独立行政法人水産大学校 教育職員(海洋機械工学科)公募要領
 
平成19年8月
 
◎ 公募の趣旨
魚介類は主要なタンパク源であり、健康志向の高まりとともに全世界的に需要が伸びています。水産業は、安全で安心な水産食品を安定的に適正な価格で提供する役割を担っていますが、現在私たちの身の回りにある水産食品が、生産者から消費者にわたるまでには、多くの機械が関わっています。
海洋機械工学科では、機械工学分野から水産業の発展と振興を支援するため、舶用機関・機器と環境計測機器、水産機械等に関する専門知識と技術についての教育・研究を行い、水産物の生産、加工や流通並びにこれらの関連分野での機械等による省力化や自動化及び省エネルギー化、また海洋環境保全の分野で活躍できる人材を育成しています。代表的な研究としては、水素エンジン漁船の開発や船舶機関の排出ガス削減技術並びに魚介類の鮮度や食感等の評価と保存技術等があります。
水産大学校では、これまでの機械工学に関する研究分野を発展させ、幅広い視野に立ち、機械工学の技術を基礎に水産関連分野の教育と研究に強い意欲を持って取り組むとともに、学会活動や社会貢献等にも積極的に取り組む方を求めています。
 
 
◎ 募集内容
 
1.募 集 人 員 : 助教 1名
 
2.所    属 : 海洋機械工学科 海洋機械システム講座
 
3.担    当 : 海洋機械工学科(大学の学士課程相当)の実験・実習(機械工作実習、製図、海洋機械実験(主に材料試験分野を分担)等のほか学科全体で行う海技実習、海洋機械実習T等)及び講義等の教育と研究を担当。将来は水産学研究科(大学院博士前期(修士)課程相当)講義等を担当することになります。
 
4.研 究 分 野 : 機械工学の設計・加工・潤滑・精密計測分野等を基礎にした水産関連分野
 
5.応 募 条 件 :
 (1) 博士の学位を有すること
 (2) 年齢が35歳以下であること
 
6.着 任 時 期 : 平成19年11月以降のできるだけ早い時期
 
7.提 出 書 類 : ※提出書類は全てA4用紙でご提出下さい。
 (1) 履歴書(写真貼付、メールアドレス並びに自宅又は携帯電話番号を記載)   1部
 (2) 博士の学位証明書(学位記コピー可)                   1部
 (3) 研究業績リスト                             1部
  (※査読付き論文、国際会議論文、著書、報告書、講演論文等を区別すること)
 (4) 原著論文の別刷り(最近5年、コピー可)                各1部
 (5) これまでの専門分野並びに研究経過の概要と
   着任後の水産関連分野への研究の展開と展望 (用紙2枚以内:2000字程度) 1部
 (6) 教育及び学生指導に対する抱負       (用紙1枚:1000字程度)   1部
 (7) 外部資金(科学研究費や受託研究費等)の導入実績
   並びに特許等があればそのリスト(代表と分担を区別すること)       1部
 (8) 推薦書又は推薦をいただける方の氏名及び連絡先(可能であれば)
 (9) その他、選考の参考となる資料(任意)
 
8.応 募 締 切 : 平成19年10月31日(水)必着
 
9.選 考 方 法 : 書類審査による第一次選考の後、面接を実施します。
          面接の日時や内容等については直接本人に通知しますが、面接のための旅費等は応募者の負担とします。
10.応募書類の提出先:
   独立行政法人 水産大学校 総務部庶務課 人事係長 三美雅永
〒759-6595 下関市永田本町二丁目7番1号
(注)封筒表面に「海洋機械工学科助教応募」と朱書きし、簡易書留郵便又は宅配便で送付して下さい。
 
11.問 合 せ 先 : 
   独立行政法人 水産大学校 海洋機械工学科長 江副 覚
   電話:083-286-5111(ex.273) FAX:083-286-7433
   E-mail : ezoe@fish-u.ac.jp
 
12.そ の 他 :
 (1) 本校は農林水産省を主務省とする独立行政法人(非公務員型)であり、職員の労働条件及び待遇等は、就業規則、給与規程等に基づきます。詳細についてはお問い合わせ下さい。
 (2) 本校教育職員の教育・研究業績は、大学評価・学位授与機構の教員資格審査の対象となっています。
 (3) 後日、健康診断書の提出をお願いすることがあります。
 (4) 本校及び学科の詳細については、ホームページ(http://www.fish-u.ac.jp/)をご覧下さい。 
 
                                      以 上