡を出した様子かなと。 帆立貝がスシネタの中で一番好き。
「帆立貝海の呟きこぼしけり」(禰寝雅子) バーベキューで帆立を焼くと呟きのように火が通っ ていくのを感じることができました
帆立貝海の呟きこぼしけり (禰寝雅子) この作品を見ると無性にベーべキューで焼かれる ホタテを思い出した。 夏休みに友人達とバーベキューでもしたいものだ。
帆立貝海の呟きこぼしけり (禰寝雅子) この句は帆立貝の特徴を表しているのだと思い ます。帆立貝は他の貝と違って水を噴射して移動 することができます。水あげされた帆立貝が水を はいていて、それが海の呟きなのだと思いました。
月下美人たまゆらの香に満ちにけり(深見けん二) 感想:月下というと秋のようなイメージをうけまし たが夏の季語としっておどろきました。 さぼてんだとはじめてしりました。
月下美人たまゆらの香に満ちにけり (深見けん二) 実家で昔 月下美人を育ててたことがありました。 夜、急に母に起こされて 月下美人の所へいってみ るとすごくきれいな花がさいていて びっくりしま した。 っていうのを思いだしました。なつかしいです。
月下美人たまゆらの香に満ちにけり ↓ ↓ すっごい 万人に好かれる香り 美しい花 すごいきれいな花は万人に好かれ さぼてん る香りでみちてるのかなと考えた。