水大歳時記(令和三年度)春 の 部
春
「オンライン」夢見し春を打ち砕く
春の香気づけば満ちて消えていき
『蕾』 蕾つき春を迎えて花踊る
春が来てあっという間に2年生
春になり 魚たちが 騒ぎ出す
春になり 昆虫たちが 暴れだす
課題溜め 湿気と戦う 雨の春
海と空 気持ちもブルー青い春
晩春
晩春は気温差激し風を引く (編者)「風邪」です。
麗(うらら)か
荒土を風切り走るハルウララ
蛙(かはづ)の目借時
入学し講義始まる目借りどき
穀雨(こくう)
穀雨には気温が変わり衣替え
春暁(しゆんげう)、春の朝
鶯の 鳴声響く 春の朝
行く春
ひらひらと桜散ってく春終わり
春過ぎて 夏というには まだ早い
春過ぎて 故郷の友と 別れなる 友と会うまで 日々努力
夏近し
夏近し 今年も早めの 海開き
最近は 夏が近づき 暑くなる
雨続き気分が落ちるが夏間近
朧(おぼろ)
朧気な春の日差しの暖かさ
朧月
おぼろ夜の霞に沈む月光や
おぼろ夜眠気こらえて空見あげ
春風
春の風私の背中に吹きつける
びゅうびゅうと眠気防ぐ春の風
東風(こち)
東風吹いて 届かぬ匂い 遠き春 封鎖の公園 菅公の梅
春一番
春一番吹き荒れ続く新天地
新しい友達ができ帰る道 春一番が心地よい夜
春一番うたた寝そそる一限目
霞(かすみ)
薄霞 岡に登れば よく育つ
春の海
春のうみ 中は冷たく 活性悪し
春の海吹く風いまだ肌寒く
春の浜 暖く寒い 海の風
雪解(ゆきどけ)
マスク越し雪解け水の春香る
川面を雪解け水が流れ行く
桜餅(さくらもち)
八つ刻に頬張り笑う桜餅
口含む、小さな小石、桜餅
桜餅 私は苦手理由はない
石鹸玉(しやぼんだま)
焼肉の窓に映るシャボン玉
入学
将来の希待を抱きいざ、入学 (編者)「希待」は「期待」?
たくさんの桜の花と入学生
入学式コロナに迫られ即中止
入学し少し遅れて友出来る (編者)「夏休みってすぐ来るんですね.」と言う、 髪のない天使と、泡を出しながら「今年こそは宿題す る」と決意する、まん丸な魚のイラスト略。
花粉症
花粉飛ぶ薬飲まずに後悔し
春眠(しゆんみん)
ぽかほかと あたたかくなり 眠くなる
昼食べて ひなたを発見 ひと眠り 気づけば夕方 焦る週末
蛙(かはづ、かへる)
ひたすらに蛙飛びかう雨上がり
通学路蛙跳びはね我転ぶ
川柳 夜になり 闇から聞こえる 蛙の声
ゲロゲロと 私は蛙 何が好き?
古池やかわず飛び込み俺も飛ぶ
燕(つばめ)
低く飛ぶツバメを襲う跳んだボラ (編者)黒く影のように描かれたツバメに向かってサ メのように口を開け、波しぶきとともに飛び出してい る精悍なボラのイラスト略。
ぎんぽ
裏海で ギンポ釣りし 我が友よ
蛍烏賊(ほたるいか)
淋しき夜の海に ホタルイカぽつん (深尾航一郎)
浅利(あさり)
ざりざりとアサリ汁のみ砂をかむ
蜂(はち)
水大の広場のテーブルはちだらけ
梅
梅香る朝日と共に道歩く
桜
満開の桜も雨で流されり 人の盛りもなんら変わらず
春 さくら散り別れとともに出会いあり
「桜並木」 さらさらと流れる川に桜道
桜雲下あおい息吹を映す海
桜咲き一息つく間に雨がふる
夜桜と酒を飲みつつけむり吹く
桜舞う出会いは別れの季節なり
桜見て今年は早く過ぎていく
北国の 雪色溶かす 桜色
落花
散りゆくは桜の花びら雨のよう
お別れと、共に散りゆく、桜かな
さくらちる一歩踏みだし入学す
桜散り淋しさ漂う並木道
花びらの散りゆく桜春泥棒
桜散り うつろう季節 心寂し
桜散り 春の小川を 流れ行く
桜散る夢見て起きるが誰もいない
土筆(つくし)
つくしんぼ開らいて胞子を飛ばしけり
授業
俳句とは/短歌との違い/わからない
学期末単位落として恋落とす
汗たんたんエイヤエイヤとかけ声の ハチマキ姿 九鬼水軍 地元が志摩で九鬼水軍が有名です。 (編者)時間が限られていることもあって、授業では村 上水軍のことだけ紹介して、ライバルの九鬼水軍には触 れず、すみません。
昼食後講議を受けるとねむくなる (編者)「講義」です。
講義中ふかねむりする春の精
まだ慣れずノートなどとるが追いつかず
授業後の疲れをいやす海の音
学生生活
新天地 友と未来に 夢枕
本州の端から端へ新天地 場所は違えど同じ空かな
中津から はるばるここえ やってきた
鍵閉めて一人暮らしを実感す
青い海白い砂浜青い空
風 潮風が顔にあたりて海感ず
下関、風が強くて、いやになる
強い風傘が折れた帰り道
雨が降り傘を忘れてずぶ濡れだ
海風に、吹かれはためく、 洗濯旗(せんたくき/はた)
帰り道電車が一本少なすぎ。
潮かほる浜辺の路線窓開けて
乱れ髪整え臨む新生活
新生活自宅通いで朝がツラい
目がさめるカーテンの隙間光のせい
海景色窓を開けると幸せだ
海みれば幼い頃を思い出す
ゆれながら青い海見て登下校
笑みが出る友と過ごす日常に
寒いいそ 魚とびはね あたりなし
バイ貝は見た目は悪いが味は良し
その体なぜかきれいな桜色 (編者)顔と手足だけで胴体のない「カービー」くん のイラスト略。
アイラインくしゃみひとつで目尻死す
川柳 顔よりもじっと見つめる僕の名を (編者)なかなか奥ゆかしい名ではないですか!
山なみをながめてみれば海もみる(村瀬あつろ)
吉見町はとがたくさん風強い
うざすぎるベランダのハト フンをする
一回生は髪の色花が咲き 上級生は脳が花畑
皿洗い身にしみて知る母の苦労 (編者)「泳がせ釣り」と題され、鼻を針で貫かれて 引っぱられている、口を開けた目の大きいアジのイラ スト略。
まだ3日すでに恋しい母の味
ふるさとがさびしく思う私かな
あささむい ひるあついけど よるさむい
昼暑く、薄着でいれば夜さむい
ともだちの なれなれしさに なれてきた
今日もまた馴しみの声に耳を借す 腐った縁にも七度目の春 (編者)「耳を貸す」です。
しゃんしゃらら がんばるんばと いぶきかな
朝ごはん作るのめんどう ぬきにしよ (編者)体のためにちゃんと食べましょう。
晩ご飯つくるのだるい買いにいこ
山のぼりちょうど良い時きこうがね
風吹かず海おだやかで心地よい
我が帆船進め進め水平線まで
街育ち心躍らす波音に
波の音夜うるさくて寝むれない (編者)「眠れない」です。
毎朝 まだ寝れるまだまだ寝れる焦り出る
目覚ましが母の声から波音に
ばちゃばちゃと魚の大群参勤交代
ガタンゴトンちょっときつめの朝帰り
○○○くん みょうじわからない ○○○くん (編者)黒いマスクをした少年のイラスト略。
混合肌鼻のとこだけ よれひどい
詩
(鬼に金棒)
松田宣浩に十亀は鬼に金棒 熱さまシートに水枕 北斗晶に木刀 速水もこみちにオリーブオイル や (編者)題名は編者が仮につけました。詩
感謝とは感じて謝ること。 すなわち親孝行する時に親はなし。(鬼に金棒2)
那須川天心に戦闘中は鬼に金棒 日馬富士にリモコンや (編者)題名は編者が仮につけました。
小説
−猫−
ある日の午後、暖かな日差しの中、僕は一匹の猫 に出会った。 学校が終わり、1人帰路についていた時だった。 僕には友人がいない。否、話をする程度の仲のクラ スメイトは、幾人かいる。しかし、話をするといっ ても、腹の中の黒い部分まで全て晒せる程の仲の人 は、1人としていない。基本1人が好きなのだ。だ から、学校帰り、友人と談笑するでもなく、まして や彼女といちゃつくでもなく、ただ1人。 黙々と家に向かって歩を進める。 あの日も、いつものように家へと帰っていた。 ニャア、と、少ししげった草むらから、か細い声 が聞こえた。大して興味はなかったのだが、ひょい と声のした方をのぞいてみた。すると、段ボール箱 の中に、一匹の子猫がちょん、と座っていた。 雨や泥で汚れ、痩せ細っていたが、目だけはギラ ギラと光り、生きていた。手を差し入れてみると、 噛みついたり、ひっ掻いたりするでもなく、しかし すり寄り甘えてみせたりもしない。ただ冷えた目で、 僕の目をのぞき込む。まるで、全てを見限ってしまっ たかのような、子猫であってトラやライオンのよう だ。 「お前、僕と一緒に来るか?」 言葉を理解できるかなんて知らない。だが別に、 周囲に誰がいるわけでもないから、例え猫に話しか けていたとしても、誰かに見られる心配はない。 「ウニャ」 僕の言葉を理解したのか、猫は短く鳴くと、よた よたと、ダンボール箱から這い出し、僕の足に、自 分の前足をとん、と乗せた。 そっと軽い体を抱き上げると、温かい体から、と く、とく、と心臓の音がした。 「1人は、寂しかったよな。」 僕は猫を抱き上げて、いつもの道を、少しゆっく り歩いた。温かな日の照らす午後だった。 (編者)「例え」はここでは「たとえ」と平仮名です。−自己嫌悪−
君が困っている顔を見ると、とんと自分が嫌にな る。君は何も、悪くないのに。 謝られると、僕は胸の奥がツンとあつくなる。君 はいつも優しすぎるんだよ。 僕をなだめる君の手はいつも暖かくて、そして少 しふるえている。 まるで僕が、薄いガラスでできた置物かのように、 優しく、静かに、崩れないようにそっと抱き寄せる。 その度に僕は辛く苦しくなる。 僕がもっと強ければ、君を困らせることなんてな かった。 僕がいつも笑顔なら、きっと君も楽しんでくれる だろう。 自分を変えよう。変わりたい。 そう思って、何度も何度も変わろうとしたけど、 だけど結局、僕には何もできなくて。 全く1mmも、変われなくて。 本当に、ごめんね。 死んでしまいたいと、何度も思った。 消えてしまいたいと、幾夜も泣いた。 だけどその度、君との思い出、やりたいこと、未 来への希望。 たくさんたくさん、こみ上げてきて。 生きていたいって、思ってしまう。 君と一緒にありたいって思ってしまう。 朝起きて、隣にある君。 これがぜいたくでなく、何であろうか。 僕といてくれて、本当にありがとう。 こんな僕を受け入れてくれて、本当にありがとう。 生きたいって思わせてくれてありがとう。 こんな僕で、ごめんね。 馬鹿みたいな夢を笑わないで聞いてほしい。 この朝が、永遠に続きますように。 -end-
エッセイ
俳句はよく分かりません。 何も書くことがないので、リオネル・メッシ選手 の名言を書きます。 「努力が報われる?そうじゃないだろ。報われるま で努力するんだ」 「来るべき列車は一度しか通らない」
「タコ」 (編者)太い線で描かれた、右上に伸びた頭と太い脚 と吸盤をもったタコのイラスト略。
老人はやせてると心配される。逆に若者は、太っ てると心配される。産まれてきた子は、泣くと安心 される。逆に若者は泣いていると心配される。 一人暮らしをはじめた私の家には、心配してくれ る人はいません。
頃合いをはかっていれば徒桜 気付いたら花見できなくなってて悲しかったので、 はかない
・海賊というと、粗雑で乱暴なイメージしかありま せんでしたが、授業を聞いて、他に様々な海賊がい ることがわかり勉強になりました。
点と線
君が見ている月は今私が見ている月と同じなのだ ろうか. 今、私が見ている空は、君が見ている空と同じな のだろうか. 同じでもまったく違う. 今は違う.また同じ月を見れる日は来るのだろう か.
自衛隊のふねがみえるまどの景色をかきました。 (編者)どこかホールのようなところの窓から、自衛 隊の船の複雑な計器の付いた二本のマストが見え、 そのホールの室内の天井からはテレビがぶら下がっ ているイラスト略。
山口県海辺走れば潮風の春 風が強い下関は、 海辺を走ると風にのって潮のにおいが 鼻にくる。春をなんとなく感じた。 そんな俳句かなんか。
【第1回目俳句感想文】
蛸壺(たこつぼ)はふかねむりする春岬(尼崎澪) が好きです。 「蛸壺」という字面がおさまりがよいのと響きがよ い。この俳句を見たとき蛸壺でタコが顔を出して 春の陽を浴びた海面を見上げている風景が思い浮 かんだ。タコが春にまどろんでるのかな。尼崎澪の作品について.
眠い時期ではあるが、 最近は寒暖差が激しいため、この作品の様な穏やか な眠たさを覚える気候になってほしい.蛸壺の俳句を読んで たこにとって春というのは 自分のすみかを与えてくれる時期であり 人とたこ両方にとってよくねむること ができるものだと思いました。
海沿ひの各駅停車春の旅 (近藤ゆき) 電車でゆっくり地元に帰りたいと思った。
近藤ゆきさんの俳句ではゆったり時間が流れる様 子が手に取るように感じられました。
海沿ひの各駅停車春の旅の感想 自分は電車通学をしていて毎日吉見の海沿いを通っ ているので景色がすぐ頭にうかびました。また、各 駅停車で電車がとまった時に春の少しあたたかい心 地いい風が入ってくるそんなイメージがわきました。
海沿ひの各駅停車春の旅 についての感想 この句で山陰本線のオレンジの気動車が海沿いを ゆっくり走っている景色が思い浮かんだ 私の地元 で海沿いに鉄道は通っていなかったので海沿いを走 る山陰本線に乗って新鮮な気持ちになったのを思い 出した。
海沿ひの各駅停車春の旅 山陰線がのんびりと海沿いを走る景色が浮かんだ
俳句の感想 「海沿ひの各駅停車春の旅」 この俳句で 私はいつも電車を利用して通学しているので 下関〜吉見まででの海の景色を見ることと照ら し合わせることができ共感しました 来年の春さくらが見ることができたらいいなと 思いました
「海沿ひの各駅停車春の旅」という作品で引越すた めに移動している時の自分のことを思い出した
海沿ひの各駅停車春の旅 自分がここへ来た時とこれを読んだ当時の作者 とで感じた思いに似た部分があるかもしれない.
海沿ひの各駅停車春の旅 (近藤ゆき) 自分は茨城の出身だが下関へ来てまず思ったのが 駅間の距離が長いことだった。茨城の感覚では快速 位の距離と感じた。 さらに、関東平野に位置することからも山間を走っ ていることに新鮮味を感じた。
春 海沿ひの各駅停車春の旅 (近藤ゆき) 感想:「海沿いの各駅停車」が水大の駅(吉見駅) まで行くように思える。また「春の旅」が色々な 旅や旅立ちを想像させているように思った。
海沿ひの各駅停車春の旅 (近藤ゆき) 自分は兵庫県から来ているので、自分のこと の様に思えた
春の飢餓 難民いつぱい未来 からくる (若林いさお) この俳句は春を求めて、遠くや近くからいろいろ な人や物がやってくる様子が分かる。
俳句の感想 若林いさおの排句は水産大学校に今年入学した自 分にとって将来の輝きを見せて、希望をもたせてく れると感じました。4月からの新しい生活の中で大 変な事がたくさんあるが、将来に向けて頑張ってい きたいと思った。 (編者)「俳句」です。
蛙(かはづ)の目借時 顔拭いて顔細りけり目借どき (岸田稚魚) ねむたくなる理由として、カエルを用いていて、 とてもユーモアを感じた。
「蛙の目借時」の意味が言いつたえを初めて聞いた。 小学生の頃から抱えていた疑問の答えが分かった。
岸田稚魚の作品の説明でどうして蛙につながるの か納得することができた。
蛙の目借時という言葉の意味が分からなかったが、 蛙が目を見開いて歌っているのは人の目を借りてい るからというおもしろい意味があることを知れてよ かった。
春の山らくだのごとくならびけり(室生犀星) 「春の山」を使うのであれば、春の山にあらわれる 色の要素を取り入れることが一般的だと思う。 春の山も夏も秋も冬も山の形は同じなのではない かと思う。らくだのこぶのことをあらわしているの だろうと感じたが、それはとてもおもしろいと思っ た。
「春の山らくだのごとくならびけり」という容易に 作者が観ている光景が思い浮かんでくるわかりやす い俳句で相象があまり膨らまずつまらないと感じま した。 (編者)「想像」です。
春の山らくだのごとくならびけり(室生犀星) 春は冬に積もった雪が融け出て、白色と山の色 が部分によって姿を表しとてもきれいな景色が見 れる。 まるでらくだのこぶのように。 とてもいい作品だと思いました。
春の山らくだのごとくならびけり 感想 山をらくだのこぶに表すのは驚きました。 春の山がならんでいるのが頭に浮かびます。
ほろほろと魚煮ふくめ春の雨 (藤博子) ほろほろ、煮という2つの言葉によって、春の雨 の、温かいやわらかさを感じた。くもった時の小雨 をイメージした。
ほろほろと魚煮ふくめ春の雨 (藤博子) 感想:最近雨が降って寒いので久々にカレイの煮付 けが食べたいと思いました。
ほろほろと魚煮ふくめ春の雨 自然に目線が煮ている魚煮→春雨となっておりま た春の雨特有の雰囲気がでていて良かった
藤博子さんの作品を読んで まずこのほろほろといった表現と春からすごく柔ら かいイメージが沸き、この角煮が美味しそうだなと いった想像ができた。またこの家庭的な俳句は、共 感性や想像のしやすさ、暖かさが感じられて個人的 にすごく好みだ。
銀行に口座開きて入学す (堀之内和子) 一年前にドタバタあわただしく銀行に行き口座を 作ったりしていた時を思い出しました。ドタバタし ていたのもなつかしく思います。
「銀行に口座開きて入学す」の句は昔の自分の姿や 学校へ不安を持っていた頃を思い出しました。
例に挙げられている俳句は全て良い俳句だなと思 いましたが、個人的には入学のことを読んだ句がと ても共感できて良く俳句だなと思いました。 (編者)「詠んだ」です。
入学 銀行に口座開きて入学す という排句を見ると、一年前銀行の口座の作り方が 分からず、とてもとまどっていた当時を思い起こし、 とてもなつかしい気持ちになりました。 (編者)「俳句」です。
「銀行に口座開きて入学す」という俳句はとても共 感する部分が多く大変素晴らしい作品であると感じ ました。私もこのような作品を考えられるようにが んばりたいと思いました。
銀行に口座開きて入学すをよんで 私自身も同じことがあったなあと共感できた。
「銀行に口座開きて入学す」と詞について この作品は入学に伴った出費や新生活をすること に対してのワクワクしている姿が想像できました。
堀之内和子の俳句について 大学に入学する前に誰もが経験したであろう口座 の開設について、入学という季語を上手に用いなが らみんなに共感できるようにつくってある。
私も入学する時に山口銀行に新しく口座を開きに行っ たのでとても共感できると思いました。 (編者)斜め後ろから見た、開いた銀行口座を手に 持って見ている女性のイラスト略。
入学の句は新生活を感じさせられるものでした。
銀行に口座開きて入学す 自分も大学に入る前に銀行に口座を作ったからと ても共感できた。
「銀行に口座開きて入学す」の俳句を詠んで、 この地域はゆうちょ銀行しか近くになくて、若干不 便だと感じました。
堀之内和子の詩をよんで この詩をよんで思ったことは入学という希望に満 ちあふれたできごとと銀口を開くという少々厄介な できごと、すなわちプラスマイナスの対比になって いるのではないかと思った。 自分自身ここに入学するにあたり色々と面倒な手 続きをこなさなければならなかったのでなんとなく この詩に心ひかれたのだと思う。 (編者)「銀口」は「口座」?
堀之内和子さんの作品ですが 正直なところ有名な方が書かれた詩や短歌を読ん でも知識とセンスが乏しい私は理解ができず、作品 のイメージが思い浮かびませんでした。しかしこの 和子さんの作品は、いつ頃に書かれたものかはわか りませんが、近代でも、現在にでもわかりうるユー モアがある作品だと感じました。
入学の詩が好きです。 発想を飛ばすのも好きですが、この詩はまさに自 分のことでストンと落ちてきました。
「銀行に口座開きて入学す」 率直でわかりやすくておもしろかった。
銀行に口座開きて入学す 自分も同じ事をしたので共感しやすかった。
気に入った俳句 銀行に口座開きて入学す 理由 自分も水産大学校に入学するとき、自分の口座 からお金を下ろして入学金を払ったので、とても 共感できたから。 そして、銀行で取ったお金が無駄にならないよ うに勉強をがんばりたいと思った。
銀行に口座開きて入学す(堀之内和子)の感想 入学前に母と一緒に銀行に口座を開きにいったこ とを思い出しました。
感想 「入学」の排句では、我々新入生が体験する銀行 口座の開設を歌っており、印象が深く残りました。 銀行の口座を開くという言葉で入学の季節を知らせ るというのは漸新だと感じます。 (編者)「俳句」、「斬新」です。
俳句の感想 落花 ちるさくら海あをければ海へちる(高屋窓秋) 作者のさくらの視点から見た俳句がおもしろいと 思いました。桜もただ無機物質として捉えるのでは なく、まるで生きていて、意志があるかように思え ます。海が青ければということは、色合いを気にし て散ってもなお、華やかに最後を飾ろうとしている かんじがしてとてもおもしろいと思いました。雨の 濁った荒い波よりも、晴れのおだやかな青い海の方 が、自分がさくらの立場になってみると良く感じる と思いました。
ちるさくら海あをければ海へちる ちる←強調 海←同じ表現を使っていることから、 強調になっている あを − (音感)青、やあおと表記するのではなく、 あを、とすることで、表現に深みを出している. [対比]・青い海と、ピンク色の桜の花が寒暖の対 比になっている. 感想 やわらかな桜の花の、寒々とした海に散る様子 がはかなくも美しいなと感じました. (編者)オリジナルでは直接俳句の中の語句に線や矢 印を引っ張っていますが、ここではできませんでした。
ちるさくら海あをければ海へちる(高屋窓秋) 水面に浮かぶ桜の花びらが一面に広がる海を見た いと思った。
ちるさくら海あをければ海へちる ・春の季語が使われていてよかった。
「ちるさくら海あをければ海へちる」 水産大は、風も強く、海も近いので 一番想像しやすいと思いました。 いろいろな風景が頭に浮かぶ良い作品だと 思いました。
高屋窓秋さんの感想 作品の内容が想像しやすく、 水産大学校もこのような感じになるのではないか なと思いました。
散りやまぬ花のいのちを手のひらに(松野加寿女) この俳句では散っていく花びらのことを命と とらえていると解釈したのですが、花びらでさ えも命ととらえるのはすてきな感性だと思いま した。
松野加寿女さんの散りやまぬ花のいのちを手のひ らにという作品が心に残りました。自然の美しさや 豊かさが伝わってきました。
散りやまぬ花のいのちを手のひらに (感想) 春が来たことを表現する「散りやまぬ花のいの ち」は私たちの心を感動などの喜びの感情で満足し てくれると同時に「いのち」の火が消えていく悲し みも運んで来て反対のものを同時に向かえることで 心をさらにざわめかせてくれる良い作品だと思いま した。 (編者)「迎える」です。
散りやまぬ花のいのちを手のひらに どんどん散っていく桜を見てさびしい気持ちになっ ている状況が浮かんだ。「いのち」という表現がお もしろいと思った。
散りやまぬ花のいのちを手のひらに(松野加寿女) 自らの命を絶つ人が増加する中で、その人た ちを考えないようにするよりも、ちょっとした 手を差し延べてあげれば、助けになるかも。
松野加寿女さんの俳句を読んで すぐに散ってしまう桜の花一つ一つに命がある ととらえているところが素晴らしいと思った。その 花を手のひらでつつんでいるところから、花が散っ てしまうのを惜しむ気持ちが感じとれた。
散りやまぬ花のいのちを手のひらに 感想 散ってなくなっていく花の命と言える花びらを手 のひらで受けとめて、燃えつきた命をやさしく受け とめるようで胸があつくなった。
散りやまぬ花のいのちを手のひらに 水産大らしい命がどのようなものかを伝えようと しているところが好き
松野加寿女さんの作品を見て、 散っていった花の一枚一枚が手のひらにのり、そ の一枚一枚の花にも命が宿っているんだと感じた。
<感想> 「春」のゾーンでは春の暖かさが人などの生物の行 動に影響を及ぼしている事が分かる. 「落花」のゾーンでは倒置法が使われており、桜の 花びらを桜の生命としてとらえている.
「春の俳句を見てたこつぼが春の岬の海で底の方に 沈んでいるところや「入学」で春に入学することに なってその時に銀行の口座を開いているところが情 景として見えてくる。 (編者)「春」でカッコ閉じです。
尼崎澪 たこつぼを擬人化することでたこつぼになった気 分で景色をイメージできる。 入学分かる。
「蛙の目借時」という言葉をしらなかったので べんきょうになりました。 春ってたくさん季語があるんですね。 松野さんの作品がわかりやすくて好きです。
『蛙の目借時』という言葉が 春の季語とは知らなかったです。 また、「春の山のラクダ」という表現が山なら春で ない別季節でもよかったと思った (編者)正面を向いて座っているカエルのイラスト 略。
感想「銀行に口座開きて入学す」 季語などをよく知らないが、この場合は入学が 季語になるのでしょうか。排句は詳しくないので わかりませんでした。 「海沿いの各駅停車春の旅」 今の吉見の風景が想像できるため、印象に残っ た。 (編者)「入学」が季語(季題)です。なお「排句」 ではなく「俳句」です。
銀行に口座開きて入学す 学校に行くのにお金がいるということを書いてい るのがおもしろいと思った 散りやまぬ花のいのちを手のひらに 散っていく花びらを止めることができずはかない 感じが良いなと思った
・銀行に口座開きて入学す 感想:大学ではないけど、高校に入学するときに銀 行の口座を作ったことと同じなので場面を容易に 想像することができおもしろかった。 ・散りやまぬ花のいのちを手のひらに 感想:桜の花が散っていっている様子が想像できた。 桜が散って手のひらに落ちるのがとても春を感じ る部分だと感じた。風景を簡単に想像できる作品 はすごいと思った。
資料にあった俳句を読んで、春の情景を思い浮か べることができた。人それぞれに思い浮かべる情景 が違うはずなので、資料にあった俳句を読んでどの ように感じたのかを、友達と共有してみようと思っ た。
春に関する季語だけでも様々な種類があり、自由 な考えを表現することができる、美しい日本の文化 だと改めて感じました。
春を感じれる良い歌だと思った。
【第2回目俳句感想文】
おぼろ夜の水音に添ひ坂下る(柴田白葉女) 近頃、綺麗な春晴れが続き、冷えこんだ夜、大き く輝く月がかかっているのが、とてもきれいだと感 じながら帰る夜道を思い出させる、すてきな排句だ なと感じました。 (編者)「俳句」です。感想 おぼろ夜のうどんにきつねたぬきかな (木田千女) 夏を前にして食欲があるのは良いことだと思った 自分もこのごろ、夜中に麺類を食べることがある ので、少しひかれた。
『おぼろ夜のうどんにきつねたぬきかな』 という俳句を読んでうどんが食べたくなった。僕は 肉うどんが好きです。 出汁はいりこ出汁が好みです。それらを満たす新 下関駅の中にあるうどん屋が大好きなので定期的に 足を運びます。
「おぼろ夜のうどんにきつねたぬきかな」 (木田千女) (感想)山で? かすんだ美しい月を眺めながらう どんを食べているとそこからきつねとたぬきがい たという うどんと山の風景をかけているところがユーモ アがあるなと感じた。
「おぼろ夜のうどんにきつねたぬきかな」のタイト ルが朧月夜になっていることに少し疑問を感じた (編者)季語(季題)は正しくは「朧月」でした。「朧 月」は、「月朧」、「朧夜」、「朧月夜」などの季語 のグループの代表名であると考えてください。
感想 木田千女さんの句について 個人的にはうどんに肉ごぼう天が好きです。
おぼろ夜のうどんにきつねたぬきかな 感想 自分もご飯は何たべようかまようので同じ タイプの人間だとかんじた
おぼろ夜のうどんにきつねたぬきかな (木田千女) 感想 今日の夜ご飯はきつねうどんにしようと思いま した。この句でお腹が減りました。
おぼろ夜のうどんにきつねたぬきかな 私は緑のたぬき派です。
おぼろ夜のうどんにきつねたぬきかな 「うどんにきつねたぬきかな」のところがわかりや すくて良いと思いました。
・おぼろ夜のうどんにきつねたぬきかな ↑ (木田千女) この作品にはどういう意味が込められたのか わからない 朧月がきつねうどんかたぬきうどんに見えた だけの作品ですか?
木田千女さんの俳句をよんで美味しそうだなと思 いました。
蜆汁 かちやかちやとかなしかりけり蜆汁(山口青邨) かちゃかちゃというのは、しじみの貝殻がぶつか り合う音だと思いました。「悲し」は色々な意味が あると思いますが、僕はかわいらしい音を表してい ると思います。海で立派に育ったしじみが見た目と は裏腹に鳴る方がかわいらしいと作者は感じたんだ と思いました。
<感想> 蜆汁.からだけはいって身は消えているという かなしい寿司屋のみそ汁を思い出しました。 (編者)「イルカ」と題された、斜め右前へ身を乗り出 した、太い輪郭線で描かれた、立体感のあるイルカの イラスト略。
かちやかちやとかなしかりけり蜆汁 (感想) 「蜆」この字でしじみと読むことを初めて知りま した。
感想文: 蜆汁は普段から飲んでいるが詩のように 考えたことはなかったためおもしろいと思った.
かちやかちやとかなしかりけり蜆汁 蜆汁の音が悲しく響く場面を想像させられまし た。
排句の感想文 山口青邨の排句を聞いて、蜆汁はかちゃかちゃと 言うよりもじゃりじゃりと砂の感じがあるほうがい いと思いました。 蜆汁は悲しいものではないと思っています。 食べるのは面倒だけど、面白い具なので楽しく食 べたほうがいいと思いました。 (編者)「俳句」です。
・かちやかちやとかなしかりけり蜆汁 私も旬が来るとよく蜆汁を飲み、そのときに かちゃかちゃと音がなることがよくあります. 私はこのかちゃかちゃという音が好きで春を 連想します.今では少し値段が高くなっていま すが、今年も食べたいなあと思いました.
蜆汁 かちやかちやとかなしかりけり蜆汁(山口青邨) この文は実際に蜆汁を飲んでいるかのように思わ せられる。
蜆汁 かちやかちやとかなしかりけり蜆汁 の感想 作者は蜆汁を食べる時の音を聞いてこの詩を作った のかなと思った
かちやかちやとかなしかりけり蜆汁(山口青邨) かちゃかちゃと蜆の身がなくなり殻がなっている 様子が伝わってよかった
かちやかちやとかなしかりけり蜆汁 感想 蜆汁は見た目が蜆のせいで黒く見えて少し見 栄えが悪い。そして汁を飲む時、とても飲みにく い。しかし私たちは季節になればそれを必ず飲む。 それは美味だからだ。
葉のぬれてゐるいとしさや桜餅(久保田万太郎) この時期になると桜花はもう散りやみ、葉がしげっ ている 本句はまだ桜花の残る時期を書いたのもの だと思われるが、むしろぬれた葉の情景は今に近し いものを感じる うすく焼いた生地に桜葉を巷き、 最後にぬれた情景はまさにこの頃に強く感じる (編者)「巻き」です。「巷」は「ちまた」です。
・ 葉のぬれてゐるいとしさや桜餅 感想 よく雨がふった後の葉っぱとかの映像を見る ときれいだと思う。この作者はその様子が桜餅の ようにきれいだということを感じた。風景がきれ いに想像できた。葉っぱがぬれているところだと 自分はあじさいなどを想像していたと思う。
桜餅が桜の葉に巻かれ、しっとりとした見た目に なっている所が、この排句に桜餅の優しさが伝わっ てくる。 (編者)「俳句」です。
葉のぬれてゐるいとしさや桜餅 春になって桜が咲いたあと葉が生えてくる情景を 桜餅から連想させ、春のおだやかな気持ちを表して いると感じた。
小中学校の給食で出ていた桜もちにたくさん水滴 がついていたことを思い出しました。 あまり好きな味ではありませんでしたがピンク色 でかわいい桜もちでした。
葉のぬれてゐるいとしさや桜もちという俳句が春 らしくていいなと思いました。花びらが散る前に桜 を見に行こうと思いました。
桜 餅 葉のぬれてゐるいとしさや桜餅 上の詩を見て感じたことは、桜餅についている少 し濡れている葉が餅を包み込んでいることで、包み 込む優しさか温かさが感じられた一句だと思いまし た。
桜鯛 よこたへて金ほのめくや桜鯛 (阿波野青畝) 感想 市場で売られている今日水上げされた鯛の光 景が目に浮かんだ。美しくておいしそうだけど 値段を見てあきらめる気持ちとでも食べたいと いう気持ちが混ざり合った。 (編者)「水揚げ」です。
感想 阿波作 ・鯛の産卵の時期と桜の開花の時期を組み合わせ て桜鯛と表すのはすごいと思った。 (編者)作者の名字は「阿波野」です。
桜鯛 よこたへて金ほのめくや桜鯛 (阿波野青畝) 感想 鯛が産卵時期になって浅瀬にくるので漁師に よって市場にあげられた。市場にはたくさんの桜 鯛が並べられ、その光景を見て春になったなぁと しみじみしていると感じた。
阿波野青畝の作品は「金ほのめくや」という言葉 から脂ののった美味しそうな鯛を想像することが出 来た。 そして「桜」という言葉を重ねていることで綺麗 な鯛を想像することも出来た。
桜鯛の作品を読んで、 鯛が横になり、うろこが太陽の光で金色に輝いてい る光景が思いうかばれる
「よこたへて金ほのめくや桜鯛」という句は、 桜鯛という言葉から鯛の色が鮮明に分かるので、と ても面白い。
よこたへて金ほのめくや桜鯛 ・春をよく感じられる良い詩だと思った。
めばる煮てこころをわかつ皿二つ(古館曹人) 感想:めばるを煮るのは割とごちそうなのではない かと私は思うのですが「こころをわかつ」となっ ているのは夫婦の間に一体何がある状況なのだろ うと気になりました。
めばるをたべるのに命をもらっている その命を自分ともう1人友人だったり恋人だった り大切な人と2人でたべている様子だと思った めばるおいしそう
めばる煮てこころをわかつ皿二つ 眼張(めばる) (感想 おいしいめばるの煮付けをだれにもわけたくない んだろうなと思いました。
めばる煮てこころをわかつ皿二つ めばるの煮付けにこころをわかす人間の心情が描 かれていて面白いと思った。 (編者)「わかす」は「わかつ」?
めばる煮てこころをわかつ皿2つ 新たな生活にて、小さなことでもまだ少し家を 惜しむ気持ちになった
(眼張)の句は、釣ってきたメバルを2人で食べてい るところを想像して羨ましく思いました。
古館曹人の排句の「こころをわかつ」という表現 で聞いた瞬間は別れを表わしているのかと思いまし たが、「めばる煮」と「皿二つ」という所から相手 と自分の気持ちを共有していることを表しているの だなと思いました。 (編者)「俳句」です。
古館曹人の俳句についての感想 「わかつ」と「皿二つ」で韻を踏むことで聞き心地 の良い俳句となっており、まためばるが煮終わるの を待っている二人の関係性を深く感じ取ることがで きる。
眼張 「皿ふたつ」からパートナーと一緒に過ごしている ことがわかった。めばるがおいしい季節に心を共に 温める情景がうかんでおもしろかった。
めばる煮てこころをわかつ皿二つ この俳句の煮た魚をめばるはそんなに大きい魚 ではないのに二人で分けて食べるのがなんかいい なと思いました。
平かなを使い、優しい感じを表している. めばる煮て/こころをわかつ/皿二つ | タイトルは漢字なのに対し、 平かなになっている. わかつ→Wakatsu ↓ 二つ→Hutatsu こころとあわせるため(?) ↓ 音感が同じことから語呂をよくしている. 普段は食べない魚を買って(または獲れた)、仲 むつまじく半分に分けている様子が目にうかんだ。 または、ケンカをしてしまって双方が仲直りしよ うとしている最中?
洗いたる花烏賊墨をすこし吐き (高浜虚子) この句は初め何を言っているのかわからなかっ たが、烏賊で「いか」と読み洗うと墨を吐くの真 逆の意味で伝えるところが趣があった
ほろほろと山吹ちるか滝の音 (芭蕉) 芭蕉の歌に詠まれている風景がとても風情がある ように感じられあたかも目の前にこの風景が広がる ように思う。
穀雨って言葉すごくかっこいいですね! 今度家族との会話でつかいたいです! 柴田百葉女の作品がすごく綺麗だなと思いました。 朧月夜ってすてきです。 月夜といえば大学の近くの空は人工の光が少なく て星がよく見える気がします。すてきですね。 夜空みながら海の波の音を聞くとすごく落ち着き ます。 ←いか…? 俳句にはいかがでてましたが 今日のお昼ごはん たこやきでした (編者)矢印の先に小さなイカのイラスト略。
朧月夜の俳句について、 二つの句の共通点は、朧月夜においていかにその時 間を楽しく、感慨深く過ごすかについて描かれてい る。 いかにこの夜の時間が人に様々な影響を与えるの かが分かった。
桜餅や蜆汁の俳句はとてもユーモアがあってとて も面白い俳句だなと個人的には思いました。
蜆、鯛 眼張等お腹が空く句が多い。
春の句は、食べ物の季語が多いのが印象に残った。
俳句を読んだだけでは意味がわからないです。で も先生の説明を聞いたら良い作品だと感じます。 (編者)ありがとう。説明してよかった!
(編者)前回の若林いさお先生の句「春の飢餓難民いつぱい未来か らくる」について (若林いさお) 感想文 「自然豊か」というのが春のイメージですが、そ の逆に、「春の飢餓」という正反対の言葉を使っ ており、対極性が面白いなと思いました。しかし そのあとの「難民いっぱい未来からくる」という のが何処から来るのかと疑問に思いましたが、世 界の人口増加によって春のきがが表され、難民も 未来の様子を表しているのかなあと思いました。 二つ目、蜆汁 「かなしかりけり蜆汁」の部分では、学生の身分 の為、貧しい量しかしじみが食べられなかったの かなと思いました。また、貝の音ということで、 「カチカチ」という言葉が用いられていましたが、 貝で遊んでいたのかなと感じました。
(編者)前回の近藤ゆき先生の句について 海沿いの各駅停車春の旅 いつかやってみたいです。