水大歳時記(平成十七年度)

  新 年 の 部

     新年、年新た

  年明けて違う自分にあえるかな

  シングルべ シングルベール      アンドハッピーニューイアー

  明けまして酉から戌へバトンバス

  年が明け今年もいよいよ始まるぞ       (編者)家々の屋根(?)と張り切った二人の人、       道路を走る二台の自動車、飛んでいる三羽の鳥と太陽、       空に描かれた2007(?)等のイラスト略。

  新年をむかえられてよかったよ

  年明けて今年こそはと思う俺

  年明けてみんなにあいさつおめでとう

  年が明け気持ち新たにペンにぎる

  年明けて久々に見る友の顔

  年明けてアイテムみんな増えていた      リングにブレス ネックレス

  年明けて何でも初をつけたがる

  新年をむかえた場所はバイト先

  年はじめ放火のために駅燃える

  年明けて暖かくなった?吉見のさむさ

  年明けてゆるんだ夜風にまじる春

ちんぶりあ   年明けにそばをすすった一人きり       (編者)頭書きに、大きな字で今日の授業のテーマ、        移民船ツィンブリア号の難破を書き留めてくれてあ        りがとう

  あけまして初売りいこうぜシーモール

  年が明け今年はどうなるマイライフ

  年明けて想うことは来年の夢

  年始からひたすら働く夢のため

  年明けてそろそろ気になる定期試験

  年初め期末試験で遊べない

 

  正月、祝月(いはいづき)

  お正月そばでかなでる赤子の声

  お正月今年もいつもと変わらない

  正月の楽しい時がなつかしい

  お正月もらいに行くはお年玉

  お正月いつまで年玉もらえるの?

  お正月いつまでもらえるお年玉

  お正月ふところとてもあたたかい

  お正月もうもらえないお正月

  正月のごはんはとてもおいしいな

  お正月お雑煮食べて餅食べて

  お正月おせち食べ過ぎ冬太り

  お正月ぞうにのもちがのどつまる       (編者)網で焼いてふくらんだ餅のイラスト略。

  お正月食っちゃ寝食っちゃ寝お正月

  お正月母はもちつき全自動      そのとき私は手作りあんこ

  正月はもち食いすぎて太ったな

  正月に餅を食いすぎまんまるに

  正月に暴飲暴食ぽっちゃりに

  お正月たくさん食べて激太り

  お正月食欲なくても3キロ増

  今年こそゆっくり過ごすお正月

  お正月こたつでゆっくりすごすかな

  戌年の正月早々犬逃げる

  正月を実家で過ごす事できず      一人さびしく雑煮を作る

  「くつろげ」と言われ実家でお正月      気はつかわねど吉見に帰りたい。

  正月も寝ずにがんばる受験生       (理由)浪人の友達が頭に浮かんだから。

  お正月2006年もがんばるよ

 

       元日

  元日は事故の夢で目が覚める

 

  元朝(ぐわんてう)、元旦

  雑煮食いいつもと変わらず過ごす元旦

  元旦や炬燵に入りてもち食わん

 

       今年

  朝日出で今年はやるぞと自分に一言

  十代も最後の年となりました(涙)      今年はいっぱい遊びまわるぞ!!       (編者)涙マークと文末のがんばっている顔文字       略。

抱負   二〇〇六今年こそは寝坊しない!!       (編者)「ZZZ」とよだれたらして寝ている顔のイ       ラスト略。

  今年こそ今年こそはお願いですm(_)m

  今年もね僕の母さんやちよだよ

  今こそ何かいいことありそうな       (感)今年こそがんばる。

  今こそ何かいい事ありそうな       今年は何かいい事あってもいいですよね?       (編者)もちろんです。文末の「な」は枠囲いあり。

  酒をあび今年もいい事ありそうだ

  今年から恋する自分に恋します!!

  今年こそアレをするぞ2千6

  今年こそ彼女を作ってパラダイス

  今年こそ勉強してがんばるぞ!!

 

     初日(はつひ)

  山登り酒のみながら初日の出

  初日の出寒さを忘れじっと見る

  元旦に別府湾からの初日の出

  初日の出まぶしさもって道てらす

  初日の出遠く眺めて陸橋の上

  初日の出今年はみたよきれいだな

  初日の出いつもとかわらぬ日の出なり

  初日の出みたのは朝の十一時

  夜更けて黄色く見える初日かな

  初日の出雲で見えない初日の出

  初日の出今年は見忘れました。

  またしても寝ていて見過ごす初日の出

  寝過ごして3時間前初日の出

  初日の出バイトで疲れ寝すごした

  初日の出見た後すぐにアルバイト

  初日の出生まれて一度も見たことない

  初日の出今年こそはとむねおどる

  夢をみて何が起こるか初日の出

  真っ暗な空を照らす初日の出

 

    鏡餅(かがみもち)

  鏡餅食欲写す白い鏡

 

       年玉

  お年玉もらいにガキが百鬼夜行

  今年はもらえるだろうかお年玉

  お年玉もらえる歳はいつまでか

  大学生もらえるのかなお年玉

  お年玉まだまだもらえる大学生

  今年はな少なかったでお年玉

  バーゲンで使いきったよお年玉

  お年玉送ってちょうだい!お母さん

  お年玉ピンサロヘルストルコ風呂       (編者)お年玉は「子供」のためにあるのです。

  お年玉今年できっと納め締め       (編者)文末の泣いている顔文字略。

  お年玉やっぱり年今はもらえない       (編者)「年今」は「今年」?

  お年玉頂きますよ来年も

 

       賀状

  年賀状見ては蘇(よみがえ)る      親友(とも)の顔(OZAKING)

 

       新年会

  新年会忘年会はやっぱ鍋

  新年会朝起きてみてあなた誰?

 

    初釜(はつがま)

  初釜を待つ事もなく茶を点てる

 

     独楽(こま)

  お正月コマと何をまわそうか。

 

    正月の凧(たこ)

  年明けて凧をあげてる子どもたち

 

       初夢

  初夢や未だ見てない夢である      もう十九年

  初夢を見たけど何も覚えてない      だけどぜったいいいことだった

  初夢も見た覚えなし夢もなし

(編者)高校教師Yの証言   初夢でめでたき山が噴火した       (余談)その日モチをつまらせ死にかけたそうで       す。       (編者)「富士」と書かれた山の噴火のイラスト略。

 

       寝正月

  寝正月おかげで太るぜプクプクと (M・B・C)

  胃が重い嘔吐下痢症寝正月

 

      成人の日

新春恒例   門松が枯れる頃には成人式

  冬なのに花が咲いてた成人式

  成人式なつかしい顔思い出いっぱい

  成人式僕も大人の仲間入り

  集まれば気象(そら)より荒れる新成人

  成人し自由と責務裏表

  成人と言われてみても自覚なし

  成人式はたちになっても実感なし

  気づいたら終わっていた成人式

  御神酒のみはれて成人おもい税

  成人式人生これで2/7(ななぶんの2)

  成人の日船の上で我熟睡

 

     出初(でぞめ)

  としあけて出初めのぎしき漁師町

 

   左義長(さぎちょう)

  どんど焼き春への思いを乗せて焼く

  厄糧に赤々燃えるどんと焼き       (編者)正しくは「どんど」または「とんど」で       す。

 

    初詣(はつまうで)

  雪ふってみんなで行こうはつもうで

  一人さびしいはつもうで

  初詣まだ行ってない初詣

  黒く染め着物を着付け初詣       和服に合うように髪を黒く染めました。

  初もうでよい年いのる小ぜに箱

  初もうでおみくじひいたら吉だった

  初詣おみくじ引くと半吉だ

  初詣末吉なのは自分だけ

  初詣家内安全大漁折願       (編者)句に付けられたレ点と送り仮名、「さいせ       んバコ」と大きな鈴のある神社のイラスト略

 

       初場所

  初場所やどすこいおっつけ北勝力       (力士体型さん)

  初場所で巨漢をいかせず岩木山       (相撲好き)

 

       授業

  授業中とっても眠たくなっちゃって      あなたが出てくる夢みたの*       (編者)文末のハートマークは文字化けしているかも。

  横の人寒いギャグを言ってくるも      見て見ぬふりする我正しき道かな。

  がんばって朝起きたのに休講だ〜

  社会学ノート提出まじやばい

一応、俳句ですので   文学テスト形式について教えて下さい   文学テストノート持ち込みOKですか       (編者)まだ何も考えてません。

  俳句をね考えるのは難しい

 

      学生生活

  初釣りやことしの運はいかがものか

  メールまち返信まって一年だ…。

  きのうよりきょうがすきだよぼくどらえもん。

  図らずも手にしてしまった福ぶくろ

  福袋二万相当が五千円だけど中身はいらん物

  人知れずヒメヌマエビは川のぼる

  まだ遠いはやくかえろう大阪に

  帰る日に駅炎上で困ったな

  休み明け授業のふん囲気ねむたいな

  るるるるる るるるるるるる るるるるる       (編者)草野心平さんの詩でみたような…?

  目標は中四国取って全国大会

  今年こそ成功したいダイエット

  生活苦バイト代まで生活費

  バイトしてつかれてしまってバイト寝坊

  古田くん職を失いフリータ君       (編者)人の名前でダジャレを作るのはやめましょ       う。

  首と指ペアで輝くあなたの愛      次はあなたとペアが欲しい   君のため必死にかせいだバイト代*      疲れとか君を見れば飛んじゃうョ*       (編者)好きにして下さい。真ん中のハートマーク       (文末のと同様文字化けしているかも)の後のカニの       イラスト略。   私の私の彼は カリーさー       (編者)一応こう読み取りました。

  彼女の一つ一つが愛おしい

  首に指 手首に全てあなたの愛*      離れていてもいつも一緒       (編者)文末のハートマークは文字化けしているか       も。

  左指輝く理由は愛のせい*       (編者)文末のハートマークは文字化けしているか       も。   ド・トールで指輪の交換した2人      数年後には式あげよう**       (編者)文末の二つ連続のハートマークは文字化け       しているかも。

  インタビュー誰も見るまいと思ったが      彼女はしっかり録っていた!!   母からと言ってた指輪は本当は      あなたにもらったペアリング   年明けのあなたもやっぱりかっこいい*       (編者)文末のハートマーク(文字化けしているか       も)の前の、多分キャーといってる顔文字略

  鍵なくし路頭に迷う二十四時      その友たるやどこ吹く風か

  凍結路早さを求めみた果てに      我身を庇い愛車没する

  今はまだ二十歳で大人となれぬ時      過去は十五今ではいくつや(師走一姫)   十重二十重時を重ねど餓鬼は餓鬼      彼奴らは克己の術など覚えぬ(師走一姫)

 

  休みボケいつになったら治るかな

  朝目覚め布団出るのが一苦労

  おれの服アレだぜしまむらだぜ

  風が強いハゲてる自分が情けない

  この時期は飲んで食べて笑いたい

  舌の目があなたを求むマックチキン

  菓子作り減るは現金増えるは体重

  ダイエット体重減らないダイエット

  ギャンブルだ目押しばっちりあとは運

  最近のはまったものはネットとまんが

  妹がほんまにできて複雑だ

  天使がくれたものと      生協の白石さんを買った。       (編者)一応「を」と読み取りましたが…

  バイト代デジカメ買って飛んでった

  気づいたら昼からバイトよどうしてだ

  東京へ一八切符で丸一日      空路で飛べば三時間       因に、電車→往復11500円、。飛行機→25000円       P.N 2006年からは片道だけでも飛行機で東京まで帰       りたいから節約中(最近はひきがイイ!!)

  たびはみちづれ世は情け

  スカイライン納車三日で修理出す。

  ふたりのり安全運転しなければ

  俺の愛車はヘリコプターブルブルブ

  雨の日は車で帰ろうおうちまで

  車校へたかる如くの高校生

  時間外実費で払った二万円      今月ののこりどうしたものか…。

  バスケして走りすぎて足いたい

  久しぶりに柔道やったやばかった

  聳えたつ倒れず残る瓢箪形      球の軌道は3ミリ逸れて

  琴欧州右四つの形が得意技       (ブルガリア相撲協会)

  試合近し、私は何をする人ぞ

  BLASTはボーカル以外微妙な選択

  曲り角斬り捨て御免侍道

  数学のようにいかない女ごころ

  明星や夜更けに想う愛し君

  今年から秘めし思いを胸に抱き      我進む道常に茨なり

  日々想い伝えることでうつりゆく      明日がそこにあると思えば…       伝える勇気も湧いてくるものでしょうか?

  私には決めた人がいる      だから待ってるあなたの言葉

  ネックレスこれが身代わりならいいよ      二人の愛が永遠ならば

  君のファン実はおおぜいいるけれど      君がファンなのは僕だけさ。   新カップル早く出来てくれないかなぁ      早く私もっっきたい!!   6割で帰ってくるよと言ったのに      今度はメールすらも来ず       (編者)一応「っっきたい」と読み取りましたが…

  そばにいるそれだけで僕は幸せだ

  二人の女(こ)どちらも愛しく選べない

  なぜだろう萌占いで「姉」だった

  流行語俺の中ではあ〜萌え〜   オレの夢御主人様と      呼ばれたい(あ〜萌え〜)       (編者)「萌え〜」と下に書かれた眼鏡のイラスト       略。そういう不埒な夢はただちに捨てましょう。

  テストまであともう少しああ嫌だ

  もうすぐで後期のテスト嫌だなぁ

  試験前積もりに積もる課題たち       (編者)ぜひ、文学の課題を最初にやって下さい。

  テスト前灰皿見るとスモーキーマウンテン       (字余り)

  深夜までテスト勉強したけれど      昼過ぎて尚意識は冴えず       次の時間はテストだー。ねむたーい。。。

  試験近し、私は何をする人ぞ?

  はや十年虫の知らせに起きた災日

  鳥の声聞くたび思うタミフルを

  ライブドア株価急落大変だ

  駅前が雪と炎の下関

  裸木に葉が付く頃には二回生      今の自分と去年の自分

  先を見て足元すくわれる20代

  お父さん今日も仕事は休みなの

  態本に帰りたいんだなぁおばあちゃん       (編者)「熊本」では?

  人生の心残りが恐いのだ

 

      エッセイ

あけましておめでとうございます。  今年もよろしくおねがいします。

 今、尾道が熱い。この前、18切符を使って尾道に 行った。「男たちの大和」のロケセットを見にいっ た。1/1とまではいかなかったが、デカかった。感 動した。その後、お土産をたくさん買った。行って 良かった。

  一月の武雄温泉最高だ (宰人)  人生に旅は必要である。  つい4日前、青春十八切符を用いて武雄まで行っ た。すばらしかった。   九右衛門よ責任をとれ!!  私は1月7日に帰る予定だったが、まさか…。私 の予定をすべてつぶした。

 今日の授業中は円滑に行われてよかった。それに しても下関駅を身勝手な理由で燃やした犯人に対し て強烈な怒りを覚える。わしの犯人に対する今の気 持ちは単刀直入、次の通りである。   九右衛門素っ首洗って待っていろ            (文学授業自治委員会)       (編者)授業への寛大な評価ありがとう。今年も委       員会の活発な活動に期待しています!

  てのひらにひとひらの貝初ひかり(中嶋秀子) 感想 すごいきれいだなあ

  てのひらにひとひらの貝初ひかり(中嶋秀子)  これは貝がひかっているのが不思議

  てのひらにひとひらの貝初ひかり(中嶋秀子)  太陽の光をあびて貝が光るのを見て元旦になった ことを実感しているのだろう。

  てのひらにひとひらの貝初ひかり(中嶋秀子)  てのひらに虹色の光が差し込み反射する情景が想 像されました。

  てのひらにひとひらの貝初ひかり(中嶋秀子)  今年の自分の初ひかりはテレビの明かりだった。

  てのひらにひとひらの貝初ひかり(中嶋秀子)  きれいな貝を取ったときの雰囲気がでていると思 う。

  てのひらにひとひらの貝初ひかり(中嶋秀子)  小さな輝きが素晴らしいと思った。

  てのひらにひとひらの貝初ひかり(中嶋秀子)  何かどこか寂しさの感じる詩だなあと思うと同時 に新しい事に希望を見出している詩でもあるなと思 いました。

  てのひらにひとひらの貝初ひかり(中嶋秀子)  新年すべての物事が初である、というよく言われ ることが思い浮かんだ。

  てのひらにひとひらの貝初ひかり(中嶋秀子)  この句には『ひ』という言葉をよく使っていてお だやかな感じがこの俳句にはあると思った。

(編者)「てのひらにひとひらの貝初ひかり」(中嶋秀子)を写し間違えて   このひらにひとひらの貝初ひかり    辛かった昔のことを思い出す。

  このひらにひとひらの貝初ひかり  このひらのもっている人はビーナスなのだろうか。  今年は日の出はみれなかった。

  初夢や秘して語らず一人笑む (伊藤松宇)  この人は、初夢も誰にも語れないさみしい人なの か?

  初夢や秘して語らず一人笑む (伊藤松宇)  初ゆめは誰にも話さなかったら現実になると聞い たことがあったので楽しい夢でも心にしまって現実 に行らないかなとおもっている。       (編者)「行らない」は「起こらない」?

  初夢や秘して語らず一人笑む (伊藤松宇)  著者がいい夢を見て一人ほほ笑んでいる姿が想像 できてほのぼのした句だなと思いました。  私は初夢見なかったのでいい夢見たかったです。

  初夢や秘して語らず一人笑む (伊藤松宇)  元日に見た夢が良くも悪くも笑みをこぼさずには いられないものだったのだろう。私の場合は見た夢 を起きてすぐ忘れるので、初夢を楽しむという毎年 の習慣はありません。

  初夢や秘して語らず一人笑む (伊藤松宇)  僕もいろんな夢を見て笑ったし人には言えない夢 もたくさん見たからすごく共感できた。

  初夢や秘して語らず一人笑む (伊藤松宇) (感)そんな初夢見てみたい。

  初夢や秘して語らず一人笑む (伊藤松宇)  なんかこうけいが思い浮かぶ。

   初夢や秘して語らず一人笑む (伊藤松宇)  見た初夢が面白かったのかほほえましかったのか とても気になることだと思った。

  初夢や秘して語らず一人笑む (伊藤松宇)  今年はまだ初夢見てないんですが、誰にも言いた くない夢を見たいものです。

  初夢や秘して語らず一人笑む (伊藤松宇)  初夢はスズメバチを後輩が殺したせいでたくさん のスズメバチが仕返しに来る夢だった。  絶対イヤだ。笑えない。

(編者)「初夢や秘して語らず一人笑む」(伊藤松宇)を写し間違えて   初夢や秘して語らず一人いたむ  初夢を人にいいたくても言えないもどかしさを感 じる。

    森羅万象一つ一つに初日影 (堀口星眠)  今年の初日の出は見てはいないけれど、この句を 読んで初日影なら見たなーと思った。       (編者)初日影は初日(太陽)をさす場合と、その       影をさす場合とがあります。

  森羅万象一つ一つに初日影 (堀口星眠)  森羅万象というのは森や木や自然の事を言ってい ると思いました。日が照るからこそ、一方で影とな るという光と影との対比を新年の俳句に用いている のが面白かったです。

  森羅万象一つ一つに初日影 (堀口星眠)  日の出の影には影がある。

  森羅万象一つ一つに初日影 (堀口星眠)  当然の自然現象をかいている俳句だが、周りのも のに初日の出の光が当たっている壮大できれいな風 景が目に浮かぶ。

  森羅万象一つ一つに初日影 (堀口星眠)  新年も明けて、今年もすてきな光が森にさしこむ 様子とかを思い浮かべるととてもきれいだから。

  森羅万象一つ一つに初日影 (堀口星眠)  今年の初めての日の光が、木々や家々を照らし、 海からは白い湯気が立ち、多くの人々の影が酒をく み交わして祝う様子がうかがえる。

(編者)「森羅万象一つ一つに初日影」(堀口星眠)を写し間違えて   森羅万象一つ一つに初白影  これを読んで今年自分が見た初日の出を思い出し ました。自分は雪の中での初日の出だったので白影 というあたりがとても気に入った。

  おごそかに初しのゝめに海の音(野田別天楼)  毎日、海の音が聞こえるが元日の朝は特別なもの だと感じる。

  おごそかに初しのゝめに海の音(野田別天楼)  状景が明確に思いえがけ、新たな意欲のわいてく る作品であると思います。

  おごそかに初しのゝめに海の音(野田別天楼)  海の音がごうごうとけたたましい中での新年初日 の出

  おごそかに初しのゝめに海の音(野田別天楼)  初日の出の明るさが伝わってきてしたたかな気分 になった。

  おごそかに初しのゝめに海の音(野田別天楼)  「おごそかに」を漢字で書くとかなり固く、恐怖 を想像させるような感じがする。(自分は書けない が…)あえて平仮名で書くことで、神秘性の中にも 海の優しさみたいなものが句だと感じた。

  おごそかに初しのゝめに海の音(野田別天楼)  初日の出がのぼる前の空の明るさが伝わってくる。 「しののめ」とひらがなにしたところにも、おもむ きが感じられる。

  おごそかに初しのゝめに海の音(野田別天楼)  初日の出を見ながら静かな波の音を聞き入ってい る。

  お雑煮の自己申告の二つなる (安藤星河)  正月のいつもの朝食を思い出した。おもしろいと 思った。モチの数はだいたい普通の人は2つなのか な。

  お雑煮の自己申告の二つなる (安藤星河)  自分なら四つは自己申告する。

  お雑煮の自己申告の二つなる (安藤星河)  このうたの意味はあまり分からないが、正月に雑 煮を食べていないので、このうたを選んでみました。   どうせなら、大吉ひけば良かったな。  おみくじをひいたのですが、大吉ではなく末吉だ ったので微妙でした。

  お雑煮の自己申告の二つなる (安藤星河)  まさにお正月。  はやくも次のお正月が待ち遠しくなるような句だ。

(編者)「初凪やさすがサーフィン族もゐず」(清崎敏郎)を写し間違えて   初凪やさすがサーフィン族もゐす  寒いのに、すごいなあ。  サーフィン族に寒さは通用しないんだ。  私はこたつでゴロゴロしながらTVや映画 見るのが一番好きです。

  酔ふほどは飲まぬつもりの屠蘇に酔ふ                (下村ひろし)  自分はあまりお酒が飲めないので飲んでいるよう になりたく思い選びました。

  酔ふほどは飲まぬつもりの屠蘇に酔ふ                (下村ひろし)  句を聞くだけで口の中が甘くなります。  飲みやすく美味ですが、あまり量は飲めないよう な…。

  酔ふほどは飲まぬつもりの屠蘇に酔ふ                (下村ひろし)  小さい頃から正月は祖父の家に行き、必ず屠蘇を 嫌々ながら飲まされていたので、屠蘇はきらいです。

  酔ふほどは飲まぬつもりの屠蘇に酔ふ                (下村ひろし)  これは、お正月以外でもよくありますね。  一杯だけ。そう思っても、気持ちよく飲めるのが お酒なのかもしれないと思いました。

  初茜(あかね)漁舟(ぎょしゅう)      つぎつぎ沖へ出づ (古賀まり子)  舟がたくさん沖へ出て行く所がカッコイイ。

  初茜漁舟つぎつぎ沖へ出づ (古賀まり子)  静かな真冬の海に舟が続々出ていく様々が目に浮 かびます。時がいつも流れていると感じました。       (編者)「様々」は「様子」?

 

 今日聞いた浦島太郎はめでたしめでたしで終わっ ていたのが意外だった。  五十年程度の時が流れていたのなら納得がいくが、 何百年も後の世界なのだから単なる悲劇だろう。

 意外に昔の小説とかはポルノ小説とかがあってびっ くりした。自分が知っていた浦島太朗と本当の浦島 太朗は違う話ということを知り実は奥が深い話なん だあなぁーと思った。       (編者)「太朗」ではなく「太郎」です。授業に興       味を持ってもらえて、超ウレシ〜!(涙)

  冬休み実家に帰って一休み  実家でエネルギーをかなり補給しました。充実し てました。

  高熱で改めて気付く親のありがたさ  大人になって40°C近い高熱が初めて出た。親元 を離れて生活している自分は、こういう時に親が看 病してくれていた事が改めてありがたいなと思いま した。

 ♪一年生〜になったーらーx2♪  ♪友達百人できるかなー?♪  ♪百人で食べたいなー(略)    あれ、一人仲間はずれにされてないか?       (編者)音符記号は文字化けしているかも。2行目       と3行目の「百人」に矢印。確かにおかしい!

  あの男恋をしているあの女。  周りは恋している人ばかり  自分は一人ぼっち、  さびしいな。

   初場所や崩れし髷(まげ)の勝名乗り                (中島花亭)  もう初場所の季節だ。「崩れた髷」でピンときた のが朝青龍の頭だった。感動した!

  初場所や崩れし髷の勝名乗り (中島花亭)  一年で一番はじめの初場所で戦いで髷を崩すほど 激しい戦いだったが、勝つことで髷が曲がっている ことすら誇りに思っているのだろう。

  初場所や崩れし髷の勝名乗り (中島花亭)  すもうでいい試合をした後の勝者の男らしさを感 じました。

  初場所や崩れし髷の勝名乗り (中島花亭)  すもうがしたくなった。   ぜひとも高見盛に頑張って欲しい。  よし、水大にもすもう部を作ろうと思った。   小学校の時、友達のお母さんのシャツの柄がよく見たら、   水玉でなくてエビだったのがイヤだった。妙にリアルで   イヤだった。

  初場所や崩れし髷の勝名乗り (中島花亭)  現在11日目で1敗が北勝力と栃東と朝青龍の三力 士となっているのが非常に楽しいですね。琴欧州も 頑張ってね。

  初場所や崩れし髷の勝名乗り (中島花亭)  朝青龍や琴欧州の外国勢の活躍ばかりで日本勢 は…。

  初場所や崩れし髷の勝名乗り (中島花亭)  これは相撲かな?でもまげが崩れなくても勝つ人 はいるだろうに。まして初場所の意味がわからない。

  初場所や崩れし髷の勝名乗り (中島花亭)  小さい頃おじいちゃんと一緒によく、相撲をテレ ビの前で見ていたのを思い出し、昨日もたまたまテ レビで相撲の話題をしていたので共感した。

  初場所や崩れし髷の勝名乗り (中島花亭)  すもうとりのまげをきれいにととのえるのは大変 そうだと思った。

  金の火と銀の煙や飾り焚く (鷹羽狩行)  火と煙を対称的な色で表現しているところがおしゃ れだなぁ。

  金の火と銀の煙や飾り焚く (鷹羽狩行)  ビジュアル的にキレイな句が好きです。  炎を金色と表現するのは日本人離れしてて良いと 思います。

  金の火と銀の煙や飾り焚く (鷹羽狩行)  特になにもおもいうかびませんでした。

   金の火と銀の煙や飾り焚く (鷹羽狩行)  昔、左義長で集めた飾りを焼いた時のことを思い 出しました。  雪が降る中火がとても暖かかったです。

   金の火と銀の煙や飾り焚く (鷹羽狩行)  最近は神社に飾り物を焼きに行く人も減ったなぁ と思います。

  金の火と銀の煙や飾り焚く (鷹羽狩行)  直接見たことは無いが、何となくきれいなのかと いうことは想像できる。この句から、正月飾りは燃 えにくいものなんだろうか。

  金の火と銀の煙や飾り焚く (鷹羽狩行)  私も初詣に昨年の破魔矢を持っていきました。こ の火や煙は普段のごま木を焚く火よりもありがたい 気がします。

  金の火と銀の煙や飾り焚く (鷹羽狩行)  でかいたき火がごうごう燃えている感じがして豪 快なイメージがわく。

  金の火と銀の煙や飾り焚く (鷹羽狩行)  飾りを焼いた炎も飾りのようにキレイなのかもし れない。

  金の火と銀の煙や飾り焚く (鷹羽狩行) (感想) 金色の火と銀色の煙という意味なんだなぁ……。 あと、狩行の意味が分からなくてよく意味がわから なかった。       (編者)「狩行」は俳句の作者の名前です。すみま       せん、本当は名字も書くべきなのですが、時間の関係       で名前だけ紹介しています。

  暖かく暮れて月夜や小正月 (岡本圭岳)  なんとなく正月の初々しさを思い出して良かった。

  暖かく暮れて月夜や小正月 (岡本圭岳)  年もあけ、2006年になりなんとなく、気温も暖か くなった。やはり、今も昔も年が明けることを暖か いという表現で喜ぶのはいっしょだなと思った。

  暖かく暮れて月夜や小正月 (岡本圭岳)  なんか暖かくてゆったりとした感じがする。

  暖かく暮れて月夜や小正月 (岡本圭岳)  私は今年は寝正月♪       (編者)句末の音符は文字化けしているかも。

  暖かく暮れて月夜や小正月 (岡本圭岳)  実際、全然暖かくないよ。暖かかったらいいのに なぁ。夢の話みたい。毎日、小春日よりが夢。

  暖かく暮れて月夜や小正月 (岡本圭岳)  正月を過ぎると寒さも少し引いてきて、暖かい。  そのことを表すのか、もしくは、暖かい実家に帰っ て過ごす日々を思い出す歌なのだろうか。

  暖かく暮れて月夜や小正月 (岡本圭岳)  大正月のあとに小正月だなんておもしろいですね。 今年はお年玉があまりもらえませんでした。

  暖かく暮れて月夜や小正月 (岡本圭岳)  まだまだ春はさきだなぁ

  初漁舟鯰(なまず)二つに大揺れす             (殿村菟絲子)  鯰二匹に大揺れするってどれだけデカイ鯰なんだ ろう。最近、釣りに行ってないなあ。

  初漁舟鯰二つに大揺れす (殿村菟絲子)  この句は、初漁なのに大きい鯰が釣れてショック だという句なのかなと思いました。少し難しかった です。       (編者)鯰は日本では昔から食べられてきました。       結構美味だそうです。

  初漁舟鯰二つに大揺れす (殿村菟絲子)  水産大学校らしいと思った。ナマズとか最近見て ないので見たい。

  初漁舟鯰二つに大揺れす (殿村菟絲子)  鯰が揺れば地震だろうか。昔の江戸の人は、地球 の下に鯰がいると信じていた。だから初漁にでたら 地震がおきたということではなかろうか。

  初漁舟鯰二つに大揺れす (殿村菟絲子)  漁労従事ご苦労様です。

  初漁舟鯰二つに大揺れす (殿村菟絲子)  年が明けた早々に漁をするのはかっこいいなと思っ た。漁師と結婚しようと思いました。

  吹き晴れし月夜となりぬ大とんど              (増田なづな)  どんどの火が高く燃え上がる様子が目に浮かぶ。 晴れて明るい夜の様子を理解でき、うまく表現して いると思った。

  吹き晴れし月夜となりぬ大とんど              (増田なづな)  他のは「どんど」なのに”大”がつくと「とんど」 になるのでしょうか?いままで「どんと」だと思っ ていました。日本語は難しいですね。       (編者)実は僕も「どんと」だと思ってました。       「とんど」か「どんど」かはどちらでもよく、「大」       の有る無しは関係ないようです。

  吹き晴れし月夜となりぬ大とんど              (増田なづな)  昔は毎年とんどを作って燃やしていたのでなつか しく思った。

  吹き晴れし月夜となりぬ大とんど              (増田なづな)  …そうかい感のある俳句だと思った。

  鏡餅ひらくや潮の満ちきたる (林徹)  意味は分からないが満ちたりた気持ちになる。

  鏡餅ひらくや潮の満ちきたる (林徹)  昔は鏡開きしていたのを思い出した。さいきんは やっている家庭へってそうだ。

  鏡餅ひらくや潮の満ちきたる (林徹)  今年はもちをたくさん食べた。食べすぎてなくなっ てしまい、鏡開きするまえに食べたのが心に残って いる。

  鏡餅ひらくや潮の満ちきたる (林徹)  鏡開という言葉を聞いて毎年正月にあるカープの ゴルフ大会でやる鏡開を思いだした。

  鏡餅ひらくや潮の満ちきたる (林徹) (編者)板書を写し間違えて 鏡間   鏡餅ひらくや湖の満ちきたる (感)鏡餅と湖は何を意味しているのだろうか?鏡 餅がひらくとは?

  鏡餅ひらくや潮の満ちきたる (林徹)  水大の一年生が鏡餅を使ってぜんざいを作ってい たのをきいて楽しそうだなあと思いました。

  春永の障子雪降りうつしけり (神田南畝)  障子に雪が降っている様子が「かげ」としてうつっ て様子が思い浮かびます。

  春永の障子雪降りうつしけり (神田南畝) 感想  単純に言葉の響きが美しく感じた。

  月大きくて藪入物語めく (池内友次郎) 1月の寒く、暗い夜だがそれとは反対に月が大きく きれいに輝いている様子がよくわかる。

  月大きくて藪入物語めく (池内友次郎) 感想: (=w=)今風邪が流行している。

  藪入の二人落ちあふ渡しかな (正岡子規) ・気になりました。

  藪入の二人落ちあふ渡しかな (正岡子規)  2人が出会うしゅんかんが思い起こされ非常にほ のぼのとする。

  丹田に力を溜めて鏡割る (西川蒼風)  丹田(確か臍の下あたり)に力を入れて鏡餅を割 るということで、それほど気合いを入れなければ割 れない餅というのがよく表れてると思う。

  どんどとて道祖神にも米と酒 (福田蓼汀)  実家の近くに道祖神に米と酒がまいてあるので昔 も今も伝統が続いていることはいいと思った。