Outline学科紹介
海洋機械工学科で学ぶこと
水産の持続的な発展のためには、環境保全と漁業の両立、安全な漁船等への運航、漁業従事者の労働環境の改善、水産物の流通過程での品質の保持など、様々な課題への対応が求められており、機械技術がこれらの解決に大きな役割を担っています。
海洋機械工学科では、
1)船舶のエンジンやエネルギー機器類の運転・保守
2)水産業への先端工学の導入3)海洋環境の負荷低減
の3つを柱として、水産業の課題解決を機械工学の分野から支援するための教育・研究を、練習船による実践的な教育と組み合わせて行っています。
これにより、水産業の基盤を支える人材を育成するとともに、専攻科と連携した5年一貫教育により、水産にかかわる高度な知識を備えた海技士(機関)を育成します。
学科の特徴
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01
水産系大学では唯一の機械に関する学科です。
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02
水産系大学では唯一、大型船舶の機関士を養成しています。
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03
少人数グループによるリメディアル教育など、マンツーマンによるきめ細かい修学・就職指導を行っています。生物・科学を選択した人も安心して勉強できます。
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04
海に関する様々な実習を行っています。例えば、海技実習(水泳、救助法、消火法など)、臨海実験実験場での海洋機械実習、練習船での実習など、実践的教育を重視しています。
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05
本学科卒業後、専攻科舶用機関過程に進学すると、国際航海に従事する船舶の機関長や機関士になるための海技免状を取得することができます。