冬の部2013

水大歳時記(平成二十五年度)

 冬 の 部

      冬、冬将軍

  夏立ちて一足飛びに来たる冬

  風が吹き紅葉が散りて冬が来る

  秋が来ずすぐ冬来てる日本かな

  冬なれど水面にはねる鰆(さわら)なり

  冬の道気を抜き歩けば尻痛め

  冬が来てもみじと雪が落ちにけり

  ビュービューと外出る気そぐ冬の声

  冬だって負けはしないさレインボー       (レインボーはニジマスのことです)

 

 

     立冬、冬に入る

  秋終えて紅葉散りゆく冬に入る

  秋去りて風の冷たき冬来たり

  無音にて舞い落ちる白冬来たる

  冬に入り修業のために扇風機

  冬はいり、風がいくらかみにしみる

 

       冬ざれ

  冬ざれや挑んでみるぜ自転車で

  冬ざれや山の頭に雪は降る

  冬ざれや風に答えぬ雪だるま

 

       小春

  明石の海波の平らな小春かな

 

       冬暖か

  初春に向かっているような暖かさ

 

     冬至(とうじ)

  冬至でのたいた南瓜のなつかしさ

  南瓜の煮付け配りて冬至かな       (編者)なかなか風流な、でも役に立つ趣味ですね。

 

     師走(しはす)

  師走にて聖夜を待つは子供かな (加藤祐也)

  師走時、寒さ感じる財布の中

 

   大晦日(おおみそか)

  大晦日今年も吉見で過ごすのか

 

      寒(かん)

  窓がとてもちいさいゆゑに寒の紅

 

       冬の朝

  冬の朝雪に降られて真っ白に

  冬の朝寒くて眠い出れないよ

  オフトゥンが離してくれぬ冬の朝

  冬の朝とても寒くて休みたい

  冬の朝とても寒くていとおかし

 

     冬の夜、寒夜

  夜空には星がふるふる冬の夜

  冬の夜寒き小路はしんしんと

  冬の夜寒さに負けずバイト行く

 

       寒し

  冬になり、足寒そうだスカートだ

  さむざむし今年の暮れは再試験       年末のさびしさと再試験の悲しさを        さむざむしで表現していますね。

  異常気象ほんとに悩む寒さだけ

  寒すぎて授業あるのに二度寝する

  寒くなり南国打って温まる

 

       厳寒

  極寒の防波堤で釣りをする

 

       春待つ

  寒いです。早くあたたかくなってほしい。

 

       節分

  節分に一人さびしく豆放る

  節分や鬼は泣く泣く帰り散る

  節分や家の中には鬼の嫁

 

     冬の日、冬日

  冬の日の沈む太陽寂しげだ

  暗闇に電飾光る冬日和 (加藤祐也)

 

       冬晴

  冬晴の朝に目覚めて山に行く

 

  冬の空、寒空(かんぞら)

  寒空の下で毎日すごす冬

  冬の空床にしたたる白きもの

  冬空にキラキラ輝く海ホタル

  寒空の、朝に目が覚め、たき火する。       朝に目がさめてさむくてたき火をした        くなった

 

       冬の星

  塾帰り友と探す物オリオン座

 

   北風(きたかぜ、きた)

  冬風に体震わせ目が覚める

  北風に首がひっこむ帰り道

  ケンカして北風あたる背中かな

 

   初時雨(はつしぐれ)

  初時雨北風ともに横殴り

  初時雨かのまぼろしや向うがわ

 

      霜(しも)

  霜おりる寒い日の夜の月の夜かな

  窓を開け洗濯物に霜おりる

 

       初雪

  新雪にはしゃぎ飛び込む子供もたち

  新雪に足跡残し雪とける

  初雪のふりたる頃にはこたつあり

  初雪が冬の我が身染みるなり

 

   雪、六花(むつのはな)

  しんしんと降る雪見ればかなしけり

  ああ雪だ今年の冬も積もるかな

  雪の夜にあなたを待ってる私かな

・自分で作った俳句   寂しいなふと振り返り雪の足跡

  冬の日に雪降る街は寒すぎる

  空、見上げ降る雪の道春遠き

  雪降りて人肌恋し吉見の地

  三毛猫やなやましきかな雪景色 (佐渡)

  文学の最終講義大雪だ       今まで大変お世話になりました。

 

     吹雪(ふぶき)

  冬の日に冷まじきかな猛吹雪

  吹雪く朝寒さ極めて目が覚める

 

   鰤起し(ぶりおこし)

  雷なりて始めをつげる鰤起し

 

       山眠る

  大雪の毛布をかぶり山眠る

  冬波に風にも吹かれ山眠る

  山眠る金貨や銀貨ふところへ

 

       冬の海

  冬の海太平洋に日本海

  冬の海日本海こそ美しい

  冬の海心固まり波の音

  冬の海星降る夜の水鏡       堤ぼうで一時間座っていたのは寒かったのです

  冬の海とても冬くて家にいたい       (編者)「冬くて」とは「寒くて」?

 

  冬の波、冬濤(ふゆなみ)

  冬濤が刃のごとく降りかかる

  白き雲、黒き冬の濤モノクロ世界

  冬の海ふとんが干せない荒い波

 

       冬休み

  ぬくぬくこたつに入り冬休み

  冬休みこたつに入りぐうぐうと

  冬休み色々考えまちどうしい

  冬休み期待を込めて手に荷物

  冬休みあっというまにお正月

  冬休みお正月とお年玉

  短いがあるだけいいな冬休み

 

      冬服、冬着

  冬の服重ね重ねば雪だるま

 

     蒲団(ふとん)

  寒の日のフトンの中はここちよい

  布団からでられなくて遅刻する

  ふとんから出ようとするが出られない   朝起きて布団の次はこたつ布団

  布団からでれてもこたつで二度寝する

  ふとんに入って出れぬこの寒さ

  蒲団からなかなかでない冬の朝

  するすると蒲団から出ずかたつむり

  布団から出れずに一日終わっちゃう           (水大生あるある)

 

       毛布

  寒さにて毛布忘しき冬の布団       (編者)こう読み取りましたが、「忘しき」は「恋し         き」?

  毛布のなか小さく聞こえる冬の声

 

      セーター

  セーターにもぐり込まれるかもしれぬ

 

       マスク

  マスクの友もう三浪かと嘆き泣く

  マスクして春の訪ずれじっと待つ

 

      餅(もち)

  餅を食べコタツに入り過ぎる日々

 

    湯豆腐(ゆどうふ)

  湯豆腐や形くずれて食いづらし

 

       寄鍋

  外は雪内で鍋食であたたまる.

  冬うがつ無二の友なり鍋煙

     炬燵(こたつ)

  こたつ出すまだ片付かないせんぷうき

  寒くなり部屋にこたつがほしくなる。

  冬になり恋しくなりしこたつの暖

  寒すぎて冬のこたつで丸くなる

  こたつ中体あたためアイス食ふ

  コタツにはミカンとペアがやはり合う

 

    寒釣(かんづり)

  寒釣に見ゆる魚ぞ美味しけれ

 

     風邪(かぜ)

  かぜひかないうがい手あらい強い意思

 

       息白し

  朝起きて降りゆく雪に白き息 (加藤祐也)

  部屋の中白い息出る寒すぎだ

  白い息遊んでみるよ寒さわすれて

 

    懐手(ふところで)

  懐手手をぬくぬくあたためる

  懐手抜き拳銃の一撃かな       (編者)そういえば最近北九州市で発砲事件がありま        したね。

 

       恵方巻

  恵方巻だまってたべる静かすぎ

 

    クリスマス、降誕祭

  X(エックス)マスひとりでケーキ食ってます。       (編者)皿にのったショートケーキと暗闇にしゃがむ        男のイラスト略。

  お昼から夜まで働くクリスマス

  クリスマス聖夜と性夜を履き違え       ペンネーム:俳句を詠むことだけが文学の楽しみ                                藤岡です。                     内職している奴らより良いと思います。                                藤岡です。                (編者)確かに!!内職されるととても悲しい!

  お互いにサプライズ合戦クリスマス

 

    竃猫(かまどねこ)

  冬のネココタツの中で丸くなる

 

       水鳥

  水鳥の羽を借りたい冬の雨

 

       白鳥

  白鳥や水面(みなも)に映る白雪か      (俳句を詠むことだけが文学の楽しみ)

 

      鰤(ぶり)

  休みなく海を翔る鰤の群れ

 

    鮟鱇(あんこう)

  あんこうの皮をはぎとる妻の顔

 

     河豚(ふぐ)

  特産の河豚や鯨はほとんど食べない             (水大生あるある)

 

    柳葉魚(ししやも)

  寒朝に皿に二匹の焼柳葉魚       寮の朝食でまれにししゃもが出るのですが、それがぜ        いたくなのかどうか微妙なところです。個人的には        かなりおいしいんですが…

  寒い夜柳葉魚を焼いて食べようか

 

     冬薔薇(ばら)

  冬薔薇のような女性が好みです。      (俳句をよむことだけが文学の楽しみ)       (石川さゆりとか)

 

       枯葉

  はらはらと落ちる枯葉は秋の色

 

  落葉(おちば、らくえふ)

  風吹けばたわわにたまる落ち葉かな

    落ち葉を集め、火をつけて、      できたできたぞ焼きおいも。

 

    冬枯(ふゆがれ)

  冬枯の寒き朝にぞ めぶきあれ

 

       白菜

  白菜の入った鍋がいとうまし

  妖怪をにらみかえす白菜鍋

 

       大根

  大寒にいただく大根大感激       (編者)ダジャレ三連発ですね。

 

      ブロッコリ

  ブロッコリ青々とした葉がのぞく

 

  石蕗(つは、つはぶき)の花

  石蕗の花みんないっしょに咲いている.

 

       授業

  歳時記の更新がんばれヘア(Herr)邦雄       (がんばって下さい。楽しみにしてます!)       (編者)忙しくてなかなか手を付けられないのですが、        ドイツ語でMr.(=Herr)と言ってくれたし、がんばり        ます。

  ドイツ語がむずかしすぎてわからない       (編者)ごめんなさい。あと2ヶ月で終わりです。が        んばってください。

  何すればいいかわからない      紙がない?       (編者)大教室のため出席カードが均等に行き渡りま        せん。余部を一番前の座席の机に置いているので、取        りにきて下さい。

  文学もむずかしすぎてわからない       (編者)「も」ときましたか。ということはドイツ語        は当然むずかしいという意味ですね。確かに…

  田宮さん年々お尻肥えている       (編者)久しぶりの、先生ネタですね。

  ありがとうドイツ語文学がんばります       (編者)大変だとは思いますが、しっかり!

  テストがんばります。

 

      学生生活

  厠にて寒さに震えるウン*する       (編者)「かわや」の意味と漢字を知っているのは立        派ですが、上品にお願いします。

  カレー食べ大きく一言美味しいよ   嬉しくてにやにやしながら皿洗い   泣きながら電話をしたら来てくれて      泣いていいよという彼に     驚き過ぎて涙がとまる

  湯気絶へぬ熱き間食中華まん (加藤祐也)

  柿の種や鷹の爪かじる今日このごろ

  通学路四季でことなる風景色

  息切らすチャリ通の友手が赤い

  帰りたい早く実家に帰りたか

  本当は出かける約束してたのに   バイトなら仕方がないよと慰める      その優しさが悲しさを増す

(電車にて)   目の前にかわいいあの子が座ってる

  記憶ないでも覚えている二日酔い       託史、二日目の俳句       飲みの次の日はしんどいですね

  えびすさま たわらのなかの たねはない

  お父さん皮下脂肪があたたかそ

  門司に行きカレー食べないと意稚をはり      下関にてお好み焼き食う       (編者)「意地」です。

  目覚め時朝を知らせぬ曇り空 (加藤祐也)

  早く寝て早く起きようと意志固め      目覚し忘れる水曜の夜       (編者)「文学」の授業のための努力、ありがとう。

  花粉頃、目がかゆすぎて発狂だ

  おれだって出してほっときゃ湯葉できる

  窓の外先入観で出たくない

  テストがんばる

自分で作った俳句   コツコツと努力するコツコツと   振り返り気づけばいつも幸せだ   涙数(なみだかず)寄り沿うだけ素直になる   輝くどんな星でも負けないぞ

  髪の毛を集めて生やし桂川 (編者)そろそろ切実な問題になってきてます…   桂川お世話になる日も近いかも!(編者)

 

      エッセイ

 冬は寒い

 とてもいい講ギだった。       (編者)クックック。どうもありがとう。

 土佐日記を久しぶりにききました。13番教室さむ いです。もうすぐクリスマスです!!! しかし、2日 ともバイトです。がんばります。盛り上がっていき ましょう。

 土佐日記の、紀貫之はすごい人生を歩んだんだな と思った。  女の人のふりをするという考えは思いつきません でした。

 土佐日記のあらすじが少しわかりました。

 詩の紙がありませんでした。       (編者)余部を一番前の座席の机に置いているので、        かなり歩くことになるかもしれませんが取りにきて        下さい。

  枯枝に青き鳥鳴く小春かな (内藤鳴雪)  まだ寒くて、芽生きをまつ枯れ枝で、春の訪れを 告げる青い鳥が鳴いている.春といっても景色はま だ寂しい様子がとても美しく描かれていると思った。       (編者)「小春」は秋から冬にかけて、特に11月の暖        かい日和のことを言います。「芽生き」は「芽吹き」        それとも「芽生え」?

  枯枝に青き鳥鳴く小春かな (内藤鳴雪)  小春が春の季語でないという事に驚いた。

  枯枝に青き鳥鳴く小春かな (内藤鳴雪) 〈感想〉  冬を越せずに枯れてしまった枝に新しい命、ここ でいう青き鳥が現れたことで春の訪れが分かる。こ のことから春の新鮮さが伝わってきた。

  枯枝に青き鳥鳴く小春かな (内藤鳴雪)  少しだけあたたかくなった春先に色あざやかな鳥 が枝にとまって鳴いている様がわかる。

  枯枝に青き鳥鳴く小春かな (内藤鳴雪)  少し春っぽいかんじが寒そうで、暖かそうでいい と思った。

  枯枝に青き鳥鳴く小春かな (内藤鳴雪)  少しあたたかくなり小鳥が喜ぶかのように枝にと まって鳴いている感じが伝わってきた.

  枯枝に青き鳥鳴く小春かな (内藤鳴雪)  最近寒いのであたたかくなりそうな雰囲気だった から

  枯枝に青き鳥鳴く小春かな (内藤鳴雪)  冬に近づいてきているけど春のように気持ちよい かんじを思い出した。

  枯枝に青き鳥鳴く小春かな (内藤鳴雪) 〈感想〉  冬を越せずに枯れてしまった枝に新しい命、ここ でいう青き鳥が現れたことで春の訪れが分かる。こ のことから、春の新鮮さが伝わってきた。

  枯枝に青き鳥鳴く小春かな (内藤鳴雪)  早く春になってほしいと思った。

  枯枝に青き鳥鳴く小春かな (内藤鳴雪)  枯枝という渋めの色と青き鳥のギャップがいいな と思いました。春の良さを思い出させる詩でした。

  枯枝に青き鳥鳴く小春かな (内藤鳴雪)  枯枝に青き鳥がとまるような時もなく急に冬になっ たので、今年は小春はなかったと思いました。

  枯枝に青き鳥鳴く小春かな (内藤鳴雪)  ここでの青き鳥は、幸せの青い鳥か、もしくはウ グイスのような体の緑色の鳥なのか考えましたが、 たぶん前者かなぁと思いました。

  枯枝に青き鳥鳴く小春かな (内藤鳴雪)  とても印象に残った。おもしろい俳句だった。

  猫の目に海の色ある小春かな (久保より江)  猫の目の中に海の青色を見て、春の迫りを感じた 詩だった。

  猫の目に海の色ある小春かな (久保より江)  小春感を感じることができる。

  猫の目に海の色ある小春かな (久保より江)  猫の目が青く小春を感じさせるのだと思う。

  猫の目に海の色ある小春かな (久保より江)  海を眺める猫の目に、小春の太陽に照らされ、水 色に光った海景色が映っている。

  猫の目に海の色ある小春かな (久保より江) 〜感想〜魚を目当てに海へとやってきた猫をこの詩 を読んで連想した。

  猫の目に海の色ある小春かな (久保より江)  海の近い町に、猫がたくさんいる情景が思い浮か びます

  猫の目に海の色ある小春かな (久保より江) (感想)吉見には猫が多い。猫の目は青いので海の 色に似合う俳句だなあと思った。

  猫の目に海の色ある小春かな (久保より江)  猫の日なたぼっこをしている風景が浮かんだ

  猫の目に海の色ある小春かな (久保より江) [感想]  年末も近づき、年明けを感じられるような俳句だ なと思いました。

  猫の目に海の色ある小春かな (久保より江)                     猫好き

  木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ                 (加藤楸邨)  この場面がそうぞうできる.  寒くなったなと感じる

  木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ                 (加藤楸邨)  木の葉が日に日に少なくなっている今の季節にぴっ たりだと思ったから.

  木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ                 (加藤楸邨)  木の葉が風に乗ってまるで急いでいるかのように 飛び交っている様子が伝わってくる。

  木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ                 (加藤楸邨)  木の葉が落ちていく美しさを見ていない.ずっと 降り続ていて欲しい.いそがないでくれという思い を感じる.

  木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ                 (加藤楸邨)  この句は木の葉はいそいでおちてはいけないとい うはかない思いを描いていたんだなと思いました.

  木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ                 (加藤楸邨)  何にかに加藤楸邨は追われていそがしいのかと思っ た。

  木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ                 (加藤楸邨)  なんか、冬が来る前という感じがして面白かった です。

  木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ                 (加藤楸邨) 〜感想〜 ・早々に過ぎゆく秋と忙しくなる日々に言っている  ような感じがしてよかった。

  木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ                 (加藤楸邨)  とても、臨場感が伝わってきました。最後のいそ ぐないそぐなよが他の俳句と違い良いと思いました。

  木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ                 (加藤楸邨) (感想)季節の変わり目を感じる。

  品川の海静かなる小春かな (河東碧梧桐)  品川に釣りをしに行きたいから

  品川の海静かなる小春かな (河東碧梧桐)  最近海で釣りをすると風も波も強いので静かなと ころで釣りをしたい

  品川の海静かなる小春かな (河東碧梧桐)  下関の海は最近慌れていると思った。       (編者)「慌」は「あわ」てる。「あれる」は「荒れ        る」です。

 河東碧梧桐と俳句は冬から春へ移り変わる様子を 波の静かさで表している.       (編者)「小春」は秋から冬にかけて、特に11月の暖        かい日和のことを言います。

  品川の海静かなる小春かな (河東碧梧桐)  静かに春が来ているような感じがする。また風も なく波がおだやかであるようにも思える。

  品川の海静かなる小春かな (河東碧梧桐)  冬の時代に荒れていた海が穏やかになったことで 春の息吹を感じた

  品川の海静かなる小春かな (河東碧梧桐)  十一月のような気候がよく分かる

  品川の海静かなる小春かな (河東碧梧桐)  実家が近所だからなつかしい

  品川の海静かなる小春かな (河東碧梧桐)  品川の海は実際に見たことがないが、春になって くると静かになってくる海が想像できる。

  初時雨(はつしぐれ)ばらばらばらと十粒ほど                 (岡田翠紅)  音が非常によいと感じた.この辺もこのような天 気だと良いと感じた.

「初時雨ばらばらばらと十粒ほど」(岡田翠紅)  吉見は風が強くて、たびたび「雨」の規模が「嵐」 に変わります。初時雨ではありませんでしたが「初 霙(みぞれ)」が今朝方降りました。今日も今日と て風が強くて「霙」が「吹雪」になっていましたが、 それでも季節の変わり目を肌に感じれてよかったで す。

  初時雨ばらばらばらと十粒ほど (岡田翠紅)  雨の風景を思い浮かべることができる

「初時雨ばらばらばらと十粒ほど」(岡田翠紅)を写し間違えて   初時雨ばらばらと十粒ほど  時雨がぱらぱらと降り始めたことを言っていると 考える。

  初時雨ばらばらと十粒ほど  寒さが伝わってくる。そういう季節をしみじみ感 じさせられる。

  初時雨ばらばらと十粒ほど  雨のふりはじめはいつも十粒ほどに感じることが 多いと改めて思いました。

  初時雨ばらばらと十粒ほど  重い雨粒が体にあたり肌寒い季節をにおわせてい る.

  初時雨ばらばらと十粒ほど 感想 最近雨で電車が動かず苦労したのでこの俳句 が印象に残りました。

  初時雨ばらばらと十粒ほど  今朝、初雪が降った。もう雨の季節じゃないのか なーと思って、さみしくなった。冬嫌いなのではや く夏が来てほしいです。

「団栗(どんぐり)と      共に掃(は)かるゝ落葉かな」(子規)  この句は正岡子規作のようだが、この句も子規庵 で読んだのだろうか?…と思う。  終生、子規の世話をした妹リツにも読んであげた のだろうか…と思う。  子規亡き後、リツは大学にいき、その後母校の先 生になられたと司馬遼太郎は小説にしています

  団栗と共に掃かるゝ落葉かな (子規) 感想  幼い頃にどんぐりを拾っていたことを思い出させ るような排句だと思いました。どんぐりと落葉が一 緒にほうきではかれている様子が想像できました。       (編者)「俳句」です。

団栗と共に掃かるゝ落葉かな (子規)     とても秋を感じる歌だから

  団栗と共に掃かるゝ落葉かな (子規) 〈感想〉   秋になるとどんぐりと落葉が地面に落ちる。そ   れを掃いているのを詠んでるので、もう秋の終   わりが近いなと思った。

  団栗と共に掃かるゝ落葉かな (子規)  この短歌からは秋も終盤に差し掛かり冬が近づい てくる時期に外に落ちている団栗と落葉を掃いてい る情景が読み取れる       (編者)「短歌」ではなく「俳句」です。

団栗と共に掃かるゝ落葉かな (子規)   昔、団栗と一緒に落葉をはいたことを思い出し   ました。

  団栗と共に掃かるゝ落葉かな (子規)  水大の近くには紅葉や団栗がないから少しさみしいです。       (編者)教室棟と三科共用実験棟の間に団栗の木があ        ります。校内の桜の木は鮮やかではありませんが、        渋い色で紅葉します。

  団栗と共に掃かるゝ落葉かな (子規)  団栗も草も木から落ちて、秋の終わりを感じられ るような情景が浮かぶ。

  団栗と共に掃かるゝ落葉かな (子規) 感想  今の時期の強い風が吹いているという情景が思い  出され季節のあり様が伝わってくる。

  西吹ヶば東にたまる落ち葉かな (蕪村)  こっちには紅葉がなく葉が散ってしまったから見 たい気持ちがあったので選んだ。

  西吹ヶば東にたまる落ち葉かな (蕪村)  こないだ紅葉を見に行きました。その葉もこの連 日の雨や強風で落ちているかと思うと悲しいです。

  西吹ヶば東にたまる落ち葉かな (蕪村)  紅葉した後の枯葉が、冬の冷たい風に吹かれて散 る様子が浮かんだ。

  西吹ヶば東にたまる落ち葉かな (蕪村)  西から風が吹いているので、落ち葉が東にたまっ ていく。

  西吹ヶば東にたまる落ち葉かな (蕪村)  西から風が吹いてきて、木の東側に葉が落ちてい る様子が思い浮かばれる。

  西吹ヶば東にたまる落ち葉かな (蕪村)  その情景が鮮明に浮かんでくるものだった。

  連山の流るるままに流るる鷹 (中村草田男)  この俳句を読んで連山に沿って飛んでいる鷹を想 像できた。吉見でも鷹がよくとんでいるので状況を はあくしやすかった。       (編者)吉見で見ているのは、多分鷹ではなくトンビ        だと思います。

  連山の流るるままに流るる鷹 (中村草田男)  鷹が季語というのは驚いた。

  連山の流るるままに流るる鷹 (中村草田男)  自分は鷹が好きなのでこれを選びました。

  連山の流るるままに流るる鷹 (中村草田男)  いくつもある山々をかわすように勇ましく飛んで いる鷹が想像できて、とてもかっこいい一句だと思っ た。

  連山の流るるままに流るる鷹 (中村草田男)  鷹が連山をまるで流れているかのように滑らかに 綺麗に飛んでいる様子が伝わって来る.

  連山の流るるままに流るる鷹 (中村草田男) [感想]  来年はソフトバンクホークスに日本一になってほ しいなー

  初時雨夕飯買に出たりけり (一茶)  最近、よく雨が降るので似てると思った。

  初時雨夕飯買に出たりけり (一茶)  吉見に時雨あったのかあるのかは分かりませんが、 吉見は雨が降る時は強風もあって台風ではないのか と疑うぐらいなので、吉見でおだやかな時雨を見て みたいと思いました。

  初時雨夕飯買に出たりけり (一茶)  初時雨が降ったときに夕飯を買いに出た.

初時雨夕飯買に出たりけり (一茶)       がんばろうと思える

  初時雨夕飯買に出たりけり (一茶) ・夕飯を買いに行っている道中、今年初の雨が降り、 なつかしむ気持ちと、嫌な気持ちが混ざりなんとも いえない気持ちとなっているような、シンプルだが 奥深い内容であった。

  初時雨夕飯買に出たりけり (一茶)  僕たちが飯買いに出る時間に同じように時雨も出 かけるんだなぁ。

  落葉敷(し)く荒波を敷く如(ごと)くなり               (高浜虚子)  落ち葉が風に吹かれて、舞い上がる様子は、荒波 のようにも思えます。ツーリングの際にも、同じ事 を感じました。

  落葉敷く荒波を敷く如くなり (高浜虚子)  落ち葉が地面をうめつくし、風がふくたびに波の ようにまうようだということ。銀杏ならきれいなの だろうなと思った。

 冬を感じた

 ちょうど今頃の寒い時期の話だった

 かんどうした

 よくわからないです。

 

 『土佐日記』の粗筋が少し分かりました。

 土佐日記おもしろいです。

 13番教室寒いです。

  マスクして少し美人となりしかな(前田美智子)  マスクしている女性を見ると美人に見えたりする ことがある.ことを書いたものだと思いました.

  マスクして少し美人となりしかな(前田美智子)  マスクしている女の人はたしかに美人!!

  マスクして少し美人となりしかな(前田美智子) 感想  これはマスクをとると「あぁ残念や」という感じ ですね。

  マスクして少し美人となりしかな(前田美智子)  マスクをとった時の顔を見て、がっかりする様子 が想像できる。

  マスクして少し美人となりしかな(前田美智子)  非常に的確にとらえているなぁと感じました。実 際にマスクを外してみると思っていた程かわいくは なかったりと共感できるものだった。

  マスクして少し美人となりしかな(前田美智子) 感想  マスクをすればいつもより少し美人になれる。こ れはうなずける。

  マスクして少し美人となりしかな(前田美智子)  マスクをしていたら口と鼻は隠れてしまうので、 目だけ見ていたら美人になれたという冬の良さを示 している.

  マスクして少し美人となりしかな(前田美智子)  たしかにマスクをすると目が映えて見えるので美 人に見えるなと思ったから

  マスクして少し美人となりしかな(前田美智子)  マスクをすれば目が映えてたしかに美人に見える なと思ったから

「マスクして少し美人となりしかな」(前田美智子)  人というのは、隠れている部分を自分の都合の良 い風に思うような感じがよく出ている.  スキーに行くとゲレンデでゴーグルしている女性 はきれいに見えるのも同じである.

  マスクして少し美人となりしかな(前田美智子)  よくマスクにだまされる。

  マスクして少し美人となりしかな(前田美智子) (感想)私が、もしこの俳句を友達にいわれたら、  一年間マスクで過ごすだろうなあと思った。

  マスクして少し美人となりしかな(前田美智子)  すごく気持ちが分かる。すっぴんを隠すのにもよ く使う。

  マスクして少し美人となりしかな(前田美智子)  マスクをすることによって半分顔が隠れているの で美人に見えるということが表現されているのだと 思う。少しひどい俳句だと思う。

  マスクして少し美人となりしかな(前田美智子)  見えるところが少ないと美しく見えることの例え だと思った。

  マスクして少し美人となりしかな(前田美智子)  マスクをしていれば顔の大部分が隠れるため少し は自分の顔のコンプレックスがカバーできることに とても共感できた。

  マスクして少し美人となりしかな(前田美智子)  マスクの季節になって、化粧するのがめんどくさ い日は、マスクをして登校しています。少し美人に なりしかなではないですが、顔を隠すのにマスクは 冬に大活躍します。

マスクして少し美人となりしかな(前田美智子)  感想   女性が化粧をしていない時に、マスクをつけて   ごまかす様子を表している俳句だと思いました。

  マスクして少し美人となりしかな(前田美智子)  マスクをいつもつけている人は顔面にコンプレッ クスをもっている。  とてもおもしろい。  しかしマスクをしても少しも美人になれない人が 入る その人はもうだめだ.

  マスクして少し美人となりしかな(前田美智子)  マスクをして美しくなる…? ― それは錯覚だ!! 思わずそうツッコミたくなる詩だと思いました。で も目元を隠すと何故だか不気味に思えてしまうんで すよね。不思議です。

  マスクして少し美人となりしかな(前田美智子)  この俳句は、いっ時マスクをつけたらオシャレと いう発想がはやったのでとても納得できる俳句でし た。

  マスクして少し美人となりしかな(前田美智子)  マスクには美人効果がある。だから、歯医者さん へ行くとみんなかわいく見えてしまうのだろう。  私もそのことあって最近マスクを着用している。  そこで一句。   冷える頃マスク効果でモテ季(期)なう                 (サイサイ君)

  冬が持つ白きあかるさの中をゆく(加藤かけい)  冬の明るさを感じることができる。

  冬が持つ白きあかるさの中をゆく(加藤かけい)  この句のとおり冬は他の季節にはない白い明るさ があっていいと思う。冬の情景が浮かびました。

  冬が持つ白きあかるさの中をゆく(加藤かけい)  冬は白というイメージがある.とりあえず寒くなっ てきた.はやくあたたかくなってほしい

  冬が持つ白きあかるさの中をゆく(加藤かけい)  白銀の道を乾いた空気の中歩いてゆく感じがした。

  冬が持つ白きあかるさの中をゆく(加藤かけい)  夜の黒と白がきれいに想像して見える.

俳句 冬が持つ白きあかるさの中をゆく(加藤かけい) 感想 雪の中にいるという様子が思い浮かんだ。

  冬が持つ白きあかるさの中をゆく(加藤かけい)  この白きあかるさとは雪のことだろうと推測する ことができた。  雪の中を歩く情況を思いうかべることができた。

冬が持つ白きあかるさの中をゆく(加藤かけい)  …雪がつもり白くあかるい道を歩く.

  冬が持つ白きあかるさの中をゆく(加藤かけい)  雪の明るさがよく表現されていて良い。

  冬が持つ白きあかるさの中をゆく(加藤かけい)  ゆきの白さが寒さの中で輝いていそうでキレイだ と思った。

  冬が持つ白きあかるさの中をゆく(加藤かけい)  白い雪は夜でも明るく見える

  冬が持つ白きあかるさの中をゆく(加藤かけい)  このあたりは雪が積もらないからよく分からない が、雪は暗い夜道でも光っているように見えるのだ と思いました。

  冬が持つ白きあかるさの中をゆく(加藤かけい) (感想)  雪が積もって真っ白な大地を日光が照らして輝き、  その上を歩いて進んでいる様子が伝わってくる。

  冬が持つ白きあかるさの中をゆく(加藤かけい)  雪の積もった中、太陽の光が照らすことによって 雪から反射してまぶしい光の中を歩く様子が想像で きた

冬が持つ白きあかるさの中をゆく(加藤かけい)  雪が降っている中を歩いている感じ.  幻想的な世界が広がるのが目にうかぶ.

  冬が持つ白きあかるさの中をゆく(加藤かけい)  私は雪が好きなので、冬も大好きです。なのでこ の俳句が気に入りました。

・冬が持つ白きあかるさの中をゆく(加藤かけい)  →雪がつもってるのだろう、と思いました。   下関は雪がつもるのかとても気になります。   もし積もったら雪だるまを作りたいです。

  冬が持つ白きあかるさの中をゆく(加藤かけい) 夏はじりじりとした強い光とはちがい 冬の光は外にでたくなるような光だと思います。 でも外に出たあと、やっぱり寒いと家の中へ ひきかえしたくなります。

  冬が持つ白きあかるさの中をゆく(加藤かけい)  私は”冬が持つ白きあかるさ”という表現が”雪”な のかもしれないなと考えます。言葉の意味を自由に 考えることができる素敵な詩だと感じました。

  冬が持つ白きあかるさの中をゆく(加藤かけい)  冬の持つイメージカラーの白色(雪、氷など)が 持つ、独特な優しい明るさの中を歩いている、とい うことだと思う.美しい情景が目に浮かぶようで、 好きである。

  寒ければ歯ざわりの良き      柳葉魚(ししやも)焼く (菊田琴秋)  柳葉魚が食べたくなりました。

 柳葉魚の句を読んでいると柳葉魚を食べたくなり ました。

寒ければ歯ざわりの良き柳葉魚焼く(菊田琴秋) [感想]   ししゃもたべたいなー

「寒ければ歯ざわりの良き柳葉魚焼く」(菊田琴秋)を写し間違えて   寒ければ歯ざわりの良き柳葉魚焼き  先日ししゃもを食べたのでこの俳句に共感するこ とができた.

  寒ければ歯ざわりの良き柳葉魚焼く(菊田琴秋)             [感想              冬はなぜか、魚がおい              しくなるので魚がたべ              たくなります。]

  寒ければ歯ざわりの良き柳葉魚焼く(菊田琴秋)             [感想              冬の魚は美味しいと思              います!!]

  寒ければ歯ざわりの良き柳葉魚焼く(菊田琴秋)  この俳句のように寒い季節になりまた柳葉魚が美 味しい季節になった.

  寒ければ歯ざわりの良き柳葉魚焼く(菊田琴秋)  冬にとれ、身がしまって卵の食感のよい柳葉魚を 焼いている情景が目に浮かんだ。

  寒ければ歯ざわりの良き柳葉魚焼く(菊田琴秋) 感想 ししゃもという感じをこう書くとは知らなかった。 ししゃものおいしさが、読者の私にも伝わってくる ようである。       (編者)「感じ」はひょっとして「漢字」?

  寒ければ歯ざわりの良き柳葉魚焼く(菊田琴秋)  冬の寒々しい、寂しい感じを感じた

  寒ければ歯ざわりの良き柳葉魚焼く(菊田琴秋) 〜感想〜  寒さと熱々の柳葉魚のギャップが良くほっこりす る排句だった。       (編者)「俳句」です。

  寒ければ歯ざわりの良き柳葉魚焼く(菊田琴秋)  寒くなってきた気候の中で、卵を多く持った柳葉 魚の焼きたてで食べるような俳句であった。寒さと、 暖かさがあってすばらしいと思いました。

  たそがれの大雲動く冬野かな (中川宋淵)  雲が動く気配から冬が来たと感じさせる

  たそがれの大雲動く冬野かな (中川宋淵)  夕方に雲が出てきてこれから夜に雪が降りそうな 雰囲気が良く伝わってくる.

  たそがれの大雲動く冬野かな (中川宋淵)  冬の夕暮れ時に空を見上げると大雲が動いている のを見てしみじみと感じている様子が伝わってくる.

たそがれの大雲動く冬野かな (中川宋淵)     冬の良い景色だと思います。

  たそがれの大雲動く冬野かな (中川宋淵)  冬は雲の動きが大きいイメージがあり、その情景 が思い浮かべられる.

  たそがれの大雲動く冬野かな (中川宋淵)  最近雲に色々な形があっておもしろいから。

  たそがれの大雲動く冬野かな (中川宋淵)  冬の雲をあまり見たことないのでまたこんど、見 て見たいと思いました。

マスクの友まだ浪人さと言い捨てる(磯直道)   感想、マスクの友がかっこ良い。

  マスクの友まだ浪人さと言い捨てる(磯直道)  浪人であるからより体調にも気を付けなければな らなくてつかれるのと浪人であるつらさが両方でて いると思う。

 磯直道さんの俳句は、マスクをしてかぜをひかず に受験を乗り越えるために対策をしていることが分 かります。

  マスクの友まだ浪人さと言い捨てる(磯直道) 〈感想〉  受験を間近にして、風邪の予防をしながら、必死 に勉強する様子や「言い捨てる」から、昨年合格し た友をうらやむ気持ちが伝わってきて、自分も受験 を経験したので、とても想像しやすかった。

    マスクの友まだ浪人さと言い捨てる(磯直道)  私は浪人は嫌ですが、このマスクの友はむしろす がすがしいぐらいの言いっぷりで少し笑えました。

  マスクの友まだ浪人さと言い捨てる(磯直道) (感想)今年の3月までの受験期間を思い出して、    そして浪人している人のことも思い出した。

  てのひらは宇宙のひとつ冬はじめ(丸山海道)  冬のさむさが宇宙まで届くような気がした。

  てのひらは宇宙のひとつ冬はじめ(丸山海道)  リズムが良いと思ったので、これを選びました。

  てのひらは宇宙のひとつ冬はじめ(丸山海道)  てのひらに雪がまってきて新しい世界が見えてい るよう.

  てのひらは宇宙のひとつ冬はじめ(丸山海道)  手のひらがしわしわになってゆびがあかぎれして、 ささくれが出来て、ハンドクリームが手放せません◯

  浪々のふるさとみちも初冬かな (飯田蛇笏) 〈感想〉   なんとなくふるさとの道を歩くと冬の花が咲い  てたり、霜がおりてたりと、冬を感じてる様子が  よみとれる。

(編者)「浪々のふるさとみちも初冬かな」(飯田蛇笏)を写し間違えて   狼々のふるさとみちも初冬かな  狼たちの獣路も初冬の初冬のきざしをむかえてい るように感じる

  橋のせて黒き運河の街冬に (深見けん二)  冬の川の色は黒く、橋がその上に架かっている冬 の街の雰囲気が感じとれる

 いろんな表現をしていておもしろいと思った。

 

 急にまた寒くなりました。朝起きるのがつらいで す。

 昔の女性は海が怖かったのだなと思いました。  今の時代に産まれてほんとうによかったです。

 ヤマトタケルが兄を殺したのがこわかった。

 ヤマトタケルは最初は兄を殺してこわいやつだと 思ったけど、本当はふつうの人だった。

 「土佐日記」の粗筋が分かりました。

  冷風に自転車握る手じんわりと  寒くなったと同時に風も強くなり、かなり体が冷 えます。もう自転車をこいでいても手の感覚が無く なってしまうくらいです。

  団欒をふと思いだす一人部屋  冬にもなり寒くなるにつれてだんだんホームシッ クぎみに。実際は”ふと”ではなくことあるごとに家 族団らんを思い出しています。

  冬ざれや岬の茶屋に客ひとり (鈴木幸子)  冬の岬に茶屋にさびしく座っている客が一人いる 情景が思いうかばれます。

  冬ざれや岬の茶屋に客ひとり (鈴木幸子)  誰も外に出たくないほどの寒さの中、峠の茶屋に 来たひとりの客の様子が思いうかびます。

  冬ざれや岬の茶屋に客ひとり (鈴木幸子)  この詩からは冬によって荒れた海や海風から寒さ をしのぐ為に海沿いの茶屋にやってきた客という風 景が見てとれます。  吉見にくらす自分達には分かる海沿いの寒さが伝 わってきました。また客が一人という状況も寒いの を引き立てているように思います。

  冬ざれや岬の茶屋に客ひとり (鈴木幸子)  お茶屋さんにお客さんが一人たたずんでいる姿を とても想像することができた。季節感ととても合っ ていて良い俳句だと思った。

  冬ざれや岬の茶屋に客ひとり (鈴木幸子)  寒むくて外に出たくないようなイメージが出来る.

  冬ざれや岬の茶屋に客ひとり (鈴木幸子)  冬は山や丘の上に行く人は誰一人いないことのた とえだと思う。

  冬ざれや岬の茶屋に客ひとり (鈴木幸子)  客がまったくいないのではなく、一人ぽつんとい る様が冬のくすんだ灰色の空の風景をも思いうかば せるさみしさを感じさせる.

「冬ざれや岬の茶屋に客ひとり」(鈴木幸子)      冬の寒さを人の少なさがよりいっそう      寒く感じさせるように感じる。

  冬ざれや岬の茶屋に客ひとり (鈴木幸子) 感想まさに今の季節 冬は寒く外へあまり出たくな   ない。また、岬などは特に風が強く寒い。

  冬ざれや岬の茶屋に客ひとり (鈴木幸子)  草木がかれはてた冬の時期には茶屋に客があまり こない、何とも寂しい風景が浮かんでくるようでし た。

  冬ざれや岬の茶屋に客ひとり (鈴木幸子)  冬とあって外は寒くてほとんどの人が外出せず、 家の中にいるという情景が読み取れた。木枯らしが ふいてよんだこちらも心地よい寒さが伝わってくる ようなものだと感じました。

  冬ざれや岬の茶屋に客ひとり (鈴木幸子) 〜感想〜夏場は海水浴の客などがたくさん寄るから    にぎやかだが、冬は海水浴どころか、外にわ    ざわざ出てまで茶屋に行く人間が殆どいない    ためか夏とは対照的にしんみりとした感じが    この詩から感じとることができた。

俳句  冬ざれや岬の茶屋に客ひとり (鈴木幸子) 感想  冬で客がいないのがわかる。

 鈴木幸子さんの俳句は、冬の岬では客が少なくに ぎわっていない様子を示している。

  冬ざれや岬の茶屋に客ひとり (鈴木幸子)  冬のさみしい感じがよく出ていると思う。

  冬ざれや岬の茶屋に客ひとり (鈴木幸子) → 寒い冬と、ひとりの客という言葉がさびしさを   表していると思い、冬の俳句にあっていると           思いました。

冬ざれや岬の茶屋に客ひとり (鈴木幸子)  感想  冬の寒さで、人々が動かずさみしげな店の様子が  思い浮かび上がる排句だと思いました。       (編者)「俳句」です。

  冬ざれや岬の茶屋に客ひとり (鈴木幸子) 感想  冬の寒さとひしひしとした寂しさが伝わってくる。

  冬ざれや岬の茶屋に客ひとり (鈴木幸子)  寂しいなーと思いました。寒い季節に一人は寂し さをより感じます。

冬ざれや岬の茶屋に客ひとり (鈴木幸子)  →冬の寒さの厳しさが伝わってきます。お客が1   人のお茶屋を想像するとなんとなくせつなく感   じます。

  冬ざれや岬の茶屋に客ひとり (鈴木幸子) 〜感想〜  一人というさびしい感じが冬の寒さとマッチして いいな〜と思った。

冬ざれや岬の茶屋に客ひとり (鈴木幸子) 冬の寒さと茶屋に一人でいる寂しさが冬の寒さを         物語っているように思える。

  冬ざれや岬の茶屋に客ひとり (鈴木幸子)  寂しさの中の趣を感じた。

  冬ざれや岬の茶屋に客ひとり (鈴木幸子)  昔話とか、絵本に出てきそうな絵がうかんできま した。今日はとても寒いので、私もあったかいお茶 でも入れてのもうかなと思います。

「冬ざれや岬の茶屋に客ひとり」(鈴木幸子)  寒いのに茶屋にいるのは物好きに思えるし、寒い から茶屋にいて一人でまんきつするのはうらやまし くも思いました。

  冬ざれや岬の茶屋に客ひとり (鈴木幸子)  冬の寒さで引き込もりがちになる様子が伝わる

  冬ざれや岬の茶屋に客ひとり (鈴木幸子)  そのような光景を思い浮かべた。

  立てかけしサーフボードや冬ざるる(佐藤棗女)  冬の寒い部屋にサーフボードが立てかけてある情 景が目に浮かびます。

  立てかけしサーフボードや冬ざるる(佐藤棗女)  夏に使用されていたサーフボードが、冬になって 全く使用されずに立てかけられている様子が想像で きる。

[立てかけし〜]  夏が終わりひとつ立たずむサーフボートの情景を 想像した。       (編者)「サーフボード」です。「たたずむ」は「佇む」が普通です。

  立てかけしサーフボードや冬ざるる(佐藤棗女)  サーフボードと冬をかけてるのがおもしろいです.

  立てかけしサーフボードや冬ざるる(佐藤棗女)     冬とサーフボードがまた良い

  立てかけしサーフボードや冬ざるる(佐藤棗女)  サーフボードというものが夏というイメージのな かで冬という季節を加えるというちょっと変わった 感じだなと思いました.

  立てかけしサーフボードや冬ざるる(佐藤棗女)      現代風だと思った

  立てかけしサーフボードや冬ざるる(佐藤棗女)  オフシーズンに入ったサーフィンを冬の寒さとと もによく表現していると思った。

  立てかけしサーフボードや冬ざるる(佐藤棗女)  立てかけているサーフボードを使う機会のないさ みしい様子なのかなと思った。

  立てかけしサーフボードや冬ざるる(佐藤棗女)  夏から冬になった気候の変化が思い浮かぶ

  立てかけしサーフボードや冬ざるる(佐藤棗女)  立てかけてあるサーフボードが冬の終わりを告げ るそんな光景が浮かんでくる。

  立てかけしサーフボードや冬ざるる(佐藤棗女) ・冬になり使わなくなったサーフボードを見て、改 めて冬の到来を感じるとともに来年の夏が待ちどお しい気持ちが読みとれた。

  立てかけしサーフボードや冬ざるる(佐藤棗女) 〈感想〉  冬になってサーフィンをするには寒い時季になり、 寂しげに壁に立てかけられているサーフボードが上 手に表現されていると思う。

  立てかけしサーフボードや冬ざるる(佐藤棗女)  冬になって寒くなり乗らなくなったサーフボード がさびしくたたづんでいる様子がわかる

  立てかけしサーフボードや冬ざるる(佐藤棗女) 〈感想〉   夏に使っていたサーフボードが、冬の荒れさび  れた雰囲気のなかにポツンと立てかけられいる様  子がひしひしと伝わってきた。       (編者)「立てかけられいる」は「立てかけられてい                 る」?

立てかけしサーフボードや冬ざるる(佐藤棗女)      夏に使うサーフボードが冬には使われず         その立てかけてあるボードで冬の             ことを考えているようす.      (編者)文字の形はむしろ「使われる」とも読みとれま       すが、「使われず」としました。

  立てかけしサーフボードや冬ざるる(佐藤棗女)  寂しさを感じる。季節感を感じる

  立てかけしサーフボードや冬ざるる(佐藤棗女)  サーフィンをするには寒すぎると、サーフボード もなげいているように思いました。

  立てかけしサーフボードや冬ざるる(佐藤棗女)  日本海側に住んでいたのでサーフィンをしている 人がよくいたのを思い出しました

立てかけしサーフボードや冬ざるる(佐藤棗女) 感想   よくわからなかった。

立てかけしサーフボードや冬ざるる(佐藤棗女)     スノーボードしたい。

  冬ぬくき島に来にけり海鵜(うみう)見る               (星野立子)  海鵜のいる情景が浮かんだ。

  冬ぬくき島に来にけり海鵜見る (星野立子)     風情がある

  冬ぬくき島に来にけり海鵜見る (星野立子)  海の上をプカプカと浮かんでいる海鵜を見ていや される。

  冬ぬくき島に来にけり海鵜見る (星野立子)  冬でもあったかい日があることを想ぞうできる。 はやくあたたかくなるといいな.

  冬ぬくき島に来にけり海鵜見る (星野立子)  吉見の海は今日も寒いです。

冬ぬくき島に来にけり海鵜見る (星野立子)   海鵜が冬を感じさせる.

「冬ぬくき島に来にけり海鵜見る」(星野立子)  「冬ぬくき島」で一番思い当たる島は、やはり沖 縄県でしょう。この県は常に気温が20度以上あるそ うです。この寒い時期に、暖かいものを考えると身 も心も暖まってきますね。

  島の灯の闇を深めて冬怒濤 (下間ノリ)  暗い闇の夜の島で冬の海がひどくあれている様子.

  島の灯の闇を深めて冬怒濤 (下間ノリ)  冬は夜が長いので暗いイメージ。島の周りは海で さらに闇を深めている感じがする.空と海がまっ暗 な中で島の明かりだけが光々として冬の夜の闇がいっ そう暗く寒くつらいものだと感じられる.       (編者)「光々」は一「煌煌」か「煌々」です。

「島の灯の闇を深めて冬怒濤」(下間ノリ)  全てのものを照らしてくれる灯。しかし時には闇 を作る出す灯ともなりうる。この詩を読んで改めて 気づいたことがある。どんな人にも明るいとき、暗 いときがあるが、いつも明るく元気な人ほど心の中 にある闇は人一倍深い場合がある。  ぼくはそんな、心に闇を隠し持った人にも優しく 接して、少しでもその闇を照らす灯になりたい。し かし、逆にぼくの灯が闇を作り出す灯になってしま う場合もきっとあることだろう。  その時は僕がその人に対して接する態度、 つまり、灯の照らす角度や向きを変えて、全ての人 を照らすことのできる温かな灯でありたい。

  島の灯の闇を深めて冬怒濤 (下間ノリ)  冬の夜はなぜが夏の夜よりも暗く感じます。  そのような情景が頭にうかんだのでこの句を選び ました。       (編者)「なぜが」は「なぜか」?

  島の灯の闇を深めて冬怒濤 (下間ノリ)  ぼやがかかっていて島の灯が不気味になっている ような気もするが、実際には冬が感じられるような 風景であるようにも感じられる。       (編者)「ぼや」は「もや」?

  島の灯の闇を深めて冬怒濤 (下間ノリ)  島の灯台の光が、闇をいっそう際立たせ、冬の海 は荒れ模様である。

  島の灯の闇を深めて冬怒濤 (下間ノリ) (感想)波の荒々しさが伝わってくる作品である。

    一湾の気色立ちをり鰤起し (宮下翠舟)  鰤が美味しい季節になりました。自分の地元が寒 ブリで有名なため、毎年この時期になると食べてい たのを思い出し、食べたくなりました。

  一湾の気色立ちをり鰤起し (宮下翠舟)  鰤起しは寒ブリ漁のころに鳴く雷だそうなので僕 もこれから釣りに行くときは鰤起しに気をつけたい。

  一湾の気色立ちをり鰤起し (宮下翠舟) (感想)寒鰤は、あぶらがのって美味しいのでこの   俳句を聞いて食べたくなった。また、釣りもし   たいなあと思った。

『一湾の気色立ちをり鰤起し』(宮下翠舟)  海で漁をしているときに雷が落ちる様を見るとそ の瞳にどう映るのか気になりました。  海が荒れていたらなおのこと怖いなと思います。

一湾の気色立ちをり鰤起し (宮下翠舟) [感想]   今日はブリ大根をつくろうかなー       (編者)僕も食べたい!!

  一湾の気色立ちをり鰤起し (宮下翠舟)  鰤を食べたいと思った

  一湾の気色立ちをり鰤起し (宮下翠舟)  冬の漁師は生きが良さそう

  揚げ舟に腰うちかけて冬ぬくし (富安風生)  冬の寒さと、暖かさが伝わる句だと思った。

揚げ舟に腰うちかけて冬ぬくし (富安風生)    冬の寒さがよくわかる.

  揚げ舟に腰うちかけて冬ぬくし (富安風生)  艇上げされたカッターのことを考えました。今は オフシーズンですが、また艇降ろしされるのが楽し みです。

  揚げ舟に腰うちかけて冬ぬくし (富安風生)        [感想          冬の陸は冬の海上に比べたらかな         りあたたかいと思います(体験談)]

  百の岩百の滝なす冬怒濤(どとう)(安田龍泉)  さむくてはげしいけしきがうかんできた.

  百の岩百の滝なす冬怒濤 (安田龍泉)  打ちつけられる波が、百もの滝が百もの岩に落ち ているほどの大きな音を立てている様子が伝わって くる.

  百の岩百の滝なす冬怒濤 (安田龍泉)  百の岩に百の滝を作るほどあらあらしい波が冬に できる情景が思い浮かんだ。

  百の岩百の滝なす冬怒濤 (安田龍泉)  冬に海が非常にあれて、岩にぶつかる波が滝のよ うになっていることが感じられる.

感想 冬ぬくし海をいだいて三百戸 (長谷川素逝)   少し陽がでていてそう大な海の風景を思いうか   べることができる.

  冬ぬくし海をいだいて三百戸 (長谷川素逝)  まさに吉見のような所か?

「抱擁を解くが如くに冬の濤」(加藤三七子)  冬の波が荒々しいというのを表していると思う.

  抱擁を解くが如くに冬の濤 (加藤三七子)  この句は包擁を解いたあとの寒さのように冬の 波が押し寄せてきたという寒さをあらわしている と思う.

  抱擁を解くが如くに冬の濤 (加藤三七子)  荒れた冬の冷たい海の情景が思い浮かぶ.

  冬濤のつかみのぼれる巌(いはほ)かな                (橋本鶏二)  吉見でも、海が荒れると波が巌どころか堤防を越 えてくるので、冬の海の厳しさがでているなと思い ました.

冬の波、冬濤   寒そうだった

冬の波、冬濤   寒そう

 

 早く冬休みになってほしいです。       (編者)「ほしい」が「しましい」に見えます。

 寒くなって、いろいろ考えることがあるなと思っ た。はやく冬休みがきてほしいとねがってしまう

 甘六日の内容が分かりました。       (編者)『土佐日記』、今日の講義は調子悪かったで        すが、ちゃんと聞いてくれてありがとう。20は「甘」        ではなく「廿」です。

  黒板と黒板拭(ふき)と冬休み (三橋敏雄)  冬休み前の最後の黒板掃除の風景を思いだした。

  黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄)  冬休みの大そうじで、黒板をふいた後なのだろう か。誰もいない教室にキレイになった黒板と黒板拭 きが干してある様子が読める。

  黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄) 感想  この詩を読んで冬休み前の教室の大掃除を思い出 すような詩だと感じました。  一学期間使った黒板を黒板拭で丁寧に掃除する様 子が想像できました。

  黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄) (感想)想像がつかなかった。

  黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄) 感想   黒板と冬休みとの組み合わせが普通では考えら れないですが考えれば考えるほど想像がふくらむお もしろさがあります。

黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄)    〜感想〜   黒板拭から出くる白粉が冬の雪にみたてたのか    なと思いました。       (編者)「出くる」は「出てくる」?

  黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄)  冬休みに入る前の大そうじを表していると思った。 特に黒板拭という語がそれをよくあらわしていると 思う。

「黒板と〜」  冬休みになり誰にも使われなくなった黒板の黒板 拭のぽつんとたたずむ情景が浮かんだ。

  黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄)  冬休みに入り、黒板と黒板拭が使われることない 教室で静かにたたずんでいる。

  黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄)  普段は毎日のように黒板と黒板拭が使われている が、冬休みになり、授業がなくなり使われなくなっ た黒板と黒板拭のさみしさが感じられる。

  黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄)  学校が冬休みで閉っている感じが伝わってくる.

  黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄)  閑散とした寂しい感じがした

  黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄)  冬休みに入って誰もいない教室に残った黒板と黒 板拭きから、さみしさを感じるようだった。

[冬休み] 黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄) 黒板の気持ちになり 黒板拭きが無いうれしさと 冬休みで子どもたちがいない悲しさも分かる

  黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄)  冬休みに入る直前なので、黒板拭できれいに黒板 を拭いている様子が伝わってくる.

  黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄)  黒板がキレイになって冬休みを迎える様子が想像 できる

  黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄)  冬休み前の静かながらもワクワクした気持ちを表 していてもう冬なのだなあと感慨深く思った。

  黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄) 感想  冬休みが待ち遠しい学校の様子が黒板と黒板けし を単語として出して良い感じになっていると感じた。

  黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄)  今冬休みが近いので親近感が沸きました

  黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄)  早く冬休みが始まってほしいと思った。

  黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄)  小・中・高では冬休みの前に教室の掃除をしたこ とを思い出しました。

  黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄)  学生時代のなつかしさを感じることができる

  黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄) (感想)小学校の時に、冬休みが待ち遠しいと思っ ていた頃が懐かしく思い出される俳句だと思った。

  黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄)  大学生になて黒板を使うこともすくなくなてしま ってしまって懐かしく思う.       (編者)二回でてくる「なて」は「なって」?

  黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄) 感想  中学・高校時代の青春を思い出した。

黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄)    感想  授業が終わり、冬休み前に先生が生徒達に注意事 項を話している姿を思い出しました。

  黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄)  休みに入る前、後ろの小さな黒板には休みまでの カウントダウンやクリスマスの落書きをして、前の 大きな黒板は最後の大そうじでピカピカにしたのを 思い出した。今ではほとんど触ることのない黒板も、 ほんの一年前までは生活の一部だったことを懐しく 感じた。

「黒板と黒板拭と冬休み」(三橋敏雄)  ちょうど今の時期の句である。何年か、あるいは 何十年か月日を経て、学んだ日々の黒板と黒板拭を 思い、思い出を考えることがあるのだろう

  黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄) 〈感想〉  3つの名詞が「と」で結がれているだけなのに、  冬休み前の、年越しのための大掃事の状景を思い  浮かばせる作品だと感じる、とてもおもしろい構  成の俳句だと思う。       (編者)「結がれ」は「繋(つな)がれ」それとも        「結(むす)れ」?「掃除」です。

黒板と黒板拭と冬休み (三橋敏雄) [感想]  冬休みバイトの予定しかない(泣)

  てんたうむしだましが死んで冬至かな              (斉藤夏風)  てんとう虫が寒くなって死んで行く.という悲し い俳句だと思った。

  てんたうむしだましが死んで冬至かな              (斉藤夏風)  冬のさびしい寒さをよく表しているように感じる.

  てんたうむしだましが死んで冬至かな              (斉藤夏風) 〈感想〉  冬の寒さがいよいよ厳しくなっている様子が虫の  死を用いることで、分かりやすく表現されてると  思った。

てんたうむしだましが死んで冬至かな(斉藤夏風)      死んでいる虫がコロコロ転がっていると      さびしい冬の季節を感じる

  てんたうむしだましが死んで冬至かな              (斉藤夏風)  てんとう虫が死んでしまうと、冬なんですか?

  てんたうむしだましが死んで冬至かな              (斉藤夏風)  てんとう虫が死んだということは冬がく るのかということに感じ読みとれる

  冬薔薇の棘(とげ)にさされし血は甘し              (鈴木真砂女) (感想)  悲しい俳句だと思った。

  冬薔薇の棘にさされし血は甘し(鈴木真砂女) (感想)悲しい俳句だなあと思った。

  冬薔薇の棘にさされし血は甘し(鈴木真砂女) (感想) 日常に起こるありのままを表現した俳句     だと思った。

  冬薔薇の棘にさされし血は甘し(鈴木真砂女)  ばらで刺されたときは、あまり血が出ないけど冬 の寒さで痛そうな感じがする俳句だと思った。

冬ばらの棘にさされし血は甘し →とても寒い冬なんだ、と感じました。バラの棘は  刺さると意外と痛いから気をつけようと思います。

  冬薔薇の棘にさされし血は甘し(鈴木真砂女)  美しい薔薇に受けた傷もまた美しいように感じる

  冬薔薇の棘にさされし血は甘し(鈴木真砂女) 〈感想〉  美女と野獣を思い出します。

海の日のありありしづむ冬至かな(久保田万太郎) (感想)日常に日で落ちるのが早いことに気づきも    う冬だなぁと思う気持ちは今も昔も変わらな    いのだなぁと感じた。

海の日のありありしづむ冬至かな(久保田万太郎)   文字通り、冬至にはすごく早く日が沈んでしま  うという情景が読みとれた。

  海の日のありありしづむ冬至かな              (久保田万太郎)  夏といえば海とはですが、冬の海も静かでいい雰 囲気があると思います。

  懐手抜き会心の一手かな (川村紫陽) (感想)  懐手から手を抜き、自信ありげに会心の一手を打 つ様子が伝わってくる.

  懐手抜き会心の一手かな (川村紫陽)  冬の寒い日に日当りの良い窓際で寒さに耐えなが ら将欺をしていて、王手をかけた風景がこの句を読 んで見えた。       (編者)「将棋」です。

  懐手抜き会心の一手かな (川村紫陽)  冬の寒い日は懐の暖かさで安心できる感じが出て いていいなと思った。

『懐手抜き会心の一手かな』(川村紫陽) ― 熟考の後に   和服の懐から高々と掲げられた   煌めく碁石が盤上に落とされる― …様が思い浮かびました. 囲碁、してみたいなと常々思っています。

  寒鰈(かんがれい)箸(はし)こまやかに      食ふべかり    (草間時彦)  この俳句を読んで鰈が食べたくなりました.

  寒鰈箸こまやかに食ふべかり (草間時彦)  鰈は冬の旬なので食べたいと思った。

  寒鰈箸こまやかに食ふべかり (草間時彦) ―感想― ・鰈を暖かい場所で食べたくなるような排句だった。  「箸こまやかに」という部分がよかった。       (編者)「俳句」です。

  寒鰈箸こまやかに食ふべかり (草間時彦)  旬を迎えている寒鰈のおいしさに思わず箸を細か く動かして食べる様子が分かる。

  競り落とす霜月鰈旬の色 (廣瀬町子) (感想)  旬の鰈が高価で競り落とされている様子が伝わっ てくる.       (編者)「高価」はひょっとして「高値(たか        ね)」?

  競り落とす霜月鰈旬の色 (廣瀬町子)  この排句から読み取れる情景として11月の初冬に 水揚げされた鰈が市場で競り落とされている様子が 見て取れる       (編者)「俳句」です。

  よそおえど心のかげり冬薔薇(そうび)              (安岡清子)  心のかげりはとれないんだなと思った。

「よそおえど心のかげり冬薔薇」(安岡清子)  私はバラは棘があって赤というより赤黒いイメー ジがあるので、この句は悲しみよりもおさえきれな いうらみなどを感じました。

  人生冴えて幼稚園より深夜の曲 (金子兜太)  幼稚の頃の事を思い出した。       (編者)「幼稚」は「幼稚園」?

  人生冴えて幼稚園より深夜の曲 (金子兜太)  この俳句を読むと、人生を生きと生きている感じ がした。とても、深夜の曲という言葉が良い味を出 していると思う。

  懐手いちいち憎きことを言う (西山誠)  冬の寒さでポケーットから手を取り出せないで いる  だが  冬が寒くて本当に良かった。君の冷えた左手を 僕の右ポケットにお招きする為のこの上ない程の 理由になるから

  冬至の句は寒いのが伝わった 冬薔薇の句は冷たい感じが伝わった

 

 にらんだだけで妖怪を退散させた清盛がすごいと 思った。       (編者)講義は『土佐日記』から『平家物語』に移り        ましたが、ごひいき願います。

 

  同窓会可愛いあの子と再会し      かつての想いを打ち明けた夜 (中学の同窓会であった同級生がとても可愛くなっ ていたので、当時好きだったことを明かしてしまい ました。お酒の力は凄いです。)

  この季節巨大な河豚が釣れるのみ  先日寒い中カサゴなどをねらって釣りをしたので すが、釣れるのはクサフグばかりでした。しかし、 釣ったクサフグのサイズは今までで最大のものがあ りました。

  セーターにもぐり出られぬかもしれぬ                 (池田澄子)  毛布にもぐって出られない状態を思い浮かべた。

  セーターにもぐり出られぬかもしれぬ                 (池田澄子)  最近雪が降ったりしてかなり寒いので作者の気持 ちが少しわかり感心した。

・セーターにもぐり出られぬかもしれぬ(池田澄子)  気持ちがとても分かり、共感できました。セーター  のあたたかさが伝わってきました。

  セーターにもぐり出られぬかもしれぬ                 (池田澄子)  冬の寒い中、一度セーターに身を包んでしまえば、 ぬぎたくなくなるという感情が伝わってくる気がし た

セーターにもぐり出られぬかもしれぬ(池田澄子)  冬の寒さがよく感じられる.寒さで、セーターも  脱ぎたくなく思っていることが感じられる

  セーターにもぐり出られぬかもしれぬ                 (池田澄子)  冬の寒さから正直な気持ちというか読む方も同じ 気持ちになれる句だと思いました。

セーター 池田澄子    よくわからなかった。

セーターにもぐり出られぬかもしれぬ(池田澄子)   冬の厳しい寒さがよく伝わる句だと思った。

 池田澄子さんの俳句はセーターを着て温かくして いるが、脱ぐと寒いので脱ぎたくない様子を表して いる。

  セーターにもぐり出られぬかもしれぬ                 (池田澄子) 〈感想〉  とても寒い中で、唯一そこだけが温かいというこ とから、この作者のセーターにもぐり込んでしまう ともう外へは出たくないという気持ちがよく分かる。

  セーターにもぐり出られぬかもしれぬ                 (池田澄子)  セーターを着てしまうともうセーターを脱ぎたく ないという寒さが厳しい様子が伝わってくる.

  セーターにもぐり出られぬかもしれぬ                 (池田澄子)  あたたかいセーターをきてあまりにも寒いのでぬ げなくなっているように思える。

  セーターにもぐり出られぬかもしれぬ                 (池田澄子)  顔だけが直接外気に触れて、あまりにもの寒さに、 セーターにもぐり込む気持ちがよくわかります。

  セーターにもぐり出られぬかもしれぬ                 (池田澄子) 〈感想〉   セーターを着るしぐさを「もぐる」と表現する のは面白いと思う。また、「出られぬ」ということ から寒さがきびしいことがわかる、この作品は芸術 的というよりはほっこりするかんじがする

  セーターにもぐり出られぬかもしれぬ                 (池田澄子)  冬に朝起きてしばらく蒲団からでられなくなる原 理と同じでセーターもあたたかいので出られなくな るのかもしれませんね.

  セーターにもぐり出られぬかもしれぬ                 (池田澄子) 感想、私はふとんから毎朝出られない。気持ちがす    ごく伝わってくる。

「セーターにもぐり出られぬかもしれぬ」(池田澄 子)を読むと寒そうな感じが伝わってくる。自分は ふとんから出られない気がする。

セーターにもぐり出られぬかもしれぬ(池田澄子)  最近の寒さはセーターだけでは耐えられない

  セーターにもぐり出られぬかもしれぬ                 (池田澄子)  寒い時、セーターにもぐるとあたたかくてでれな い.まさに今の時期、自分の姿そのものだと思った。

セーターにもぐり出られぬかもしれぬ(池田澄子)  冬の朝は本当につらくて、セーターが欠かせない  です。

セーターにもぐり出られぬかもしれぬ(池田澄子)   感想  セーターを巻いて、温かく部屋でも着けときたい 感じが伝わりました。  彼女とダブルマフラーをしたいと思いました。

  セーターにもぐり出られぬかもしれぬ                 (池田澄子)  私はダウンをずっと着て出られなくなりました。

  セーターにもぐり出られぬかもしれぬ                 (池田澄子)  この俳句を読んでセーターを一着も持っていない ので欲しくなった。

  セーターにもぐり出られぬかもしれぬ                 (池田澄子)  最近はとても寒いと感じた。

  しんとして音なく更ける寒さかな(室生犀星) (感想)  寒さが音もなく次第に増していく様子が伝わって くる.

  しんとして音なく更ける寒さかな(室生犀星)  周囲の雑音が降り積もった雪に吸い込まれる景色 は、なんとも寂しいと思いました。

  しんとして音なく更ける寒さかな(室生犀星)  寒い日の静かな感じがよく分かる

  しんとして音なく更ける寒さかな(室生犀星)       寒いです。

  しんとして音なく更ける寒さかな(室生犀星) 感想 ここちよく思った。

  しんとして音なく更ける寒さかな(室生犀星)  下関は風があって、しんしんと雪が降っている.  風の影響で静かではない、この地域では。

  しんとして音なく更ける寒さかな(室生犀星)  冬の夜の光景を思い浮かべることができ、またと ても寒さを感じる俳句であるなと思った。

  しんとして音なく更ける寒さかな(室生犀星) (感想)吉見のしんとして、寒いということがこの 俳句に似ていると思った。

  しんとして音なく更ける寒さかな(室生犀星)  冬のイメージである(あくまで自分のなかでだが) 静かに雪が降りつもったり、寒さであまり人が出歩 かない静かな夜の街を美しく表していると思う。

  しんとして音なく更ける寒さかな(室生犀星)  この歌は冬の寒い気候のため誰もがあまり活動的 でなく、静かに春を待ってたえている。

  しんとして音なく更ける寒さかな(室生犀星)  寒さのあまり人のうごきがあまりないことも感じ る。

  しんとして音なく更ける寒さかな(室生犀星) ”しんとして”がさみしいと思う。

  しんとして音なく更ける寒さかな(室生犀星)  しんとした静かな空気がいっそう寒さを強く感じ させる錯覚。

「しんとして音なく更ける寒さかな」(室生犀星)  冬のむなしさと切なさを感じとりました。最近、  天気が悪く雪のちらつく日々が続いていたので、  より一層感じました。

  しんとして音なく更ける寒さかな(室生犀星) (感想)下関は音のある寒さだなぁと思わされた。

しんとして音なく更ける寒さかな (室生犀星)   感想    早く寒さ、どっか行ってくれないかなー

  しんとして音なく更ける寒さかな(室生犀星)  原付で移動しているので、寒くてしんとしている 外の雰囲気がとても似ていると思って選びました。 けれど、冬の、すんだ感じがする寒さが好きです。

(編者)「しんとして音なく更ける寒さかな」(室生犀星)を書き 間違えて   しんしんとして音なく更ける寒さかな  最近とても寒くなってきたが、その寒さと冬独特 のしずけさを想像できる.

  大寒の町に無数の拳ゆく (西東三鬼)  寒くてみんな拳をにぎっているんだなと思いまし た。

大寒の町に無数の拳ゆく (西東三鬼)  感想: なんかかっこ良い。

  大寒の町に無数の拳ゆく (西東三鬼)  あまりの寒さに手に力が入る様子が表してあるの かと思った。

  大寒の町に無数の拳ゆく (西東三鬼)  大寒が来ている町に人々が寒いので拳を握って歩 いている様子。

  大寒の町に無数の拳ゆく (西東三鬼)  大寒の日に大勢の人が寒さに拳を握りしめて歩い ている.

  大寒の町に無数の拳ゆく (西東三鬼)  この句は、大寒という寒い時に拳を作って少しで も手を暖めようという人の心が伝わってくる句であ る.

  大寒の町に無数の拳ゆく (西東三鬼)  (感想)  とても寒い日に、たくさんの人が寒さのあまり手 を握りしめて歩いている様子が伝わってくる.

  大寒の町に無数の拳ゆく (西東三鬼)  趣があって良い。

  大寒の町に無数の拳ゆく (西東三鬼)  寒くて手をにぎっているのを拳と表現するのはお もしろい、

  大寒の町に無数の拳ゆく (西東三鬼) 感想 ・今の町の様子をそのまま読んだ句だが、最近では ポケットに手を入れる人が多いため拳は見れず、感 慨深いものがある。

「大寒の町に無数の拳ゆく」(西東三鬼)  つい先日、久しぶりに雪が降るぐらいの寒さで、 私も拳を作ってちぢこまって歩いていたので、もの すごく納得し、共感しました。

大寒の町に無数の拳ゆく (西東三鬼)   無数の拳を寒さとしているのだろうと感じた。 大寒の日はまるで拳で殴られたような痛みが寒さと なっているように読み取れた。

  大寒の町に無数の拳ゆく (西東三鬼)  大寒もすぎより寒く感じる毎日を考えた。

大寒の町に無数の拳   〜手が寒くて拳を作ってしまう感が良く伝って    来た。〜

  白菜のかがやく量をもてあます(文挟夫佐恵)  冬の白菜は葉がずっしりとつまっており非常に大 きく消費するのが大変に思います。私も年末に親せ きの家をあいさつに回っていたら、いくつか持たせ てもらうという事があったので困るけど嬉しい、み たいな気持ちは共感できました。

  白菜のかがやく量をもてあます(文挟夫佐恵)  貴重な白菜がたくさんできて、食べきれないのを もてあましていると感じた。

  白菜のかがやく量をもてあます(文挟夫佐恵)  作り過ぎた白菜がたくさん余っている姿が思い浮 かばれる。

  白菜のかがやく量をもてあます(文挟夫佐恵)  私も白菜が好きなので、冬になったら食べたいと よく思う。だが今年は白菜の価格が高く、もてあま せません。

  白菜のかがやく量をもてあます(文挟夫佐恵)  冬の鍋が食べたくなりました。

  白菜のかがやく量をもてあます(文挟夫佐恵)  寒い冬は白菜がたくさん入った鍋がおいしいです.

  白菜のかがやく量をもてあます(文挟夫佐恵)  鍋の絵がうかんできました。おいしそうです。

  泣くために布団に入るやうなもの(中田品女)  人恋しくなりさみしくなった様子ではないかと思っ た。冬という季節は、人の温りが欲しくなり恋人が 欲しくなる季節ではないでしょうか。  まさに私のことのようです。

  泣くために布団に入るやうなもの(中田品女)  冬は寒すぎて、泣きたくなります。

「泣くために布団に入るやうなもの」(中田品女)  この人の淋しい生活が寒さの厳しさとともに思い 起こされる。布団は、寒さを柔らげ、寝りに付くた めのものと思われるが淋しさをまぎらわせることに も用いられるようだ。       (編者)「寝り」は「眠り」?

  泣くために布団に入るやうなもの(中田品女) ―p 布団は、寒さを防ぐ為にあるけれど、今は、泣   きたい自分の心の寒さを防いで欲しいという詞   だと思いました。

  泣くために布団に入るやうなもの(中田品女)  布団の温かさが悲しみを包んでくれる感じがよく わかった。

  泣くために布団に入るやうなもの(中田品女)  冬場の布団はあたたかくて好き。

  海底に山脈ありて鯨越ゆ (遠山陽子)  海底にある幻想的な風景を山脈にたとえていて、 そこを泳いでいる鯨が、まるで山脈を越えるように 泳いでいる絵がこの歌から想像できた。

  海底に山脈ありて鯨越ゆ (遠山陽子)  この俳句からは海底の山脈、つまり海嶺の上を泳 ぐ鯨を、地上の山脈を越える渡り鳥などに例えて詠 んだ句であると感じた

  海底に山脈ありて鯨越ゆ (遠山陽子)  山脈が鯨という人間からくらべたらとても大きな ものにたとえられていておもしろい

海底に山脈ありて鯨越ゆ (遠山陽子)   泳ぐ鯨をおもしろいとらえかたで書いた作品だ   と思う。

「鯨」を読んで  海底にそびえたつ山の如く生きている鯨の姿が心 に浮かんだ。

  まばたけぬなり河豚ほどに優しくは(渋川京子)  下関はふぐが有名なんでこれを選びました

  まばたけぬなり河豚ほどに優しくは(渋川京子)  河豚の顔がかわいいと思った。

まばたけぬなり河豚ほどに優しくは(渋川京子)   ・ふぐが好きなので、この詩を選びました。

  まばたけぬなり河豚ほどに優しくは(渋川京子) → 私のあだ名がなぜかふぐなのでとても親近感があ  りました。

  抱へたる白菜のまたきしと鳴る(加藤かな文) 〈感想〉  冬は白菜が旬なので、近所の人からの白菜のおす そわけなどで白菜がたくさんもてあますくらいある という様子が伝わってきました。

  抱へたる白菜のまたきしと鳴る(加藤かな文) 〜感想〜  田舎の農家が寒い中で作業をしているイメージが  浮かび、ほっこりとする感じがして良かった。

「しんしんと寒さがたのし歩みゆく」(星野立子)  今朝通学中、道路や、川のほとりの草木、などに 霜が張り付いているのを見かけました。  構義棟前の色のついたアスファルトの所も、薄く! 霜が張っている箇所があり、危うく転びそうになり ました。3回も。

  しんしんと寒さがたのし歩みゆく(星野立子)  今日まさにこういう気持ちだったので共感できた 寒さを気持ちよく感じ朝日に白い息がきらきらと映 えてきれいだと思った。

  枯れ尽くしたる安らぎに山河あり  しずまって冷たくなった山里に安らぎがあるよう に感じる.

 鯨の句は雄大さが感じれた  白菜の句はおもしろい句だった.

 冬の季語を使って、寒さがよく伝わる句だと思い ました。

 

 興味深い授業でした。       (編者)グフフ。ありがとう。

 テスト前はねむいです。テストがんばります。

  毛布出て寒さの中で身が氷る  朝はまだ寒いので、布団から出るのがいやになり ます。でも文学は一限目からあるのでがんばって起 床します。       (編者)ありがとう。あと一回です。頑張って下さ         い。

 平家物語は知れば知るほど新しいエピソードが出 てきておもしろいなと思いました。

 湯豆腐が食べたいです。

  湯豆腐を楽しみにする節分祭  京都の吉田神社に節分祭があるのだがそのときに 湯豆腐を食べれるところがあり、それを楽しみにし ていました。

  毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文)  寒くて毛布から出れないのがよく分かる。

  毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文)  寒い冬の朝、起きて窓を見ると雨が降っているこ とが分かった。

  毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文)  雨の日は少し寒くそれで目が覚めると、外には雨 が降っている様子が目にうかぶ

  毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文)  目が覚めて、毛布にくるまりながら外を見ると、  雨が降っているのが見えた日曜の朝。

  毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文)  毛布から出れなく外の様子を見ている感じが出て いる.

  毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文)  冬の朝、布団の中から雨の休日を見ると外に出た くなくなる気持ちになる感じがつたわる.

  毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文)  よく経験することでこのまま二度寝をするので共 感した。

 毛布からのぞくと雨の日曜日、この句は多分はこ の後この人はずっとねてしまったと思う.なぜなら 雨が降っているとやる気がなくなってしまうので、 寝ってしまったのだろう       (編者)「寝って」は「眠って」?

毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文)  毛布から出たくないだろうなと思った。  加藤かな文さんの俳句は寒いので毛布から出たく ない様子が表されている。毛布から顔だけ出して、 外の様子を見ている。

  毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文)  何も予定のない日曜日に、雨が降っていることが わかると、温かい毛布から出たくなくなります。

  毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文)  冬に寒いので毛布から出られずに外を見てみると 日曜日なのに雨が降っていて、寒さと残念さが伝わっ てきた

  毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文) 感想  せっかくの日曜日がだいなしだなというのがひし ひしと伝わる。

  毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文)  休みなので出かけようと思って頑張って寒い中早 起きしたのに雨だったら、私はやる気がすべて無く なります。

「毛布から〜」を読んで、  せっかくの日曜日が雨で台無しになるが、毛布が 暖かいので今日はいいか。となる作者の気持ちが伝 わった。

  毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文)  この冬に、寒くて布団から出られない気持ちと社 会人の休日の喜びにのんびりしたい気持ちがとても 予感できる。

  毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文)  寒くて毛布から出れずに外を見ると雨が降ってい た。日曜日だしこのまま寝ていよう

  毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文) 〈感想〉  私も冬は寒いのでよく遅くまで寝ていて、毛布か らでられません。この詩の気持ちが少しわかりまし た。

  毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文) → これとても気分が落ちます。雨の日は外にも布団  からも出たくないです。

  毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文) 〜感想〜 ・毛布の中から雨を確認できると、日曜日なのです  ぐに二度寝をするだろうなぁ〜と思った。

    感想 毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文)   外出している際は、雨が降ると少し嫌な気分に   なるが、何もしない休日の日に雨が降るとおち   つく気分になる。

  毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文)  雨の日曜日に布団からでるわけがありません。あ る意味幸せな日曜日だと思います。

  毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文)  日曜日なので遊ぼうと思ったが外を見たら雨だっ たので布団から出るのをやめた。

毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文)  [感想]   こうなるともう1日寝ちゃうよね.

  毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文)  日曜日にゆっくり寝て遅く起きて外を眺めると雨 が降っている.残念でもあるがどこか懐かしい小学 生の頃のような気持ちが思い出される.

  毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文) ―。毛布の中から出たら、雨が降っていて、家の中   で過ごさなければならない、さびしさを表して   いる。

  毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文)  日曜日が雨だと憂うつだなぁと思ったから。

  毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文)  今朝も若干雨が降っていて少し気持ちが沈んでし まったことを思い出し感心してしまった。

  毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文)  早く日曜日になってほしい。

  毛布からのぞくと雨の日曜日 (加藤かな文)  日曜日ではありませんが、今日も外をのぞくと雨 が降っていて、寒さに重ね雨が降っていると気持ち が暗くなることが自分自身にも経験としてあるので この句を選びました.

  ゆふぐれや水鳥はみなひといろに(明隅礼子)   感想   水鳥の色が夕暮れの光でみんなオレンジ色に染   まっている状態が伝わる。

ゆふぐれや水鳥はみなひといろに(明隅礼子)  湖で浮いていた水鳥が夕暮れでオレンジ色になっ  ている.

  ゆふぐれや水鳥はみなひといろに(明隅礼子)  夕暮れ時に水鳥が夕焼けによってみんな赤く染まっ ているように見える様子が伝わってくる.

  ゆふぐれや水鳥はみなひといろに(明隅礼子)  夕暮れになるとみんなは太陽の光でオレンジ色に なることを言っているのかな?と感じた.

ゆふぐれや水鳥はみなひといろに(明隅礼子)   夕暮れのときの夕焼けで水鳥がすべて同じ色に   そまった景色の美しさがいいなと思った.

  ゆふぐれや水鳥はみなひといろに(明隅礼子) 〈感想〉  夕日に水鳥が真っ赤に染まる姿が生き生きとして いた。

  ゆふぐれや水鳥はみなひといろに(明隅礼子)  鳥が夕焼け夕に染まっている光景は奇麗だろうな と思った。       (編者)「夕焼け夕」の後の「夕」は要らない、ある         いは「色」の間違い?

  ゆふぐれや水鳥はみなひといろに(明隅礼子)  様々な色の水鳥が、夕焼けでみな一色に染まる光 景は壮観と思いました。

  ゆふぐれや水鳥はみなひといろに(明隅礼子)  夕焼けや鳥が見ていてここちいいのだと感じた。

ゆふぐれや水鳥はみなひといろに(明隅礼子)   冬は暗くなるのが早く、夕暮れになるとほとん   どみえなくなる中で、水鳥たちは闇にとけ込む   かのように飛んでいる情景を感じさせる。

  ゆふぐれや水鳥はみなひといろに(明隅礼子)  夕暮れに水鳥がいっせいに鳥びたっていることが 感じられる.       (編者)「鳥び立って」は「飛び立って」?

  ゆふぐれや水鳥はみなひといろに(明隅礼子)  夕暮れ時の海岸線は不思議な感慨があります。よ く買い物をするために自転車で安岡までくりだすの ですが、そのとき、大きくて丸いオレンジ色を見に します。そしてたまにそのアクセントとして水鳥の 姿があります。       (編者)「見にします」は「目にします」? 七曲         り、車に気をつけて下さい!

  毛布被(き)てイエスのごとく夫眠る               (山下知津子)  この「イエスのごとく」という部分が直喩でおも しろい表現を使っているなと思った。

  毛布被てイエスのごとく夫眠る(山下知津子) (感想)  寒さのあまり夫がまるで修道服を着ているかのよ うに毛布にくるまっている様子が伝わってくる

  毛布被てイエスのごとく夫眠る(山下知津子) 感想、 想像したら笑えた。

「毛布被てイエスのごとく夫眠る」(山下知津子)  寒そうにする夫に対して、「イエスのようだ」と 色々想像させ、笑わせてくれました。       (編者)額縁の中におそらくイエス像を描いた絵のイ         ラスト略。

  毛布被てイエスのごとく夫眠る(山下知津子) 〈感想〉  すごいユーモアのある作品だと思った。しかし、 イエスのごと、という意見がよくわからない.死 んだように眠っていることを表現しているのでしょ うか.       (編者)ぼくもそう思います。でも、解釈はたくさん         あるのが楽しいです。

  毛布被てイエスのごとく夫眠る(山下知津子)  私もこれくらいねていたい。

  毛布被てイエスのごとく夫眠る(山下知津子)  寝る時の毛布の気持ちよさは半端ない.ずっと寝 ていたい気分.

  冬波に乗り夜が来る夜が来る (角川源義)  夜が来るを繰り返すことで情景がかわっておもし ろい

  冬波に乗り夜が来る夜が来る (角川源義) 感想 冬の寒さの中、すぐに夜になるので、とても    想像しやすい。

  冬波に乗り夜が来る夜が来る (角川源義)  寒さと暗さの伝わる内容だと思う。

  冬波に乗り夜が来る夜が来る (角川源義)  冬の寒さが伝わる句だと思った。

「冬波に乗り夜が来る夜が来る」(角川源義)  冬の厳しい寒さの海に押し寄せる波が冬を運んで くるような様子がイメージ出来る。

  冬波に乗り夜が来る夜が来る (角川源義)  夜になると寒いということが伝わってくる.はや くあたたかくなるといいと思う。

冬波に乗り夜が来る夜が来る (角川源義)   感想  冬の真夜中の寒さを感じる俳句だと思いました。

  楽しさは湯豆腐に浮く豆腐くづ (川上弘美)  某は豆腐という食べ物が大の好物である  その中でも湯豆腐にはもう目がない。アツアツの 豆腐の上にきざんだネギとカツオぶしを乗せ、さら にその上からだし汁をかけて食べる。想像するだけ で、よだれが止まらない。だが、この句では湯豆腐 に浮く豆腐くづまで楽しんでいる。某にはそこまで するいやしさが無かった。そこでふと思った。そん な自分は本当に豆腐好きを名乗れるのだろうか…。       (編者)その、イエスのごとく悩んでいるところが         「豆腐好き」の名に値します。

  楽しさは湯豆腐に浮く豆腐くづ (川上弘美)  なべパーティーは楽しい。

「楽しさは湯豆腐に浮く豆腐くづ」(川上弘美)  アツアツでおいしい湯豆腐が頭の中にうかびます。

  楽しさは湯豆腐に浮く豆腐くづ (川上弘美) 感想 この俳句の楽しさというのがよくわからなかっ  た。豆腐のくづがどうして楽しいのかなと思った。

  楽しさは湯豆腐に浮く豆腐くづ (川上弘美)  素朴な見た目や色の湯豆腐に対して豆腐が欠けて かけらが浮いていることにおもむきがあると考じて いることがわかる。       (編者)「考じて」は「論じて」?

  楽しさは湯豆腐に浮く豆腐くづ (川上弘美)  自分も湯豆腐は好きだが、今年はまだ、一回も食 べてないことに気付きました。冬が終わる前に一度 は作りたいです。

  山眠るあまたの息をふところに (山崎文代)  山眠るというのが、静かで、厳しい情景を想起さ せるとともに、あまたの息をふところにというので、 またその情景を強めているようで、良いなと思いま した。

  山眠るあまたの息をふところに (山崎文代)  山がとても静かなんだなと思いました。

  山眠るあまたの息をふところに (山崎文代)  冬の静かな山のふもとでたくさんの人々が生きて いる様子を描いているのかなと思った。擬人法なの にその情景がすぐに思い浮かび、「ふところに」と いう表現が素敵だと思った。

  冬怒濤(どとう)佐渡一島をゆさぶれり               (山本洋子)  激しい風がふく日本海側の冬をよく表現している。

  冬怒濤佐渡一島をゆさぶれり (山本洋子)  冬によって荒れた日本海の荒波が佐渡一島に打ち つけている情景が読み取れた

  湯豆腐や若狭へ抜ける今日の雨 (角川春樹)  寒い冬はあたたかいこたつに入って湯豆腐を食べ たいと思った.

  ふところにヨットハーバー山眠る(舘岡沙緻)   語呂が良くておもしろい

 

 半年間ありがとうございました。       (編者)こちらこそ!

 興味深い授業でした。       (編者)クックック!

 平家物語、おもしろいと思いました。       (編者)ありがとう。みんなの反応を見てつまらない         のかなと感じてたのですが、一人でも喜んでもら         えて良かったです。

 安徳天皇が二位殿に「波の下にも都がありますぞ」 と言われて入水した時のことを思うと涙が出そうで した。八歳で最期を迎えることになるとは悲しくて 仕方ないです。私の地元には安徳天皇の遺品が流れ ついた場所があり、その場所は「安徳」という地名 になっています。

  節分の豆をだまってたべて居る (尾崎放哉)  静かな節分を過ごしているのかなぁと感じた。

  節分の豆をだまってたべて居る (尾崎放哉)  節分の豆を静かに食べる様が思い浮かぶ

  節分の豆をだまってたべて居る (尾崎放哉) 感想   豆まきなどはせずに対照的な静かな感じが哀愁 をきわだたせている

  節分の豆をだまってたべて居る (尾崎放哉)  ぼっちの気持ちをしっかり理解したものだと感じ た.       (編者)一応「ぼっち」と読み取りました。

  節分の豆をだまってたべて居る (尾崎放哉)  豆を投げずに食べる人、投げた豆を食べる人の景 気が浮かびます

  節分の豆をだまってたべて居る (尾崎放哉) (感想)1暮らしを想像させる描写であるなぁと思わされました。       (編者)(感想)と「暮らし」の間の「1」はただの         線なのか、それとも「一」かわかりませんでした。

(感想)  節分の豆をだまってたべて居る (尾崎放哉)   一見ふつうのはいくに見えるが「居る」を漢字   にしたところにおもむきをかんじた。

節分の豆をだまってたべて居る (尾崎放哉) [感想]  年の数だけにしとけよ

  節分の豆をだまってたべて居る (尾崎放哉)  節分の豆をまかず食べている姿が思い浮かばれる

  節分の豆をだまってたべて居る (尾崎放哉)  節分の豆はまくより食べる派!!先生、半期あり がとうございました。       (編者)こちらこそ。

「節分の豆をだまってたべて居る」(尾崎放哉)を書き間違えて   節文の豆をだまってたべて居る  豆は年齢の分だけ食べるがたくさん食べていること が分かる

  節分の豆をだまってたべて居る (尾崎放哉)  年の数しかたべれないまめをこっそりたべる気持 ちが伝わってくる

節分の豆をだまってたべて居る (尾崎放哉)    (感想)  年齢の数だけ豆を食べていることで、自分もこれ だけの年をとってしまったと思う様子が伝わってく る.

  節分の豆をだまってたべて居る (尾崎放哉)  ある程度年をとると節分の豆でも多くなっていく のでだまって食べるし、これだけ年をとったのかと しみじみ思ってしまうからだと思う。

節分の豆をだまってたべて居る (尾崎放哉)  新しい春を目の前にして、一年のほうふなどを考   えているのでしょう。

  節分の豆をだまってたべて居る (尾崎放哉)  1人で節分をまんきつしてる様がうかぶ

  節分の豆をだまってたべて居る (尾崎放哉) 〈感想〉  この前節分の日で私も豆をたべたことをおもいだ しました。

節分の豆をだまってたべて居る (尾崎放哉)    感想  節分の日に、まかれている豆を食べていた子供の  頃を思い出しました。

  節分の豆をだまってたべて居る (尾崎放哉)  幼い頃、豆を投げずこっそり食べていたことを思 い出しました。

  節分の豆をだまってたべて居る (尾崎放哉)  自分もこの間豆まきをした。恵方巻きも食べたし、 おいしかったです。やはり、季節に見合ったことを するのは楽しかった。

節分の豆をだまってたべて居る (尾崎放哉)  私の地域では豆まきは落果せいを投げる   そして、私もその豆を食べまくってました。       (編者)「落花生」です。

  節分の豆をだまってたべて居る (尾崎放哉) 〜感想〜  今年は豆を食べてないで、何となく選んでしまっ た。豆が食べたいですね。

  節分の豆をだまってたべて居る (尾崎放哉)  今年も節分の節季なので豆をまきたい。       (編者)「節季」は「十二節季」の「節季」、それと         も「季節」のまちがい?

節分の豆をだまってたべて居る(尾崎放哉) をよんで 今年も豆まきをしたので、いい年になることを願い ます。

寒釣(かんづり)や同じ顔ぶれ同じ場所               (小沢昭一)    いつものメンツがいる光景がうかぶ

  寒釣や同じ顔ぶれ同じ場所 (小沢昭一)  釣り場に来るといつものメンバーが同じ場所にい て、安心している気持ちが読みとれた。

「寒釣や同じ顔ぶれ同じ場所」(小沢昭一)  いいですよね、そういうの。同じ場所を選ぶと同 じ顔ぶれがあって、同じ顔ぶれを見かけると同じ場 所に落ち着く…。  たぶん、二度三度起きたあとは、意図的に合わし ていることもあるのでしょうね。

 小沢昭一さんの俳句は、寒い時期に釣りをする人 は少なく、同じ人が同じ場所でいつも釣りをしてい ることを表している。

  寒釣や同じ顔ぶれ同じ場所 (小沢昭一)  自分も釣りをやっているのでこの排句の情景がす ぐに頭に浮かんだ。       (編者)「俳句」です。

寒釣や同じ顔ぶれ同じ場所 (小沢昭一)   〜リズム感があってとてもよみやすく、   水大生なら共感出来る俳句であった〜

  寒釣や同じ顔ぶれ同じ場所 (小沢昭一)  私も釣りをよくするのですがいつも同じ人が同じ 場所にいる光景をよく見るのでこの俳句を読んで状 況がとても鮮明に思い浮かんだ。

  寒釣や同じ顔ぶれ同じ場所 (小沢昭一)  先日、寒い中釣りに行ったとき同じように なかなか釣れていない人たちを見たことを思い出し  この俳句を選びました.

  冬の果(はて)蒲団に沈む夜の疲れ(飯田蛇笏)  冬の寒い日に布団にくるまり、疲れを取るために 寝ている様子が伝わってくる.

  冬の果蒲団に沈む夜の疲れ (飯田蛇笏)  冬の夜は本当に疲れているという感じがおおいに 出ている。

  冬の果蒲団に沈む夜の疲れ (飯田蛇笏)  冬の寒い夜は、布団に早く入り、なかなか出にく いものである。更に、試験勉強で疲れた夜は特にそ う思う.

  冬の果蒲団に沈む夜の疲れ (飯田蛇笏)  冬は寒くてふとんから出づらいと思います。

  冬の果蒲団に沈む夜の疲れ (飯田蛇笏)  すごく気持ちが分かった。  毎日こんな感じです。

冬の果蒲団に沈む夜の疲れ (飯田蛇笏)    趣があって良い

「冬の果蒲団に沈む夜の疲れ」(飯田蛇笏)を写し間違えて   冬の果蒲団沈む夜の疲れ  冬の果てという部分がよかった。

  春浅き木立の上の空のいろ (柴田白葉女)  まだ肌寒い季節に木の芽がだんだんなっているの を空を見上げた時に発見した。

  春浅き木立の上の空のいろ (柴田白葉女)  立春がすぎ、つぼみをつけだした木が春のおとず れを感じました。

  春浅き木立の上の空のいろ (柴田白葉女)  春が来るようでまだ来ない寒空を色と表現してい るのは何となく綺麗だなと感じました.

春浅き木立の上の空のいろ (柴田白葉女)   まだ春でない日の微妙な色の空が、思わずこう   だったなあと思い浮かびます.

  春浅き木立の上の空のいろ (柴田白葉女)  まだまだ2月で澄んだ空の中少しずつ春の香が入っ てきている

  春浅き木立の上の空のいろ (柴田白葉女)  この2日間、異常気象で、スゴく寒くなっている が、初春と思われる暖かさがもうやってきてる.

 春浅き木立の上の空のいろ (柴田白葉女) ―” 春になってまもない、この時期に木の上に広が   る空の色を見ると、大変、希望に満ちているよ   うに見える。

  春浅き木立の上の空のいろ (柴田白葉女)  まだまだ冬で空のいろも春色でないことかと思い ます.

  寒釣のなんとなく声かけがたく (鈴木弘雄) → 寒い中釣りをしている人にはなんとなく声がかけ  づらいです。とても共感しました。

  寒釣のなんとなく声かけがたく (鈴木弘雄)  私は寒釣以前に釣りをしたことがありませんが、 寒いというのに、わざわざ海までいって、釣りをし ているなど、釣り好きというより、「することが釣 りしかない」や「思い付いた先が冬空の下の釣りだっ たのか」と、何となく声がかけにくいという気持ち になるというのには同感でした。

  寒釣のなんとなく声かけがたく (鈴木弘雄)  寒釣りの人のどこかさびしく重くるしい空気が声 のかけにくさをかもし出しているのがわかった。

  寒釣のなんとなく声かけがたく (鈴木弘雄)  寒い天候と寒い釣り(釣れてない)様子に思える  この二つがかさなり声がかけがたい空気になって いるのか?

  寒釣のなんとなく声かけがたく (鈴木弘雄)  寒い中釣りをしている人の魚がかかるのを待って いる様子がとても寒そうで声をかけにくいのがよく 分かる

寒釣のなんとなく声かけがたく (鈴木弘雄)   良くわかることだ。

  寒釣のなんとなく声かけがたく (鈴木弘雄)  寒い中、黙々と釣りをしている人には声がかけら れなかったんだろう。

  寒釣のなんとなく声かけがたく (鈴木弘雄)  この前釣りに行った時は春のように温かったが、 今は雪が降るほど寒く、声をかけるのもわずらわし い

  セロリ噛(か)む顔いっぱいに音満たし              (矢島寿子)  シャキシャキと口の中で広がる音が顔全体に広が る様子がよくわかる.

  セロリ噛む顔いっぱいに音満たし(矢島寿子) 〈感想〉   セロリのかみごたえがよく伝わってきた.

セロリ噛む顔いっぱいに音満たし(矢島寿子)   セロリが苦手だから飲み込めず   いつまでもかんでいるのかなと思った

  セロリ噛む顔いっぱいに音満たし(矢島寿子) 〈感想〉   旬のセロリなのではごたえがありおいしく食べ   ている状景が思い浮かぶ.

  セロリ噛む顔いっぱいに音満たし(矢島寿子)  セロリの食感がせん明に思い浮かびました。

  セロリ噛む顔いっぱいに音満たし(矢島寿子)  セロリが嫌いですが、音はそうぞうできる。春が ちかづいているのだなと思わされることがある。

  食べず嫌いにブロッコリとは青し(田中美智代) (感想)私も、ブロッコリが苦手なのでこの俳句の   気持ちがわかった。

  食べず嫌いにブロッコリとは青し(田中美智代)  字足らずでおもしろい排句だとおもった       (編者)「俳句」です。

「食べず嫌いにブロッコリとは青し」(田中美智代)  まずおもしろい印象を受けた。食べず嫌いにはブ ロッコリは、顔が青ざめるほど嫌だという意味なの だろうか。はたまた他の意味があるのか。  人それぞれのとらえ方ができてとてもおもしろい。

食べず嫌いにブロッコリとは青し(田中美智代)   ブロッコリが嫌いなやつはまだ青い。   実はおいしいのである。

  食べず嫌いにブロッコリとは青し(田中美智代)  ブロッコリはおいしくてあまりみんな嫌いじゃな いのに、それを嫌いといっているからまだまだ子供 だなぁと感じている。

食べず嫌いにブロッコリとは青し(田中美智代)   ブロッコリはおいしいと思う.

  節分や海の町には海の鬼 (矢島渚男) 感想  下関のイメージがあります。

節分や海の町には海の鬼 (矢島渚男)     豆たべたい

節分や海の町には海の鬼 (矢島渚男)  なんかひびきが好きです。

  節分や海の町には海の鬼 (矢島渚男)  冬のこの時季は海は結構荒れてて、槽ぐこともか なわないような状況なので、まさに鬼という感じが します。       (編者)「漕ぐ」です。

  節分や海の町には海の鬼 (矢島渚男)  そういや今年の節分は恵方巻きは食べたけど豆は 食べていない。海に出る鬼なんて聞いたことがない が、どのようなのがいるのだろう  オニオコゼとかかな?

  節分や海の町には海の鬼 (矢島渚男)  節分で鬼が来るのと同時に海の町にも寒さが到来 してくる、そのすがたを鬼にたとえている

  鮟鱇(あんこう)の吊(つる)し切りとは      いたましや  (鈴木真砂女)  アンコウは身がやわらかく、そのままではさばき にくいので皮をはいでつるして切られるのが一般的 であり、その様子を知ってるので共感できます。

  鮟鱇の吊し切りとはいたましや(鈴木真砂女)  アンコウの一見気持ち悪い外見をよく表している。

  鮟鱇の吊し切りとはいたましや(鈴木真砂女)  鮟鱇がつるされて、身を切られることがいたまし く感じられる。

  鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる (加藤楸邨)  寒くて凍っている鮟鱇をつるして、大きな包丁で 切っている状景が読み取れた

  鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる (加藤楸邨)       [感想        鮟鱇は本当においしいですよね]

鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる (加藤楸邨)   とても冷たい様子が分かる。

 アンコウの味が口に広がる気がした.