水大歳時記(平成十六年度)夏 の 部
夏、炎帝、朱夏
桜散り梅雨が明けたらさあ夏だ
夏になり草木の命が光ってる by島本
夏の森私の周りをキラキラに
髪の毛をそろそろ切ろう夏だしね
夏の坂自転車こいでるワクワク感
ナナハンで海岸走る夏の唄
アスファルトもう見たくない夏の陽炎
海へ行く晴れ晴れとした夏の午後
美(ちゅ)ら海着てひとあしはやく夏気分 (編者)「着て」は「来て」?
沖縄で澄んだ海見て夏最高!!
筋肉がすごくつきそうこの夏は
暑い夏俺のハートに火がともる
おいしいなさんまは秋より夏だよね
雨降らぬ水が足りなくこまる夏
おじいちゃんなつのようきではしゃいでる
おじいちゃん夏のようきにポックリと
レポートに追われ追われあつい夏
つい前はまだまだ暑い夏だった。
初夏(しょか、はつなつ)
初夏来たるそれとともに台風来たる
腕出したみんな半袖初夏だね
初夏の風さわやかなりてみやびかな
緑の葉キラキラ輝る夏初め
初夏の空夕暮れに舞う赤トンボ
初夏の空二人の過去が雲になる
五月
まだ四月?えっもう五月早すぎる
休み明けやる気が出ない五月病
最近は病気にかかった五月病
最近は身体がだるい5月病
気合入れはやくなおすぞ五月病
何月になっても治らぬ5月病
立夏
夏がくる夏がくるくる夏がくる
青々と空高くなる夏が来る
夏よ来い願いは叶わぬ外の雲
夏風が吹いてはじめて夏が来る
夏が来て夕日が空で長居する
夏が来たようちわが欲しい本当に
夏が来るさわやかになろう海いきたい
雨やんで雲が晴れれば立夏かな
青い海キラキラ光る夏到来
夏が来てそよ風はこぶ青のにおい
山の色緑にそまり夏が来た
夏が来た海だ山だココロオドル
夏が来た吉見の季節だ海しかない
夏が来る一日泳げば肌痛い
あじさいが花咲く前に夏がくる 今年は梅雨が短い!!
梅雨明けてかんかん照りの夏到来
夏が来た待ちに待った夏が来た
夏が来て私の心は夏もよう
立夏すぎ奮い立つのは我が心
夜になりカエルの合唱聞こえたら 夏が来たなとふと思う
夏来たな聞こえてくるよ蝉の声
虫さんは毎日パーティー立夏かな
立夏の儚い思い出咲く草木
夏が来て今年も食べよスイカバー
夏が来たそれと同時に津波来た
麦の秋、麦秋
麦秋の風吹きぬける富士の森
麦秋の夜酒の友はビールかな
麦の秋虫のかくれが増える頃
六月
六月の雨の香りの予感かな
六月や家の明りが遅くつく
六月は熱いか寒いかこまる時
六月や雨降り多し梅雨時期か
六月や雨のしたたる梅雨時よ
六月は雨がたくさん降る月だ
6月の景色はいつも雨雨雨
つゆがきて雨降り多し六月だ
長雨に梅雨入を感じる六月の日
六月のピシャピシャ雨音心地よい
6月の夜の音楽雨の音
六月や雨が多くて動けない
梅雨になるかさがないから出歩けない
六月だひまな毎日つまらない
六月に布団干すのは至難の業
六月の早朝いきなり大ゲンカ 沈めちゃるけんのぉ~
六月の雨にうたれて風邪ひいた
六月や雨多くふってぽっくりと
六月や心も梅雨入り入るかな
梅雨が来てそろそろ台風来るのかな
まだかなと晴れの日を待つ六月の花
六月は五月と七月つないでる
入梅、梅雨入(ついり)
五月雨が終わりて梅雨がやってくる (編者)実は、俳句では陰暦の五月雨は今の六月の雨 を意味し、梅雨と同じです。
梅雨がきて雨が降っていやだ
春すぎて梅雨に入るとうつになる
梅雨入りはずすと腹立つ天気予報
梅雨到来カタツムリも大騒ぎ
梅雨入り洗濯できずランドリー
梅雨が来た洗濯物が乾かない
つゆがくる足がじめじめくさくなる
春すぎて田植えが始まり梅雨きたり
梅雨入りカエル何びき引いたかな
梅雨入りの次の日なのに青空が
梅雨入りでクーラー入れたよ涼しいよ
扇風機のほこりをはらい梅雨来る
今日も雨週末も雨梅雨入りだ
梅雨入りで湿った天気でやる気なし
梅雨入りで雨降って気候ぎとぎと 気持ちもぎとぎと
雨降りて心もジトジト梅雨入かな
梅雨入り洗たく乾かず室内干し
梅雨入りしフトンを干せる日がないない
梅雨入りで傘の出番が多すぎる
サラリーマン梅雨に入ってもセクキャバ好き (編者)自分のことを人の趣味にするのはやめよう!
梅雨になり寝させんよと囁くオレの声
梅雨入りで部活できない残念だ
つゆがきてじめじめあしがもうくさい (編者)過去に自分が作った(ちょっと趣味の悪い) 句の一部だけ変えるのはやめましょう。
梅雨入りを早く過ぎろと思う今
梅雨が来てそろそろ台風来るのかな
梅雨が来て夏のおとずれもう間近
夏至
夏の日差し空は明るく暖かい
水無月(みなづき)
水無月の海に照らるる油月
水無月や命が踊る舞踏かな
水無月やむしむしするなああいやだ
七月
七月だ今年の夏大暴れ!!
梅雨明
梅雨明よまちこがれてる男あり
梅雨明けや夏がきたこと示すかな
梅雨明けか?ウソかホントか天気がいい
梅雨明けやー早く来ること祈るかなー
梅雨明けて朝の日差しが様変り
梅雨明けて洗濯物をまとめ洗い
梅雨が明け暑い暑い海開き
梅雨明けで波も静かな海びらき
梅雨終わり夏を知らせる向日葵たち
梅雨開けて熱気日差しが夏本番
梅雨明けて空に広がる天の川
梅雨明けて活気あふれる我がこころ
夏の暁(あかつき)
夏の朝あつくるしくてさぼれない
夏の朝目が覚めるようなセミの声
炎昼(えんちう)
夏…夏かったっくるしい夏の昼
夏の昼暑さに耐えず泳ごかな
クラゲにねさされて痛い夏の昼
夏の夜、夏の宵
夜きてる明るい空に夏かんじ。
夏の夜風の音に耳すます
風が吹き草がそよいだ夏の夜
風鈴の音が涼しい夏の夜
夏の夜ビールが美味しい暑い夏
夏の夜冷房ききすぎのど痛い
夜の夏うるさい、うるさい夜の夏
蛙なく夏の夜長のしずけさや
虫の声聞いてまどろむ夏の夜
夏の夜すいかの種を庭に吐く
短夜(みじかよ)
短夜も覚めずにいたい夢の中
短夜は明日を夢見るひまもなし
盛夏、真夏
真夏日にセミの鳴き声暑さ増す
夏本番祭りに花火楽しいぞ
暑し、熱帯夜
ハンドルがもてないあつさ腹が立つ
あつすぎてなんにもせずにねむるだけ
あつすぎてなにもやらずもうねむい
暑い日につるつるたべる流しそうめん
梅雨入り台風去って暑さ来る
三十度今日も暑いぞ頑張ろう
メラメラと強い日差しが暑苦しい
熱帯夜寝ようとすると蚊の襲撃
熱帯夜汗ビッショリで目が覚める
雨降って暑さ急にやってきた
雨音に感じる体暑さだけ
どこからか夏を知らせる暑い風
スズ虫に起こされ今日も暑そうだ
暑い夏つめたい水に入りたい
暑いけどエアコンつけぬバカ野郎
暑い時そんな時にはロードスター
鈴虫と蚊取り線香熱帯夜
熱帯夜暑さふきとぶこの一杯
熱帯夜今日もジメジメ寝不足だ!!
おじいちゃんあつさにまけずがんばった。
夏の果、夏終る
夏終わり今か今かと虫の声
夏の日、夏日影
雨上がりすぐそこにいる夏の日々
てのひらに樹液がついた夏の日々
山びこが静かにこだま夏の日に
夏の日に川のせせらぎ気持ち良い
たおれそう暑い日差しとセミの声
夏の日差しハンドル熱くてにぎれない
夏の日の熱き日差しに我焦げる
夏の空、夏天(かてん)
あつい日の雲一つない青い空
夏の空白い雲とセミの声
晴れわたる夏の青空まるで海
雲の峰
青い空もこもこきれい入道雲
夏の月、月涼し
燃え盛る火の玉にも似た夏の月
南風(みなみ、みなみかぜ、なんぷう)
海の匂い夏風乗って空を舞う
青嵐(あおあらし)
夏風がビュービューと吹き荒れるよ
つらいですいい季節なのにかぜきつい
夏の雨
夏の日に暑さ和らぐ通り雨
五月雨(さみだれ、さつきあめ)
五月雨夏の訪れ感じさせ
五月雨のしとしと降るやみやびかな
五月雨が吹いて奪う春の花
五月雨が朝から降って気がめいる
五月雨で湿気じめじめ心もジメジメ
梅雨、黴雨(ばいう)
朝起きて今日もゆううつ梅雨かな
夏を待ち夢ふくらむが過ぎぬ梅雨
梅雨せまり空の笑顔もくもりがち
梅雨の空それでも輝くオレの頭
梅雨近し****の頭がうらやまし
雨降りてゆううつになる梅雨の時期
故郷へも帰るとこなし梅雨ごとく
雨戸開け今日も梅雨かと悲しむ日々
梅雨時は星が見えない日が続く
梅雨の雨ふりふりふられふりふられ
梅雨になり雨々の日々続き最悪だ~
しとしとと梅雨の季節に雨がふる
梅雨の空我が心境と同じ色
梅雨最中我心中に降る言葉(もの)無し
梅雨の夜に思いにふけりあじきなし
梅雨になる洗たく物がほしにくい
つゆはやだせんたくものがかわかない
たまってく洗濯物は梅雨のせい
梅雨の中待ちどおしいよ晴れた日が
うれしいな梅雨に出てくる太陽は
梅雨の間の晴れまに見える夏の色 by島本 もうすぐ夏だ。
梅雨時にぬれる肩足うつになる
おじいちゃんつゆのようきにぽっくりと (編者)過去に自分が作った(ちょっと趣味の悪い) 句の一部だけ変えるのはやめましょう。
梅雨になり水産大にも雨が降る
梅雨の朝じめじめじめじめ今日も雨
梅雨空や日光欲しいと思う日々
ふっくらと実った梅落ちる梅雨かな
梅雨空に頑張っている人がいる
蒸し暑い湿気が多い梅雨の時期
空暗き山の緑がはえる梅雨
梅雨の日々洗濯物がたまってく
梅雨の夜は雨のバラード聞こえるよ (by島本)
梅雨の夜じめじめじめじめ寝つけない
梅雨ですねあめ降りますね嫌ですね
今日も雨いつまで続くか梅雨の時期
梅雨空にゆううつになる今日このごろ
ゆううつを梅雨で流し明日にゆく
梅雨の時期暑くるしいのなんのって
梅雨時もみんな元気でおりますよ
おじいちゃんつゆのようきにだるだると
いきおいで飛び込み後悔梅雨の海
植物に恵みの水だ梅雨の雨
梅雨の夜じめじめしてて眠れない
空(から)梅雨
なんでやねん梅雨入りしたら雨やんだ
梅雨なのに快晴続き雨はなし
梅雨なのに雨が降らないイイことだ
雨降らず蛙の雨乞い虚しいかな
雨降らず夏はやばいぞ水不足
雨降らぬ梅雨があけるのいつの日か
夕立
夕立ちで霞んで見えない畝傍山 ↑実家近くの山
スコールが気持ちよくなる季節かな by 島本
夕立が降るとみんなは傘を買う
虹
雨上がり関門つなぐ虹の橋
五月晴
五月ばれぽかぽかしてていいきもち
梅雨晴
ひさびさの太陽浴びる梅雨の中休み
空青き梅雨の気配はどこ行った
晴天だつゆらしくない天気かな
サンサンと梅雨に負けじと今日も晴れ
中休み連日晴れでああ暑い
青空を見ては忘れる梅雨の音
待ちわびた梅雨の晴れ間に洗濯す
梅雨晴の合間に洗濯布団干し
梅雨なれど晴天のそら釣り日和
夕焼
夕焼けを染め上げるのは赤トンボ
夕焼けに兵(つわもの)をおもう壇の浦
夏の山
弧を描く空との境界夏の山
夏山や川の流れとセミの声
夏の山セミが集えば子も駆ける
カラ梅雨に雨を欲する夏の山
天の川間近に見える夏の山
夏の山最も深い海となる
夏の川
清川のせせらぎの音なつかしむ by島本
夏の海、夏の浜
きらきらと夏の日射しに海光る。
青い海キラキラ光る地平線
白波をあつめて広し日本海 (編者)どこかで聞いたような?
青い海真夏の太陽蒼井そら
海開きこんがりこげる顔黒い
夏の海子供の笑顔が光ってる
夏の海むぎわらぼうし走ってく
海の砂私の足から離れない
スイカ割りさざ波涼しげ夏の海
海水のしみ込む様な陶酔感 (島本隆佳)
夏の海危険がいっぱい注意して
海の家検索中だぜバイトだぜ
海の家今年もバイトがんばろう。
海の家どうしてお客がくるのでしょう
青い海白い砂浜エキゾチック
砂浜で波音を聴き癒される
夏の潮
夏潮に続く坂を駆け降りる
夏の潮昼間と同じ場所なのに
夏潮の際でバイクを3千里
夏潮の香り残りし君の髪
夏潮に忘れ難きあの笑顔
滝、瀑(たき)
滝の音マイナスイオン気持ちいい
氷河
照らされてコップの氷河崩れたり
どうしてか氷河を見ればさむくなる
トドのため氷河かきわけ目を凝らす
古(いにしえ)の生命(いのち)も凍る大氷河
古(いにしえ)の死臭漂う氷河界
氷河界地下にも眠るこの生命
はっとする氷河の上にザビーネが (編者)氷河に乗ったザビーネのイラスト略。ドイツ 語の授業とリンクしちゃいましたね!
夏休み
夏休みまだまだ遠い早く来い
うっとおしい梅雨が終われば夏休み
あと一ヶ月がんばれば来るよ夏休み
夏休み海技実習きつそうだ
夏休み海とか山を駆け回る。
夏休みみんなで行こう海の家
アイス食べ体重気になる夏休み
梅雨すぎて夏休みまでもう少し
もうすぐだ!楽しい楽しいなつやすみ☆”
夏休み暑くてかさむ電気代
夏休み黄色浜辺海水浴
夏休みコーヒー飲むならネスカフェで
夏休み九州一周カスティラ
夏休みにぎるハンドルどこへゆく
夏休みもう夏休み夏休み
たのしいな夏休みってうれしいな
夏休み今年の夏は何しよう
夏休み帰りたくても実習です
夏休み前になっても五月病
夏休み休みというが忙しい
夏休み、花火に海に大忙し
夏休み海にいきましょさわやかに
夏休み海だ山だ熱すぎる
夏休み実家に帰ってだらけよう。。。
夏休み、地元に帰り、ゴロリンリン
夏休みどうしてこんなに短いの?
帰省(きせい)
帰りたい早く実家に帰りたい
海越えて山越え谷越え里帰り
浴衣(ゆかた)
夏が来たそろそろ浴衣でハッスルハッスル
鮨、鮓(すし)
散し寿司ぱらっとぱらり玉子かな
冷奴(ひややっこ)
縦横に箸を入れたり冷奴 (編者)縦横に箸を入れている冷奴と、なすびの形の 箸置のイラスト略。
夏だからふいに食べたい冷奴
暑い日に食べておいしい冷奴
夏の涼白肌うるわせ冷奴
冷奴今でもあの笛聞こえるのかな
冷奴いつも食べてるおいしいな
冷奴ネギとしょうがは忘れずに (編者)冷奴としょうゆと薬味と箸置においた箸のイ ラスト略。
ひややっこかならずかけるかつおぶし
金のない人にオススメ冷奴
麦酒(ビール)
枝豆とビールと俺と扇風機
ふろあがりビール一杯おいしいな
金曜日明日は休みだ生ビール
蒸し暑き夜に満員のビアガーデン
生ビール仲間と飲めるこの旨さ
星の下一人淋しく缶ビール
缶ビール注ぐグラスの冷たさや
缶ビール飲みほすのどの痛快さ 健太
いつまでもおいしい麦酒あったらいい
缶ビール片手に一人酔いしれる
我が心なぐさむ物は黒ビール 忘れぬ思い酔いまぎらす
缶ビール成人の味わからない
まだ飲めぬ早く飲みたい缶ビール
夏の夜ののどごし爽やか生ビール
夏の夜親父がたのむ黒ビール
勉学をしばし忘れてビール飲む
麦酒と発泡酒の差がわからない
発泡酒安けりゃいいってもんじゃない
おつまみにビール一杯ふとるかも
缶ビールのめばのむほどおなかがでる
氷水
夏の庭すすむ私とかき氷 (編者)「すすむ」は「すずむ」?
夏の午後うちわ片手にかき氷
親知らず生えてくえないかき氷
かき氷れん乳かけてアウトドア (編者)容器に「氷」のロゴ入りかき氷のイラスト略
氷菓
夏休みアイスクリーム最高だ
棒アイス未練がましく棒なめる
白玉
白玉がのどにつまって苦しいな
ゼリー
暑い日に食べておいしいゼリーかな
プルンプルンゆれるゼリーにはずむ心
**の胸プルプルゆれるゼリーかな (編者)友達の肥満をからかうのはやめよう。
白波にあわくたゆたうゼリーフィッシュ
土用鰻(どよううなぎ)
日射病夏バテ解消土用の鰻
蚊遣火(かやりび)
夏の夜は蚊取線香たいてねる
冷房
クーラーがとても恋しいこの季節
クーラーを手放せなくなる夏の夜
クーラーに頼りっきりだこの夏は
暑すぎるクーラーなければ溶けてしまう
あつい夜クーラーつけてなつばてだ
扇風機
扇風機夏の大事なお友達
風鈴
夏感じ風鈴の音思い出す
風鈴の音が心地いい昼さがり
日傘(ひがさ)
日傘さす君の姿に思いはせ
烏賊(いか)釣
夜海で明かりに集まるアオリイカ
ヨット
ヨットの帆風にたなびく夏の風
泳ぎ、水泳
梅雨も明け晴天の下泳ぎたい
初泳ぎヒリヒリとする首まわり
泳げます真夏の海でプカプカと
水泳だプカプカプカプスイスイス
暑くても泳ぐ気分にならないな
夢の波私独りで泳ぎたい
ダイビング海の宇宙で浮遊中
花火、煙火(はなび)
夏の夜空いっぱいに咲く花火
夏が来て夜空に輝く花火たち
夏も過ぎロケット花火いざ出陣
汗
夏がきて暑くなっては汗をかく
からいもの食べすぎ汗がでてくるぞ
夏だけに汗がたくさんでているぞ
テニス部で汗かきべそかき安全運転
日焼、潮焼
天気がいい海ではしゃいで焼きまくり
海水を体に浴びて日に焼ける
海に出て日焼けしすぎて後で痛い
日焼け止め必ず使え直射日光
放課後は日焼けするまでサッカーだ
肌の色だんだん黒くなる夏だ
マレーけいはだの色が大好きだ
夏の日のくっきりついた日やけあと
日焼け跡たくさん遊んだ夏の思い出
夏の風邪
暑くなり薄着始めて風邪をひく
風邪ひいて熱出て鼻水止まらない
風邪引いて熱出て気分かなり悪い
夏痩(やせ)、夏負け
夏バテ中そうめんずるずるすする自分
夏ばてでご飯があまりすすまない
ゴールデンウィーク
GW阿蘇山の周りは緑一色
GWバイトバイトでまたバイト
鯉幟(こひのぼり)
鯉のぼり威風堂々泳いでる
風が吹き仲良く泳ぐ鯉のぼり
風に舞 親子で並ぶこいのぼり
強風で激しく動くこいのぼり
母の日
母の日にカーネーションをおくるのか
母の日にカーネーションおくったよ
母の日にメールを送ると父だった
母の日は憶えているが父の日は
母の日よ我が誕生日で忘れてた
祭、山車(だし)、神輿(みこし)
ゆかた着て夜中遊ぶ夏まつり
夏祭り気持ち伝える勇気なし
蛇(へび)、くちなは
すごいんだへびが小鳥を食う瞬間
岩魚
大水の岩魚の如く過ごしたり
熱帯魚
あざやかに色とりどりの熱帯魚
水槽で優雅に泳ぐ熱帯魚
また今度永き想いの熱帯魚
黒鯛、ちぬ
黒鯛釣れば今宵の晩飯大助かり
鰹、堅魚(かつお)
やってきた鰹の群れが夏告げる 中学の時につくった。
土佐鰹ぽん酢と一緒にいただきます
あぶりすぎなんだか悲しいかつおのたたき (編者)炉と網とあぶりすぎた切り身(多分鰹のたた き)のイラスト略
はな鰹猫と目そらし手に隠す
飛魚
夏の海ふととびうおが海をみる
虎魚(おこぜ)
おにおこぜ世の中全て怒る様
鱧(はも)
ハモがたべたくなったかも。 (編者)授業内容に直、反応してくれてありがとう!
ハモが食べたくなりました
鰻(うなぎ)
雨降って鰻の季節がやって来た
帆立貝
帆立貝焼いたらとってもおいしいよ (編者)網にのった帆立貝のイラスト略。
蟹(かに)
日陰から出てくる蟹をふまぬよう
砂の浜踏んだら痛い蟹の甲
カニさんはハサミを使って大暴れ
足もがれ鋏もがれた蟹のよう
海月、水母(くらげ)
熱すぎて海に入ればくらげたち
泳ぐとき迷惑かける水母かな
ゆらゆらとただようくらげきをつけろ
水母から刺されたらすぐ痛くなる
ぼんすぎにちくちくいたいくらげかな
ただ光るクラゲかハゲか電球か
頭の中クラゲのようにふわふわと
日が没(しず)む海月のように明日を待つ
夏の蝶(てふ)
青くかがやく山の蝶がさわぐうつくし。
夏の虫
夏の虫飛んで入るや俺の部屋
蛍(ほたる)
蛍飛び水面が光る夏の夜
河川(みず)の音あれは蛍か星空か
夏の夜の光をともす川ほたる
川のそば黄色い灯蛍かな
昨日の夜外出てみれば蛍の灯
灯の光河から光るる闇蛍
雨止むと闇夜を照らす蛍の光
漆黒の闇を翔(か)けるは蛍の灯(ひ)
暗やみのほのかな光でいやされる
灯消し電気節約蛍の光
永田川蛍きれいでたのしいな
蛍の光たまに見てるときれいだな
蝉(せみ)
セミの声きけばもうすぐ夏到来
短さを知ってなくのか蝉の声
今朝早く蝉捕りに行く子供達
暑いかなミ~ンミーンとセミが鳴き
せみの声暑さに負けず鳴いている
蝉時雨暑さに負けず鳴いている
セミの声余計に暑さ増すばかり セミの声はうるさくて余計に暑くなります。
蝉の音暑すぎるときうざすぎる
眠いのに朝からウザイセミの声
暑い日のセミの鳴き声頭痛よぶ
蝉時雨それに打ち勝つ子供の声
セミの声なつやすみがやってくる
蚊
蚊が飛んで夏の気配を感じとる
耳のそば様子をうかがう吸える蚊な (編者)意表をついた語呂合わせですね!
夜寝たらかにさされて寝不足です
俺の血はそんなにうまいか蚊の連中
蟻
むざんやないじりつぶされ列の蟻
蝸牛(かたつむり)
かたつむりあじさいの葉で一休み
あじさいにかたつむりいると尚更だ
夜光虫
夜の海キラキラ光る夜光虫
薔薇(ばら、そうび)
1輪で凛と際立つ真赤の薔薇
月の下流れ来る薔薇の香にふと気づく
秋風の冷たさ表す薔薇の花
薔薇の花美しいけどトゲもある
バラの花黒の花びら作りにくい (らしい)
紫陽花(あぢさゐ)
紫陽花のがくが色づき雨浴びる
梅雨になりあじさい美し雨模様
雨降りてアジサイ元気梅雨本番
この季節洗濯辛しあじさい嬉し
紫陽花にしっとりぬれる雨しずく
美しき雫したたる紫陽花に 傘を広げてしゃがみ込む
雨にぬれ花びら落ちるアジサイの
薄暗い梅雨に光は紫陽花の花
雨粒に打たるる紫陽花梅雨の唄
あじさいの香のにおいたつ雨の夜
枇杷(びわ)
梅雨の旬今年も食べようビワの実を!!
若葉
意気揚々若葉がもえいずる季節かな
新緑、緑
ピクニック気分 山緑、大空広がり、海青し
雨降って山の緑が濃くなった
木々ゆれる風が吹き荒れ生える緑
新緑のまぶしさに朝目覚める
新緑の青さや我の心のごとし
緑陰
木陰にて走る風よけ地に甘え
トマト
プチトマトお前は既に死んでいる
甘藍(かんらん)
腹痛い昨夜のキャベツ腐ってた
玉葱(たまねぎ)
たまねぎを皮をむきつつまるかじり
麦、麦畑
麦の穂が風にゆれるざわざわと
小麦より一足はやく小麦色
夏の草、青草
夏草が風を感じてざわざわわ
夏草や暑さに負けず生い茂れ
授業
半袖にすずしさ感じる休憩時間
試合明け疲れた体にムチうって
雨降りて****(英語)落ちて僕ギンギン
眠不足で起きていられぬ一限目 (編者)「眠」は「寝」?
異文化のテストの時がせまってる (編者)それで今日はみんな静かなんですね?
先生のチェックのネクタイ似合ってる (編者)クックック。そうですか!
先生が一生懸命授業する (編者)ヒッヒッヒ!
荒れ狂う波しぶきの中海賊船 (編者)『土佐日記』の紀貫之さんたち、海賊に出く わさなくてよかった!
清盛平家物語おつかれさま (編者)ほめてくれてるのかな、ひやかしてるのか な?授業やるのは、ほんと大変!
眠たくて思考がきかぬ1限目 (編者)おかげでみんな静かで助かります!
寝むたいよああ寝むたいよ寝むたいよ (編者)「眠たい」です!
眠たくて一限目に間に合わぬ
学生生活
起きて寝てそよ風気持ちし起きて寝て
ザーザーとしとしと降る降る曇り雨
雨ふって気分も悲しい今日このごろ
雨の日にバナナの皮でこける君
雨上がり水滴一滴涙かな
冷蔵庫ここ最近は冷房機
カツ丼をほおばってみる昼下がり
浜勝を食い放題と勘違い
たまごっちいつになったら変化する
金が飛ぶなにやわからずびんぼうだ
雨の日にやきとり食べたいハーモニー
バスケ部はマネージャーを募集中
試合後に温泉行ってリフレッシュ
着ぐるみはあついがけっこう給料高い
歯みがきで今日も始まる一日が
この季節朝から眠い朝別課
今日と明日五時半起きだ朝別課
朝別課無駄に走って筋肉痛
今聞いた大塚愛のサクランボ♪ (編者)最後の音符マークは文字化けしているかも?
晴天の空それにも負けない****の頭!!
ジトジトの雨この季節
雨続き気持ちもじめじめあめ、あめ、あめ.
ジメジメと今日も朝からゆううつだ!
せんたくものかわかぬうちに雨が降る
雨ばかりせんたくものの山完成
雨降れば常に台風吉身地区
落ちた葉を無情に飛ばす吉見風
目が痛い涙がたくさんゴミを出す
雨降って今日も家でダビスタだ!
俺の夢馬券と共に散り去った
にわとりがひよこぴょこぴょこランデブー
児の為に実りの為に葉は枯れて
いざ食わむ今の実りに感謝して
七曲り夜中になればお化け出る
太陽がいまかいまかと朝を待つ
朝おきて歯磨きをしてまた眠る
日の光体のしんまでしみわたる
日の光太陽から出る元気玉
風の音さらさらさらと流れけり
野池にはバスがいっぱいバッシャバシャ
あしばやにはやくかえろうよるのみち
食べ放題食べすぎて気持ち悪い
ゴリッという 私が踏んだのドッグフード
髪の毛がキモイといわれちょいへこむ
不器用でハサミが上手く使えない
風に乗り飛び散る粉で鼻たらり
ダイエット毎日ボクは走ってます 実際には走ってません。おなかブヨブヨです。
甲子園一度は夢見た少年時代
バスケットケガして全治一ヶ月
ラグビー部誰か入ってつぶれそう
勝ってくれ僕の為にも3歳馬
某国より家族の帰還願う日々
てつやあけ朝の光が目にしみる
雨模様洗たく物がかわかない
せんたくの出来ない日々が続きます
雨降っておなかの調子がよくないの
雨の日は電車が止まって遅刻する
テニス部のユニフォーム代立て替えた
雨降りのバイク通学事故の元
山の田でよそ見をすると追突だ
伸びはせぬ何度と寝ても我が背丈
知らぬ間についてしまうよため息を
2004年すでに6月もう半分!?
酒を飲み今日も暴れる午前二時
横向きに生えてしまった親知らず
雨上がり澄んだ空気が気持ちいい
雨多し湿気多しこの季節
雨ふれば僕の気分も雨になる
雨続き洗たく物がかわかない
雨降って室内干しで生乾き
雨上がり傘を忘れてかったるい
当たらない天気予報がもどかしい
天気予報今週絶対晴れてくれ
最近は出会いがないよさびしいな
肥満犬散歩に出かけへたれ犬
ラグビー部食べて食べて我体良い
春入校夏に車校卒業だ
水大の海は広いな大きいな
明日の朝僕はここから旅に出る
ユーロ2004 夜ずっと起きてるとつぎがきつい
サッカーだユーロに沸いてる季節かな
あめふらず天気よすぎてだるだるだ
前線の前と後ろをはさみうち
前線の動きにつられ傘をもつ
夕暮れ時海の向こうは照れ屋さん
あめがふりむしあつくもうねれない
雨が降り、僕の心も冷たいね
実験のレポートたまって僕涙
柔道部勝ったらしいよ近大に
水大が久々に勝った近大に
インカレで初勝利の谷後君 (編者)私こと柔道部顧問からもおもでとう!
玉露入り低温抽出おーいお茶
二日酔い二日飲めば三日酔い
プレステ2買うと単位がヤバくなる
当という漢字がわからずはじをかく
いい天気どこか遠くへ出かけたい
夕焼けの旅路を一人進み行く
じてんしゃのいねむりうんてんじこのもと
徹夜してすごくねむねむおやすみよ
朝寝坊まだまだねるうおやすみよ
上向いて歯磨きしたら喉詰まる
散歩道朝の日差しが今日も照る
朝雲が眠気を誘う羊雲
朝起きて外の風景晴れ模様
昨晩は嵐の後の静けさか
嵐去り雲一つない青い空
嵐去り暑くてたまらんこの天気
窓の外とんびがひゅるひゅるとんでいる
晴れた日はみんないっしょにルールルー
そろそろね髪を切りたい年頃だ
勇気ないやるのが怖い年頃だ
坊主の時期ツルンツルンでピカンピカン
ふとんからカビがはえてめちゃくさい
あしくさい炭をかって消臭だ
台風で芸能人ははが命
おばあちゃんここそこあそこあるいてる
バーベキュー潮風浴びながらワイワイと
ジャブリと潜りまくる海防王
シュラフで野宿だああ気持ちいい
水大生みんな車がたいはする (編者)台風で?
ひきこもり最近オレは病んでいる
あふがんにいってみようよこのへんで
屋久島で触れたい感じたい世界遺産
竜王山登りて望む海は絶景
佐賀県の竜巻一過で大被害
おはようさんとまらん本よみよをふかす
目覚ましを鳴る音聞いてもたたくだけ
久しぶりに太陽が出て気分良い
青深く青広くして心晴れる
聞くだけで心休まる川の流れ
梅雨の時レポート地獄いやになる
ヤフオクで買ったヴィトンは偽物じゃ (編者)「ヤフオク」って「ヤフーオークション」のこと?
スロットでまけてまけて金がない
イーペーコーさんしょくどうじゅんWロン
髪の毛がそろそろ切りたいそんな時期
いいちこで飲んで飲まれて二日よい
体中虫にさされてああかむい (編者)「かむい」は「かゆい」?
願い下げ俺はそんなに安かねぇ
かかってこい俺が相手だアルカイダ
アフガンに行ってみたいなこの夏に
朝起きて見る太陽はポッカポカ by 島本
山と海川と森とマイナスイオン
ひんやりと肌に感じる夜の風
そろそろ切ろう髪の毛を 邪魔だから
乗船で今年の夏が半減だ 今年の夏は乗船実習のせいで半分しかない…。
放課後は日焼けするまでサッカーだ
十二人全員野球で初勝利
ランニング夜風がとても気持ちいい
リニューアル原チャ真っ白キュルキュルいう
海行けば女むらがる宝箱 (編者)こらこら!
今月はヤフオクしすぎお金ない
パチンコで昨日は3万とんじゃった
ランパブは十日まで毎日イベントです。 (行ってあげて下さい) (編者)……
足を見る虫刺されの数10ケ所以上
しんみりと風を感じる古都京都
レポートがたまりにたまるとまるで地獄
魚釣りどんなに待っても当たりなし
カレー屋でバイトしてるとカレー色
眠い眠い夜ふかしあけはにんにく卵黄
むしがわくじぶんの家でねれぬよる
あしがくさいあらわずすごしくさいくさい (編者)足くらい毎日でも洗って下さい。
ももたろうももからうまれたももたろう
有名なルソーは実は露出狂
ミスド行きポイントカードあと2点
みっ、見たぞ~!!お前がのぞき見してるとこ (編者)自分もまねしないように。
このなつはチェリーそつぎょうできるかな
最近の若者みんな疲れてる
エッセイ
川沿いで蛍を見かけ和む夜 もうじき蛍が見れるようになります。蛍の光は不 思議と和んでしまいます。
田水よく流れて村に夏が来し (松本巨草) 夏の訪れが目にうかんでくるような作品だと思う。 夏休みがまちどおしい。
田水よく流れて村に夏が来し (松本巨草) 田んぼに流れる水が輝いているのが連想さるもの だと思った。
田水よく流れて村に夏が来し (松本巨草) GW頃に田植えをして、それから水が田んぼを満 たす。冬の茶色の風景が、この季節一面緑に変わり 自分を楽しませてくれる。 実家がこのような風景なので、とてもなつかしい。
田水よく流れて村に夏が来し (松本巨草) なんか、豊田町(?)が浮かんだ。
田水よく流れて村に夏が来し (松本巨草) この近辺ではこの詩がよく当てはまるが実家は都 会なので風情のなさを思い知った。
滝おもて雲おしうつる立夏かな (飯田蛇笏) 滝だの雲だの夏を連想させる季語が使われ季節を 感じる
滝おもて雲おしうつる立夏かな (飯田蛇笏) 快晴の夏の日にきれいな水に雲が映っている情景 が浮かぶ。子供の頃。川に遊びに行ったのを思い出 す。
滝おもて雲おしうつる立夏かな (飯田蛇笏) 大きな雲を空でみると夏がきたなあと感じます。 早く夏(休み)が来てほしいです。
滝おもて雲おしうつる立夏かな (飯田蛇笏) 何だか涼しそうな夏だなと思う。 自分の夏のイメージは、むし暑くて、セミの鳴き 声がうるさくて、うちわであおいでいるくらいであ る。
滝おもて雲おしうつる立夏かな (飯田蛇笏) 雨が降った後の水の量の増えた滝が梅雨がきたこ とを知らせている。
「立夏」の詩で季語にプリンを使うのは上手だと 思った。
夏へ入る太平洋上プリン揺れ (竹下流彩) 夏の太平洋は、太陽の光により、プリンがゆれる ようにふるえる
夏へ入る太平洋上プリン揺れ (竹下流彩) 波をプリン揺れと表現しているところが非常にユ ニークで面白かったです。
夏へ入る太平洋上プリン揺れ (竹下流彩) プリンみたいに揺れるのは、簡単に想像できて、 よい例えだなーと思った。
夏へ入る太平洋上プリン揺れ (竹下流彩) 夏に入ると太平洋上でプリンが揺れる? 何だかよく分からないところがいいです
不思議な句…。 船の上でプリンを食べていたのだろうか。 「日本は冬で、太平洋上で夏になった。その時私は プリンを食べていた。」 というかんじなのかも…と思った。 こういう全く関係のないものをだしてくるとおも しろいなぁと思った。
日傘たゝむや空の広さに逃げし色 (高浜年尾) 日傘をたたむと すっと夏の青空にすい込まれる ような感じを受けました。
日傘たゝむや空の広さに逃げし色 (高浜年尾) 空の青さに日傘の色が合わないこと
日傘たゝむや空の広さに逃げし色 (高浜年尾) 今からの季節にぴったりと思う。日傘より雨傘が いるかな…。
立夏の俳句は読んでいるだけで暑くなってくる。 ”プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ(石田波郷)” のみどりは色を鮮やかにしている気がする。
プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ(石田波郷) プラタナスってどんなんだろう? (編者)そうですか、プラタナスを知りませんか!別 名スズカケノキともいい、ポプラとならんで、よく街路 樹として植えられています。
てのひらに鉄棒の錆(さび)夏めく日(廣瀬直人) 夏の暑い太陽に鉄棒でどうしてもできない逆上が りを、あせらされているような感じが出ているよう で好きである。
夏浅し の感想 「てのひらに鉄棒の錆」は子供の頃を思い出させた。 また、鉄の独特のにおいも思い出させた。
水底(みなぞこ)の明るき目高みごもれり (橋本多佳子) 絶滅しそうなメダカが力強く生きていて、自然を 大切にしなくてはと思わされる句である。
水底(みなぞこ)の明るき目高みごもれり (橋本多佳子) 小さいとき、川でメダカをとって遊んでいました。 メダカを飼う友達もたくさんいました。でも私はフ ナを飼ってます。エサをたくさん食べるデブブナで す。 (編者)ぼくはデブ金魚を飼ってました。「上から」 見た目高と「よこから」見た目高とデブブナのイラスト 略。
ふところに川風あふれ夏浅し (村山古郷) 川風が ふところにあふれるように吹きぬけていくのがいか にも夏が間近にせまっているという様子が分かって とてもいいと思う。
息つめて怒濤へ降りる白日傘 (赤木悦子) なんか、よく分からなかったけど、夏らしいなと 思いました。
『夏浅し』についての感想 初夏に入り、日差しが強くなった。 涼しげな川のせせらぎ、それをうけて吹く風。そ して、手につくぎらぎらとした鉄棒の錆。セピア色 の風景が頭の中に浮かぶ。
”目高”は今、絶滅危惧種です。海や河が汚れて います。なんとかしたい今日この頃、自分なりには ゴミの削減などをしてみても、一人の力ではどうに もなりません。これから何かやってみたいです。 ”立夏”もう日も長くなり、今日の日出時刻は 5:16でした。夏の早朝は過ごしよくてとても好きで す。
目が高いところにあるから目高 見たことないです。目高。ヒメダカから小学校で 飽きましたが これから田に水が入りますね。 個人的にカブトエビの出現が楽しみです。 よくさかあがりのれんしゅうしたなぁ てつ臭くなるねん。手が。 (編者)目高、「身ごもれり」目高、「明るき目 高」、身ごもれり」明るき目高と鉄棒のイラスト略。
今回の句はどれもよくわからなかった。想像力を 働かさなければいけないと思う。
麦が緑色に色づくときを麦秋というのは初めて知っ た。麦の他に季節のように例えるものがあったら知っ てみたいと思った。 麦秋の言葉からは、秋の季節をイメージするが、 そうではないのには驚いた。季語のもつ意味は単純 ではないことが、分かったような気がした。 (編者)他に春の季語で「竹の秋」、秋の季語で「竹 の春」というのがあります。竹が春は茶色く枯れぎみで、 秋青々としているところからこう呼ばれています。なお、 実った麦は緑色というよりも黄金色です。
念願のビアガーデンにデビューする だんだんビールの旨い季節になって来ました。私 は11月生まれなので去年の夏はまだ19歳で法律上 ダメだったけど、今年は念願のビアガーデンデビュー をする予定です。
母の日や何ごともなく母在はす (市川敏雄) これをよんで、母の日に何もしなかった自分を思 いうかんだ。これをかいた人の気持ちがわかったよ うなきがした。
母の日や何ごともなく母在はす (市川敏雄) 今年も母の日をむかえても母は元気でなによりだ という気持ちが伝わってくる
母の日や何ごともなく母在はす (市川敏雄) 本当は何か母にしてあげたいが、てれくさいのか 何も出来ない様子があらわれている気がする。
母の日や何ごともなく母在はす (市川敏雄) ”何ごともなく”の辺りで本当の母の心は少し期 待しているのかなーという感じが出ている。
母の日 母の日であろうが母は普段の仕事を続けており、 母親のたくましさが見てとれる。
母の日や何ごともなく母在はす (市川敏雄) 母の日といっても、母はいつものように家にいて、 家事をしている。 これが当たり前である。
母の日や何ごともなく母在はす (市川敏雄) をよんであたりまえのことが幸せなんだなとあらた めて思った。
母の日や何ごともなく母在はす (市川敏雄) 母の日になるといつも感謝の気持ちでいっぱいで す。
麦秋の油のごとき海の照り (竹下流彩) よくわからないけど、きっとギラギラした海の様 子なんですかね?
麦秋の油のごとき海の照り (竹下流彩) 海の照り具合が連想される。とても美しい情景を 詠んでいると思う。
麦秋の油のごとき海の照り (竹下流彩) 油と海(水)という正反対のものを似せて一句の 中に書いている。
麦秋の油のごとき海の照り (竹下流彩) 麦秋だけじゃなく海にも目を向けているのがいい と思う。雨上がりの海の景色は最高です。
「麦の秋、麦秋」の感想 ”麦秋の油のごとき海の照り”は麦畑に日の光が当 たり、海の様になっている情景が思い浮かんだ。
教科書を窓際におき麦の秋 (木下夕爾) 授業がつまらなくて、それとは逆に外の麦畑がキ レイで、窓際の教科書を見ているふりをして麦畑を 見ているというかわいさがいい。
教科書を窓際におき麦の秋 (木下夕爾) 教科書を開いて窓に置くと秋色にてらされる。
教科書を窓際におき麦の秋 (木下夕爾) ゆっくりと時間が流れていくように感じられてい い。
教科書を窓際におき麦の秋 (木下夕爾) この季節の風はとても心地良い。 だから、授業中に風にあたりながらぼんやりと外 を見ていたのを思い出す。
教科書を窓際におき麦の秋 (木下夕爾) 一回読むだけでありありと想像できるのがとても 気に入った。哀しさと切なさが今の自分と近かった のも気に入る要因となった。
教科書を窓際におき麦の秋 (木下夕爾) 夏の前の今の季節、楽しいであろう夏の予感、わ くわくするきもち。緑になりかけている、木々。み てるだけでわくわくしてくる。
麦秋の泡だちひろぐ信濃川 (松村蒼石) 信濃川ってどこですか!? (編者)こらこら、日本最長の川、信濃川くらいは 知っときましょう。長野県から新潟県へと流れ、日本海 に注いでいます。上流は千曲川と呼ばれ、『千曲川のス ケッチ』という島崎藤村の有名なエッセイがあります。
麦の秋、麦秋において、 麦のみのりと信濃川の壮大さを比較している様な気 がする
薔薇を剪(き)り刺(とげ)をののしる 誕生日 (西東三鬼) なんか悲しいたんじょう日だと思う。
母の日の海女の小舟を数へをり (米田緑) 母の日であるにもかかわらず海女達は海へもぐら なければならない。何人の海女が船を出しているか 数えるのも妙に切なくなりそうだなぁと思う。
夕風や白薔薇の花皆動く (正岡子規) あえて白薔薇にしたのは、きっとさわやかでせい けつな感じがしたからだと思います。白い花びらが 夕暮れの色に舞っている姿はとてもきれいなものだ と思います。そして、花だけでなく、心も感動で動 いているような気がします。
そこはかと薔薇の溜息らしきもの(後藤夜半) バラはとてもすきな花です。 きれいなバラも大変なことはいっぱいあると思い ますが、それでもバラは美しく、うらやましいです。
能登麦秋女の運ぶ水美し (細見綾子) 心があらわれるような、さわやかな感じの詩であ る。
薔薇についての感想 薔薇の花を見ているうちに、ふつふつと沸いてく る思い出が自分を苦しめている、という感じが伝わ ってくる。
5/9母の日 受験までは何も感じませんでしたが、大学に入り、 一人暮しをはじめて、母親のありがたさを身にし みて感じます。生活が大変というわけではなく、 あたたさかを思います。 6月は父の日もあります。 今は孝行できない分、帰省のおりに一括で何かし なくては…
麦畑なんてこっち来てからはじめて見ました。in Japan 麦畑の麦、茶色くなって元気なく垂れてましたけ ど、アレがしゅうかく時ってコトですか? 母の日、手紙の一枚も送んなかったなぁー…。 教科書窓際においたら焼けちゃうよ、!特に夏休 み中、知らん間に黄ばんでるんだよね。 (編者)「麦秋の油のごとき海の照り」(竹下流彩) を解説するイラスト略。「まぶしいっつ!」「太陽エ ネルギー」「もう夏です。」の台詞入り。
旧暦の上では夏ですね。気温も次第に上昇してき ました。氷や川遊びなどを連想させる時分になりま した。極地の夏も年々暑くなっているのでしょうか。 地球温暖化で氷河がより多く溶けだしていないでしょ うか。都市は水没しないかなぁ…。ちょっと心配に なります今時分の異常気象、今月の雨量は少し多め だそうです。
紫陽花が色づきはじめ梅雨近し 紫陽花が咲きはじめ6月も近くなってきました。 この時期の晴れは年間を通して最も貴重に思える時 期です。梅雨は嫌いです……。
桜散りやる気もそがれる雨の時期 (読人不知) こんな感じの気持ちです。
氷河の壮大さを、一度生で見たいです。きっと、 大氷河無のしづけさに人等立つ (大橋敦子) のように、じ~んと来るんだろうな、と思います。 想像を目線の先にその氷河
大氷河無のしづけさに人等立つ (大橋敦子) まるで新境地におりたったような感じが思いうか び、そうだいな感じがします。
大氷河無のしづけさに人等立つ (大橋敦子) テレビなどでしか見たことがない氷河を一度生で 見てみたい。そして、一面氷河の中でそのしづけさ を感じてみたい。
大氷河無のしづけさに人等立つ (大橋敦子) 真っ白な氷河が辺り一面に広がっている情景がう かんで、大自然にいる様な感じがした。そんな氷の 世界に行ったら、言葉も出ないほどあっけにとられ るのだろうなと思った。
大氷河無のしづけさに人等立つ (大橋敦子) 氷河には何もなくただ氷のきしむ音だけで、静か すぎて、そこに人が立つとさびしく孤独な感じがす る。
(編者)板書を映し間違えて 大氷河無のしづけさに人竿立つ 氷の中の静けさが思いうかぶ。 人竿立つの意味がわかりません。大氷河の中に人 が立っていることですか?
大氷河無のしづけさに人等立つ 大氷河に圧倒されるのは人だけではなく全ての生 物が棒立ちになっている。
いづくへか月落ち氷河星の中 (岡田日郎) 月のない星の海の中悠々とたたずむ氷河、美しさ とともに孤独感を感じる。
いづくへか月落ち氷河星の中 (岡田日郎) 言葉の響きがキレイです。
いづくへか月落ち氷河星の中 (岡田日郎) きれいな星の中に氷河がゆっくりと遠くへいくよ うな感じがします。
いづくへか月落ち氷河星の中 (岡田日郎) 夜空が海に反映し、氷河の中にうつっているとい うことでしょうか。おだやかな感じがして、とても きれいな感じがします。ずっとその景色をながめて いたいような気がしてきます。
いづくへか月落ち氷河星の中 (岡田日郎) 冷えて澄んだ空気の中では星も見事なんだろう なぁ.
夏雲の奥なほ蒼き氷河立つ (澤田緑生) 季節はすっかり夏である。入道雲も空にのびてい る。しかしその雲をぬけるとまだ青々ととがった氷 河がそびえたっている。
夏雲の奥なほ蒼き氷河立つ (澤田緑生) 「蒼き」が「青き」じゃないところに魅力を感じ た。
夏雲の奥なほ蒼き氷河立つ (澤田緑生) 氷河と聞くと寒く白いイメージがあるが、夏雲と 比較することによりすずしげな印象が生まれる.
夏雲の奥なほ蒼き氷河立つ (澤田緑生) 夏のあつさと氷河のつめたさが、とてもさわやか な印象。
夏雲の奥なほ蒼き氷河立つ (澤田緑生) 夏の暑い日と、雲の上の空の寒さが対比していて すっきりしたような印象をうけます。
氷河をよんで 夏雲を氷河にたとえて、この作者は、あつさをやわ らげるためにいったのだろうか。たぶん一人の時に 作ったのだろう。
「氷河」についての感想 なぜ、「氷河」が夏の季語なのか、疑問に思う。 氷河というと、人の気配ですら、寄せつけないとい う、厳しさを思い浮かべてしまう。と、同時に、 「孤独」という二文字ですら、また、浮かんでくる。
「氷河」についての感想 高い山に登山し、その頂上まで登って人が感嘆し ている様子が思い浮かぶ。 氷河立つ、人等立つのところで立つで合わせてい るのでかっこいい感じがする。神秘的である。 (編者)俳句の配列は偶然ですが、それに意味を感じ るのも一興ですね!
「氷河」についての感想 涼しい歌だなと思いました。 これから暑くなるので体調管理をしっかりしよう と思いました。
見えてきし海に馬立つ夏野かな (皆吉爽雨) 夏の野原に馬がいて、海風でたて髪がなびいてい る様子が思い浮かぶ。
見えてきし海に馬立つ夏野かな (皆吉爽雨) 目の前に見える海に馬が立っている様子がよくわ かる。
濡紙に真鯉つつみて青野ゆく (福田甲子雄) この人は夏日の下鯉を持って、どこへ何をしに行 くのだろうか?
夏野、青野 見えてきし海に馬立つ夏野かな (皆吉爽雨) 濡紙に真鯉つつみて青野ゆく (福田甲子雄) 「濡紙に真鯉つつみて青野ゆく」という句から、 漁師の話であると考えた。しかし、海に鯉がいるこ とはないので、この短歌に疑問を感じた。 (編者)俳句の配列は偶然で、ここではストーリー性 を読み込むと難しくなります。なお、短歌ではなく俳句 です。
あまご焼くあまご動けば火の動く (伊藤敬子) ちなみにあまご=天魚らしいです。 この前テレビで天然の天魚はもう山口にはおらず、 四国から生きた物を取りよせてるとか・・・・ (編者)あまご焼く火のイラスト略。
あまご焼くあまご動けば火の動く (伊藤敬子) この句を読むと、串に刺さされ、たき火の間近に さされている風景が思い描かれる。 焼きたてを食べると川魚独特の香りが広がり、淡 白な白身がとても美味である。 すごい食べたくなった。
大粒の雨が肘打つ山女釣 (飯田龍太) この時期の山の天気の不安定さが伝わってくる。 渓流釣りをやっていた頃がなつかしくなった。
奥入瀬(おいらせ)に岩魚になりて 住みたくて (高木晴子) イワナはけい流の人気のない山の中に住んでいる。 作者と同じく私も、都会じゃなくて田舎の人気の少 ない所に住みたいです。
本日の短歌は涼しげでええもんばっかですなあ。 ええなぁ…あまご もう夏や! 早く…早く休みを!!そして海へ!!! (編者)「解禁」となった渓流釣りとアマゴのイラス ト略。
6月は天気が悪い日が多くて、最近(?)(4月 頃)買った原付きに乗れなかったり、部活ができな かったりするのかな…と思うと残念です。 天気予報前より多く見る季節
蚊の音に夜な夜な起こされ寝不足だ 蒸し暑くて網戸にして寝てるとどこから入って来 るのかわからないけど蚊が入って、あの音とかゆさ にイライラします。血を吸ってもいいから、あの音 とかゆくするのはやめて欲しい…。
六月や峯に雲置くあらし山 (芭蕉) 別に六月でなくても高山なら雲はあると思うが…
六月や峯に雲置くあらし山 (芭蕉) 梅雨の時期にはいつもいつも雨雲であらし山がか くれてしまう風景が目に浮かぶ。でも、その雲が晴 れ、夏の時期の緑が生いしげったきれいな風景はと てもきれいなものだろうと思いました。
梅雨に入る気持ち両棲類になる (平千枝子) 雨が続くと気分もどんよりし、家から出たくなく なる。
梅雨に入る気持ち両棲類になる (平千枝子) ホント両棲類の気持ちでいられたら梅雨も苦にな らないですごせるのになあと思う。梅雨はホント嫌 いだ!!
梅雨に入る気持ち両棲類になる (平千枝子) そんな気持ちには絶対にならないと思います。梅 雨はイヤです。
梅雨に入る気持ち両棲類になる (平千枝子) 分かりますこの気持ち。湿度の高い部屋でじっと してるとなんか蛙になりて~みたいな気持ちになり ます。
梅雨に入る気持ち両棲類になる (平千枝子) 梅雨に入ると、雨がじとじとと降り続くので、湿 度が高くなり、ここが陸上なのか水中なのか分から なくなる。
梅雨に入る気持ち両棲類になる (平千枝子) 両棲類といえば蛙ですが、昨日の夜とても蛙が鳴 いていました。昨日は雨がよく降ったので蛙は喜ん でいるのだと思う。この句は、梅雨に入ると気持ち が両棲類になるということは、梅雨に入るのがうれ しいのだろうか。 僕は湿気でジメジメするし、早く梅雨が明けてほ しいと思う。
枇杷すすりすぐに大きな種と会ふ(小内春邑子) ビワを食べるとすぐに種が出てきてしまう。もう 少し小さな種だったらいいのになぁと考えてしまう。
枇杷すすりすぐに大きな種と会ふ(小内春邑子) もっと実がほしいなー、という思いがとてもよく 分かる。
枇杷すすりすぐに大きな種と会ふ(小内春邑子) ビワはうまいけど、種の大きさは犯罪だ。
枇杷すすりすぐに大きな種と会ふ(小内春邑子) のどがかわいていたかなんかで、いっしゅんで枇 杷を食べたのですぐに種にまでいったんだと思う。
枇杷すすりすぐに大きな種と会ふ(小内春邑子) 夏に、ばあちゃんの家でびわをとって食べたのが 楽しかった。
枇杷すすりすぐに大きな種と会ふ(小内春邑子) 昔、よその家の枇杷を勝手に友達と食べていてあ まりにも美味しいので夢中で食べていました。はっ! と気付いて足下を見ると皮と種が山ほど落ちていて あせって逃げました。ごめんなさい。
枇杷すすりすぐに大きな種と会ふ(小内春邑子) 10年ほど前までは家の庭に枇杷の木があったんで すが、祖父が邪魔だと言って切り倒してしまいまし た。 それまではその木になった枇杷を食べていたんで すけどね。そんなことを思い出しました。そのまま 残しておいてほしかったです。苗木から実がなるま でには相当な年月が要りますから。 我悲し食しておいしい枇杷の実が 今は小さな切り株よ
枇杷熟れて夜も繋がれて白き犬(長谷川かな女) 冬の寒い間は犬も夜は家の中に入れてもらえてい たが、暖かくなって枇杷の熟れる時期になったらずっ と外でかわれっぱなしになるといういいところに目 をつけた歌だと思う。
枇杷熟れて夜も繋がれて白き犬(長谷川かな女) 犬が食べちゃうからつながれているのかな。 この情景をおもいうかべるとなんともおもしろい。 犬がたべちゃいたくなるほどあまいにおいがするん だろうな、と臭覚をつかいにおいを想像しながらよ めてたのしいと思った。つながれている犬がなんと もかわいい。きっとハッハッとよだれをたらしてい るんだろう。
(編者)枇杷を楽器の琵琶と勘違いして 枇杷熟れて夜も繋がれて白き犬(長谷川かな女) 枇杷が熟して音色が夜と繋がってしまうくらいよ いもので、白き犬が鳴いているようだったという意 味にとれて、枇杷の音色感じさせる非常に面白い俳 句でした。
ジューンブライド小さきチャペルの 扉(と)が開いて (長島和子) 森の小さな教会で式をあげてる様子が目にうかぶ。 ジューンブライドはあこがれるなぁ…。
ジューンブライド小さきチャペルの 扉(と)が開いて (長島和子) 自分は結婚できるのか心配だ。 (編者)だいじょぶです。「文学1」の保証付き!
川が匂いて六月の日暮かな (小川匠太郎) 夕暮れの川沿いを歩いている。
川が匂いて六月の日暮かな (小川匠太郎) もうすぐで夏になる。梅雨の季節でもある。そん ないろんな自然の匂いが漂う川は夕日を映している。
六月の夢の怖しや白づくし (岸風三楼) 六月はきらいです。雨ばっかやから。
六月の夢の怖しや白づくし (岸風三楼) なんで六月=白なのか、白づくしがこわいのかよ くわからないんですが、なんか怖そうなかんじがし ます。 夢がまっ白で何もなかったらたしかにこわいです。
六月の太平洋と早起きす (矢島渚男) 朝が気持ち良い気温になり、目覚め心地よさを太 平洋の壮大さと合わせている。
枇杷甘し満水の池ところどころ (長田耕衣) 雨が降って池が満水のところがあちこちあって、 雨の滴が枇杷についていて甘い味が伝わってくる。
六月をよんで これは、今の7月を表したものだろう。雨をかん じさせない感じだ。 白の表現が多いが、白い雲を表したものだろうか。
枇杷についての感想 枇杷をかじると、すぐに種が見える。 皮をむく時間より、食べる時間の方が早いのは、少 しむなしさが残る。
枇杷は私も好きです。 よく熟れたものより、まだ少しかたい方が好みです。 八百屋やスーパーの青果売場でよく見かけます。 今となっては買うのもためらう高価な果物となって しまいました。 梅雨入5/30でした。 雨にぬれる蛙の姿はとても情緒的ですが、最近はそ の雨も酸性に傾き危険なものとなりました。鳴々、 心配つきぬこの環境…。 (編者)「あー」は正しくは「嗚呼」または「噫」で す。
梅雨のせいで洗濯物を部屋干しにせざるを得ない のですが、閉め切った部屋の中で乾いていくせいで 部屋ん中の蒸し暑さったら、もう、もう!!! 枇杷を”すする”? 種はふつう4個 うちにもあります枇杷 夜も犬をつないでおくのは常識でしょう?! あんた放してたら車に轢かれんで?!通行人が襲 われんで?! (編者)部屋の蒸す様子、ビワ、ビワの種、つながれ てわんと鳴く「白き犬」、弓矢と「手の内」と記された、 人さし指で何かを指しているイラスト略。
6/6(日)の夜に蛍祭りに行ってきました。照明 がてり、屋台に人がさわいでいるところとは対照的 に川の上流に行けば、明りもなく音もない、闇の中 で光だけがおぼろに見えました。その光に手をのば そうとしますが、注意を欠けば川に落ちてしまいそ う、あたかもそうなるように誘われているようです。 多くの人は昆虫をいやがるのにホタルは別とわり切 る人が多いようです。故人が夜に引っ越すようにホ タルは闇に自らの姿の美しいところ以外を隠してい ます。 (編者)故人とは、京に到着した『土佐日記』の主人 公たち一行のこと?
梅雨の夜蛙の合唱鳴り響く 毎晩蛙が大合唱している。安全な所でみんなで大 合唱していればいいのに、ひねくれ者は道路に出て きてペッチャンコになってしまって…。
冷奴(ひややっこ) 縁にしなふ竹はねかへし冷奴 (渡辺水巴) 兄弟の夕餉短し冷奴 (加藤楸邨) 冷奴いつも通りにいつもの客 (鈴木真砂女) 冷たい奴とかいて冷奴。奴は豆腐のことだろうけ ど、面白い名前だと思う。 最近は暑くなってきて、食欲がない時があるが、 冷奴なら食べることができると思うので、よい食物 である。
その人と同じ蛍の闇(やみ)にゐる(辻田克己) 好きな人と蛍を見れたのかな?と思わせる。それ とも、たまたま居合わせてドキドキしてるのかな? とか思った。
その人と同じ蛍の闇(やみ)にゐる(辻田克己) そういう状況になってみたいなぁ。
その人と同じ蛍の闇(やみ)にゐる(辻田克己) 蛍と同じ人は、闇の中で光っている。
冷奴いつも通りにいつもの客 (鈴木真砂女) その客はその店の冷奴が本当に好きなのだろう。 ぼくも冷奴にはうるさい人間である。
冷奴いつも通りにいつもの客 (鈴木真砂女) 冷奴ハンターの客がいてるんだ。夏入りする前の 蒸し暑さも冷奴で一発解消
冷奴いつも通りにいつもの客 (鈴木真砂女) 自分の実家が鮮魚店なのであまり豆腐が食べれら なくていつも食べることのできる人がうらやましい。
冷奴いつも通りにいつもの客 (鈴木真砂女) 夏だ!そういう場所がほしい。
冷奴いつも通りにいつもの客 (鈴木真砂女) 自分もこうなる日がくるかも…。
冷奴いつも通りにいつもの客 (鈴木真砂女) 毎日変わらない日常の生活をゆるやかな表現で書 いている。
冷奴いつも通りにいつもの客 (鈴木真砂女) 冷奴の大衆的な感じがして、なじめる感じが気に 入った。
(編者)「冷奴いつも通りにいつもの客」(鈴木真砂女)を書き間 違えて 冷奴いつも通りにいつもの空 いつもの空の際立ちがぼくの心にしみ入る。
冷奴いつも通りにいつもの客 (鈴木真砂女) 冷奴もよいけど湯豆腐の方が好きです。
ゆるやかに着てひとと逢う蛍の夜 (桂信子) 蛍がとび回る季節に人が夜蛍を見に行くと、同じ ように蛍を見にきた人や蛍と逢いゆるやかに時間が すぎていく情景が思いうかべられる俳句でしたので、 非常に楽しめました。
ゆるやかに着てひとと逢う蛍の夜 (桂信子) みんな蛍のでる夜はみにいきたくなる。すごくわ かる、わかると思った。
ゆるやかに着てひとと逢う蛍の夜 (桂信子) ゆるやかに着るのは浴衣だと思う。 ある夏の夜、恋人か親しい友人に会うために浴衣 を着て蛍の舞う夜へ出掛ける。
ゆるやかに着てひとと逢う蛍の夜 (桂信子) 今から大事な人に逢うことを静かに涼しげにうたっ ている。
船べりに蛍とまりて漕(こ)ぎにけり (長谷川零余子) とても風流なかんじ、遠くからたくさんの蛍をな がめているのもいいけど、一匹の蛍が近くにいるの もいいと思った。
船べりに蛍とまりて漕(こ)ぎにけり (長谷川零余子) 最近ではめっぽうホタルは減ってしまった。私の 地元は田舎なので沢山(ほんとに)いるところもあっ たけど。きれいなもんだ。
手囲いの蛍に水の匂いかな (平沢陽子) きれいな水にしか蛍は住まないので、透き通った 水の光景と混じりっ気のない水の匂いがしてくる。
竹落葉わが胸中を降るごとし (高橋正子) 竹の落葉は、どんどん散ってゆくものであるけれ ど、この葉の散りようは自分の心が降っている姿が 表わしているような句。
兄弟の夕餉短し冷奴 (加藤楸邨) 確かに冷奴はすぐたべれてしまう。湯豆腐はある けれど、夏はあまりたべない。冷豆腐があってもい いかもしれない。兄弟の夕餉は冷奴だけだったのか? だからはやいのか?そんなことが気になりました。
竹落葉午後の日幽(く)らみそめにけり (飯田蛇笏) 夕暮れで暗くなっている中で竹落葉がある。暗く なっていても見えてしまうさまは何とも言えないの だろう。
てのひらの乾くさびしさ竹落葉 (高橋さえ子) 竹落葉を手にとると手が乾く様子をよく表してい る。
『冷奴』についての感想 やはり、冷奴は絹ごしに限る。お客さんに出す冷 奴は夕日をはね返し、それがまたきれいで、お客さ んは、魅了してしまう。何とも、風流な詩であると 言える。
『冷奴』の感想 客に冷奴を出すとは意外だった。しかし、夏の暑 い日に冷奴を出されたら意外さと冷奴のうまさでと てもうれしいと思う。
蛍はここ何年か見ていないもので、久しぶりに見 て見たいと思った。「兄弟の夕餉短し冷奴」(加藤 楸邨)ってまさか、兄弟の夕餉が冷奴だけなのでは、 と思わせるような句だった。
そりゃあ冷奴しか食ってなかったら夕餉も短くな るやろう。 蛍、吉見にはあんまりいませんね、前観測したと きは8匹でした。その前は11匹。 ○○○○○ ○○○○○○○ とぶほたる 遠き花火を見る心地する 何やったっけ…上の句…。 (編者)何でしょうね、上の句?船べりに蛍の止まっ た月明りの川の風景と、冷奴と、「竹」と書かれた暗が りの竹のイラスト略。
黒ビール白夜の光すかし飲む (有馬朗人) 最近暑くなってきてもう夏が近づいているので、 フロあがりのビールがすごくうまいのではまってい ます。きっと白夜の夜に飲むビールもうまいんだろ うと思いました。
黒ビール白夜の光すかし飲む (有馬朗人) なんか幻想的だなと思った。黒ビールってことは 日本じゃないのかな。
黒ビール白夜の光すかし飲む (有馬朗人) 黒ビールは飲んだことがないので飲んでみたいで す。満月の月の夜に飲んでいるのかな?
黒ビール白夜の光すかし飲む (有馬朗人) 夜でもライトがついて明るい場所でにぎやかにビ ールをくみ交わす様子が表れている。
黒ビール白夜の光すかし飲む (有馬朗人) はっきり言ってよくわからない詩だと思った。で も「黒ビール白夜の光」の所で黒ビールの炭酸のア ワを光と言ってあらわしている様子がよくわかった。
黒ビール白夜の光すかし飲む (有馬朗人) 夏の夜は海でビールを飲むのは最高ですね。
黒ビール白夜の光すかし飲む (有馬朗人) 白夜の光までのむという表現が際立つ。
黒ビール白夜の光すかし飲む (有馬朗人) 黒ビールは香ばしくておいしいです。 (編者)「梅雨」と書かれた紫陽花とカタツムリの素 敵なイラストありがとう。
黒ビール白夜の光すかし飲む (有馬朗人) もうすぐ20歳なのでそのときはおもいっきり飲む ぞ。
黒ビール白夜の光すかし飲む (有馬朗人) 私はすぐようので友達があんま酒をのましてくれ ないからつまらないです。大暴れしたい。
悲しみの席にビールのある事も (岡林知世子) 酒を飲む際、悲しくて、それをまぎらわすために 酒を飲んでいる生々しい情景が思い浮かべられたの で、そういう時もあるかなと思わせる悲しい俳句だ と思いました。
悲しみの席にビールのある事も (岡林知世子) とても気持ちがよくわかります。 楽しい場で飲むビールが一番おいしいけれど、家 で悩んでいるときに、一人でのむビールもあります よね…。 そういう時間も必要だと思います。
おめでたい時も、悲しみの席でも、そこにちょこ んと座っているビール。 悲しみの席にビールのある事もの句は、ふっとそ の情景が出てくる、切ない歌だなぁと思いました。 ビール瓶今日の中身は涙色
缶ビール旅のはじまる男たち (大井雅人) コレは最高、個人的には缶ビールよりオレンジ ジュース!!「友情」ってか、これからなんかはじ まる予感!!おもしろそう!!ワイルドだ~~
缶ビール旅のはじまる男たち (大井雅人) 今、遊ぶひまがないので酒も飲んでないのでビー ル片手にどっかに旅したいと思っていたので、この 俳句を見て、すごくあこがれを感じた。
缶ビール旅のはじまる男たち (大井雅人) 缶はポイ捨てをしないでおこう。 旅を始める時から飲んでいて、後半の旅は泥酔し ないのであろうか。
缶ビール旅のはじまる男たち (大井雅人) 電車などで旅をする時には、車中の楽しみはおい しい駅弁を缶ビールといっしょに食べることで、旅 にはおいしい冷たい缶ビールがつきものである。
(編者)「麦酒」三句について ビールを飲むシチュエーションがかかれてあり、 ビールにより生活が豊かになっている感じがする。 僕は今はビールはあまり好きではないが、飲んで いくうちに好きになっていくんだろうなと思う。
(編者)「麦酒」三句について 宴会の席のしみじみとした男たちの飲み語らう姿 が想像できる。
「麦酒」についての感想 ビールは、人の心をそのまま映しだす、不思議な 飲み物だ。悲しみ、楽しみ、ロマンチック。その場 の情況により、味すらも変えてしまうのだろうか。
ビールははじめの1杯だけで充分です。 缶ビールで旅はじめるの? 安っぽいカンジがでていいね。 (編者)缶ビールのイラスト略
紫陽花はおもたからずや水の上 (富沢赤黄男) 今年の梅雨は晴れの日ばかりで雨が少ないので梅 雨っぽくないなあ。これから降るのだろうか。
紫陽花はおもたからずや水の上(富沢赤黄男) あじさいは重そうに見えるけど軽くて、水の上に 浮いてきれいな様子だと思いました。 あじさいの美しさが伝わってくるかんじです。
紫陽花や白よりいでし浅みどり (渡辺水巴) あじさいの花の色が変わっていくのが美しく連想 されて良い。 「浅みどり」という微妙な色彩表現がとても気に 入った。
紫陽花の浅黄のまゝの月夜かな (鈴木花蓑) 紫陽花と月夜の組み合わせはめずらしいと思った。 「あぢさゐやきのふの手紙はや古ぶ」(橋本多佳子) とは、いったいどういうことかわからない。 紫陽花の短い開花期間をあらわしているのだろう か?
「古代日本の航海術」の本を貸していただきあり がとうございました。”麦酒”では白夜となってい ますが、これは月明りがまぶしいということでしょ うか。「夏は夜。…」と枕草子でいうように、今の 季節は夜がいいですね。今はちょうど夜に月が出て いないのですが、月のない夜は意外なほどに暗いと 思いました。 (編者)これからも借りたい本があったら言って下さ い。
最近の山は雲かぶってばっかりでなかなかキレイ に見えませんね。 でも雲かぶってんのがまたええんですよ。登りた いですね。どおせなら。
台風に期待をしてて大後悔 今回の台風は上陸しそうだという予報で、学校は 休講になって中間テストも延期だと大いに期待して 勉強をさぼっていたら、それてしまい、非常に後悔 しつつ苦しみながら勉強することになってしまいま した。 (編者)僕も昨日は休講になると思っていたのに、授 業をやることになり、腹立たしくて学生に当たってしま いました。ドイツ語2Cのみなさん、ごめんなさい。
私にはお気に入りの白玉があります。ラーメン屋 さんのデザートなのですが、白玉にみつにきなこが たくさんのってて、なめらかな舌ざわりでとてもお いしいです。 白玉とたっぷりからめるみつの味 地元に帰ったら、また行きたいです。 (編者)白玉とラーメンセットのイラスト略。
ふるふるとゆれるゼリーに入れる匙(さじ) (川崎展宏) 冷たいゼリーに匙を入れてたべる瞬間だと思うの だが、もう口の中がふるふるとゆれるゼリーの甘い 味のイメージでいっぱいになっているのが伝わって くる。
ふるふるとゆれるゼリーに入れる匙(さじ) (川崎展宏) じめじめしたこの梅雨において、このいやなむし 暑さを吹き飛ばしてくれるような感じでさわやかに 表現されている。
ふるふるとゆれるゼリーに入れる匙(さじ) (川崎展宏) ゼリーのCMでよく見る様子がそのまま詩になって るなと思った。この詩を読むとゼリーが食べたく なった。
ふるふるとゆれるゼリーに入れる匙(さじ) (川崎展宏) ゼリーの形の特徴を述べて、ゼリーがおいしそう でたまらないとこの俳句から読めましたので面白かっ たです。
ふるふるとゆれるゼリーに入れる匙(さじ) (川崎展宏) ゼリーも好きですけど、プリンも好きです。ゼ リーは凍らしてもおいしいでよ。
『ゼリー』についての感想 ゼリーに匙を入れる時の緊張感が『ぷるぷるとゆ れる』という言葉のところで伝わってくる。子供心 をくすぐるいい俳句だと思った。 (編者)正確には「ふるふる」です。
夏山の襟(えり)を正して最上川(高浜虚子) すずしさがつたわる。
夏山の襟(えり)を正して最上川(高浜虚子) 夏に対するさっぱりした気持ちが良い。
夏山の襟(えり)を正して最上川(高浜虚子) ↑岩手県にある。 最上川を見たことあるけどすごく大きな川でした。
夏山の襟(えり)を正して最上川(高浜虚子) 山にはいろいろあり、春夏秋冬で同じ山でも違っ たように見える。この句は襟を正すくらいにしっか りと見れば夏の山が最上川のように美しく流れるよ うに見えてくるという句である。
木曽川を曲げて大きな夏の山 (柴原保佳) 夏の山は、生命感に満ちあふれ、その存在がとて も大きなものに感じられて、木曽川が蛇行している のは夏の山の力の影響であるかのようである。
木曽川を曲げて大きな夏の山 (柴原保佳) 木曽川をたどっていくと目の前に青々とした山々 がそびえている光景がひろがっている。
木曽川を曲げて大きな夏の山 (柴原保佳) 木曽川を曲げて見ると大きな夏の山が見える。
白玉や愛す人にも嘘ついて (鈴木真砂女) この「白玉や」が問いかけなのか、それともand の意味なのか… それによって意味も変わってくるなぁと思いました。 白玉を食べながら「なぁ白玉、オレってやつぁ愛す る人にも嘘ついてなぁ…」てなかんじなのか、白玉 や愛する人にまで嘘ついてまでなにかしなければな らなかったのか…。白玉に嘘をつくということは無 理ぽいので、やはり前者の意味なのかな?白玉の色 白、やわらかさに愛しい人を重ねて問いかけたにち がいない!!嘘ついたことを反省したなら謝ろう。
白玉や愛す人にも嘘ついて (鈴木真砂女) そこまで食べたいとは思わんが、久しぶりに食べ てみたいものだ。
白玉や愛す人にも嘘ついて (鈴木真砂女) 白玉に嘘つかれたくないと感じた。 そろそろあんみつかかき氷が食べたくなってくる 季節なのでおいしい店を探そうかとおもう。
たましひのまわりの山の蒼さかな(三橋敏雄) 自分もそんなところに住んでみたい。
たましひのまわりの山の蒼さかな(三橋敏雄) 魂がよくわからないけど、夏の夜の山の静かで涼 しそうな感じがわかる。
たましひのまわりの山の蒼さかな(三橋敏雄) 自然にも人と同じ魂があり生きている。
たましひのまわりの山の蒼さかな(三橋敏雄) お盆の時期の景色のことでしょうか。先祖が人魂 となり帰ってくる、その色と夏の青々とした緑の木 々の色をかけたものなのかな。すごく夏らしくてい いと思います。
熱帯魚紺碧(こんぺき)の海恋しからむ (福永鳴風) きれいな水槽でかわれていても、所せんは人間の エゴでつれてこられた彼ら、彼らの故郷への恋しさ がうかがえる。
しずかにもひれふる恋や熱帯魚 (富安風生) (熱帯魚のように優雅に泳ぎたいなぁ。)
ふるふるとゆれるゼリーに入れる匙(さじ) (川崎展宏) 白玉や愛す人にも嘘ついて (鈴木真砂女) ・今日は朝ご飯を食べてないので、とってもゼリー や白玉が食べたくなりました。でも、白玉は、俳句 の中では、食べる白玉のことではないよな、と思っ たけど、その正体が何なのかはわかりません。 お腹がすきました。
(編者)「夏の山」について 夏の暑さがだんだんでてきそうな俳句だと思った。
『夏の山』の感想 夏山の涼しさと青々さが伝わってくる。 「木曽川を曲げて…」は山の急な斜面を思わせ、 山の雄大さを象徴しているようだ。
熱帯魚 熱帯魚は飼った事はないが、この詞をよむと熱帯 魚が可哀想におもえてくる。 あんな小さな水槽にいるより海に住んで悠々と泳 いでるほうが幸せだと思う。
熱帯魚 実家で熱帯魚を飼っていたが、あの熱帯魚も海に 帰りたいのだろうか。餌をあげる時一斉に集まって くるので結構なついているとは思うけど。
6/21が夏至の日でした。 とても長かったです。 14時25分くらい… これから少しずつ日が短くなります。 しかし、これからはもっと暑くなります。 ゼリーのような冷たいものの需要が高くなります ね。需要曲線の右側シフトが起こりますね。 景気がよくなってほしいです。 ゼリーだけでは力不足ですけど…
今年の水無月は梅雨だというのにほぼ雨降りませ んでしたねえ。 夜の雨はいいですね。気持ちいい。寝るときとか に雨降ってるとなお良し。gut (編者)最後ドイツ語で決めましたね!gut!!
鰹は大学に来て食べれるようになりました。今度 の乗船でたくさん食べたいです。楽しみです。 大皿に盛られた鰹を思い出し (編者)冷汗を出し溜め息ついた鰹と、それを見てお いしそうに舌を出している少女のイラスト略。
セミが鳴き本格的な夏来たる おとといからセミの鳴き声が聞こえ、昨日から梅 雨のなか休みで、晴れてとても暑く夏が来たなと思 います。
(編者)王安石の漢詩「初夏即事」より 緑陰幽草花時に勝れり 私も春の風景より緑がある今頃が一番好きです。
水無月やこゝに暑さも涼しさも (松瀬青々) 下関の6月は、暑かったり涼しかったりいまいち 対応できない。私の地元よりかは涼しくて過ごしや すいけど。
水無月やこゝに暑さも涼しさも (松瀬青々) まさに6月の気候を濃縮した詩だと思った。6月 という月は暑いのか涼しいのかどっちもある月だか ら、クーラーをつけるかどうか迷う月だ。
水無月やこゝに暑さも涼しさも (松瀬青々) 初夏の訪れの気候のことだと思います。 カラッとした暑さとそれをやわらげる風の涼しさ がとても心地よい気持ちを感じさせてくれます。
水無月やこゝに暑さも涼しさも (松瀬青々) 暑いからこそ涼しさを感じることができる。いい 季節になってきたなあ。
水無月やこゝに暑さも涼しさも (松瀬青々) 自分はこの時期が一番過ごしやすくて好きだ。
水無月やこゝに暑さも涼しさも (松瀬青々) この季節にはいいと思う。でもどっちかというと 暑い。
水無月やこゝに暑さも涼しさも (松瀬青々) 最近の天気みたいでいろいろと嫌だと思う。
水無月やこゝに暑さも涼しさも (松瀬青々) 暑さはあっても涼しさはないと思う。
鰹来る大土佐晴れの濤(なみ)高し (福田甲子雄) 大波を力強く泳ぐ鰹が頭にうかんできました。 高知にいった時のかつおのたたき定食はおいしかっ たなあ。やはりにんにくと共にたべるとおいしいで す。しかしくさくなるのでどこまでおいしさを追求 するか難しいところです。また、ぽん酢もいいです が、マヨネーズしょうゆにつけるのも最高と 思います。 たべたい。
鰹来る大土佐晴れの濤(なみ)高し (福田甲子雄) 今年もカツオが来たことを海がよろこんで濤を高 くあげていて、それを見た人もよろこんでいる、と いうかんじをうけます。
鰹来る大土佐晴れの濤(なみ)高し (福田甲子雄) 大土佐晴という所で、土佐の大海を泳ぐ鰹の雄大 さを感じた。 また、濤多高しという所で鰹の雄大さに加えて荒 波にもまれながら泳ぐ鰹の強さを感じた。
誕生日過ぎし水無月ただ真青(まさお) (伊沢正江) すごしやすい(楽しい)日々は終わり、これから は暑い夏がやってくる。
誕生日過ぎし水無月ただ真青(まさお) (伊沢正江) 自分もこの時期の生まれなのでなんとも言えない 心情に共感した。
誕生日過ぎし水無月ただ真青(まさお) (伊沢正江) もう20才になってしまった今年の夏はたくさん 遊びたいです。
水無月やこぼれて青き山の蝶 (足立文女) 夏独特の、山の青々とした鮮やかさが目に浮かぶ ようで、とても美しい詩だ。
飼猫に噛まれし夢の明易し (石田栄子) 飼猫など噛まれることはよくあることだけれども もし、それが夢だったとしても、夜は短くてそのぐ らいの短く切ない夢で夜が容易に明けてしまうとい う句である。
飼猫に噛まれし夢の明易し (石田栄子) →飼っている猫に噛まれてしまった。ちょうどそ の時眠っている途中で夢から覚めた
飼猫に噛まれし夢の明易し (石田栄子) 猫より犬が良い……。 痛そう……。 …… そりゃ夢からさめるだろう。
飼猫に噛まれし夢の明易し (石田栄子) うちの猫はかまない。じゃれてひっかくことはあ るけど。一度”ねこひっかき病”になったこともあ る。
藍(あい)凝って銀を生ずる鰹かな (松根東洋城) 意味がよくわからないけれど、自分が思ったこと は銀を出すよりも金を出せる方が表面的にはいいな と思った。
「水無月」 六月は雨がよく降るのにどうして水無月なのか。 山はもう緑一色という感じで夏だなと思う。ここ に蝶が飛んでいるときれいだろうな。
水無月(旧暦、実際6月だが昔でいう7月) 今の6月は一番季節の中で過ごしにくい時期であ るが、6月が一番山の木々の緑に深みが出てくる時 期であると思う。
「水無月」は陰暦の六月。 「水の月」で水を田に注ぎ入れる月の意らしいです。 梅雨が明けて水が無くなり、そして水を田に注ぐ。 水田は今の時期はたくさん水がいりますね。今の平 均降水量は平年よりやや少なめ。でも豊作を願いま す。毎日ご飯を食べれてみんな幸せです。 (編者)僕も勉強になりました。
「短夜」を読んで 私は、最近よふかしをせず、11時ぐらいにねてい るので、夜が短くかんじます。
初泳ぎ今年はどこかと思いつつ 吉母の海で、泳いで帰りたいなぁと思っています。
盆来れば愛しき魂今帰る お盆の季節が来ると、死んだ人の魂が、帰ってく るといいます。私の大好きな人の魂も帰って来るの かなと思い作ってみました。
海技実習に遠泳があるが、正直に嫌だと思う。泳 げる人からすれば遠泳という季語は、夏をよく思わ せるものかもしれないが、泳げない私にしてみれば、 嫌な感じのする季語だと思った。
泳ぐ顔にぶつかる波の高さかな(長谷川零奈子) 泳いでいて、顔に波があたる。それが波の高さで ある。
泳ぐ顔にぶつかる波の高さかな(長谷川零奈子) 人生という海に立ち向かっている。
泳ぐ顔にぶつかる波の高さかな(長谷川零奈子) 夏を表すのにとてもストレートでいい印象がある と思う。
泳ぐ顔にぶつかる波の高さかな(長谷川零奈子) 海に行きたいです。 磯の海を思い出します。最近はあついので、海に いきのんびりしたいです。
泳ぐ顔にぶつかる波の高さかな(長谷川零奈子) 昨日泳ぎに行ったばかりなので、気持ちがよく分 かる。昨日は波が高くて楽しかったです。
泳ぐ顔にぶつかる波の高さかな(長谷川零奈子) 去年の海技実習で初めて海で泳いで、波が次々に 顔にかかって、しまいには、酸欠で救助されたのを 思い出す…。プールになれているためか、足のつか ず、しかもまわりに何もない所で泳ぐ恐さを知っ た…。
星かげの七夕ちかき帰省かな (石原舟石) 帰省する電話の相手母は知る (森田峠) 私もしばらくしたら実家に帰るのですが、離れて 初めて両親の大事さがわかりました。帰る時期にな ると母は私のかける電話はわかるそうです。母は偉 大です。
星かげの七夕ちかき帰省かな (石原舟石) 帰省する電話の相手母は知る (森田峠) 自分はしょっちゅう実家に帰っているが、この詩 の気持ちを感じとることができた。自分の母は自分 が帰省するのを待ちわびているのだろうかと思った。
星かげの七夕ちかき帰省かな (石原舟石) 七夕の頃生家に帰るというのは、なんだかおり姫 と彦星が出会うときの感動がそのままにあるような 気がします。山の中にある家だと、なお感動は大き いような気がします。
星かげの七夕ちかき帰省かな (石原舟石) 夏になり実家で見る星はきれいだろうなあ。
星かげの七夕ちかき帰省かな (石原舟石) 一人暮らしをして、初めて母のありがたさを知っ た。今日一日あったことを聞いてくれたり、ごはん を作っていてくれたり。実家に帰ったら親孝行しよ うと思った。
星かげの七夕ちかき帰省かな (石原舟石) はやく実家に帰って楽な生活がしたい。
帰省を読んで これをよんで、私もこのくらいに帰省しようと思っ た。少し実家にかえりたくなった。
「帰省」についての感想 しばらく、帰省もしていない、あまりメールをうっ ていない、電話がかかってきても、2言、3言で終わ らせているような…。少し、親が懐かしくなってき ました。
『泳ぎ』の感想 「人あまた泳がせて海笑ひけり」(鈴木真砂女)は 海の大きさに対し、人がいかに小さく、力が弱いか があらわれていると思う。 「遠泳の目指す峠のほかは見ず」(後見九郎)は遠 泳のつらさが伝わるが、他の景色を見るのもおもし ろいし、気もまぎれるのではないかと考える。
人あまた泳がせて海笑ひけり (鈴木真砂女) 普段誰もいない海は静かで表情がなくおだやかで あるが、人がたくさん泳ぐ夏は海のあちこちで水し ぶきがあがったりしてにぎやかである。 海でさわぐ人の声がきこえてきそうだ。
人あまた泳がせて海笑ひけり (鈴木真砂女) 人が泳ぐのは、海が人を魅了しているからである。 人に多く集まってもらっている海主体の見方である。
人あまた泳がせて海笑ひけり (鈴木真砂女) 先週の土曜日に、今年(祝)海に行った。家族で 泳ぎに来ている人たちもいて、楽しそうだった。私 も、楽しかった。
人あまた泳がせて海笑ひけり (鈴木真砂女) 人をたくさん泳がせて、パシャパシャと笑ってい る海を見てうたったんだと思う。
遠泳の目指す峠のほかは見ず (後見九郎) 今年の海技実習が楽しみになってきました。
遠泳の目指す峠のほかは見ず (後見九郎) 泳ぎが苦手なのに海技実習しないといけないのが つらい。
遠泳の目指す峠のほかは見ず (後見九郎) そんなことした船にひかれますよ。
遠泳の目指す峠のほかは見ず (後見九郎) 遠泳という名だけでもきついのに岬以外の物を見 るともっとつらくしんどい感じがします。
遠泳の目指す峠のほかは見ず (後見九郎) 結構苦しそうな句だなと思ったが、遠泳をしてい てゴールを目指している力強い句であり、かっこい い感じがする。
遠泳の目指す峠のほかは見ず (後見九郎) 1年の時の遠泳をおもいだします。よく自衛隊の ふぐの絵を目印にあそこまでといわれて泳いだので、 ふぐの絵をみながら泳いだことを思いだしました。 私は泳げないので、「ほかは見ず」の気持ち、ほん とによくわかります。 最後は浜に上がった人からゴールだったのですが、 ほんとうに浜しかみてませんでした。 浜まで本当に長かった…。
・人あまた泳がせて海笑ひけり (鈴木真砂女) 生物生産学科はプールがあるので最悪だ。 ・星かげの七夕ちかき帰省かな (石原舟石) 8月からしか帰省できないのが残念。 ・怖るるに足らざる我を蟹怖る (相生垣瓜人) 私は7月22日生まれのギリギリの蟹座。
怖るるに足らざる我を蟹怖る (相生垣瓜人) は、あえて自らを怖るるに足らざると認めていて、 またそれをみた蟹が逃げていく様子が面白い。
帆立貝海の呟(つぶや)きこぼしけり (禰寝雅子) 海から獲ってきた帆立貝の形が口のようで、まる で何か、海の中での記憶の一片を語りだしたようで ある。海の中で生き急いできた帆立貝の、悲しい記 憶を聞かされているのだ。
海の呟き…波? 潮騒? 帆立が波を起こしてるってコトすかねぇ。 泳ぎてぇ! 遠泳の…目指す岬のほかは見ず 目的に向かって一直線な一途さ or 必死に泳いでて他に目がいかない余裕 のなさがが感じられるね。 (編者)帆立貝と蟹のイラスト略。
「帆立貝」の名は貝が口を開けた姿が帆を立てた 船のように見えたことから帆立とついたそうです。 帰省は船で帰ります。とても泳いで帰れる距離で はないので。(笑) 帰るやいなや名字に「蟹」と つく知人に会えると思います。今日のキーワードを すべて入れることができました。「蟹」もホントの ことですよ! (編者)なかなか!
梅雨は終わりとともに夏をつれてきた。 照りつける太陽、ここちよい風、心躍る輝きを五 感(ごかん)で感じる。 体にしみ込む光の感覚。
夏光線洗濯白く私黒 夏は洗濯物がよくかわくところがすてきだと思い ます。洗濯物の白さがまぶしい季節。その白さをひ き立てるように肌は黒くなってゆく… それは少しいやかなぁ。
夏潮の今退(ひ)く平家滅ぶ時も(高浜虚子) 滅ぶ平家を潮が退くという言葉で表していて栄枯 盛衰、諸行無常のはかなさが伝わっている。
夏潮の今退(ひ)く平家滅ぶ時も(高浜虚子) 平家のすいたいを潮に表してていいっ
夏潮の今退(ひ)く平家滅ぶ時も(高浜虚子) 住んでた家がとりこわしになってしまった。
夏潮の今退(ひ)く平家滅ぶ時も(高浜虚子) 満ち潮は盛えていた頃の平家を表しているが、夏 潮が引いていくように平家も衰退していった。平家 が滅ぶときも、夏潮がひくように滅んでしまった。
浜に揚り海月裏やら表やら (山岡直子) くらげを見るだけで鳥はだが立ってしまう。
浜に揚り海月裏やら表やら (山岡直子) 浜にうち上げられてしまったクラゲはなさけない。 しかも裏になっているのか表になっているのかよく 分からないのだ。
浜に揚り海月裏やら表やら (山岡直子) 海の浜辺は、場所にもよるけどクラゲがとにかく たくさんいて、浜にもたくさん揚がっている。その 光景が思い出されてとてもおもしろい。
浜に揚り海月裏やら表やら (山岡直子) 海で泳いでいる時は、フワフワときれいでいやさ れるクラゲなのに、海に揚がってしまうと、裏表ど ころかビニール袋にすら見えてしまうのがちょっと かわいそう。
浜に揚り海月裏やら表やら (山岡直子) 浜にうちあげられたくらげが表か裏かわからない というおもしろい詩だと思った。水大生なら一発で わかるのだろうけど。 (編者)建前としては…
夏潮のうねりぞ遠き日のうねり (横山房子) 日々移り変わる日常を夏潮と合わせて表現してい る。
(編者)「夏潮のうねりぞ遠き日のうねり」(横山房子) を写し間違えて 夏潮のうねりぞ遠き国のうねり 遠くのなにかに強い想いをはせている感じが気に 入った。
夏の潮をよんで、 今日は、特にあつかったので、海で泳ぎたい気分だ。
(編者)「夏の潮」について これは関門海峡の海の様子を表しているのだろう。 その様がよくわかる詩だと思った。
わだつみに物の命のくらげかな (高浜虚子) 物の命はくらげのようにひらひらと不安定なもの で、いつ失われてもおかしくないはかなさと悲しさ を感じました。
わだつみに物の命のくらげかな (高浜虚子) 一見、生き物ではあるが、あまり動きのないくら げだが、しっかり生きていて命がかんじられる。
裏返るさびしき海月くり返す (能村登四郎) 海にぽつんとうかぶ海月。
水母、海月(くらげ) わだつみに物の命のくらげかな (高浜虚子) 裏返るさびしき海月くり返す (能村登四郎) 浜に揚り海月裏やら表やら (山岡直子) はじめは神秘的なイメージだったけど、最後の行 で面白いと思った。 くらげは水母・海月とかいてどちらにしてもきれ いで情緒があり、愛されてきたのかなと思う。
「水母・海月」 くらげの命のはかなさが伝わってくる。浜などに 無情にもうちあげられているくらげはよく見るが、 みつけるたびにくらげはなぜ存在するのだろうと命 の意味について考える。
水母の句を見ると、海水浴の時に刺されたことを 思い出した。確かに、表やら裏やらのような奴だっ た。夏の潮の句の平家の亡びと関連させたものは哀 愁がただよい、なかなか良い句だと思った。
鬼おこぜ背の鰭かっと氷詰め (加藤知世子) をよんでおいしそうだと思った。
・鬼おこぜ背の鰭かっと氷詰め (加藤知世子) おこぜって旨いんですよね? ・わだつみに物の命のくらげかな (高浜虚子) 私は未だクラゲに刺されたことはなし!
散歩の折に烏瓜の花を見ました。 いやはや夏ですねぇ。 驚愕のまま氷漬け 鬼虎魚(福田貴志) おこぜのひょうきんな顔が めにうかぶようですなあ。 おにおこぜ 徹頭徹尾 おにおこぜ (松尾隆信) 手ヌキかよ。 (編者)空いたところにプラヌラ、ポリプ、小型クラ ゲ等のイラスト略。
7/13(夏の)潮は若潮ですね。 その広い海の中をのぞいてみるとたくさんの生物 がいます。 虎魚や水母(海月)もみえますが、刺やポリプに 毒を有しているので容易に触れることができないの は残念です。この夏は素潜りで海の生物に多く出会 えることを楽しみにしています。
雑談。 平家と聞いて最近読んだ本を思い出しました。 ”船幽霊”という百物語の一つに、平家の亡霊が関 わってたなぁって思い出しました。 船幽霊。…双子島の近く船で行っていると、亡霊が 船にしがみついて、ひしゃくを求めて来 ます。ひしゃくを渡してしまうと、それ で水をくみ船の中に入れて、水没させて しまうということらしいです。のがれる 方法は、穴の空いたひしゃくを渡すこと だそうです。 (c) ”続巷説百物語” by 京極夏彦サン。 (編者)ひしゃくのイラスト略。みんなも本を読も う!!