私は漁船漁業を営む会社に勤務して、漁船の保守管理に係る仕事をしております。具体的には、漁船のドック工事や入港修理の際の工事関係者との打合せや資機材の手配等、多岐にわたります。海洋機械工学科で得た機械についての知識はそのまま仕事の役に立っております。

学生時代には、実習や実験を通して、自然と人々の暮らしと機械の密接なつながりを実感することが出来ました。皆さんも水産業に夢を探してみてはいかがでしょうか。

乗船実習では船に備えられている機器を目の前で見ることができ、座学とは違う楽しさがあります。また、『団体行動・チームワーク・コミュニケーション』の大切さも学ぶことができ、仲間との絆がより深まりました。

乗船実習を含めた本科での経験は楽しいことがたくさんあります。時として厳しいこともあるかもしれませんが、社会に出てから必ず役立つことと思います。自然に囲まれた水産大学校で学ばれてみてはいかがでしょうか。

私は船に興味があり、特に船のエンジンに携わる職業に就きたいと思っていました。そこで、進路を決める時に水産大学校では海技士の資格を取れることが分かり海洋機械工学科を志望しました。

海に関する実習、海技実習や海洋機械実習や練習船での実習などの実習があり、他では得ることが出来ない技術を習得することが出来ます。

また、部活動では英語同好会に所属しており英語の能力を上げたいと思い日々精進しています。

海洋機械工学科は実習活動が多く工学系の分野を多岐にわたり学ぶことができ、座学でも専門知識を多く得ることができます。また、水産大学校には2隻の練習船があり、本学科では2年生から毎年乗船実習を行っています。

実習ではエンジンや発電機など船舶には必要不可欠な機械を実際に見て授業で得た知識をより深めることができます。水産をエンジニアの視点で見ることができるのが本学科の特徴です。