水大歳時記(平成二十六年度)

 秋 の 部

      秋、素秋

  春夏とがんばりつづけて秋がくる       (編者)人間、がんばってばかりだと息が切れます。        ここらでちょっと一休みもいいですね。

  秋が来てあのせみの声もうしない

  夏過ぎて人肌恋し季節なり

  夜早しと今頃思う秋なりけり

  スーパーにズラリと並んだ秋の旬

  秋の味に鳴りやまぬのは腹の音

  スポーツの秋よりやはり食の秋

  牡蠣食えば食事があたる食の秋

  秋の道紅色とんぼが親子連れ

  秋が来て後期始まり憂鬱だ

  花粉症春より秋がきついです。       (編者)右端の杉林から左端の人に花粉が飛んでいっ         て人の目が×になっているイラスト略。

 

  晩秋(ばんしう、おそあき)

  重たい身体嫌々起こす晩秋の朝

  晩秋の空を見上げて星を見る

 

       十月

  10月は少し寒いな半袖は

  十月の世代が変わる衣替え

 

       秋の朝

俳句を書きます   長袖よ着ようか悩む秋の朝

  秋の朝外出て気付く寒い朝

 

       秋の昼

  秋の昼日差しの強さ身に染みる       (編者)「染」の下半分は「十」ではなく「木」で        す。

 

       秋の暮

  秋の暮しんと静かだ家の中

  せつなさが身にしみ渡る秋の暮

  秋の暮れそろそろ雪が降るころか

 

       秋の夜

  半そでが厳しくなってく秋の夜

  *****僕、足にされ秋の夜       (編者)人名略。女性に尽くしましょう。

  秋の夜パーティーピーポー思い出す

  秋の夜に古宿(こずく)の波止でイカを釣る

  秋の夜少しさむいな千葉よりも

 

       秋澄む

  秋に澄む自分の心と風と雲

  秋澄むと鰯たくさん大空に

 

       秋気

  冬休み待つ楽しみも秋気かな

 

     爽(さはや)か

  爽かな鳥の声に起こされる

  海が見えとても爽やか43番       (編者)「文学」の講義の行われている43番教室の         ことですね。

 

     やや寒、秋寒

  秋寒し冬の寒さがただ怖し

 

    肌寒(はださむ)

  秋風がほおを伝わり肌寒い

  朝と晩秋の気候は肌寒い

 

    朝寒(あささむ)

  朝寒い昼あついのに夜さむい

  朝と夜少し寒いな肉食べたい

 

       行く秋

  行く秋や空気も水も凍えけり

  行く秋や、秋刀魚の旬も、去っていく

 

     冬近し、冬隣

  寒くなり冬の到来間近かな

  雨降れば冬が近づき部屋こもる

 

     秋の日、秋日

  年を重ねすぐにつかれる秋の日よ       (編者)僕の思いを代弁してくれてありがとう。

 

       秋晴

  秋晴れに野山もほのかに染まりけり

  秋晴れの部屋と心もあたたまる

 

       秋の声

  セミの声やむときこえる秋の声

  友人と別れに悲しむ秋の声

 

       秋の空

  秋の空変わりやすいよ太陽が

  秋空に吹くよ木枯らしぴゅうぴゅうと

 

鰯雲(いわしぐも)、鱗雲(うろこぐも)

  鰯雲晴れた秋空すみわたる

  見上げれば鰯雲見ゆる秋の空

  うろこ雲空に泳ぐ魚かな

  秋晴れに鰯雲見て腹減った

  空に浮く鰯雲みて腹がへる       (編者)抑えたおなかがグーと鳴っている人のイラス        ト略。

  秋空に大漁となり鰯雲

  鰯雲イワシの大漁釣り楽し

  サビキ釣りふと空見ると鰯雲

  鰯雲女心と秋の空

  鰯雲手を伸ばしても逃げていく

 

       

  猫の目にあやしく光る秋の月       夜の猫の目が月みたいに光っているので…        (編者)大きな目の猫のイラスト略。

  月を見るあなたも同じ月を見る      受験でわかれたあなたと私

 

       名月

  満月をながめて歩いた散歩道

 

     天の川、銀漢

  短冊に夢を描いて天の川

  君と見る冷たい夜の天の川

  天の川今年は雲りで見れないよ       (編者)「曇り」です。

  天の川逢う事できずまた一年

  天の川私のおり姫どこへ行く

  天の川涙に映りほおを流る

 

       流星

  星空を見つめていたら流星群

  秋の夜に散歩し見ゆる流れ星

  流星にこめて思う我の願い

  流星の落ちる先見て想う人

  ロックオンあなたの中へ流星群

 

  秋風(あきかぜ、しうふう)

  秋の風どんどん強くなっていく

  秋風が静かに頬をかけて行く。

  採石で秋風の中竿を振る       (編者)「採石で」というのは採石場の見える裏海の        ことですか?

  秋風の肌をなでるあたたかさ       (編者)ちょっとエッチなイラスト没!

  秋風やなびくかみをさらし上げ

  秋の風夏の頃がなつかしい

 

    初嵐(はつあらし)

  初嵐芯までしみる秋の海

 

     野分(のわき)

  十月の寒さ身に染む野分かな

  窓の外強風豪雨野分かな

  釣り時に雨風強い野分かな

  野分でも関係ないよ釣りに行く

  文化祭野分も一緒いつもだな

  秋嵐の過ぎし蒼空澄み渡る

 

      台風、颱風

  風がなく空気がよどむ嵐前

  台風がピューピュー激しくふきあれる

  大風(たいふう)で草木が騒ぎ白波が立つ

  台風の中でもかまわずサイクリング

  台風で野の生き物ら姿現る

  風が吹く高波起こす強き台風

  台風の大きな目玉がぎょろぎょろり

  くっきりと目をもつ台風やってくる

  うずまきが大きすぎるよ8号さん

  台風の雨風強く出たくない

  七夕の後に来るのは暴風雨(峡の台風)

  梅雨の後台風が来て大惨事

  強風で雨もしのげず傘破壊       (編者)俳句の通りのリアルなイラスト略。

  憂鬱な大型台風去ってくれ

  神様が台風どこかに飛ばしてさ

  台風よ吉見に来てよ台風よ       (編者)来るか来ないか分かりませんが、明日、全学         休講になってよかったですね!学生も教師も。

  台風よ おいでよおいで 休講だ       先週よんだうたです…(笑)        (編者)「台風よ吉見に来てよ台風よ」のことですか?

  台風で休校ならず登校だ       (編者)残念でしたね。

  颱風の脅威を知るこの季節

  台風が運んでくれた秋の風

 

       

  朝霧の切れ間に映る帆掛け船

 

       

  秋の朝露がついてる窓ガラス

 

       秋の霜

  霜がおり冬のおとずれもうまぢか

 

       秋の山

  鮮やかに染まってゆくよ秋の山

  赤黄色すばらしきかな秋の山

  秋の山動物たちが騒ぎだす

 

       秋の田

  秋の田のうねる様は海のよう

  秋の田に何を求むる白さぎは

  秋の田の間を散歩し見つける。

  秋の田の一面金色いと細し

 

     秋の海、秋の波

  ゆるやかに流れる音は秋の波

  野分吹きすすきがゆれる秋の海

  秋の波白いうねりにナブラあり

  秋の海スマホを落とし絶望だ

  秋の海黄赤青と色変わる

  秋の海ぬるいか寒いかわからない

  秋の海水も冷たく冬近し

  秋の海朝日に栄える掃海艇

 

       夜食

  夜食して寝れなくなった今宵かな

  徹夜して夜食を食べて朝食わず

  朝だけど自分の中では夜食かな

  夜食して乱れた毎日日々続く

  夜食して夜食してから夜食して

  夜食たべ冬に備えて肥えていく

  夜食食い釣り糸垂らしアジを釣る

 

    干柿(ほしがき)

  干柿や故郷の庵思い出す

  干柿の甘さにほほもゆるみけり

  干柿よなぜ味変わる七不思議

  風を乗せ思いを乗せた吊し柿       (編者)秋風のなかに吊るされた干柿のイラスト略。

 

    案山子(かゞし)

  水田にぽつりと人影案山子かな

  秋風を感じかかしも終わりかな

  収穫を終えた田に立つ案山子かな

 

    七夕(たなばた)

  七夕に祈りこめて願い書く

  七夕に竹に短冊願いはせ

  叶えたいわたしの夢を七夕に

  七夕の飾りのそばで人を持つ       (編者)「持つ」は「待つ」では?

  七夕の雨のしずくは涙なり

 

       秋祭

  秋祭りめっちゃ地元に帰りたい

 

   盂蘭盆会(うらぼんゑ)

  盆前に稲を刈り出す五島人

  抑えたる滴る泪と盆の夏。

 

      ハロウィン

  週末はみんなで楽しいハロウィンだ

  仮装してみんな楽しむハロウィンだ

 

        鹿

  鹿とともに境内まわる東大寺   熊狩りのついでに鹿をためし撃ち   鹿が鳴きうるさと想う夜の道

 

       渡り鳥

  わたる鳥今宵も何かを運びけり

 

     鰍(かじか)

  竿を持ち鰍釣りに行く若者よ。

  来週は文学サボって鰍釣り (吉田創)       (編者)釣果は没収です。

 

     鱸(すずき)

  あざやかに水面きらめくヒラスズき       (編者)一応「ヒラスズき」と読みとりましたが、間        違っていたら教えてください。

 

      鯊(はぜ)

  鯊居ても釣り具なければ手届かず      このもどかしさ試験後晴らす

 

     秋鯖(さば)

  秋鯖の脂乗った身いとうまし

  秋鯖をみそ煮で食べたいこのごろだ

  秋鯖焼きの臭いさそわれ食の秋

 

    秋鰺(あきあじ)

  鰺釣りに行ってやったぜ平群島

 

    秋刀魚(さんま)

  久々に秋刀魚の塩焼き食ふべきか

  台所匂いただよう秋刀魚かな

  七輪で秋の名刀焼きなおす

  さんま焼きすだちをかけていただきます

  焼けすぎて表面焦げた秋刀魚あり       (編者)多分空母と、(空母から飛び立った)零戦の        イラスト略。

  さんま食べ寒い風吹きこごえ死ぬ

 

    太刀魚(たちうお)

  秋来ても秋刀魚よりも太刀魚だ

 

     鮗(このしろ)

  この野郎 鮗の野郎 馬鹿野郎       (編者)「鮗」はつくりが冬ですが、秋の季語です。        だから俳句では「このしろ」は魚篇に祭と書きます。        ただしこの漢字はホームページでは使えません。

 

     蜻蛉(とんぼ)

  秋の空とんぼがくるり飛んでいた

 

       

  夏の夜虫の鳴き声秋を呼ぶ [森]

  虫の音を聞きて秋と思いけり

  虫の声それがすなわち秋の声

  秋の夜の虫の鳴き声子守りうた

  晩秋にきれいに聞こえる虫の声

 

       鈴虫

  鈴虫の音色が響く秋の夜

  秋の夜すずむしの声いとおかし

 

       松虫

  夕暮にたたずみながら松虫かな

 

    木犀(もくせい)

  風吹けばきんもくせいの深い香

 

      梨(なし)

  ふなっしー梨の季節で大儲け

  フナッシー梨汁ブシャーヒャッハー

  高いけど船橋のなしはおいしいなっしー       (編者)目と口と頬ににきびがあり、若葉のような髪        の生えた「なっしー」のイラスト略。

 

      柿(かき)

  柿や梨お店に並ぶもう秋だ

  柿食べたいああ柿たべたい柿たべたい

  かきくえば はらがなるなり あきのよる       (編者)顔のある柿、耳のない犬の顔に足だけついた        生き物、鳥獣戯画みたいに争っている2匹のカエル        (口だけ紅い)のイラスト略

  柿食えばもうすぐ降るさ雪もよう

 

     林檎(りんご)

  照れすぎてほっぺの色が林檎色

  窓こわれ次は林檎かまた窓か

  時間経ち色が変わった林檎あり       (編者)アップルコンピュータの林檎マークと、皿の        2切れの林檎に顔があって「あぁ〜」と嘆息し、そば        には人の手に握られたフォークがかざされているイラ        スト略。

  よく熟れた二つのりんごにかぶりつく

 

      栗(くり)

  秋になりところどころに栗実る

  筒持って山を歩るいて栗を食う       (編者)「歩るいて」の「る」は要りません。

  栗ごはんとてもおいしい秋の味

 

  紅葉(もみぢ、かうえふ)

  時共に色が染まるは紅葉かな

  紅葉舞い梢とともに風唄う

  紅葉が秋のおいしさひきたてて

  快晴に紅葉落ちけり体育祭

  風が吹き紅葉が散り夢も飛ぶ       俳句を詠みました。

  海見ればもみじは色づき秋げしょう

  秋終わり真っ赤なもみじに雪積もる

 

      稲、稲穂

  金色の稲穂が足るる吉見の田       (編者)「足るる」は「垂るる」?

  田の稲穂金色に染まる秋の海

  鼻水が今年も出るよイネ花粉

 

      菊(きく)

  あたたかい私の心の菊の花

 

       落花生

  色変わりおいしく見える落花生

 

  曼珠沙華(まんじゆしゃげ)

  炎々とどこか妖しい彼岸花

 

       授業

  テストまでレポートおわれ じかんない

  レポートにテストにテストうふふふふ       (編者)ぎょっ、期末試験で精神の安定をくずさない        ように!

  試験して出る声みんな再試だな

  うるさくて出て行って下さい前の列       (編者)すみません、目が届かず注意しなくて。今後        注意します。

 

      学生生活

  最高だ自然と友達五島人 (片山征治郎)   島愛しいつか帰るよ我故郷 (五島人)

  反省し心を入れ替え紳士だよ

  字がきたない*枝大葉に書いたから       (編者)「*」は「鹿」4つからなる漢字ですが、読        めません。漢字変換表には「鹿」3つはありますが、        4つはないようです。

NFU  N 船乗は     F 故郷(ふるさと)が恋しい     U 海が友   全力で一漕入魂 端艇部   まとまりて優勝見えてる端艇部       (編者)水大部活の鏡、端艇部、優勝目指してがん        ばって下さい。

 

  たくさんのちりを集めどただのゴミ

  スロットで勝ってみんなにたかられる

  憂いあり笑いごまかす老いの身を

 

  聖一郎今夜のおかずは聖一郎

  ひとぬりで魔法はかかる初化粧

 

  初バイト慣れない仕事にわたわた       (編者)「わたわた」と読みましたが「おたおた」?

  外暗し時計みてみな驚いた

  今夜こそ思えど越える日付線

 

  風吹けば海香る下関

  もどりくる波間にのぞく真白い背

  朝ねむり昼もねむいし夜ねむい

  夜の風 体をふるわせ鼻をさす       解説)最近寒くなってきたので。

 

  カッター部なんやかんやで準優勝       (編者)すごいぞ、カッター部。水大の星!

  外見ると反射で輝く吉見の海

  ガタガタと歯を鳴らして電車待つ

  冬がきてあつくなったら春がくる

 

      物語

連続出席確認小説その12(多分)
 反射的に叫ぶと左右に首を振りすばやく周りを確 認する。すると増井の丁度右横数m先に、ぼうっと 前を見据えた彼女とゼミ生達が居た。大きく息を吐 き、呼吸を整えながら何と声をかけようと思考をめ ぐらせながら増井が近づくと山女はゆっくりとこち らを振り向く。その彼女の濡れた頬を見て、発しか けた言葉を失った。山女はまたゆっくりと前を指さ す。 「先生、あれ…」 「見ると目の前一帯は大きくひらけ、運動場ほども ある湖が広がっていた。何本も枯れ木がオブジェの ように突き刺さった湖の端には半分太陽が沈み、オ レンジのペンキを流しいれたように鮮やかに染め上 げている。昼の海といいこの景色といい、マーク・ ロスコの描く絵のように抽象化された自然は簡潔で 潔く、そして美しく増井の目に映った。いったい、 何が、と言いかけた増井の目が無数の波紋をとらえ た。 「これは…」  湖面からカゲロウが、次々と羽化していた。  控えめに、不規則に湖に広がる波紋は強弱を繰り 返しながら広大な湖を埋め尽くし、目に見えない夕 立が湖に降り注いでいるようだった。飛び立ち、湖 の上を美しく舞うカゲロウは次の世代を残すためだ けにその命を遂げる。増井は乱れた呼吸も、なにも 無かった様に息を止め、食い入るようにその荘厳な 景色に見入った。 (つづく)       (編者)「多分」では無く確かに12回目です。二人        が出会ってハッピイエンドかと思ったら、新たな展開        ですね。楽しみにです。

連続出席確認小説その13
 より確実に子孫を残すため、ごくまれにカゲロウ が一斉に羽化する、とは文献で読んだことがあった。 しかし科学的にその理由は解析されていない。徐々 に下がる太陽の光をカゲロウの柔らかな羽根が反射 し望遠鏡で見た銀河系のようにきらめいている。こ の一刻にもカゲロウは短い命を燃やしている。いや、 このきらめきは燃えている命なのだろうか。増井が そう思った突如その銀河を下から浮き上がってきた 一線の光が切り裂いた。後れて激しい水音が響く。 「サツキマス…いや、アマゴだ」 「先生…」  隣の山女がジャケットの裾をぎゅっと握る。先ほ どの水音が合図だったかのように次々と水面からマ スが飛び出し、空中で体をくねらせ、鱗を夕日に反 射させ、再び水中へ消えていく。カゲロウの繊細な 波紋をライズしたマスの荒々しい波紋がかき消す。 飛ぶカゲロウはかき乱されより一層激しくきらめい ていた。圧倒的な力の差は暴力というのにふさわし いかもしれない。けれど、視点を変えればなされて いることは同じ、命の営みなのだ。かわいそう、な んて陳腐な言葉は無粋だ。これが自然では、当たり 前で、朝起きてパンを焼く程度の何でもないありふ れたことだ。人間は生きるということが他の生物の 命を奪うことということを忘れてしまってるのでは ないだろうか。自然を前にすると自分の愚かさを突 きつけられているようだ。しかしその感覚が増井は 嫌いにはなれなかったし嬉しくもあった。その感情 が増井を研究職に縛り付けている理由でもあった。 (つづく)

連続出席確認小説 最終回
 視線を前に据えたまま山女が握ったジャケットの 裾を引っ張り、静かなトーンで口を開く。 「先生、今日、私、海に行って、川に行って、湖を 見て、下流から上流まで…いろんな自然に触れてき ました」 「うん」 「それで、私、思ったんです。この世の中ってのは、 人間が解明した事よりも謎のほうが数倍、数十倍、 数万倍多いって」 「うん」 「だから私、ありとあらゆる事を知りたいです。あ りとあらゆる事を研究したいです。もっと、ありと あらゆる自然の事を、先生の下で」 「うん」 「だから、先生、どこにも行っちゃわないでくださ い」 「…うん」  彼女が何を知り、どういう経緯で結果に至ったの か増井には全く分からなかった。しかし、彼女は友 人と同じく全てを知っているのだろうと思った。結 局いつでも自分のことを一番理解できていないのは 自分だ。  増井はふとここまで導いてくれた山女の赤いミュー ルの事を思い出し、ジャケットの左ポケットに手を 突っ込み中身を出す。しかし出てきたのは海で飲み 干した缶コーヒーの空き缶だった。海から川へ、そ して湖へと続いたこの長い長い遡行の思い出を共有 できるのは、増井と、山女と、そしてこの空き缶だ けだろう。なんて幸運な空き缶だろうと思えてほほ 笑む。が、この空き缶が増井のジャケットの中で旅 路を共にしたのも、そして増井が旅路を歩むきっか けを作ったのも、自分自身では無い。彼女のおかげ だ。右を向いて増井は穏やかに呼びかける。 「ねえ、山女君」 「はい」 「今日僕を、海に行こう、って誘ってくれてありが とう」 「はい」  山女はようやくこちらを向き、濡れた頬を隠すこ とも無く朗らかに笑う。ずっと成長を見守ってきた つもりだった。しかし彼女はずいぶん大人になった んだな、と増井は今日ようやく気付いた。日はすっ かり煌めく湖の奥へ消え、濃紺の闇が耳元で、この 景色は僕たちだけの秘密だよ、と囁いているように すっぽりと覆っていく。全てが夢か現か判らない景 色の中、自分の隣の彼女だけが自分を現実に引き留 めてくれる存在なのだ、そう増井には思えた。                (終わり)       (編者)この歳時記のなかで最後まで物語られた小説        はこれが初めてです。そして、完璧な終わり方だと思        います。

 

「小説」の続きについて)(2)
 小説の続きを書こうと思ったのですが、夏休みの 間にどんな話を書いていたのか、完全に忘れてしま いました。  海で泳いでいる間に、泡と一緒に、どこかへ消え てしまいました。最後までこんな調子ですみません。 パソコンで、少しずつ書いていたものが完成したら、 別の小説ですがもっていきます。   部屋の灯に集うた虫にわずらいて      寝苦しきこと秋の夜かな

 

      エッセイ

 もうすぐ秋ですね

 期末テスト頑張ります。

 海洋文学のテストで良い点数がとれるように勉強 します。       (編者)過去と同じ問題が出せず、考えすぎてひねく        れた問題も出しますが、がんばって下さい。

 単位が欲しい。       (編者)ふーむ…。お辞儀してちょんまげが中心にあ        る福助みたいなイラスト略。

 夏休みが終わってしまい悲しいです。テストに向 けて勉強がんばらないといけません。大変です。

 もう前期も終わってしまいます。ぼ〜っとしてい ると大学生活もすぐ終わっちゃいそうですね。       (編者)そう。そしてやがて君たちも僕たち高齢者の        仲間入りをするのです。

 最近朝晩が冷えてきて、特に朝早に窓を開けると 秋っぽい香りがしてきます.詩を読んで、流星を見 るのもいいなと思いました。

近ごろは7月に比べて気温が低くなり、 朝、夕は少し冷えこむようになりました とても すごしやすいです. どこかに出かけたい気分ですが、 9月はテスト期間…。 それさえなければ 学生生活はもっと楽しくなるのになー なんて思ってしまいます.

 おつかれさまでした       (編者)うーっ、老いた身にそう言ってもらえるとう        れし涙が出てしまいます。

 もうすぐ釣りの季節がやってきます。

 イカ釣りがしたい       (編者)(イカ釣用の?)疑似餌のイラスト略。

  蝉の声遠くなるほど秋近く  少しずつすずすしくもなってきて、新しい季節に なろうとしてます。  その境目となる試験をまずがんばろうと思います。       (編者)「セミ」の漢字は旁(つくり)の「ツ」が        「口」2つの旧字体ですが、コードの都合で新字体に        代えました。

 思えばこのように俳句を書くのも最後になってし まいました。最後の記念に魂を込めて書かせて頂き ます。   遥かなる滄溟目指し いざ船出  ありがとうございました。押忍!       (編者)長い間受講ありがとう、押忍!

  海に足浸(ひた)して秋と思ひけり(福田昌子)  海に足をつけるとひんやりしていて秋を感じた時 を想像できた。

  海に足浸して秋と思ひけり(福田昌子)  海に足をつけて冷たくなっていることから秋の風 景がよみとれる。

  海に足浸して秋と思ひけり(福田昌子)  この前の自分です(笑)まさにその通りです。       (編者)俳句を毛筆で書くとは、なかなか風流です        ね。

  海に足浸して秋と思ひけり(福田昌子)  海に足をひたすと、水のつめたさから、夏のおわ りを感じるようす.

  海に足浸して秋と思ひけり(福田昌子)  少し夏より冷たくなった水でわかるのかなと思い ました。

海に足浸して秋と思ひけり(福田昌子)  感想  海水が冷たくなっている様子が表現されていてい いなと思いました。

  海に足浸して秋と思ひけり(福田昌子) <感想>  夏にはそれほど冷たいと思わなかった海水も秋に なると少し冷たくなったということを想像した。

  海に足浸して秋と思ひけり(福田昌子)  もう海水は冷たいのでしょうか.  最近は少し涼しくなってきましたね。

「海に足浸して秋と思ひけり」(福田昌子)  海水温でそう判断したのだろうと思った  今年は海にいかなかったので来年こそは…

  海に足浸して秋と思ひけり(福田昌子)  寒くなってきたことを身をもって感じている。

  海に足浸して秋と思ひけり(福田昌子)  今年の夏は海に入ることなくおわってしまった. 来年は入れるといいと思う.

  海に足浸して秋と思ひけり(福田昌子) ◎秋の海に足を浸すと   夏だった頃に比べて冷たく感じられ     秋も深まったとしみじみ感じる所に       趣を感じる。

「海に足浸して秋と思ひけり」(福田昌子)  他は夏らしさが残っているのに、海へ入ってみた ら少しつめたくなっていて秋らしいということを知 り、しみじみとした感情が伝わってくる.

「海に足浸して秋と思ひけり」(福田昌子)  プールに入るときもまずは足で水温をみますが、 初夏の海はまだひんやりしていて、真夏の海はぬる くて、秋はつめたくもなく、あくまで涼しいかもし れない」という具合で、作者も夏の海に足を浸した ことがあるんだろうなぁと思いました。       (編者)カギ括弧の後ろだけあって前がありません。

  海に足浸して秋と思ひけり(福田昌子)  そろそろ冷たくなってきて海にも入れなくなって きてひまになってきたと思ったから

  海に足浸して秋と思ひけり(福田昌子)  とても趣深い句だと思います.

  海に足浸して秋と思ひけり(福田昌子)  秋の海も中々いいものなのだろうなと感じた。

 「海に足浸して秋と思ひけり」(福田昌子)  最近、涼しい温度になってきたので、秋を感じる ことができました。

「海に足浸して秋と思ひけり」(福田昌子)  私はこの詩に秋らしさをより感じていいと思った。

  秋  1  海のようすと秋をむすびつけていてすごいと思っ た。

海に足浸して秋と思ひけり(福田昌子) (感想)   秋が感じられる詩だなと思いました。

  海に足浸して秋と思ひけり(福田昌子)  秋を感じた。

  海に足浸して秋と思ひけり(福田昌子)  秋の海もいいと思います。

  海に足浸して秋と思ひけり(福田昌子) [感想]秋が好きなので早く秋がきてほしいと思う。

  海に足浸して秋と思ひけり(福田昌子)      もうすぐ秋ですね。

  海に足浸して秋と思ひけり(福田昌子) 感想 夏の終わりを感じさせる一句だなあと思った。

「海に足浸して秋と思ひけり」(福田昌子)  海水温が下がってきて、海に入るのがおっくうに なって来ると、夏が終わったなあと感じます。そろ そろ夏も終わって、また違った海の表情が見えると 思うとわくわくします。

  星一つ命燃えつつ流れけり (高浜虚子)  流れ星が見える様子をそのまま表した親しみやす い句だと思う。

  星一つ命燃えつつ流れけり (高浜虚子)  1つの星が夜空にかがやいている様子がつたわっ てくる.

  星一つ命燃えつつ流れけり (高浜虚子)  流れ星を見る事ができた時の心をうまく表現でき ている。

  星一つ命燃えつつ流れけり (高浜虚子)  流れ星が流れた後の切なさをうまく表現されてい る詩だと思った

  星一つ命燃えつつ流れけり (高浜虚子)  一瞬で消えてしまう流れ星の様子が思い浮かぶ

  星一つ命燃えつつ流れけり (高浜虚子)  ながれ星が命燃えつきるように流れているのだな と思いました。

  星一つ命燃えつつ流れけり (高浜虚子)  はかないです

  星一つ命燃えつつ流れけり (高浜虚子) ー。  私たちの命は、たいへん小さいもので、まるで、 星のようであり、はかなさが、出ていた。

  星一つ命燃えつつ流れけり (高浜虚子)  流れ星は、星が燃えてできて流れているという情 景が読みとれ、作者の切ない気持ちが伝わった。

  星一つ命燃えつつ流れけり (高浜虚子)  星もがんばって流れている

  星一つ命燃えつつ流れけり (高浜虚子)  流れ星大好きです。

”星一つ命燃えつつ流れけり”(高浜虚子)を読んで      きれいでした

  星一つ命燃えつつ流れけり (高浜虚子)  命が亡びても輝いている姿がとてもキレイ       (編者)「亡びても」は「亡くっても」とも読めます        が…。

  星一つ命燃えつつ流れけり (高浜虚子)  流れ星が消えながらも、きれいな光をみせてくれ る感じがした。

  星一つ命燃えつつ流れけり (高浜虚子)     おもしろい

  星一つ命燃えつつ流れけり (高浜虚子)  この宇宙に星はいくつあるのだろう

  星一つ命燃えつつ流れけり (高浜虚子)  その句を聞いて地元で友と丘にのぼって寝ころん で流星をみたこと思いだしました。  あれほどたくさんの流れ星を見たのは初めてで、 とてもテンションが上がったのを覚えています。

  星一つ命燃えつつ流れけり (高浜虚子)  流れ星がピカピカと燃えるようなところを見たこ とがあるので、命が燃えていたのかなぁと思った。

  星一つ命燃えつつ流れけり (高浜虚子)  最近流れ星を見てないなあと思った。吉見なら星 空が見られるかもしれません

  星一つ命燃えつつ流れけり (高浜虚子)  最近は流れ星を見てないなー、見たいなーと思っ た。

  星一つ命燃えつつ流れけり (高浜虚子)  流星を見たことがないので、見てみたい

  星一つ命燃えつつ流れけり (高浜虚子)       (編者)草原で夜空を横に流れる二つの光を眺めてい        る人のイラスト略。光を拡大したふき出しがあり、そこ        には2つの円盤型宇宙船が描かれている。

  星一つ命燃えつつ流れけり (高浜虚子)  空が高く星が燃えるように多くの光が見えるのは 秋になった証であることを思わせるいい詩だなと思 いました。

  夜食してあたま濁(にご)ってしまひけり                (梅本豹太)  あんまり自分は夜食をする方ではないが想像でき ておもしろいと思いました。

  夜食してあたま濁ってしまひけり(梅本豹太)  テスト期間の自分のよう

  夜食してあたま濁ってしまひけり(梅本豹太)  テスト前 夜食してこんな状態にならないように 気おつけます。       (編者)「気を」では?

  夜食してあたま濁ってしまひけり(梅本豹太)  夜のまどろみを感じた。

  夜食してあたま濁ってしまひけり(梅本豹太)  夜食をしない方が     あたま濁ってしまひけり

「夜食してあたま濁ってしまひけり」(梅本豹太)  徹夜をしているときに休憩がてらにした夜食のせ いで頭に思い浮んでいたことが消えてしまったとい うのはとても共感できました。自分もこうならない ように気をつけようと思います。

  夜食してあたま濁ってしまひけり(梅本豹太)  今は夜食食べることは普通だけど昔は普通ではな かって初めて知りました。       (編者)「なかって」は『なかったって」

  つまらなくなるほどに釣れ鯊日和(小林都史子)     <感想>  そういう日ありますよね〜。

  つまらなくなるほどに釣れ鯊日和(小林都史子)  釣れすぎてつまらなくなるほど魚を釣ってみたく なりました。

  つまらなくなるほどに釣れ鯊日和(小林都史子)  鯊が釣れすぎて逆につまらなくなるという事態に、 秋であることを感じた。

  つまらなくなるほどに釣れ鯊日和(はぜびより)               (小林都史子)  釣れないほどつまらないものはないと思うのがわ かる。

「寄す波に崩(くず)るる砂に秋の声」(広本俊枝) がふぜいがある俳句だと思った。

  寄す波に崩るる砂に秋の声 (広本俊枝)  とても秋らしいと思いました

  寄す波に崩るる砂に秋の声(広本俊枝)  寄せて白い泡を残す海水と引くときに崩れる子供 たちの作った砂山、夕暮のせみの声が思い浮んでき た。

  秋の灯の一つが流れ来て電車 (江川虹村)    感想  夏が終わって、定期試験が始まる嫌な時期を思い 出す俳句だなと思いました。

  釣れざるを楽しむゆとり鯊日和(はぜびより)               (築山能波)  良くこの時期に鯊を釣りに行ったことを思い出し た。釣りをしていると季節の変化がすごく感じられ る。

「海に足浸(ひた)して秋と思ひけり」(福田昌子) について  秋になると海に潜れなくなるのが残念だ。 「星降(ふ)りて夜はわだつみの鳴るばかり」(岡 部光)について  吉見は空気がきれいなので星がよく見えるいい町 だと思う.

 星が好きなので星の俳句があって嬉しかった。

 秋の季語の中に「夜食」が含まれていたことに驚 いた

 夜食は食べません。太るので。怖いので。

 全部いい味がある。

 俳句はいいなと思った。       (編者)ありがとう、素人句会をやった甲斐があると        いうものです!

 面白かったです。

 

 この間、梨を食べましたが、やっぱり「幸水」で すね。

 現在と昔で春夏秋冬の月に違いがあることがよく 分かりました。

 吉見は風が強すぎて私はもうすでに2本のかさが こわれました。  台風が近づいたときは下り坂なのに自転車が進み ませんでした。   朝夕の寒さ感じる秋の日々

 もみじまんじゅうが食べたくなりました。   秋だからもみじまんじゅう食べたいな  お月見もしたいですね。       (編者)カエデ、イチョウ、ウサギが餅をつく満月と        台に乗った月見団子のイラスト略。

 文学の中での「水」は意味を持っていて、「水」 の側面を使って、いろいろなイメージを持たせてい ることを知りました。       (編者)これからもいろんな水のイメージを紹介しま        す。

 水産大に来たことで、月による干潮満潮について 気にするようになりました。先生が話していた、シェ イクスピアの『ハムレット』を読んでみたいと思い ました。   一年中海が見えるよ水産大

 文章って読むときによって違うと思った。  今日は心が少し浮ついたような、おもしろおかし く生きているような日だったのでうまく文学に入り 込むことができなかった。   君を思えばこの心を消したい       (編者)調子がいいときも悪いときも人生の一コマで         す。達観して身を委ねましょう。

  まんまると黄色に輝く秋の梨 (感想)  今まで俳句に深くふれたことがなかったので、た くさんの俳句がよめてとても楽しかったです。

  十月の台風の風強い風 感想  梨って十月の季語ということを初めて知りました。 俳句っておもしろいです。       (編者)言い方が悪かったようです。梨は10月の季        語ではなく、秋の季語です。

  台風が来てもはずれる十月か 感想  五七五だけで、その場のふんいきを伝えられるこ とは、すごいと思った。

  さむいなあ とてもさむいなあ十月は  俳句むずかしいなと思いました。  よむのはすごいなと思っても作るのはむずかしい です。

  梨を剥くきれいな夜に会いたくて(山元恵子)  感想   そろそろ梨が旬の季節だなと思いました。

  梨を剥くきれいな夜に会いたくて(山元恵子)  梨が食べたい。

梨を剥くきれいな夜に会いたくて (山元恵子)  <感想>梨が食べたくなった。

  梨を剥くきれいな夜に会いたくて(山元恵子) 感想  梨を食べたくなる俳句だと思った。

梨を剥くきれいな夜に会いたくて (山元恵子)     梨がとてつもなく食べたくなりました。     梨汁ブシャアアア!!!       (編者)動かしている手と顔があり、若葉のような髪        の生えたフナッシーのイラスト略。

  梨を剥くきれいな夜に会いたくて(山元恵子) <感想>  何だかとてもすがすがしい夜を想象することが出 来る作品だと思いました。  また、梨が食べたくなりました。       (編者)「想像」です。

  梨を剥くきれいな夜に会いたくて(山元恵子)  梨はあまり食べる機会がありませんが、最後の梨 の俳句で梨を感じることができました。

 先日、梨を食べたのでそれを思い出しました。  季節によって違う旬な果物が入っていると、しっ かりと季語を感じることができます。

  梨を剥くきれいな夜に会いたくて(山元恵子)  梨と聞いて、ふなっしーに会いたくなりました。

  梨を剥くきれいな夜に会いたくて(山元恵子)  梨を食べる秋の夜のきれいさを強調した美しい作 品だと思いました。

  梨を剥くきれいな夜に会いたくて(山元恵子)  旬の梨が秋の澄んだ夜空と合いおいしさがいっそ う増すような感じがいいと思った。

 梨を剥くきれいな夜という表現がとても美しいと 思った。  梨のみずみずしさと秋の夜にとても合っていると 思った。

  梨を剥くきれいな夜に会いたくて(山元恵子)  この姿を想像したら幻想的な気分になりました。

  梨を剥くきれいな夜に会いたくて(山元恵子)  梨より林檎の方が良いな-って思った

梨を剥くきれいな夜に会いたくて (山元恵子) <感想>   俳句の背景に深い感情や作者の思いを感じる。

  梨を剥くきれいな夜に会いたくて(山元恵子)  梨という季語を巧みに使った心の表現のうまさに 感銘を受けました。

  梨を剥くきれいな夜に会いたくて(山元恵子) (感想)梨が大好きなのでこれを選んだ。どういう     状況か分からないが、いろいろ想像できる     ので楽しいと思う。

 梨の俳句が、いろいろな想像がふくらんでおもし ろいと思いました。  作者の意図が分かりにくい俳句でもあり、でもま たそれが良いのだとも思いました。月についての話 をきいたので、梨をむくことで満月のように見える から、きれいな夜なのか、梨をむいて誰かとそれを 一緒に食べるのか、秋の夜長を楽しむことできれい な夜を表しているのか、を考えました。

 なしをむいたら満月になりそうなので近々、私も 手作り満月をつくります。

  竿(さお)も糸も尺余で足れり      鰍(かじか)釣り (池川蜩谷)  ここ最近、釣りを始めたので、それに関連する俳 句を選び興味がわきました。

  竿も糸も尺余で足れり鰍釣り (池川蜩谷)  最近釣りを始めて、興味深い句だと思いました。

  竿も糸も尺余で足れり鰍釣り (池川蜩谷) 感想   釣りがしたい

  竿も糸も尺余で足れり鰍釣り (池川蜩谷) 感想   釣りがしたくなった。

  竿も糸も尺余で足れり鰍釣り (池川蜩谷)  この排句を聞いて、釣りがしたくなりました。       (編者)「俳句」です。

  竿も糸も尺余で足れり鰍釣り (池川蜩谷)  カジカ釣ってみたいなと思った

  憂(うれい)あり新酒の酔に託すべく               (夏目漱石)  新酒は10月1日から作り始めたもので、作るのに 約1ヶ月程かかるので、漱石が10月に飲んだものは どちらかというと古酒だと思う。       (編者)新酒が秋の季語なので、秋の句として出した        のですが、すみません、少し早すぎたようです。

  憂あり新酒の酔に託すべく (夏目漱石)  大学生になり、酒との付き合いが増えているこの 頃、大学で日々感じる憂いを酔いでごまかそうとい う事が自分もよくあるので、この句は、おもしろい と感じた。だが、結果憂いは残ると考える。

  憂あり新酒の酔に託すべく (夏目漱石)  やっぱり酒は最高です。

  憂あり新酒の酔に託すべく (夏目漱石)  この俳句を見て、もうすぐ20歳になるのでお酒が のめると思った。

  憂あり新酒の酔に託すべく (夏目漱石)  ・「憂いあり」から作者が今、悲しんでいるとい う気持ちがわかり、「新酒」が季語で、「新酒の酔 に託すべく」から、悲しみを忘れるために、酒に頼っ て、酔おうと思っているのが浮んだ。

  憂あり新酒の酔に託すべく (夏目漱石) (感想)  まだお酒を飲まないので飲めるようになりたい。

「颱風をよろこぶ子等と籠(こも)りゐる」               (篠原鳳作)  台風が来るという知らせがあると、子供は「学校 は休みになるだろうか」、「外に出てみたらどうな るだろうか」などといろんなことが頭に浮かび、高 揚してしまう。そんな子供たちと戸閉まりをしっか りし雨戸も閉めた家の中で台風が過ぎていくのを待 っている様子が目に浮かんだ。

 颱風をよろこぶ子等と籠りゐる は今の時代の台 風で学校が休みになって喜ぶ子供みたいだと思った。

  颱風をよろこぶ子等と籠りゐる (篠原鳳作)  親と子供が台風の強い風雨に屋根の下笑い合って 過ごしている情景が浮かんで、非常に心温まる歌で ある。

  颱風をよろこぶ子等と籠りゐる (篠原鳳作)  確かに、子供は台風の日は楽しそうですね。私も この間台風が近づいているときに外に出ると、風が 強くてけっこう楽しかったです。また、台風が来る と、学校が休みになるかもしれない、と昔はとても 楽しみにしていたものです。

  颱風をよろこぶ子等と籠りゐる (篠原鳳作)  台風のおかげで会社に行けず子どもたちと家で遊 べることに喜んでいて楽しそうだった。

  我が声の吹き戻さるゝ野分かな (内藤鳴雪) [感想]なんかすがすがしい。風情がある。情景が思  いうかぶ。

  我が声の吹き戻さるゝ野分かな (内藤鳴雪)  自分の声が台風によって遠くまで届かないでまる で吹き戻されるような感じが伝わってくる。台風に 対する恐れのようなものが感じられる。

「我が声の吹き戻さるゝ野分かな」(内藤鳴雪) ・自分の発した声がまるで他の場所から来たように 戻ってきてしまう程、台風の風が強い様が伝わって くる。直接的な表現でなく、暗喩的な表現を用いて いる所に美しさがあり、情景についての理解を助け ている。

  我が声の吹き戻さるゝ野分かな (内藤鳴雪)  自分の声が山びこする場面が彩明に目に浮かびま した。       (編者)「彩明」は「鮮明」?

  我が声の吹き戻さるゝ野分かな (内藤鳴雪) 感想  ・ヨット部なので、強風の中で大声を出しても自  分の声が通らない。自然の力の前にどうしようも  ない、という情景が鮮明に浮かんできました。   最近は自然災害も多く、新ためて、自然の中に  生かされているということを感じました。       (編者)「改めて」です。

  大いなる     ものが過ぎ行く         野分かな          (高浜虚子) 感想  なんか大きな風のようなものが野原をかけぬけて  いくような感じがイメージできた。

  大いなるものが過ぎ行く野分かな(高浜虚子)  秋は一日一日が短く、すぐに過ぎていく感じがよ く表現されているなと思った。

:大いなるものが過ぎ行く野分かな(高浜虚子)  :  台風が過ぎていったり、季節の変わり目、     1年の丁度半分が過ぎ去り、心情的にも自     分の中で大きく変化が起こりやすい時期だ     と表している俳句だと思った。     私は先週部活の遠征で、自分の心の中で大     きな心の変化があったので、この時期のこ     の俳句がとても気に入った!

 高浜虚子さんの作品が好き。  台風のように急にきて急に終わることがこの人に はあったのかなと思った。

  ひやひやとのめば身にしむ新酒哉(かな)                (徳元)     感想       お酒がのみたくなった。

  ひやひやとのめば身にしむ新酒哉 (徳元) (感想)  酒のおいしさがつたわってきました。

  ひやひやとのめば身にしむ新酒哉 (徳元) 「ひやひや」という表現が新鮮でした。  次の語句を質問したい。 1言葉 2ランガージュ 3ラング 4パロール  5境界 6物語 7小説 8出来事しゅったいごと 9現象 10装置 11表象 12アニミズム 13トー テミズム 14シニフィエ 15シニフィアン 16 権利主義的パーソナリティ 17物心二元論 18エ コノミー 19アルカイック 20平均人 21科学的 描写の特徴とは何でしょう。22『羅生門』の題名は 門の正式名が羅城門ですが、”生”が使われているの はなぜでしょう。       (編者)自分で調べましょう。(フランス)現代思想        入門、構造主義、記号論、脱構造主義の解説本などで        おおよそのことが分かると思います。あるいは僕みた        いに一応読んでもなおよくわからないかもしれません。        (ごく一部は授業でも扱います。)

    ひやひやとのめば身にしむ新酒哉 (徳元)  「く」というのが、趣深いです。       (編者)「ひやひや」としましたが、元々の縦書きの        俳句では「ひや」の後は繰り返し記号になっています。        繰り返し記号は横書きできないので、一応「く」とし        ました。

  林間の十月青し雨も灯も (岡本眸)  この俳句通りだったら、林間に行ってみたいなと 思った。

林間の十月青し雨も灯も (岡本眸) →十月らしさが出て、よい詩だと思います.

  林間の十月青し雨も灯も (岡本眸)  さむいです。

颱風の雲しんしんと月をつゝむ (大野林火) (感想)   台風が近づいてきているが、きれいな月をなが  めている様子と、しかしやはり台風によって暗く  なっていく気持ちが表れていると思った。

  颱風の雲しんしんと月をつゝむ (大野林火) 今日の感想 先生の講義はおもしろいので、今後も出ていきたい です。       (編者)どうもありがとう。いつも面白いというわけ        にはいきませんが、少しでも興味が持てるよう工夫し        ますので、よろしく。

 大野林火の「颱風の…」の句で「雲しんしんと月 をつつむ」のフレーズから、分厚い雲がゆっくりと 月をつつんでいく神秘的な様子が頭に浮かんだ。

  ぬつと鰍(かじか)目と目が合うて      光(かげ)揺るる  (佐怒賀直美)  光という字をあえてかげと読むことがおもしろい と感じました。  これによって作者の心が読めるのではないかなと 思いました。

 颱風のことについて書かれておりおもしろい詩だ

 俳句を聞いて、季節を感じることができました。 そして、梨を食べたくなりました。

 台風を昔は颱風と書くことにおどろいた。

・どの俳句も表現が間接的すぎて自分には理解し難  いものだった。       (編者)そのうちこんなものだと慣れてきます。まあ        付き合って下さい。

<感想>  季節の事について詳しくなれたので良かったです。

 

 食欲の秋ですね。       (編者)座ってニンジンをモリモリ食べているウサギ        のイラスト略。

 柿が食べたい

  林檎       (編者)鉛筆で根気よく書いた、陰影たっぷりなリン        ゴとその影のイラスト略。

とんぼ       (編者)リアルな、ちょっとロボットみたいなトンボ        のイラスト略。

 授業が分かりやすくて良かった。       (編者)ありがとう。これからもそのように心がけま        す。

 講義内容が分かりやすい.       (編者)ありがとう。いつもというわけにもいきませ        んが。

海賊が山賊の罪をあげる  みにくいなと思った

「食卓にいつも二つの林檎あり」(武智徳子)に倣って ・食卓にいつも二つの秋刀魚あり 感想   秋がやってきて少し寒くなってきたので暖かそ  うな食卓のイメージを表しました。しかし、自分  は一人暮らしなのでいつも寒い思いをしています。   しかも、その秋刀魚とは、缶詰のやつです。冷  たすぎます…。ヤンマン♪

・秋荒れる人の心と大空と 感想  ・最近、台風が来たのでそれをイメージしながら   作りました。

  高い空美しいけど雨も降る  俳句は、季節が感じられて好きです。  私個人は秋が好きで、秋の季語を聞くと気分が高 まります。りんごが食べたくなりました。       (編者)鉛筆で根気よく書いた、陰影たっぷりの        "egg"のイラスト略。

  霜降りて白い吐息に思いふけ  霜と吐息の白さをかけました。ちょうど今日冬っ ぽくなってきたので。

  しみじみと秋刀魚は無事の味すなり(水野吐紫)  秋刀魚がおいしい季節ですね。

  しみじみと秋刀魚は無事の味すなり(水野吐紫) (感想)無事の味ってどういう意味なんだろうと思  いました。しみじみとはよく俳句で使われている  なと思いました。

  しみじみと秋刀魚は無事の味すなり(水野吐紫)  確かに、よくよく考えたら、秋刀魚は無事の味だ と思った。

  しみじみと秋刀魚は無事の味すなり(水野吐紫) 感想 秋は秋刀魚ということが分かる。 秋刀魚が食べたくなった。

  しみじみと秋刀魚は無事の味すなり(水野吐紫)  さんま食べたくなりました。

  しみじみと秋刀魚は無事の味すなり(水野吐紫)  秋刀魚が美味しい季節だなーって思った。サンマ 食べたい。

  しみじみと秋刀魚は無事の味すなり(水野吐紫)  早く秋刀魚食べたい。

  しみじみと秋刀魚は無事の味すなり(水野吐紫)  俳句を読んで秋刀魚を久しぶりに食べたくなって きた。

  しみじみと秋刀魚は無事の味すなり(水野吐紫)  サンマは味が失敗することがほとんどないことを この俳句の作者はわかっていると思いました。今年 はまだサンマを食べていないので機会があれば食べ たい。

  しみじみと秋刀魚は無事の味すなり(水野吐紫)  秋刀魚が大好きだから       (編者)付け合わせとともに皿に乗った秋刀魚とその        下のネコの小さなイラスト略。

・しみじみと秋刀魚は無事の味すなり(水野吐紫)  今年は秋刀魚食べてないです。誰か作ってほしい です。

  しみじみと秋刀魚は無事の味すなり(水野吐紫)  秋刀魚の味を思い出した。今年はまだ食べてない です。       (編者)バーベキューコンロで焼かれているサンマと        それを見ている猫のイラスト略。

  しみじみと秋刀魚は無事の味すなり(水野吐紫)  最近、秋刀魚食べてないのでそろそろ食べたいで す。

  しみじみと秋刀魚は無事の味すなり(水野吐紫)  だれが食べても秋刀魚はおいしいと思う。

  しみじみと秋刀魚は無事の味すなり(水野吐紫)  この俳句を見るだけで秋刀魚の味と温かい食卓が 浮かんでくるように思えた

  しみじみと秋刀魚は無事の味すなり(水野吐紫)  あれほど毎シーズン確実に脂が乗って美味しい魚 はないと思う。

  しみじみと秋刀魚は無事の味すなり(水野吐紫)  旬の秋刀魚を今年も食べることによって変わらず に美味であることへの安心感を感じとれた。

  しみじみと秋刀魚は無事の味すなり(水野吐紫)  さんまうまい。さしみにしたい、というか作りた い          かんけいないけどおくばの              へこみがいたいよな…       (編者)(苦労して)こう読み取りました。多分奥歯        のイラスト略。

・しみじみと秋刀魚は無事の味すなり(水野吐紫)  変わらない秋刀魚の味を味わうことで、今年も無  事に秋が訪れたということを感じているのだと思っ  た。

  しみじみと秋刀魚は無事の味すなり(水野吐紫)  すっかり秋になり、この俳句を読んで旬の秋刀魚 を食べたくなった。

  しみじみと秋刀魚は無事の味すなり(水野吐紫)     イメージ       (編者)紅葉、かぼす等の付け合わせと一緒に長方形         の皿に乗った秋刀魚のイラスト略。

  食卓にいつも二つの林檎あり (武智徳子)  りんご食べたいです。

  食卓にいつも二つの林檎あり (武智徳子)  食卓にいつも林檎があるのをすごく想像できたか ら.食欲の秋と感じがする.       (編者)「食欲の秋と」は「食欲の秋の」?

  食卓にいつも二つの林檎あり (武智徳子)  家に林檎を2つストックしとこうと思いました。

  食卓にいつも二つの林檎あり (武智徳子)  この句を読んで、朝食をみんなで食べるようすを 思い出した.

  食卓にいつも二つの林檎あり (武智徳子)       (編者)前後に並ぶ、皿の上の2つの林檎のイラスト        略。

 林檎  いつも楽しみに食べているものが安定して存在す るのを確認する時の喜びは半端ない。   安定なおやつの確認幸わせだ

  食卓にいつも二つの林檎あり (武智徳子)  この俳句を読んだときに温かい家庭をイメージし ました。  りんごをいつも用意してある気づかいや、林檎が あることで食卓に色があるというのが想像できまし た。小さいころに母がいつもりんごをむいてくれた のを思い出しました。

  食卓にいつも二つの林檎あり (武智徳子)  いつも家族の集まる場所に赤い林檎があるという 風景が浮かぶ。あたたかい気持ちになれる

  食卓にいつも二つの林檎あり (武智徳子)       (編者)上から見た食卓と座布団2枚とそれをながめ        ているネコのイラスト略。食卓の上にはかご(?)の        中の2つの林檎と、湯気のたつ湯飲み一つ。

  食卓にいつも二つの林檎あり (武智徳子)  日々の生活の描写がでていてよいと思う。

感想 ・食卓にいつも二つの林檎あり (武智徳子)  ・普段の変わらない日常の感じが伝わってくる。  ・なんでなんだろう?  ・林檎農家なのかな!?

  食卓にいつも二つの林檎あり (武智徳子) <感想>  ・「いつも」という箇所から、作者の身近には小   さな子どもがいるのだろうと思った.子どもの   ほっぺは、赤みを帯びているからである。

  食卓にいつも二つの林檎あり (武智徳子)  初々しい夫婦を想像しました。りんごのように二 人の顔も真っ赤!

  食卓にいつも二つの林檎あり (武智徳子) 感想  直接人が二人いるとかいうことは言っていないの に、仲の良い夫婦が2人で暮らしているというイメー ジがわいてきた所がすごいと思った。

・「食卓にいつも二つの林檎あり」(武智徳子) ・この詩からは2つの情景が想像できる。  1つ目は、夫婦が仲むつまじく林檎を食べている  情景であり、2つ目は、妻を残して先立った夫を  偲ぶ妻の情景が思い浮かぶ。  いずれにせよ夫婦の強い絆が感じられる作品であ  る。

  食卓にいつも二つの林檎あり (武智徳子)       (編者)壁際のタンス(?)、林檎の2つ置かれた食        卓とそれを囲む2つの座布団のイラスト略。

  食卓にいつも二つの林檎あり (武智徳子)      なんか、かわいい。       (編者)(手前から)上から見下ろしたテーブルに上        向きの2つの林檎、魚(多分サンマ)とネコ、その向        こうにもテーブルがあってその上の2つの林檎のイラ        スト略。

 林檎が食べたくなりました。

  秋の夜の猫のあけたる障子かな (細川加賀) 感想  秋の夜になれば猫も寒さで家の中に入りたいのか なと感じた。

  秋の夜の猫のあけたる障子かな (細川加賀)  寒くなってきたなと感じます。

  秋の夜の猫のあけたる障子かな (細川加賀)  寒さに耐えられず家に猫が入ってきたことで季節 の変わり目を分かりやすく表現しているなと思いま した。

  秋の夜の猫のあけたる障子かな (細川加賀)  秋になって、障子の隙間風を人は敏感に感じるよ うになり、猫は猫で寒い室外から温かい室内へソロ ソロと入ってくる。うちで猫を飼っていて、このシー ンがとってもよく分かる気がする!猫がしたことだ から何も言えないけど、   猫が通った足跡みたいでなんともかわいい!

  秋の夜の猫のあけたる障子かな (細川加賀)  想像したらかわいらしかった。

  秋の夜の猫のあけたる障子かな (細川加賀)  猫は障子に穴開けて入ってきそうなのに       (編者)少しかじられた耳以外は左右対称でしっぽも         左右二本ある、服を着た猫のイラスト略

  秋の夜の猫のあけたる障子かな (細川加賀)  冬に近づくにつれて寒くなっていく夜に猫に障子 をあけっぱなし(もしかすると穴をあけたかもしれ ない)にされて、閉め(塞ぎ)に行くほほえましい 光景が想像できて面白かったです。       (編者)目が><になって、障子を破って突進中の猫        のイラスト略。

  秋の夜の猫のあけたる障子かな (細川加賀) 感 この俳句を読んで、よく家の猫が障子をやぶっ 想 ていたことを思いだした。

  秋の夜の猫のあけたる障子かな (細川加賀) (感想)自分は猫が好きなので、秋の夜に猫があけ   たであろう障子の穴をみつけた作者の気持ちに   温かくなった。

  「秋の夜の猫のあけたる障子かな」(細川加賀)  秋になると日中は暖かいが、朝晩は冷え込む。寝 る前に、しっかり戸閉まりしたはずなのに、肌寒く て夜中に起きてしまった。見てみると、障子が開い ており、飼っている猫が自分の横に丸くなって寝て いる。そんな情景が頭に浮かびました。

  秋の夜の猫のあけたる障子かな (細川加賀)  秋の夜にふと寒くなって目を覚まして見ると戸が 開いていたので猫のしわざかなと思って布団から起 きて部屋を見渡し猫の姿を探す光景が受かんだ。       (編者)「浮かんだ」です。

秋の夜の猫のあけたる障子かな (細川加賀) (感)猫の自由なかんじが秋の季節にあっていると   思いました。

感想 「秋の夜の猫のあけたる障子かな」(細川加賀) →吉見にも猫が多い。こんな光景が吉見の何処かで 見られるのでは?なんとも心が温まる俳句かな。       (編者)多分ススキの挿してある花瓶の向こうに右端        が少し開いた障子があって、その隙間でネコがお辞儀を        しているイラスト略。

  秋の夜の猫のあけたる障子かな (細川加賀)  猫かわいくて好きですが寝るの邪魔されるのはた まりません。       (編者)顔が横長でシッポの長い、鈴をつけた猫のイ         ラスト略。

  うらがえすやもう一つある秋刀魚の眼    ↓          (五十嵐研三) 感想:秋刀魚の眼がうらがえした時に眼が合いそう  なのが気持ち悪い。−そういう想像が浮かぶ

  うらがえすやもう一つある秋刀魚の眼               (五十嵐研三) (感想)  秋刀魚の眼がかっこいいだろうと思いました。

うらがえすやもう一つある秋刀魚の眼(五十嵐研三)    感想     魚のことなので裏返すと眼はもう一つある     が秋刀魚という語を用いることで当たり前     のことが秋の食卓を連想させ、とてもよい。

  うらがえすやもう一つある秋刀魚の眼               (五十嵐研三) (感想)   だんだん焼き上がる秋刀魚を見て、はやく食べ  たい作者のわくわく感がよく伝わってくる。秋刀  魚の眼に着目しているのがまたおもしろい。

  五十嵐研三の俳句の感想  自分もよく秋刀魚を焼いて食べるのだが、片側だ け焼けたところですでに香ばしいにおいが鼻をつき、 残り半分を焼いて食べるまでが待ち遠しい気持ちが 句になっていて、非常に共感できた。

  うらがえすやもう一つある秋刀魚の眼               (五十嵐研三) (感想)秋刀魚が食べたくなった。

  うらがえすやもう一つある秋刀魚の眼               (五十嵐研三)  今年は秋刀魚をまだ食べていたいので食べたい。       (編者)「食べていたい」は「食べていない」?

  うらがえすやもう一つある秋刀魚の眼               (五十嵐研三) ……この句は感動しました。

うらがえすやもう一つある秋刀魚の眼(五十嵐研三)  目が二つある様が、何かおもてにある物事に対し  てうらにもあるということを作者が特記して表現  した様      ―――――――――――― (1)言葉:他者とコミュニケーションを図る機能であっ     て、自己と他者を交通させるメディアであ     る。この言葉によって作り上げた個人間の     総体が社会である.従って、独創的である     が故に他者との交通に困難を来すような言     葉は社会的に無意味である.       (編者)なかなか!これは本格的な定義付けですね。

  秋の暮何にふりむきしか知らず (村越化石) (感想)秋っぽいと思った.

  秋の暮何にふりむきしか知らず (村越化石)  秋の俳句であることしか分からない。

  秋の暮何にふりむきしか知らず (村越化石) <感想> ・秋の様子をとても想ぞうすることのできる俳句だ  なと感じました.

  秋の暮何にふりむきしか知らず (村越化石)  秋は色々なものを感じさせてくれるものであるの で色々な物に気が引かれてしまうのを面白く表現し ている。

  学校の鶏鳴いてゐる秋の暮 (辻田克巳)  どこにでもありそうで、どこかなつかしいと思っ た。

学校の鶏鳴いてゐる秋の暮 (辻田克巳)  「私は気温が下がり冬が近づいてくるのを感じる  となんだかなつかしい感じがするのですが、小学  校の時飼育委員だったのを思いだしました。とて  もなつかしさを覚えました。

  学校の鶏鳴いてゐる秋の暮 (辻田克巳) [感想] 私が小学校のころの放課後を思い出させる俳    句でした。なつかしい気分になりました。

  秋の夜の何にたかぶり寝つかれぬ(結城昌治)  秋の夜に何かを色々と考えることで全く寝られな い様子が伝わる。秋は何かとしたい事が多いからそ の感じが伝わる。

  秋の夜の何にたかぶり寝つかれぬ(結城昌治)  何を考えていたのか、何をしていたのかなと様々 な想像をさそう良い俳句だと感じた。

「秋の夜の何にたかぶり寝つかれぬ」結城昌治)  作者が何にたかぶって眠れないのかはわからない が、私も秋には釣りに行きたくてうずうずし、眠れ ないことがよくある。

   秋刀魚(さんま) うらがえすやもう一つある秋刀魚の眼(五十嵐研三) しみじみと秋刀魚は無事の味すなり(水野吐紫)  この季節秋刀魚をとても食べたくなる季節である。 さんまをたべたいと思った。       (編者)上半分が黒く下半分が白い左向きの秋刀魚の        イラスト略。

 

 すいません.少し授業に遅れてしまいました.以 後、気をつけます.

 自分一人で勉強することで成績は上がるが、やは り親兄弟と離れると悲しいという気持ちは今も昔も 変わらないのだと王維の漢詩を見て思った。   ねえdarlingあなたしかいない       (編者)「あんなやつ…好きになるつもりなんてな        かったのに…!!!」と叫んで口に手を当てている女の子        と、その肩に手をおいて「いーじゃんいーじゃん」と        言っている男の子のイラスト略。

 昨夜は夜更かしをしてしまいました。       (編者)「キツイ…」と言いながら手紙(?)にペン         で何か書いているウサギのイラスト略。

 案山子という字を前に漢検で見て読めたことが嬉 しかった。私は東北出身なので奥入瀬?に行きやす いと思うので景色を見に行こうと思います。       (編者)「沈んだハートが笑いました」の下に書かれ        た、胸に「11」と書かれたランニングシャツと短パン        を着て、ジャンプして万歳している猫のイラスト略。

  空は今大魚となりぬうろこ雲 (斎藤ツギ子) 感想  秋は良い俳句がいっぱいあって良い

  空は今大魚となりぬうろこ雲 (斎藤ツギ子)  秋の空に浮かぶうろこ雲が魚の形をしていて、そ れがたくさんか大きくなっているのを見てほのぼの としている感じが伝わる。

  空は今大魚となりぬうろこ雲 (斎藤ツギ子) 感、空に浮いている雲について考えているのかなっ と思いました。

  空は今大魚となりぬうろこ雲 (斎藤ツギ子) 感想  雲だけでなく空全体を魚としているのが面白い。

  空は今大魚となりぬうろこ雲 (斎藤ツギ子) (感想)じょうけいが目にうかんだ。

  空は今大魚となりぬうろこ雲 (斎藤ツギ子)       (編者)空に浮かんた雲の一つが魚の形をしたイラス        ト略。

「空は今大魚となりぬうろこ雲」(斎藤ツギ子)  この俳句を見て、一瞬で風景が浮かぶなと感じま した。一瞬で風景が思い浮かぶ俳句はとてもいいな と感じました。自分もこのような俳句が作れるよう になれたらうれしいです。

(編者)「空は今大魚となりぬうろこ雲」(斎藤ツギ子)を書き間 違えて   空は今大漁となりぬうろこ雲  うろこ雲が空を覆っているのが今あってそれを海 の状況に置き換えてあり面白い。

(編者)「空は今大魚となりぬうろこ雲」(斎藤ツギ子)を書き間 違えて   空は今大漁となりぬうろこ雲 (感想)空にうろこ雲ができている。     そのうろこ雲がたくさんあることから     大漁という言葉を用いてその状態を表現し     ている。

  宮島の鳥居も鹿も海に立つ (鷹羽狩行) (感)深いいと思った。       (編者)「深いい」は「深くていい」?

  宮島の鳥居も鹿も海に立つ (鷹羽狩行)  最近宮島に行ってないんで行きたいと思いました。

  宮島の鳥居も鹿も海に立つ (鷹羽狩行)  宮島の夕やけがはえるさみしい情景が想像できる から

  宮島の鳥居も鹿も海に立つ (鷹羽狩行)  宮島に休み間に行きましたが、鳥居は海に立って いたけれど鹿は海に立ってはいませんでした。  宮島には奈良公園と同じくらいたくさんの鹿がい て、食べ物を持っているとたくさん集まってきまし た。どうして広島には鹿はいないのに、宮島という 小さな島にたくさん鹿が存在しているのか疑問に思 いました。

  宮島の鳥居も鹿も海に立つ (鷹羽狩行)  広島出身なので、宮島の鳥居がよく想像でき、 情景が分かりやすい

宮島の鳥居も鹿も海に立つ (鷹羽狩行)  (感想)宮島に行ってみたくなった。

・宮島の鳥居も鹿も海に立つ (鷹羽狩行)   宮島に行きたい。鹿も海に立つとはどいうこと だろう?

  宮島の鳥居も鹿も海に立つ (鷹羽狩行) ・私の夕日にてらされた鳥居と鹿が想像できる。       (編者)「私」はひょっとして「秋」?

  宮島の鳥居も鹿も海に立つ (鷹羽狩行) ・秋の澄んだ、落ちついた空気の中に立つ鳥居と鹿、 とてもクリアで静かな情景が受かんできました。お だやかな海面と秋晴れの中に朱の鳥居という色彩の 美しさを感じます。

   鹿 「鳥居が海に立つ」は分かるが、鹿が海に立つとは どういう意味か分からない。  また季語がどれかも分からない。       (編者)季語は「鹿」で秋の季語です。

  宮島の鳥居も鹿も海に立つ (鷹羽狩行)  宮島は私自身何回か行ったことがあります。確か に鹿や海に沈んでいる鳥居は美しく、神秘的に感じ ました。

  宮島の鳥居も鹿も海に立つ (鷹羽狩行) 感想  この景色がぱっと思い浮かぶ良い俳句だと思った。

 宮島の鳥居も鹿も海に立つ (鷹羽狩行) (感想)宮島の鳥居は海の中にあるから、海に立つ   という意味はわかるけど、鹿は意味がわからな   いと思いました。

鹿の感想  私も少し前に広島県の宮島へ行きました。ちょうど 台風の時に行ったので満潮の時の鳥居と干潮の時の鳥 居の海のつかり方の差が激しくて、自然のすごさをあ らためて感じました。また、奈良県同様に、普通に鹿 がいて、いっそう感慨深く、筆者の思い描いた情景が 目に受かぶ気がします。       (編者)目に「浮かぶ」です。

  奥入瀬の水に樹にたつ秋気かな (吉田冬葉)  秋を感じる詩でした。

  吉田冬葉の感想  色あざやかな紅葉、落ち葉などといった情景とは また異なる秋の感じが出ている句のように感じた。

  奥入瀬の水に樹にたつ秋気かな(吉田冬葉)  秋のおとずれを感じさせるのどかな作品だと思っ た。

  奥入瀬の水に樹にたつ秋気かな (吉田冬葉) <感想>   秋の気配や様子がすごく感じられる作品だと感じ ました。

  奥入瀬の水に樹にたつ秋気かな (吉田冬葉)  情景がうかぶかんじがしたから.

「奥入瀬の水に樹にたつ秋気かな」 (吉田冬葉)  奥入瀬には10才の頃2回春とちょうど秋に訪れた ことがあり、とても心秘的な場所だった記憶がある。 この句からはその時見た奥入瀬の様子を思い出させ てもらえた。       (編者)「神秘的」です。

  鰯雲しづかにほろぶ刻(とき)の影(石原八束) 感想―今日の朝にうろこ雲を見たのを思いだした。

  鰯雲しづかにほろぶ刻の影 (石原八束) ・鰯は生姜煮が最高です。

  鰯雲しづかにほろぶ刻の影 (石原八束)  夏が終わり、日が短かくなって暗くなり、秋の気 配が近づいているのを感じる。

  鰯雲しづかにほろぶ刻の影 (石原八束)  鰯雲というのはどんな雲のことかと疑問になった。  調べてみると、「白色で陰影のない非常に小さな 雲片が多数の群れをなし、集まって魚の鱗や水面の 波のような形状をした雲。」だそうです。  一度見てみたいです。

  鰯雲しづかにほろぶ刻の影 (石原八束)  小学校の時祖父に  あれが鰯雲  と言われたのを思い出した。

  波爽かに棘(とげ)多き深海魚 (乾燕子) (感想)  波の爽かさと深海魚の棘の多さが、対照的に感じ て興深いなと感じた。

  波爽かに棘多き深海魚 (乾燕子) 感想  棘多き深海魚という表現がなんか不思議なかんじ がしました。

  波爽かに棘多き深海魚 (乾燕子)   感想:深海魚を釣ってみたい.

  波爽かに棘多き深海魚 (乾燕子)  海面よりも波がおだやかで、あまり波だたない深 海とは逆に、独特の姿をした深海魚が思いうかんだ。  深海は静かでイメージとして爽かという言葉は、 なるほどと思わされた。  その対称的な表現がおもしろかった。

  波爽かに棘多き深海魚 (乾燕子)  さらっと爽やかで穏やかな波と対象的にゴツゴツ と強そうな棘が多い深海魚とが共存している世界で、 お互いがいることで、波の爽やかさが極立ったり、 深海魚が極立ったりして、自然の美しさがきれいに 読まれている俳句なのかなと思った!

  波爽かに棘多き深海魚 (乾燕子) →波もないような深海でひっそり暮らす深海魚が棘 をひそめてエサをまっている様子を考えると少し肌 寒くなるのが涼しくて爽やかなのかな、と思いまし た。

  名月にけろりと立ちしかゞし哉(かな)(一茶)  秋の名暮が浮びます。       (編者)「夕暮れ」?

  名月にけろりと立ちしかゞし哉 (一茶)       なんかげんそう的な風けいが              うかんできた           月の光にてらされて               立つかかし   さだまさしの案山子っていいですよね       (編者)さだまさしの「案山子」は島根県の津和野の         風景を描いているそうです。ドライブがてら行って         みるといいと思います。

  名月にけろりと立ちしかゞし哉 (一茶)  満月に照らされる田の真ん中に、かかしがポツリ と立っている様を思い浮かべることができるような 句である。名月とかかしの対比によって、両方の存 在が極立っている。

  名月にけろりと立ちしかゞし哉 (一茶)  名月はかかしも見たいものなのかと思った

  名月にけろりと立ちしかゞし哉 (一茶)  月夜にかかしがぽつんと立っている姿が連想でき てしんみりとした秋の風景が感じとれた。

  名月にけろりと立ちしかゞし哉 (一茶) →中秋の名月に照らされた実った稲穂が風にゆられ  る中まっすぐに立つかかしがよいと思った

  恋の余熱ゆるく消しとり秋は澄む (大高翔)  恋にやっきになっていた夏が終わり秋の寒さのよ うに冷えてしまったように感じたが、自分はこの寒 さに人肌恋しく恋の熱が上昇中です。

  恋の余熱ゆるく消しとり秋は澄む (大高翔)  秋は恋愛の休けい時間なのだと感じた。

  恋の余熱ゆるく消しとり秋は澄む (大高翔)  彼女が欲しい       (編者)ぼくもです。

  恋の余熱ゆるく消しとり秋は澄む (大高翔)  秋は恋の季節だなぁと感じさせられる

恋の余熱ゆるく消しとり秋は澄む (大高翔) 感想 俳句は奥深いと今さらながら気付いた。

  爽やどこから見ても読めない書(馬場美智子)  書物が、余りにも解読できない有様にむしろさわ やかさを感じている。  ランガージュ:    人間の持つシンボル化能力と様々な活動のこ    とで広い意味での「ことば」のこと       (編者)英語のlanguegeとほぼ同じ意味ですね。

  爽やどこから見ても読めない書(馬場美智子)  爽と自分とは光と影のように決して交わることの ないものだと思う。明るいものや華やかなものは自 分からはほど遠く、入り込むことも触れることもで きない。

  爽やどこから見ても読めない書(馬場美智子)  読書の秋という言葉がありますが、あまりに気候 が気持ち良すぎて本すら読めなくなったという意味 が込められていると思います。

  モジリアニの女の顔の案山子(かゞし)かな             (阿波野青畝)  とても美しい女の顔の案山子だったと思われる。

モジリアニの女の顔の案山子かな(阿波野青畝) (感想)   カタカナが入っていておもしろい俳句だと思い   ました。奥が深そうな不思議な感じがします。

  モジリアニの女の顔の案山子かな(阿波野青畝) (感想)モジリアニって何なんだろうと思いました。    私は国だと思います。       (編者)モジリアニはフランスの画家の名前です。上        下にねじって引き延ばしたような首と顔、瞳のない青い        不思議な目の女性の絵を描く人です、

  地と天と人をわかちて秋日澄む (飯田蛇笏)  夕暮に、太陽が空から地平線に沈んでいき、その 風景を背景に人と人がわかれ、自分の家に帰ってい く光景が思い浮かぶ。

  地と天と人をわかちて秋日澄む (飯田蛇笏)         さわやかなかんじでよいと思った

地と天と人をわかちて秋日澄む (飯田蛇笏)  <感想>  秋という季節は、風景が豊かに色づいている。  そこに陽があたると、微妙な違いではあるが、同 じ色に染まるものはない。その様をいっているのだ ろうなと思った。

  地と天と人をわかちて秋日澄む (飯田蛇笏)     秋や季節を感じれて。よかった

 季節も秋になっていて、俳句もとても秋のに共感 できるようになりました。

 季節を感じる俳句だった。

 

 最近すごく寒いですね。       (編者)ウサちゃんシリーズ:落葉舞う風のなかで震        えているウサギのイラスト略。

 最後にポルシェの話がきけてよかった そういっ た豆知識っぽい話を増やしてほしい!!       (編者)なかなか!

   ドラエモン       (編者)ドラエモンの顔のイラスト略。

 感想文用の本がいいの見つからない.       (編者)まあ、そういわず、一冊なんとか見つけて下        さい。

  なんだかなー家族の顔が見たいなぁ  秋だからなのか、少しだけ寂しくなりました。実 家は東北にあり、何度も帰れないので電話しか出来 ません。涙が出ることもあるし、学校にも毎日行き たくないし、仲の良い友達もいるけど、少し辛いで す。でも、単位もありますし、しっかり頑張ろうと 思います。

「軒端にドレミドレミと柿吊(つ)るす」              (長谷川和子) → 感想   柿をポンポン吊していく様子が目に浮かぶ一句。  「ドレミ」を連呼することにより誰にでも分かり   やすい一句になっていると感じた。

軒端にドレミドレミと柿吊るす (長谷川和子)  の作品がリズム感があってとても良かったです。

  軒端にドレミドレミと柿吊るす (長谷川和子) (感想)   俳句にカタカナが入っていると、リズムがとれ て読みやすく、おもしろい。柿を楽しく吊るしてい る姿と情景が良く想像できる。

  軒端にドレミドレミと柿吊るす (長谷川和子)  自分の身の回りの秋をよぐ感じられる詩だと思う。       (編者)「よく」?

  軒端にドレミドレミと柿吊るす (長谷川和子)  その時の状況が目に浮かんでなんかほっこりとし た気持ちになった。

「軒端にドレミドレミと柿吊るす」(長谷川和子)  どうして「ドレミドレミ」なのかはわからないが、 干し柿が食べたくなってきた。

  軒端にドレミドレミと柿吊るす (長谷川和子) 感想  おばあちゃんの家に柿が干してあったのを思い出   した。すごくなつかしいと思った。

  軒端にドレミドレミと柿吊るす (長谷川和子)  おじいちゃんの家に柿が吊してあるのを思出した。

  軒端にドレミドレミと柿吊るす (長谷川和子)  干柿が吊して並んでいるのを音のドレミで表現し たのが面白いと思った。

長谷川和子の俳句の感想  軒端に吊るされた干し柿が、まるで楽器のように 見えるという比喩表現に風情を感じた。

感想   軒端にドレミドレミと柿吊るす (長谷川和子) ・柿がひもで音階のように吊されているのが想像で きる。

  軒端にドレミドレミと柿吊るす (長谷川和子) [感想]柿をつるしている様子を音符に例えてドレミ   ドレミと表現しているところが良かったです。

  軒端にドレミドレミと柿吊るす (長谷川和子) 感想  ドレミドレミとあるので柿のサイズや並べ方が順 序良くなっているのが想像できる。

  軒端にドレミドレミと柿吊るす (長谷川和子)  とても沢山の干し柿が軒端に吊るされているのが 想造できて、秋を感じた。       (編者)「想像」です。

長谷川和子さんの俳句の ”ドレミドレミ”っていう所が特徴的であるなぁと思っ た。干柿を音階みたいにずらしてつるしているのか なぁとか色々と思れる表現であると思う。 秋と言えば紅葉狩りが思いつくけれど、 今興味があるのが”金魚アクアリウム”という京都で やっているイベントです。金魚鉢や光に工夫をこら してきれいに魅せる方法はとても素敵で、1度は見 て見たいなぁと思います。   きんぎょかわいい         (編者)「きんぎょかわいい」の左の小さな金魚のイラスト略。

  ああああと畳に赤子秋の山 (鈴木鷹夫)  秋の山を想像したら見てみたくなりました。

  ああああと畳に赤子秋の山 (鈴木鷹夫)  畳に寝ている赤子が窓などから見える秋によって 色がついて彩やかで鮮やかである山を見て何かを表 現しているように私は感じた。赤子でも秋の山の鮮 やかさは感じるところがあると思った。       (編者)「彩」やかは「華やか」?

  ああああと畳に赤子秋の山 (鈴木鷹夫)  赤ちゃんほしくなりました。

  ああああと畳に赤子秋の山 (鈴木鷹夫)  ほのぼのとした情景を思い浮べました。

「ああああと畳に赤子秋の山」(鈴木鷹夫) <感想>  赤ちゃんが畳の上で泣いている平和な様子を感じ  させる作品だと思いました。

  ああああと畳に赤子秋の山 (鈴木鷹夫) (感想)「あ」が多い

 排句 ああああと畳に赤子秋の山 (鈴木鷹夫)  感想 ああああと、あがたくさん並んでいて面白い       (編者)「俳句」です。

ああああと畳に赤子秋の山 (鈴木鷹夫)   「ああああ」を使って作ってるところがおもし    ろいと思いました。

  ああああと畳に赤子秋の山 (鈴木鷹夫) (感想)  実家の畳が恋しくなった.  秋の山・京都に行きたい.京都で紅葉の山をみた い

  ああああと畳に赤子秋の山 (鈴木鷹夫)  秋と赤子は一見何も関係なさそうだが、最初の鳴 き声があいしゅう漂う.

  干柿の種のほっそり物思ひ(鍵和田う子) (感想)柿が久しぶりに食べたくなった。

  干柿の種のほっそり物思ひ(鍵和田ゆう子)  干柿はあんまり好きじゃないです。

(干し柿)  ほっそり物思いの部分で縁側で空でもみながら… というのが想造でき、干し柿というフレーズでそれ が秋の空であることが分かる       (編者)「想像」です。

  干柿の種のほっそり物思ひ(鍵和田ゆう子)  確かに干柿の種のまわりはとても甘くておいしい です。恋の味がするな.と思います       (編者)文末のハートマーク略。野球帽を後ろ向きに         被り、角のある動物の絵を描いたシャツと半ズボン         を着て、干柿を食べようとしている男の子のイラス         ト略。

  干柿の種のほっそり物思ひ(鍵和田ゆう子)  干されしわだらけになった柿の内にある柿が、秋 の中物思いにふけっている様な様子をうまく表して いると思う。       (編者)「柿の内にある柿」は「柿の内にある種」?

[感想]なんか、秋がちかいみたいです   干柿の種のほっそり物思ひ(鍵和田ゆう子)

  干柿の種のほっそり物思ひ(鍵和田ゆう子)  今年は柿も干柿も食べてないです。果物高くて1 人暮らしにはつらいです。

「干柿の種のほっそり物思ひ」という作品が秋の雰 囲気を感じられ個人的に好きでした。

  夕暮の花野の蝶の孤独かな (高木晴子)  最近虫といって見るものは羽虫くらいになって、 春になったらまた蝶を見ることができるかなと思え た。       (編者)悲しげな目で飛んでいる蝶のイラスト略。

  夕暮の花野の蝶の孤独かな (高木晴子) → 冬を感じはじめだす秋の様子を思い描けた。

  夕暮の花野の蝶の孤独かな (高木晴子)  夕暮の時に孤独に蝶が飛んでいる情景を思い浮か べることができると思った。でも、きっとこの詩の ように単純に書かれているものは、きっと裏がある に違いないと思います。

  夕暮の花野の蝶の孤独かな (高木晴子)  あっというまに日も短くなり、季節の移り変わり に追いつけてない蝶が一匹、夕暮になっても花の周 りで飛ぶ姿を見て孤独だと思ってるさま。というか、 それを見つける自分もだいたいさびしさを抱えてる んだと思う

  花野の感想  夕暮のオレンジ色の背景に、花の中で蝶が飛んで いる風景は、想像するだけでも風情があってほっこ りする様な気がします。

  夕暮の花野の蝶の孤独かな (高木晴子)  秋を想像させてくれ、花がコスモスであるような 感じを与えてくれる.

・夕暮の花野の蝶の孤独かな (高木晴子) (感想)草花が咲き乱れている原野も夕暮れになる     と、昼間に騒いでいた虫の声が静まってい     る様子が趣があると感じた.

  夕暮の花野の蝶の孤独かな (高木晴子)  しっとりとして少し寂しく感じる秋の夕暮れを思 い浮かべることができた。小学生のとき、夕方になっ て友達と遊ぶのをやめ、もう少し遊びたいと思いつつ 家に帰ってたことを思い出した。

  秋の田の匂ひのなかに橋のあり (水木夏子)  田舎の雰囲気をだしているなと感じた。

  秋の田の匂ひのなかに橋のあり (水木夏子)  秋の紅葉が散らばる所に一本の橋があり風流な様 子である。

「秋の田の匂ひのなかに橋のあり(水木夏子)」 (感想)  夏が終わり、乾燥した秋の季節がきた。この俳句 には、その秋の光景が思い浮かべることができる。  また、その紅葉や枯葉、落ち葉の中にひっそりと 川の橋がうつる、そんな寂しい光景が目に浮かぶ。

  秋の田の匂ひのなかに橋のあり (水木夏子)  実りの秋の乾いた匂いが感じられるように思う。

  秋の田の匂ひのなかに橋のあり (水木夏子)  秋の田んぼの匂いは好きで、心が落ちつきます。

<作品>  秋の田の匂ひのなかに橋のあり (水木夏子) <感想>  とても秋の匂いを感じさせるものだった。

  山国や星のなかなる吊し柿 (木内彰志) 「星のなかなる」というのは、夜吊るされた柿の様 子を描写しているだろうか. ラング:ランガージュが個別の社会において独自の     構造になったもの.様々な諸言語に共通す     る記号学的体系をさすことがある       (編者)だんだんむずかしくなってきましたね。

  山国や星のなかなる吊し柿 (木内彰志)    秋になったことを感じる     冬になることも

  山国や星のなかなる吊し柿 (木内彰志) → 山の中の星が良く見える家の軒先に柿が吊されて  いる情景が伺える。   自分の故郷である岐阜県は日本有数の柿の産地  であり、懐かしい風景を思い出すことができた。

  山国や星のなかなる吊し柿 (木内彰志) (感想)秋を感じた。

  山国や星のなかなる吊し柿 (木内彰志) (感想)  この俳句を読んで、すぐに風景がうかぶものだと 思いました。村の星は、とてもきれいなんだと感じ させる俳句でした。たったこれだけの文で、風景を 思い描かせるのはすごいなと思いました。

  山国や星のなかなる吊し柿 (木内彰志) 感想  柿を食べたいなぁと思った。

  秋の波同じところに来て崩(くず)る              (倉田紘文)  季節を問わず波を見てると時がものすごく経って いますね。

  秋の波同じところに来て崩る (倉田紘文)  ぼんやりとした目標や夢はある。しかし、そこに たどりついてしまったらそれ以上はあるのだろうか。 現状に満足していないわけではないし、ほど良いと ころで崩れてしまうことにもしかしたら私は安心し ているのかもしれない。       (編者)もしよかったヘルマン・ヘッセという作家の        『デミアン』という小説を読んでみて下さい。それか        ら初期の『ペーター・カーメンツィント(郷愁)』な        んかも…。ミヒャエル・エンデの『モモ』もいいかも。

  秋の波同じところに来て崩る (倉田紘文)  秋の田んぼに風が吹いて穂がなびく風景を思い浮 かべられておもしろい。

  秋の波同じところに来て崩る (倉田紘文) 感想  先生の講義は話の深い所まで入っていくので楽し いです.       (編者)面白くない話になってしまうことも多いと思         いますが、ありがとう。僕自身考え中のことをしゃべっ         ているので、堂々巡りになってしまうですが、どうか         大目に見て下さい。

  白菊やしづかに時のうつり行(ゆく)(江涯)  白菊の花言葉は「高貴」。  そんな感じがする排句だと思います。       (編者)「俳句」です。

「白菊やしづかに時のうつり行」(江涯)   白菊の盛哀を表している。 「軒端にドレミドレミと柿吊るす」(長谷川和子)   吊したて! 「ああああと畳に赤子秋の山」(鈴木鷹夫)       (編者)「盛衰」です。「白菊」の句の下に←で移行         するつぼみと満開と枯れた菊のイラスト略。「軒端」         の句の右に3本のひもに吊された柿11個のイラスト         略。「あああ」の句の下に「ああああ」と笑ってい         る(?)赤ちゃんの向こうに半分開いた障子の間に        「紅葉がきれいな山」の見えるイラスト略。

 

 この頃寒いので秋というよりもう冬な気がします。  夜と朝は特に寒いです。

 もうとても寒くなりましたね.もう秋じゃないで すね  冬はきらいです.さむいからです.ふとんがきも ちい季節です  遅刻しないようにがんばります       (編者)「きもちい」は「気持ちいい」?

 今日は寒いですね。塩鯖を焼いてたべたいなと思っ た。

「流れゆく時ゆるやかに秋の海」(日下野由季)  秋のまったりとした雰囲気を感じました。

(感想)「流れゆく時ゆるやかに秋の海(日下野由   季)」    秋の静かな状景が浮かんでくる。秋は穏やか    で時間がゆっくり進む様子がこの俳句には感    じられる。

  流れゆく時ゆるやかに秋の海 (日下野由季)  秋の流れてく時間はゆるやかで海のようである。

  流れゆく時ゆるやかに秋の海 (日下野由季) 感想  秋ごろになると夜になるのが早くなることと対照  的に海をながめていると時間がゆっくりに感じる  ところが興深いなぁと感じた。

  流れゆく時ゆるやかに秋の海 (日下野由季)  ゆるやかに段々と海の中に日が消えてゆくロマン チックな感じを感じさせるものである。

  流れゆく時ゆるやかに秋の海 (日下野由季) (感想)  ゆったりとした時間の流れと、目の前に広がる少 し肌寒い秋の海の情景が浮かび、非常に心が落ち着 く俳句だと思います。

  流れゆく時ゆるやかに秋の海 (日下野由季) (感想)  秋の海の穏やかさを考えることができるものだと 思いました。

  流れゆく時ゆるやかに秋の海 (日下野由季)  秋の海は激しいイメージがあったが実は、ゆるや かなんだなあと思いました。

  流れゆく時ゆるやかに秋の海 (日下野由季)  秋の海が、時をゆるやかにさせるのだなと思った。

  流れゆく時ゆるやかに秋の海 (日下野由季)  秋の海のおだやかな波の様子が想像できた。

  流れゆく時ゆるやかに秋の海 (日下野由季) (感想)  釣りをするにも寒いけどがんばります.

  流れゆく時ゆるやかに秋の海 (日下野由季) 感想  海は荒れず、まだ秋だよというのが分かる気がし ました。

  流れゆく時ゆるやかに秋の海 (日下野由季)  最近急に寒くなってきて冬に近付いているのを感 じます。一方では海はあまり変化が見られず、ゆっ くりと変化していく海をこれから見ていきたいです。

  流れゆく時ゆるやかに秋の海 (日下野由季)  秋の海の美しさをあらわした作品だと思いました。

 日下野由季さんが秋の海という季語を使って俳句 をかいているけど、海の近くに住んでいるからこそ この言葉はわかるなーと思った。でも秋は大好きで す。  食べ物おいしいし、誕生日あるし、最高です。 (秋といえば楓!楓って※ こんなかんじ)       (編者)※印のところの、「楓」の「かぜがまえ」の        中が葉っぱの絵文字略。

  流れゆく時ゆるやかに秋の海 (日下野由季)  とても趣がある良い俳句だと思った。

  流れゆく時ゆるやかに秋の海 (日下野由季) 感想  難しくなったので予習を頑張る。

  秋鯖の藍(あい)美しき姿鮨(ずし)              (佐藤信子)  さばのすしを思いだしました。

俳句 秋鯖の藍美しき姿鮨 (佐藤信子) 感想 サバの押し寿司を思い出して、食べたいなあ と思った。

  秋鯖の藍美しき姿鮨 (佐藤信子)  秋鯖が食べたくなった。

「秋鯖の藍美しき姿鮨」(佐藤信子)を読んでいて、 秋鯖が食べたくなりました。

  秋鯖の藍美しき姿鮨 (佐藤信子)       (編者)頭から背中にかけての4切れの鯖鮨のイラス        ト略。添えてあるのは生麩?

  秋鯖の藍美しき姿鮨 (佐藤信子)  鯖が食べたくなってきました

  秋鯖の藍美しき姿鮨 (佐藤信子)  すし食べたいです。お腹すいてきました

  秋鯖の藍美しき姿鮨 (佐藤信子) (感想)うまそう

  秋鯖の藍美しき姿鮨 (佐藤信子)  魚が大好きなので魚が食べたくなりました。

秋鯖の藍美しき姿鮨 (佐藤信子) (感想)   鯖が大好き    一人暮らしで鯖食べてないから実家で食べた    いです.

秋鯖の藍美しき姿鮨 (佐藤信子)  感、鯖は、泳ぐ姿は美しく食べてもおいしい魚だ と思ってしまいました。

  秋鯖の藍美しき姿鮨 (佐藤信子) (感)この俳句はさばの旬の季節なのでそれを表し      ていていい。

  秋鯖の藍美しき姿鮨 (佐藤信子)  この付近で秋鯖が釣れるかわからないですが、頑 張って狙いにいきたいです。

  秋鯖の藍美しき姿鮨 (佐藤信子)  同じ魚でも藍と呼べば和風だし、ブルーと呼べば 洋風だ。しかし、どちらも美しいと思う

  秋鯖の藍美しき姿鮨 (佐藤信子)  鯖って青くてツルツルしててとてもきれいですよ ね。焼き鯖が食べたいです。

  秋鯖の藍美しき姿鮨 (佐藤信子)  姿鮨が食べられる季節が来て、楽しみな感じが伝 わってきた。  藍という色や美しいという表現が素献だと思った。       (編者)「素献」は「素敵」?

  秋鯖の藍美しき姿鮨 (佐藤信子)  さばの青と黒のくみあわせはきれい、たべたい      まったくかんけいないけど、のどいたい

  秋鯖の藍美しき姿鮨 (佐藤信子)       (編者)ウサちゃんシリーズ:焼き鯖を思い浮べてよ        だれを垂らしているホッペの紅いウサギのイラスト略。

  晩秋の日本海暗夜は碧(へき) (金子兜太) <感想>  日本の秋の夜のきれいな様子が頭にうかぶ作品だ と感じました。

 秋の終わりは日が沈むのが早く、少しだけ寂しい、 重い感じがするので暗い海の碧色で表現しているの だと思います。

  晩秋の日本海暗夜は碧 (金子兜太)  自分は、山形県出身なので、夜の日本海の色はよ くわかります。子どもの頃から、祖父と漁を行って いたので、この碧とったのは、少し違うと考えてい ます.自分から言わせてもらうと黒です.       (編者)一応「碧とった」と読みとりましたが、「碧        といった」?

晩秋の日本海暗夜は碧 (金子兜太) ・冷え込んできた夜にながめる日本海の情景  暗夜なので月はおそらくは見えず、ただ碧とあり、  少しの星明かりにてらされている夜の日本海の、  深くそして生き物のようなイメージが受かんでき  ました。夜の海は、昼の海と違って近づきがたい  雰囲気を持っているような感じがしました。       (編者)イメージが「浮かんで」です。

  秋晴れの部屋の中にもありにけり (塙告冬) 感想 ・秋のすがすがしさと気持ちよさが伝わってきまし た。

  秋晴れの部屋の中にもありにけり (塙告冬)  自分の部屋には日が入らないので、秋晴れが部屋 に入っているこの詩はとてもうらやましいと思いま す。次に引越す時は、日当りを考えてアパートや家 を選ぶようにしたいと思います。

秋晴れの部屋の中にもありにけり (塙告冬)  感想    秋晴れが続くとすごく眠たいです。       (編者)確かに。文学の授業もドイツ語も水産流通経        営セミナーでもみんな半分寝てますね!

  秋晴れの部屋の中にもありにけり (塙告冬)  秋晴れを外にいなくても感じられるのだな〜と思っ た。

  島の娘に結納(ゆいのう)届く秋日和              (渡辺一枝) (感想)おれも結婚してえ       (編者)ぼくもです。この年で女房に死に別れてしま        い、自炊もままならぬ状況です。昔は良かった…

「島の娘に結納届く秋日和」(渡辺一枝)  感想  ほのぼのした秋日和の中で娘の結納というめでた い出来事がおこるというとても幸せな感じの俳句だ と思いました。

  島の娘に結納届く秋日和 (渡辺一枝)  山も紅葉で美しく、食べ物も豊作.人々の心も活 き活きとして穏やかなよき日に島の娘に結納が届き、 島をさらにめでたく盛り上げる知らせをとてもよい ことだと思っている。

  島の娘に結納届く秋日和 (渡辺一枝)  きれいな晴れが結婚する娘にくもりのない結婚を 示しているようにとてもしあわせであるかのように 感じられる.

  竜淵(ふち)に潜みて深む水の色(戸田白雅)           とてもいい色だなと思った

  竜淵に潜みて深む水の色 (戸田白雅) (感)渋い

  竜淵に潜みて深む水の色 (戸田白雅)    詠みやすい詩だと思った。

  竜淵に潜みて深む水の色 (戸田白雅)  話がだんだん難しくなってきているので頑張る。       (編者)来週は構造人類学に基づくもっと難しい話に                 なります。わからなくて当たり前の奇妙なことを言い        ますが、こんなもんだと思ってあきらめて下さい。

  北の海凪(な)ぎて牧場の馬肥ゆる              (鏑木ミサオ) 海からの冷たい北風が牧場に吹き、冬を乗り越える   ために脂肪をたくわえる馬たちの様子が想像     できた

  北の海凪ぎて牧場の馬肥ゆる (鏑木ミサオ)       なぜか感動した。

「北の海凪ぎて牧場の馬肥ゆる」(鏑木ミサオ) → 感想:「海」と「牧場」、一見結びつかないもの    を同居させている所が面白い。

蛤(はまぐり)に残る雀(すずめ)のころの舌                (伊藤白潮)   タイトルの雀と蛤の色が重なるというところに    ひかれました。

  蛤に残る雀のころの舌 (伊藤白潮)              深さを感じました

  蛤に残る雀のころの舌 (伊藤白潮) 感想 蛤をとってたべたいと思った。       (編者)ぼくもです。子どもの頃はよく食べてたの        に、最近ずっと見てません。あれはうまかった。

  銀漢の尾を垂れ漁(いさ)り火を殖(ふ)やす              (角川源義)  なぜか僕には中学生のときねむれない時に見た秋 の夜を思い出します 他者:他者は<わたし>から隔てられている.他者  とは<わたし>からの隔たりそのものであり差異  それ自体である。他者が隔たりそのものであるの  は、その隔たりがどのようにしても越えがたく、  ことばによっても越えがたいものであるからであ  る。 引用文献『他性と超越ー<他なるもの>への問い』   熊野純彦著 ※「言葉」の説明の補足       (編者)なかなか。抽象の極みですね。

   天の川、銀河、銀漢(ぎんかん)  秋の夜夜はきれいで好きだから。       (編者)「夜夜」はひょっとして「夜空」?

  銀漢の尾を垂れ漁り火を殖やす (角川源義)  この句は「漁り火」の「り」と「火」の間で五・ 七・五の切れ目があって、あまりリズムがよくない ので好きではない。

  秋晩(おそ)き日が禅林の石に沁(し)む              (宮崎素洲)  秋の夕暮れはきれいで見ていて心がなごむから好 きで、秋の季節は好き。

  秋晩き日が禅林の石に沁む (宮崎素洲)  秋の夕方はさみしく静かなため、ちょっとした音 が石に沁みるように感じてしまう気持ちに同感した。

「流れゆく時ゆるやかに秋の海」(日下野由季)  秋は寒暖差はあるが天候が安定しており、風もあ まり強くなく、秋晴れが多い。そんな中、海がゆる やかに波打っている状景が頭に浮かんだ。 「竜淵に潜みて深む水の色」(戸田白雅) 「北の海凪(な)ぎて牧場の馬肥ゆる」          (鏑木ミサオ)       (編者)二句目を解説した、小さな竜がコップから顔        をのぞかせているイラスト、三句目を解説した、水平        線上の太陽、中に雀のいる蛤の浮かぶ海のこちら側に        広がる岡に立っている馬のイラスト略。

 秋を思わせる詩だ